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キレイ好きはツキを呼ぶ 1151


テレビレポーターの東海林(しょうじ)のり子さんは、犯罪があったマンションに足を運ぶと、どの場所で犯罪が起こったかということが、すぐにわかるそうです。

現場は必ず1番汚れた、ベランダの部屋。
つまり、汚れは、トラブルを招くそうです。

実は、このことは、皆さんもよくご存じなのです。
例えば、何か作業をしていて、手が汚れたら、手を洗います。
食事の前なんかは、汚れが目立たなくても、手を洗う人も多い。
衛生面の配慮というだけでなく、そもそも私たちの潜在意識は、きれいにした方がいいと、知っているからです。

汚れた状態をそのままにしていると、気分が落ち込んできます。
着るものだってそうです。
着るものに気を使わなくなるのは、うつの第一歩なんだそうです。
よれよれの洋服を着続けるのもよくありません。
作業服の人がスーツを着ると、「身が引き締まる思いがする」なんてこともあります。

部屋も同じです。
だから、何か気持ちが沈んでいるときは、気持ちを盛り上げるのではなく、部屋をきれいにしてみる。
余計なものを捨ててみるのです。
部屋がキレイになる頃には、気持ちも自然に上がってきます。

とある税理士事務所は、不思議なことに、仕事がどんどん舞い込んできます。
そこの先生方は皆、無類の掃除好きで、オフィスにはチリ一つ落ちていない状態なのです。

キレイ好きは、ツキを呼び込むのです。
「あなたの部屋は、あなた自身」なのです。

2024年07月19日

乗客の安全が第一 1150


台風の時など、予定していた飛行機が欠航になったり、到着地が変更になったりということがよくあります。
たとえ欠航や到着地変更の理由が、天候のせいであっても、それによって予定が狂ってしまうと、イライラしてしまうのが、人間というもの。

航空会社の人に対しても、きつく当たってしまいがちです。
その予定が大切な商談だったりすると、わかっていてもなかなか平常ではいられないのが、人情でしょう。

CA(キャビンアテンダント)を長年努めた経験を持つ彼女は、そんな「天候による到着地の変更」の時に、とても印象に残っているエピソードがあるそうです。

そのお客様は、某企業のトップ。
悪天候で飛行機の到着地が、変更になることがアナウンスされても、嫌な顔1つせずに、座席でずっと静かに、本を読み続けていました。
そして、予定とは違う地に着いて、飛行機を降りるとき、CAである彼女に、こんな言葉をかけてきたのだそうです。

「機長さんに、『安全策をとってくれて、ありがとう』とお礼を伝えてください」

よくよく考えてみれば、飛行機が悪天候で到着地を変更するのも、電車が横風で徐行運転するのも、すべては乗客の安全を第一に考えてのこと。
本来は、怒るどころか、感謝するべきことなのです。

目的地に着くのが、5時間くらい遅れたって、墜落で死んじゃうよりは、よっぽどいい。
死んじゃったら、5時間遅れどころか、永遠に着けません。

以前、電車が運行時間を守るために、無理にスピードを出しすぎて、脱線したという悲劇がありました。
そんなことを考えると、「安全確認」で多少、電車が遅れても、「安全を考えてくれてありがとう」と思えてきます。

「乗客の安全が第一」と、強く願いましょう。
きっと、高ぶった心が、安らかになることでしょう。

2024年07月13日

大変なほうが先 1149


島田洋七(漫才師)の佐賀の「がばい(すごい)ばあちゃん」の話を紹介します。

ばあちゃんの仕事は、学校の掃除婦だった。
だが、これが滅茶苦茶キツイ。
トイレと職員室を掃除するのだが、始業前には終わっていなければならないから、毎朝遅くとも四時起きだ。

当時のトイレは、水洗なんかじゃなくくみ取り式だし、コンクリートの床は、底冷えがする。
まだゴム手袋さえもなかったから、寒い冬にゴシゴシやっていると、あっという間に、手ががさがさになってしまうのだ。
ばあちゃんが、腰痛で大変そうだった日、手伝いに行った俺は、こう提案した。
「早朝は寒いから、先に職員室をやってから、トイレにしたら?」

でも、ばあちゃんは、キッパリと言った。
「大変なほうを先にやる。そしたら、後が天国だから」

「こんな寒い日ぐらい・・・」と一瞬思ったが、ばあちゃんの言うとおりにやってみて、なるほどと思った。
トイレ掃除の後の職員室の掃除の楽なこと。
本当に天国のようだった。

ほんの少しの「自分への厳しさ」が、ものごとを続けるコツなのだ。
「大変なほうが先!」そうやって毎日毎日、自分に言い聞かせてきたからこそ、ばあちゃんは、キツイ仕事をずっと続けることができたのだろう。

ばあちゃんは、78歳までの35年間、掃除一筋、1日も休まずに続けた。
はじめは小学校の掃除だけだったが、やがて、その丁寧な仕事ぶりと休まないことをかわれ、ばあちゃんは、中学校、大学と仕事を広げていった。

そして、7人の子どもたちを、立派に育て上げたのだ。
俺が後年、漫才師の修業で決して、音を上げなかったのも、ばあちゃんのそんな仕事ぶりを見ていたおかげだ。

何ごとにおいても、ついつい楽なほう、簡単なほうを優先させてしまいます。
そして、後の方になって、ますます大変になるのです。

大変な方を先に、頑張りましょう。
後が天国のように楽になり、気持ちも爽快なのです。

2024年07月05日

相手の心に寄り添おう 1148


長年ANAでVIP専用機のCA(キャビンアテンダント)を長年努めた人の体験談です。

ある日のフライトの離陸直前のこと。
飛行機が離陸するときには、お客様の全員が、シートベルトを締めたことを確認する必要があるのですが、その日はなかなか「全員、シートベルト着用済み」の連絡が入りません。

チーフパーサーだった彼女が、客席に行ってみると、CAが困り顔で報告してきました。
「ご夫婦のお客様なのですが、奥様が大きな可愛らしい人形をしっかりと胸に抱いていて、いくら言っても離してくれず、その人形ごとシートベルトをしてしまっているんです。これでは『安全確認』の報告が出せません」

話を聞いた彼女は、そのお客様の席まで行くと、しゃがんで奥さんと同じ視線の高さにして、彼女の目を見ながら、こう言ったのです。

「お客様のお子様は、おとなりの空席に座らせてあげて、お子様にもシートベルトをかけてあげましょう。お母様は、そのままご自身で、ベルトをなさってくださいね」

その言葉を聞いた奥さん。
「わかりました」と答えると、素直にとなりの席に、人形を置いたそうです。
こうして、人形にもお客様にもシートベルトを着用していただき、飛行機は無事に離陸することができたのでした。

