「なりたい人」を真似しよう 1216


プロ野球選手の大谷翔平は、尊敬する先輩選手たちのフォームやテクニックを、取り入れることに貪欲である。
「真似る」という作業を、バカにしてはいけない。

大谷は、セットポジションからの投球を、身につけたきっかけについて、次のように語っている。

「部屋でスマホをいじりながら、ダルビッシュ選手の動画を見ていたんです。そうしたら、ふとセットポジションを真似して、やってみようかなと思いました。あれで手応えをつかんだ部分が、とても大きかったし、そのおかげで前進できました。思いきって変えてみて、よかったと思います」

「学ぶ」という言葉の語源は、「真似ぶ」であるという説がある。
最短で自分をレベルアップしたかったら、大谷のように、お手本を見つけ、とことん真似て、その情報を積極的に脳に、入力してやればよい。

脳には、ミラー細胞というものが、備わっている。
この細胞は、ちょうど鏡のように、外界に存在するものを、そっくり複製して、取り込む機能を持っている。

たとえば親と子、上司と部下、コーチと選手、先生と子どもなど、長時間一緒にいる相手に動きが似てくることがあるが、それもミラー細胞の働きによるものだろう。

こんな人になりたい、と憧れる人がいるだろう。
「なりたい人」を、真似しよう。

プラスになる情報を、脳に叩き込みましょう。
あなたも大谷のように、どんどん進化していけるでしょう。

2025年10月17日