後日、彼女は、人形を抱いていた奥さんのご主人から、丁寧な手紙をもらいます。
その手紙には、こんなことが書かれていました。

「家内は以前に子どもを亡くし、それ以来、あの人形を片時も離さなくなりました。外出の時も、一緒でないと出歩けなくなってしまったのです。あの日、あなたに『お人形』ではなく『お子様』と言っていただいて、家内は嬉しかったようです。『お母様』と呼ばれたのもすごく嬉しかったようで、あれ以来、少しずつ落ち着いてきて、最近は人形を置いて外出することができるようになりました。本当にありがとうございました」

彼女は、このお客様のことについて、次のように語っています。
「お客様のデリケートな心に寄り添うことで、ずっとかたくなだった心も、ほどけることがあることを、私も学びました。

人には、誰にでも、他人にはうかがい知ることができない、事情があるものです。
その事情がわからなくても、相手の心に寄り添い、その人の事情を許容してあげる、心の広さを持ちたいものです。

2024年06月29日

ゲシュタルトの祈り 1147


あなたは、「ゲシュタルトの祈り」という詩を、ご存じでしょうか。
これは、心の病を対象にした「ゲシュタルト療法」というものを確立した、ユダヤ人の精神科医、フレデリック・パールズさんが、提唱した考え方です。


パールズさんが、創始した「ゲシュタルト療法」では、患者たちにグループでワークショップを行ってもらうのですが、パールズさんはその中で、この「ゲシュタルトの祈り」という、短い詩を読み上げて、患者たちに聞かせていたのだそうです。

患者の心の負担を軽くする「ゲシュタルトの祈り」。
それは、こんな内容です。

私は、私のために生き、あなたは、あなたのために生きる。
私は、あなたの期待に応えるために、この世に生まれたのではない。
あなたも、私の期待に応えるために、この世に生まれたのではない。

私は私、あなたはあなた。
もしも縁があって、私たちが出会うことがあれば、それは素晴らしい。
けれども、もし、出会うことがなくても、それはそれで、しかたのないこと。

一見、ごく当たり前のことを言っている詩です。
でも、この当たり前のことを肝に銘じていないと、つい「周りの期待に、応えなくては!」と心の重荷を背負い込んでしまいます。
「どうして皆、思った通りに動いてくれないんだ!」と、他人を責めたりします。

ぜひ、他人のことを気づかいすぎて、ツラくなってしまったときや、過度の期待に押しつぶされそうになったときに「おまじない」のように、思い出してみてください。
心がスッと、楽になるはずです。

2024年06月22日

まず自分が人生の基本 1146


他人のために、つい自分を犠牲にしてしまいます。
それでは、しだいに自分が、ツラくなってしまいます。

もっと自分を大切にして、いいのではないでしょうか。
ここで、「シャンパンタワーの法則」を紹介します。

結婚式披露宴などで、グラスをピラミッド状に積み上げて、新郎新婦が上からシャンパンを注いでいきます。
「シャンパンタワーの法則」では、あのタワーのグラスの「1番上を自分」「2段目を家族や身近な人たち」「3番目を友だちや仕事仲間」「4番目をお客様」に見立てます。

さて、ここで質問。
あなたは、あなたと周りの人たちをシャンパンで満たしたいとき、どこからシャンパンを注ぎ始めますか。

当然、1番上にある「自分」というグラスからですよね。
そうです。
「自分の周りの大切な人たちを満たす」ためには、まず「自分を満たしてあげる」必要があるのです。

他人への「気づかい」は、もちろん大切です。
でも、そればかり意識してしまうと、1番肝心な「自分への気づかい」が、おろそかになってしまいます。

「まず、自分」が、人生の基本なのです。
自分を大事にして、さらに「シャンパンタワーの法則」のように、周りへの気づかいと広げていきましょう。

2024年06月14日

心のオアシスになろう 1145


4コマ漫画『コボちゃん』の中に、「通知表」の話がありました。

1コマ目。
学校から通知表をもらってきたらしいコボちゃんは、それをママに見せています。
どうも、あまりよい成績ではないらしく、眉間にシワをよせて「ウーン」と、うなっているママ。

2コマ目。
通知表を見て、今度はおじいちゃんが「フーム」と、うなっています。

3コマ目。
会社から帰ってきたらしいパパが、ネクタイを外しながら、通知表を見て「つぎ、がんばるんだな」と言っています。

そして、最後の4コマ目。
通知表を見ているおばあちゃん。
満面の笑みで、こう言っているのです。

「えらい!! 1日も休んでないのね」

それを聞いたボコちゃんは、おばあちゃんの背中に、抱きつきながら言います。

「おばあちゃんて、ボクのオアシス」

落ち込んでいるとき、自分の良いところを見つけて、励ましてくれる人がいると、少し元気になれます。
そういうことを言ってくれる人は、自分にとって有り難い存在です。
まさに「心のオアシス」です。

ぜひ、心のオアシスになりましょう。
そのために、落ち込んでいる人へ、「優しい言葉」を振りまきましょう。
あなたの言葉で、たくさんの人が癒されるのです。

2024年06月07日

どっちの教えも正しい 1144


あるご夫婦が、2人で旅行に出かけたとき、事件は起こりました。

旅先のホテルで、部屋に入ります。
部屋の備え付けの冷蔵庫の中には、数々のドリンク。
それを見て、旦那さんは、子どもの頃に聞いた父親の言葉を思い出します。

父曰く、「ホテルの部屋に備え付けてある冷蔵庫の飲み物には、絶対に手を出すな。普通に買うより、高いからな!」

この旦那さん、今までずっとその言いつけを守ってきました。
大人になってから、ホテルに泊まる機会があっても、冷蔵庫には決して近づかないようにしていたのです。

ところが。
部屋に入るなり、奥さんは「ああ、ノドが渇いた」などと言いながら、冷蔵庫の扉を開けたかと思うと、旦那さんの目の前で、グビーッとジュースを飲み干してしまうではありませんか!

それを見て、内心、「うわぁぁぁ~~!」っと、叫び声をあげる旦那さん。
いつもならケンカになる場面。
しかし、旦那さんは、奥さんがあまりに堂々と、しかも簡単に自分がそれまでの人生でタブーにしてきたことを突破する姿に、怒りや驚きを超えて、感動してしまいます。
ちょっと尊敬の念すら、抱いてしまったのです。

しばしあ然とした後、旦那さんは奥さんに、「自分が子どもの頃に、親から聞いた教え」を伝えます。
すると奥さんは、こんなことを言ったのです。

「面白いわね。私は子どもの頃、父から『ホテルはなかなか儲からないから、こういうところで、利益を出させてあげることが、大切なんだよ』と教えられたわ」

これは、どっちの教えも正しいのです。
お互い、これまでと違った教えがある、と教えてくれます。

相手の価値観に好奇心を持って、それを尊重できれば、2人一緒に成長できるのです。

2024年05月31日

アイデアをひらめこう 1143


アメリカの心理学者のギルフォードさんが考案した、簡単な「創造力テスト」が、あります。
それは、「レンガの1個の使い道を、できるだけたくさん考える」というものです。

やってみるとわかりますが、すぐに10も20も使い道が浮かぶ人もいれば、3つくらいで、ギブアップしてしまう人もいるのです。
さて、ではあなたも「頭の体操」として、30秒だけやってみてください。

・・・。
・・・。
・・・。

はい! お疲れ様でした!
どうですか、10個くらい浮かびましたか?
もし2つがやっと・・・なんていう結果なら、だいぶ頭がカタくなっていますよ!

これ、マジメな人は「ちゃんと使える」という前提に立つので、「ドアおさえ」「小物を乗せる台」・・・えーとそれから・・・と悩んでしまいます。

かたや、ポンポン使い道が浮かぶ人は、「ちゃんと使えるか」なんてカタい話は抜きにして、次々と使い道を考え出します。
「トンカチ代わり」「武器」「おもり」「鉄アレイ代わり」「ブックエンド」など実用的なアイデア以外に、「表札」「インパクトのある名刺」「ペットのお墓」「腕が鍛えられるキャッチボール用のボール代わり」「バットで叩き割るストレス解消の的」など、本当にいくらでも出てくる・・・。
こういう人は「レンガなんか名刺にしたら重いだろう!」なんてことは考えません。

そうやって常識にとらわれないで、自由に発想していくと、ふと、「誰も考えなかったアイデア」が、ひらめくことがあります。
素晴らしいアイデアが、ひらめくと、あっというまに億万長者も夢ではなくなります。

さあ、今日も頭を柔らかくしましょう。
臨機応変に、アイデアをたくさんひらめきましょう。

2024年05月25日

頭の柔らかさは身を助ける 1142


第二次世界大戦のときの話を紹介します。

アメリカのギルフォードという心理学者が、空軍からある依頼を受けます。
それは、「心理学者の立場から、爆撃機のパイロットにふさわしい者を選んで欲しい」というものでした。

依頼されたギルフォードさんは、知能指数や学業成績、そして個人面接の結果などから判断し、自信たっぷりに適任者を選出しました。
ところが、彼が選んだパイロットたちは、ことごとく撃墜されてしまったのです。

一方、退役軍人が選出したパイロットたちは、ほとんどが撃墜されませんでした。
この結果に大ショックを受けたギルフォードさんは、なぜそんなことになったかを調査しました。
すると、次のようなことがわかったのです。

ギルフォードさんが選んだパイロットたちは、皆すごくマジメ。
敵の対空射撃にあったら、マニュアル通り上昇して逃げ、その逃げ方を予想して、上空で待ち伏せしていた敵機に、撃墜されていました。

一方、退役軍人が選んだパイロットたちは、その場に応じて、臨機応変に下降したり、ジグザグ飛行をしたりと、相手の予想外の動きをすることで、助かっていたのです。
この事実を知ったギルフォードさんは、「創造性や独創性」の大切さを知ったのです。

頭の柔らかさが、パイロットの身を助けたのです。
頭の柔らかさは、大きな力を発揮するのです。

2024年05月19日

自分の体を可愛がろう 1141


自分の体について、多くの人が、あまり関心がありません。
自分の体は、自分の思い通り動き、いつまでも健康であると思っているのです。

日ごろから、自分の体を大切にしないばかりか、体に対する感謝の気持ちが薄いのです。
自分の体は、本当は、とても大切な存在なのです。

ここで、新聞掲載、女性高齢者の「わが足愛しみ 毎夜の手もみ」を紹介します。

夕食後、テレビを見ながら両手指を使って、自己流にマッサージをする。
頭、両耳、首筋、肩から両手先まで。
また、みぞおち、腰部、太ももから足指先まで。
およそ30分かけて。

独居になって18年。
第三者から受ける甘言に喜んだり、諫言(かんげん)に憤りを覚えたりしながら、前向きに日々を重ねている。

30年前、自分の不注意で、左足のすねを骨折し、約2ヵ月病院関係の方々に筆舌に尽くしがたいほどお世話になった。
退院後は連れ合いが、「己の足で事故前のように、二本歩行とマニュアル車の運転ができるように」と、毎夜小1時間、腰部から両足全体をマッサージしてくれた。

この間、多くの方々からの助言、愛情を頂いた。
退院後半月ほどで、松葉杖から解放された時の喜びは、忘れない。

年を重ねて、いろいろな会合に参加して、「転ばないようにしましょう。粗相をして、残された時間をごく狭い範囲で生活するのは、面白くないでしょう」などの言葉を聞くたびに、30年前のベッド生活を思い出す。

生きている間、再び転んだりして、足を引きずったり、杖で手にまめができたりして過ごすことのないよう、自分の体を愛しんでいきたい。

毎日、自分の体をマッサージされているのが、素晴らしいと思います。
入院した経験から、自分の体がいかに大事なのかを、認識されています。

私たちも、もっともっと自分の体に対する、関心を高めましょう。
そして、時にはマッサージ、体操、運動などで、自分の体を可愛がりたいものです。

可愛がった分だけ、より健康な体になることでしょう。
体もあなたの愛情を、喜んでくれるのです。

2024年05月10日

重い病気はプレゼント 1140


童話を紹介します。
作者は、骨がまっすぐに成長しないという、難病を背負った少女。
その彼女が、「悲しんでいるお母さん」のために書いたお話です。

天国でのこと。
これから生まれる子どもたちに、神様が1つずつプレゼントを渡していました。
プレゼントは「お金持ち」「幸せな家庭」「健康な体」などいろいろあります。
子どもたちは、この中から好きなプレゼントを1つだけもらってから、生まれるのです。

その女の子は、神様が、1つのプレゼントを足元に隠しているのに、気が付いてしまいました。
女の子が「それ、なぁに?」と尋ねると、神様は答えます。
「これはね、とても強い子にしかあげられないものだよ。これを受け取った子は、生まれてから、とても苦しい思いをしてしまうんだ。でも、誰かに渡さなければならないのだけどね」
そのプレゼントには、こう書かれていました。

「重い病気」

女の子は、神様に必死で頼みます。
「お願い、そのプレゼントを私にちょうだい。他の子が苦しむなんていや。私、強い子だから、絶対負けないから」
こうして、その女の子は「重い病気」を背負って、この世に誕生したのです。

この童話を母親のために書いた女の子は、こう言いたかったのでしょう。
「私は、強い子だから病気になったのよ。だから、お母さんは、悲しまなくていいんだよ」

強くて、優しい心を持った女の子は、重い病気をプレゼントと思っているのです。
誰にも歩むことができない人生を、逞しく生き抜いているのです。

2024年05月03日

特別なお客様を喜ぼう 1139


かって「経営の神様」と呼ばれた故松下幸之助さんが、ある先輩から聞き、「何十年も、ずっと心に残っている」と、語っていた話を紹介します。

ある老舗(しにせ)の和菓子屋さん。
そのお店に、ある日、1人の物乞いが、まんじゅうを買いに来ました。
そのお店の小僧さんは、1個のまんじゅうを包んだものの、慣れない相手に、少し気おくれしてしまい、手渡しするのを躊躇(ちゅうちょ)します。

その姿を見た店の主人が、声をかけたのです。
「ちょいとお待ち、それは私が、お渡ししよう」

そう言うと、主人は、自ら物乞いにまんじゅうを渡しました。
そして、代金を受け取ると、「まことにありがとうございます」と、いつにも増して、深々と頭を下げたのだそうです。

物乞いが帰った後、小僧さんは、ご主人に聞きます。
「ご主人は今まで、どんなにご贔屓(ひいき)のお客様にも、ご自分で品物をお渡しになったことがありませんでした。それなのに、今日はどうしてご主人が、ご自身でお渡しになったのですか?」

すると、主人は、次のような内容のことを、言ったのです。

「おまえが、不思議に思うのも無理はないが、よう覚えておきや。今の人は、特別なお客様なんや。いつもご贔屓にしてくれるお客様は、みんなお金持ちばかりや。それに比べて、たぶんさっきのお客様は、死ぬまでにいっぺんは、うちのまんじゅうを食べてみたいと考えて、なけなしの全財産をはたいて、買(こ)うてくださった。こんなに有り難いことはない。まさに商売冥利(みょうり)に尽きるとは、このことや。そんな、特別なお客様に、主人の私みずからが礼を尽くすのは、商売人として、当然のことやろ」

たった1個のまんじゅうを買った物乞いへ、老舗のご主人が、礼を尽くした話です。
松下幸之助さんは、この話をよくされては、「このようなことに、喜びを感じるのが、商売人の本当の姿ではないか」と、語っていたそうです。

特別なお客様を、心から喜ぶことができる感性を、いつまでも大切にしましょう。

2024年04月26日

大切なものをもらっている 1138


毎日の生活や仕事、いろいろな活動を通して、人は周りの人に、何かを与え続けています。
しかし、本当は与え続けてばかりいるのでは、ありません。

本当は、逆に大切なものを、もらっているのです。
なかなか見えにくいかもしれませんが、とても素晴らしいものなのです。

ここで、ある有名なサッカー選手の話をします。

サッカー選手が、養護施設にやってきた。
彼は、障害をもつ子どもたちとサッカーをするために、その施設を訪れたのだ。

子どもたちは、泥だらけになりながらも、一生懸命、ボールを追いかける。
サッカー選手も、短い時間ではあったが、子どもたちとのサッカーを、楽しんでいる様子だった。
そして、数時間後、サッカー選手は、子どもたちに手を振って、施設をあとにしようとした。

すると、物陰から、1人の男が飛び出してきた。
その男は、自らを、「新聞記者」だと名乗った。

「こういうところで、子どもたちとサッカーをしてあげるのは、社会的な目を気にして、好感度を上げるためなんですか?」
新聞記者は、遠慮のない質問を選手にぶつけた。

新聞記者に、そう質問されたサッカー選手は、逆に聞き返した。
「あなたは、僕が子どもたちとサッカーをしているところを、見ていたんですか?」
新聞記者は、「もちろん」と、大きくうなずいた。

その答えを聞いたサッカー選手は、心の底から不思議そうに言った。
「それなのに、僕が彼らに、『何かをしてあげている』って見えたんですか?
逆に、僕が彼らから、『大切なものをもらっている』とは、見えなかったんですか?」

サッカー選手は、子どもたちから、大切なものをもらっていたのです。
それは、「子どもたちのサッカーに対する情熱」「子どもたちの真剣な態度」「子どもたちのサッカーを楽しむ姿」「障害を気にせずに、頑張る純粋さ」などかもしれません。

人は、毎日の活動で、たくさんの大切なものを、もらっています。
大切なものを意識し、感謝の気持ちをもって、自分の財産にしたいものです。

2024年04月18日

いい顔を作ろう 1137


人の顔は、気持ちしだいで変わります。
イライラしていると、暗い顔になります。

楽しくしていると、笑顔のいい顔になります。
笑顔のいい顔でいると、ストレスがたまらず、うつ病にもならず、健康にもいいのです。

笑おうという気持ちがあれば、笑顔が生まれます。
つくり笑いでも、楽しくなり、笑えるのです。

ここで、「いい顔13ヶ条」を紹介します。

1、自分の顔を好きになろう
2、顔は、見られることによって、美しくなる 
3、顔は、ほめられることによって、美しくなる
4、人と違う顔の特徴は、自分の個性(チャームポイント)と思おう
5、コンプレックスは、自分が気にしなければ、他人は気づかない
6、眉間にシワを寄せると、胃にもシワができる
7、目と目の間を広げよう。そうすれば、人生の視界も広がる
8、口と歯をきれいにして、心おきなく笑おう
9、左右対称の表情づくりを心がけよう
10、美しいシワと美しいハゲを人生の誇りとしよう
11、人生の3分の1は眠り。寝る前にいい顔をしよう
12、楽しい顔をしていると、心も楽しくなる。人生も楽しくなる
13、いい顔、悪い顔は、人から人へと伝わる

ガンの予防や治療、リウマチの疼痛の減少などにも、笑うことの効果が見られます。
「いい顔13ヶ条」を意識して、大いに笑い、いい顔を作りましょう。

いい顔が、あなたに健康と幸せを、もたらすのです。

2024年04月12日

常に変化を求めよう 1136


人として、大きく成長したいと願います。
どうしたら、大きく成長し、成功を手に入れることが、できるのでしょう。

それは、自分自身が、常に変化を求めよう、としていることが、大変重要です。
今以上の変化を求めることで、少しずつ成長し、進歩があるのです。

ここで、トヨタの新入社員に向けた、イチロー選手のビデオメッセージを紹介します。

イチロー選手は、毎年バッティングフォームを変えてきたことを述べています。
どんなに成績がよかったときでも、年間安打数の世界記録を塗り替えた時でさえ、次の年には、そのフォームを変えてきたのです。

結果として、成績が下がったことも多くあったといいます。
でも、それは自分にとって必要なこと、人は失敗や後退を経験しながら、少しずつ前に進んでいく。
自分が成長していくためには、どうしても変化が必要、変わる勇気を持て、と語りかけています。

イチロー選手は、自分が理想とするバッティングがあり、それを達成するために、毎年バッティングフォームを変えてきたのです。

厳しい現状の中、今を乗り切るのではなく、変化への一歩を踏み出しましょう。
常に変化を求め続けることが、成長への大きなエネルギーになるのです。

2024年04月06日

無邪気で実力発揮 1135


ノールウェーの「ムカデのダンス」という、寓話を紹介します。

あるところに、とてもダンスが上手い、ムカデがいました。
そのムカデは、1000本もの足を使って、見事なダンスをするので大人気。

その人気をねたんだのが、1匹のクモです。
クモはムカデに、手紙を書きました。

「あなたの見事なダンスに、私は心酔しています。そこでぜひ教えて欲しいのですが、あなたは、どのようにダンスをするのですか? まず228番目の左足を上げ、59番目の右足を上げるのですか? それとも最初のステップは、26番目の右足で踏み出して、それから499番目の右足を出すのですか? ぜひ教えてください。返事をお待ちしています」

手紙を読んだムカデは、はじめて「自分はどうやって、踊っているのだろう?」と考えます。
その結果・・・。
ムカデは、まったく踊れなくなってしまったのです。

深いことは気にせずやっていたときは、うまくできていたのに、余計な理屈や他人の目を気にした途端に、ぜんぜんうまくできなくなってしまうことがあります。
ムカデは、クモの巧みなワナに、まんまとひっかかって、「楽しみながら、無心でダンスする」という「大切なもの」を、失ってしまったのです。

仏教では、「人の心の中にある、悪いモノ」を、鬼の姿で表して、それを「邪鬼(じゃき)」と呼ぶそうです。
この、「心の中に住む鬼=邪鬼」がいない状態が、「無邪気」です。

人は、余計なことを考えない「無邪気」の状態の方が、本来の実力を発揮できます。
あなたの無邪気な姿が、最高なのです。

2024年03月31日

勇気あるノーを言おう 1134


理不尽な要求に対して、「できないものはできない」とハッキリ言うのが、「勇気あるノー」です。
そのことは、わかっていても、なかなか「勇気あるノー」を言うのは、難しいことが多いように思います。

ここで、「勇気あるノー」のジョーク話を紹介します。

あるとき、陸軍と空軍と海軍の3人の将校が「一番勇気があるのは、誰の部下か?」で言い争った。
3人ともガンコでお互いゆずらず、「試してみよう」ということに。

最初に、陸軍の将校が、部下の1人を呼んで命令した。
「走ってくる戦車に向かって、ほふく前進しろ!」
部下は、言われたとおりにして、戦車にひかれて死んでしまった。

次に、空軍の将校が、部下の1人を呼んで命令した。
「あの戦闘機に乗って、パラシュートなしで飛び降りろ!」
部下は、言われたとおりにして、地面に叩きつけられて死んだ。

最後に、海軍の将校が、部下の1人を呼んで命令した。
「あの空母の一番高いところまで上がって、そこから飛び降りろ!」

すると、命令された部下は、将校に向かって言った。
「ふざけるな、バカ野郎! 殺す気か!」

部下のその言葉を聞いた海軍の将校は、ニンマリして、陸軍の将校と空軍の将校に向かってこう言った。
「どうだ、一番勇気があるのは、私の部下だということが、わかったか!」

この話は、「勇気あるノー」を言わないと、ときには命を落としかねない、という教訓を含む、ブラックジョークです。

「勇気あるノー」を、ぜひ言えるようになりましょう。
「勇気あるノー」が、あなたを守ることになるのです。

2024年03月22日

定年後の夫婦のあり方 1133

定年後の夫婦が、気をつけなくてはいけない会話があります。

○「ふろ」「めし」「ねる」の三語の会話
○「あれ」「それ」「これ」の指示語の会話
○「あ」「う」「お」の三音だけの会話。

これでは、夫婦関係が、上手くいくわけがありません。
もっとお互い愛情を持って、気遣いすることが必要です。

働いていたとき忘れていた、妻へのいたわり、ねぎらいの言葉をかけるのはもちろん、ときには、こう言ってみるのです。
「お前は、いつ見てもきれいだなあ」

互いをほめ合う。
気持ちを若く持って、おしゃれをする。
たまに目と目を見つめあうのもいいもんです。

「お父さん、夕日がきれいよ」の声に、「何? 夕日? 夕日がどうした!」なんて、これはいけません。
一緒に夕日を見て「本当にきれいだなあ」と、お互いに声をかけ合うことが、大切なんです。

ここで、「定年後の夫婦のあり方ポイント10」を紹介します。

①妻への思いやりを持つ
②お互いの長所を認める
③さあこれからだ、の意識を持つ
④スキンシップを忘れない
⑤2人で外出をする機会を持つ
⑥2人でおしゃれを心がける
⑦妻が喜んだ出来事を話題にする
⑧今どんなことに関心を持っているか、聞いてみる
⑨これからどんなことをしたいか、聞いてみる
⑩お互いの健康に気を配る

定年後の夫婦は、時間的な余裕・心の余裕があります。
ポイント10を意識して生活すると、さらに夫婦の絆と愛情が、深まるのです。

2024年03月16日

宝物はどこにもない 1132


誰でも宝物があれば、ぜひ欲しいと願います。
できれば楽をして運良く、宝物を手に入れたいものです。

では、本当にどうしたら、宝物が手に入るのでしょう。
ここで、イソップ童話の「農民と息子」を紹介します。

死にかけていた農民が、息子たちをまわりに呼び集め、遺言を告げました。

「息子たちよ、私はもうすぐ死ぬ。だから、私のブドウ畑に秘密の宝物があることを教えておこう。掘るがよい。すると宝は、見つかるだろう」

父親が死ぬと、すぐに息子たちは鋤(すき)と熊手を持って、ブドウ畑の土を何度も何度も掘り返しました。
そこに埋まっているらしい宝物を探したのです。

ところが、何も見つかりませんでした。
しかし、土を一生懸命掘り返したので、ブドウは、これまで見たことがないほどの素晴らしい実を実らせたのです。

おそらく農民は、息子たちに、「苦労せずに得られる、宝物はない」ことを、教えたかったのでしょう。

苦労の先に、本当の宝物や喜びがあるのです。
楽をして運良く、手に入れられる宝物は、どこにもないのです。

2024年03月09日

名前でアピールしよう 1131


「モノが売れない」「このままでは、大量在庫になってしまう」というピンチの時。
モノそのものに改良を加えなくても、その「宣伝コピー」や「名前」を変えるだけで、ピンチを脱出できることがあります。

例えば、株式会社伊藤園のロングセラー商品「お~いお茶」。
あの商品、構想から商品化までに約10年をかけた、伊藤園にとっては正に「社運をかけた」自信作でした。
しかし、1985年に発売した当時は、まだ「お茶はタダで飲めるもの」という考えが一般的で、いくら熱心に営業をかけても、なかなか取扱いをしてくれる店が、増えなかったそうです。

しかも、発売当初の商品名は、『缶入り煎茶』。
思わず「もっとひねりなさい!」とツッコミを入れたくなるほど、地味な名前でした。
いや、地味・・・どころか、発売後に伊藤園が調査してみると、「煎茶」をちゃんと「せんちゃ」と読める人が少ない、という衝撃の事実まで明らかに・・・。
名前の正しい読み方すらわからない商品が、売れるはずありません。

伊藤園では会議を重ね、1989年、商品名を、親しみが持てて覚えやすい『お~いお茶』という名前に、変更したのです。
この名前の変更によって、知名度は、飛躍的に上昇。

また、「コンビニでお弁当と共に売ってもらう」という戦略も当たって、『お~いお茶』は、伊藤園を代表する商品へと、成長したのです。

商品名を変更して売れた例としては、株式会社タカラトミーのゼンマイ式ミニカー、『チョロQ』もそうです。
最初に付けられた名前は、『豆ダッシュ』でした。
当時のタカラは、発売してすぐに名前を『チョロQ』(チョロチョロ走る、キュートな車という意味)に変更。
名前を変えた途端に、人気に火がついたのです。

出版業界でも、それほど売れなかった本のタイトルだけを変更して、再度、発売してみたら、思わぬ大ヒットになった・・・という例は、数多くあります。

このように名前を変更して、ピンチを脱することが、可能なのです。
名前でインパクトを与え、強くアピールすることは、大事なのです。

名前を上手にアピールすることを、日々意識しましょう。
大きなチャンスが、訪れるかもしれません。

2024年03月03日

誠実さが人の心をつかむ 1130


口ベタなのに、売れ続ける営業マンの話を、紹介します。

田中さんは、ハッキリ言って「口ベタ」。
性格は「クソ」が付くほど「真面目」で、「バカ」が付くほど「正直」。
そして、「お人よし」。

にもかかわらず、なんと、営業として216ヵ月(18年)連続で、営業目標クリアというとんでもない偉業を、達成しているのです。
目標を毎回クリアし続けるのは、本当に至難のワザ。
口ベタで不器用な田中さんが、そんな偉業を達成できた理由。
それは、・・・。

「誠実」だったから。

田中さんは、お客さんから「車が故障した」と聞けば、夜中でも休日でも、笑顔で駆けつける。
お客さんの家族が、車を探していると聞けば、たとえ1円の得にもならなくても、中古車や、時には他のメーカーの車でも、安く手に入れられるように手を尽くす。

他にも、「駐車場探し」や「ローンの相談」はもちろん、車とはまったく関係のない「病院施設の紹介」「家屋の修繕」などなど・・・。
「お客様が困っている」と知ると、どんなことでも親身になって相談に乗り、力になったのです。
お客にしてみれば、もう「車のセールス」などというワクをはるかに超えた「よき相談者」、オーバーに言えば「人生のパートナー」のような存在。

そんな田中さんから、車を買わないわけがありません。
田中さんのもとには、お客の方から次々に「あなたから車を買いたい!」と、注文が入ってきたのです。
しかも、そのお客がまた、新しいお客を紹介してくれる・・・。
こうして、田中さんは、強引な「売り込み」を一切しないにもかかわらず、ノルマを18年間もクリアすることができた、というわけです。

「口ベタ」にもかかわらず営業時代、天下無敵だった田中さん。
その最大の武器は「誠実さ」。
田中さんが、営業時代に売っていたのは、「車」ではなく「信頼」だったのです。

人の心をつかむのは、「誠実さ」なのです。
「誠実さ」こそ、人の魂を揺さぶるのです。

2024年02月23日

もっと人に頼ろう 1129

日本を代表するコメディアン・萩本欽一(はぎもときんいち)さん。
この欽ちゃんが、自分の劇団の団員たちへ、出題したという「難問」についての話を紹介します。

欽ちゃんが、自分の劇団員たちに、出題した「難問」とは、次のようなものです。

(問題)
丸3日間、食べ物を買うお金がなくて、お腹が減ったらどうする?

あなたが欽ちゃんの劇団員で、「芸能界で、タレントとして成功したい」と、思っているとしたら、この「難問」に対して、何と回答しますか?
もちろん、この問題には、欽ちゃんなりの「正解」があって、欽ちゃんは「誰も正解を書かなかった」と、嘆いているのです。

ちなみに、「我慢する」×。
「デパートの地下へ行って、試食しまくる」も×。
「道の雑草を食べる」も「近所のゴミ箱をあさる」も×です。
欽ちゃんが、タレントを目指す劇団員たちに、期待したのは、次のような答えでした。

(答え)
「誰かに、食べさせてもらう」

欽ちゃん曰く。
「親や友だちがダメなら、街で知らないおじさんに、『お腹が減って、死にそうなんです。牛丼一杯、ごちそうしてくれませんか?』と、真剣にお願いすれば、半数くらいの人は、おごってくれるはず」

欽ちゃんは、将来、芸能界でタレントになることを目指す若者が、この「他人に頼る」という、至極簡単な発想に、至らなかったことを嘆いたのです。
考えてみれば、芸能界は、「他人に可愛がられてナンボ」の世界です。
その芸能界で、生きていこうというのであれば、「知らない人に声をかけて、その5分後には意気投合して、ご飯をごちそうしてもらう」くらいのことは、簡単にできて当たり前のような気がします。

一般のビジネスの世界においても、「初めて会った相手と、あっという間に、仲良くなれる人」は、無敵です。
どんな仕事をやっても、上手くいくことでしょう。

あなたが思っているよりも、他人も世の中も、優しいのです。
「他人のために、一生懸命になってくれる人」って、結構いるものですよ。
遠慮なく、もっと人に、頼りましょう。

2024年02月16日

穏やかな心が人を変える 1128


穏やかな心を持った良寛さんが、人の心を変えたエピソードを紹介します。

良寛さんは、江戸時代の末期に、現在の新潟に住んでいた僧です。
檀家(だんか)を持たず、村人から掛け軸の「書」の依頼があると、引き受けて、そのお礼に米や味噌などをもらって、暮らしていたといいますから、まあ、つつましい生活です。

決して偉ぶらず、文字が書けない人の代わりに、手紙を書いてあげたり、いつも懐(ふところ)に手まりを入れていて、それを出しては、子どもたちと遊んだりと、穏やかに過ごしていましたから、村人たちは、大層な人気がありました。

この人気を妬(ねた)んだのが、ひねくれ者の番頭です。
この番頭、「もし良寛のヤツが、俺の渡し舟に乗ることがあったら、わざと舟を揺らして、川に落としてやろう」と、とんでもないことを考えて、機会をうかがっていました。

そんなある日。
ついにチャンスが。
船頭の悪だくみなど、知るよしもない良寛さんが、1人でこの船頭の舟に乗りに来たのです。
舟がちょうど川の真ん中あたりまで来たところで、わざと舟を揺らす船頭。
たまらず川に落ちてしまう良寛さん。

泳げなかった良寛さんは、溺れてしまいます。
たっぷりと水を飲んで、もう死にそうというところで、この船頭、良寛さんの襟首(えりくび)をつかんで、舟に引き上げます。
水を吐き、やっと言葉を発することができるようになった良寛さん。
船頭がわざと自分を川に落としたことをわかったうえで、この船頭に対して、こう言ったのです。

「助けてくれてありがとう。あなたは、命の恩人です。この恩は、一生忘れません」

面をくらったのは、この船頭です。
てっきり恨みの言葉をあびせてくると思っていたのに、良寛さんのこの言葉に、衝撃を受けます。
そして、こう思ったのです。

なじられて当たり前の意地悪をしたのに、この人は自分にお礼を言っている。
自分はどうして、こんな素晴らしい人のことを、妬んでいたのだろう。
いつから自分は、こんなにひねくれた人間に、なってしまったんだろう。

その日の夜、船頭は酒を持って、良寛さんの庵(いおり)を訪ね、昼間の自分のおこないを心から詫びました。
良寛さんは、わざわざ訪ねてきた彼を心から歓迎し、その夜、2人はゆっくり酒を飲み交わしたのです。

どんなことにも、穏やかな心が、人を変えるのです。
すっかり心を入れ替え、いい人に生まれ変われるのです。

2024年02月09日

利益より大切なお客様 1127

1998年の長野オリンピックの時の話です。
何しろオリンピックですから、観戦客や報道陣やらたくさんの人たちが、どっと長野に押し寄せました。

長野での主な移動手段は、タクシーです。
地元のタクシー会社は、あっという間に、予約で満杯に。
どのタクシー会社のタクシーも、「貸し切り状態」になったのです。

そんな状況の中、たった1社だけ、「貸し切りお断り」をつらぬいた、タクシー会社がありました。
長野市に本社を持つ「中央タクシー株式会社」です。
当初は、同社も貸し切り予約を受けていたそうです。

しかし、ひとりの社員が、こんなことを言ったのです。

「オリンピックの大会中、いつもうちのタクシーで、病院に通っている、あのおばあちゃんは、どうするのだろう?」

その言葉がきっかけになり、社員たちの間で「いつも自分たちのタクシーを、使ってくれる地元住民の足を守らないでよいのか?」という議論が起こります。
それを受けて、経営者は「オリンピック期間中も、貸し切りを断って、通常営業を続ける」という決定をしたのです。

もちろん、こんな英断を下したのは、中央タクシーだけ。
他社は期間中、いつもの3倍を売り上げました。
期間中は、まさに中央タクシーだけが「1人負け」。

でも、オリンピックは、あっという間に終わります。
オリンピック特需に湧いたタクシー会社は、その閉幕と共に、お客を失いました。
一方、地元の人たちの足を守り抜いた、中央タクシーだけは、オリンピックが終わっても、ビクともしませんでした。
いや、それどころか、オリンピックの前までは、他社のタクシーを使っていた、地元民たちまでも、中央タクシーに、乗ってくれるようになったのです。

誰でも、目先の利益を求めすぎて、大切なことを忘れてしまいます。
自分たちにとって、本当に大切にすべき人は、誰なのでしょう。

中央タクシー会社は、利益より日々のお客様を、大切にしたのです。
日々のお客様あってこその仕事なのです。
「お客が先、利益は後」なのです。

2024年02月03日

「死ぬわけではない」を口ぐせに 1126


人生でトラブルやアクシデントに見舞われ、落ち込んでいる人にとって、大いに参考となる話を紹介します。

興味深いデータがあります。
アメリカが大規模介入したベトナム戦争から、命からがら生還した米国軍兵士たちの大半は、その後、小さなことでクヨクヨしたり、取り越し苦労をしなくなったというのです。

戦場では、いつ、どこで銃弾が当たって、命を落としてもおかしくありません。
死と隣り合わせで、いつ死んでもいいくらいの覚悟が固まります。

そこから奇跡的に生還した兵士たちは、「こんなにありがたいことはない」と心底から感じ、ちょっとした困難があっても、「あのときの大変さに比べたら、別に死ぬわけではないのだから」と、困難を困難に思わないようになったのです。
それゆえ、クヨクヨしたり、取り越し苦労をしなくなったというのです。

たとえば、会社をクビになったとしても、別に死ぬわけではないのです。
そのおかげで、才能を存分に生かせる天職に就けたり、転職先の会社が躍進して、給与が大幅アップすることだってあるのです。
先のことを思い煩い、悩むだけ損ということになります。

大変困難なことが起こったら、「死ぬわけではない」を口ぐせにしましょう。
気持ちが強くなり、明るく希望に満ちたことだけに、考えが集中することでしょう。
どんなに大変なことでも、大変なことではなくなるのです。

2024年01月27日

不幸が幸福を生む 1125


何か悪いことがあると、自分は不幸だと思う人がいます。
悪いことが重なると、さらに不幸のどん底に沈んでしまいます。

これでは、笑顔や元気が出ません。
しかし、悪いことがあると、本当に不幸なのでしょうか。

ヨーロッパで、実際にあった話です。

ある男性が商談で、イギリスからアメリカへ向かうため、タイタニック号に乗ろうとしたことがありました。
ところが、乗船の直前に窃盗の疑いをかけられ、警察に連行されてしまいました。

幸い、無罪であることが証明され、男性は無事に釈放されたのですが、船はすでに出航した後だったので、アメリカの会社と商談することが、できなくなりました。
「ああ、自分は何故、こんなにツイていないのだろう・・・」
こう悲嘆に暮れる男性でしたが、間もなくして、これが神の計らいであることを、痛感しないではいられなくなりました。

乗船するはずだったタイタニック号が、沈没したからです。
アメリカの会社の社長から連絡が入り、商談を延期してもらうことができ、数カ月後にアメリカへ渡ったときは、予定していた以上の金額で、商談をまとめることができたのです。

この話にもあるように、人生、何が災いするか、幸いするか、わからないのです。
「これはピンチだ」と思えても、案外、それが神様の計らいだったりして、あとあと、良い結果をもたらしてくれることもあるのです。

ですから、不運に見舞われたからといって、失望しないことです。
絶望的な状況に、立たされたからといって、落胆しないことです。

それには重要な意味が、込められていて、人生の軌道修正を図るための神様からのシグナルかもしれません。
不幸が、幸福を生むのです。

2024年01月20日

自業自得を改めよう 1124


健康診断で、医者から肝臓機能が低下している、と言われた人がいるとします。
その人が、診断結果を気にとめることなく、毎晩のようにお酒を飲み続けたら、どうなるでしょう。

肝臓機能はいっそう悪くなり、最悪の場合、肝硬変のように生命の危機にさらされる病気にかかったとしても、おかしくありません。
本人や家族からすれば、大変な悲劇です。

いつもズボンのポケットに、お札をむき出しで入れて、歩いている人がいるとします。
「落とすよ。スリに遭うから、気をつけたほうがいい」と、人から忠告を受けます。
結局忠告を受け入れずに、落としたり、スリの被害に遭ったりします。

この二つの例は、因果論から見れば、「自業自得」ということになります。
不幸には、防ぐのが難しいものもあります。
しかし、この「自業自得による不幸」は、防ぐことができます。

とすれば、未然に防いだほうが、得策というものです。
そのためには、「過ちに気づいたら、それをすぐに改めるように心がける」ことが、重要になってきます。

☆慌てすぎてミスが多いと気づいたら、焦らずゆっくり丁寧に、処理するように努めます。
☆グチが多いなと気づいたら、なるべく口にしないように努めます。
☆待ち合わせによく遅れることに気づいたら、時間厳守に努めます。
☆人からの注意を聞けないことに気づいたら、話を素直に傾聴して、できるだけ受け入れるように努めます。

このように、自業自得を改めれば、人間関係が大変良くなります。
「自業自得による不幸」が生じる頻度が、大幅に激減するのです。

2024年01月13日

物の価値はその人しだい 1123


携帯電話を購入して、喜んで大切に使っていた人がいました。
しばらくして、新しい携帯電話が販売されると、その人は、すぐに新しい携帯電話に乗り換えていました。

この頃の人は、新しい物に目を向けすぎて、物の価値をあまり大切にしない傾向にあるように感じました。
ここで、ある家庭の車の話を紹介します。

ある日、ぴかぴかの新車が、庭に入ってきました。
運転するお父さんの誇らしげな横顔が見えます。
お母さんは、この色がいいと思っていました。
新車を買うのは、初めてのこと。

「すごい!」。
子どもたちも大喜びです。
夏の間、子どもたちは、洗車を手伝いました。
車に乗るときは、中で物を食べないようにし、座席を靴で汚さないように、気をつけました。

秋がきました。
近所の人が、最新モデルの車を買いました。
それもお父さんの車よりも安い値段で。

お父さんは、顔を曇らせて言いました。
「うちも、あの車にすればよかった。あと2、3ヵ月待っていれば、あれが買えたのに」。
お母さんは、慰めて言いました。
「いいじゃないの。みんなうちの車が、気に入ってるんだから」。

でも、お父さんは、機嫌を直しませんでした。
道であの新車を見かけると、羨ましそうにじっと目で追っています。
子どもたちは、事情がよく飲み込めませんでしたが、お父さんがもうあまり車を大切にしなくなったのはわかりました。

いつの間にか、子どもたちも、自分のうちの車に興味を失い、どうでもいいと思うようになってしまいました。
土足で座席に上がっても、お菓子を食べて、食べかすを散らかしても、もう平気です。
車は薄汚れ、ほんとうにつまらない車に、なってしまいました。

お父さんは、新車をとても大切にしていました。
そのことで、家族も同様に新車を大事にしていました。
ところが、お父さんは、近所の最新モデルの車を見て、家にある車の価値を大きく下げてしまったのです。
そのせいで、家族も同様に、車を大事にしなくなりました。

このように、物の価値は、その人しだいなのです。
しかし、どんな物でも、大きな価値があるのです。
その価値をいつまでも、大切にしたいものです。

2024年01月07日

君子は豹変する 1122


初めは「賛成!」と言っておきながら、何かの事情(例えば金などをつかまされて)で、コロリと態度を変え、今度は一転「反対!」と叫ぶ。

現在は、これを称して「君子豹変(くんしひょうへん)」と言う。

このように、現代ではもっぱら悪い意味で使われているが、本来の意味は、そうではなかった。
変化することには変わりはないが、よい方向に変化するのである。

豹の皮は、美しい模様をなしている。
そういう美しい方向に変化することが、「豹変」である。
つまり、今までの自分から脱皮して、新しい自分を創造することを言う。
進歩、向上と言ってもよい。

時代は、常に変化する。
変化に取り残されないためには、常に自分をリフレッシュし、創造的革新をはからなければならない。
それが本来の「君子豹変」である。

コロコロと態度を変える「豹変」は、止めましょう。
常に創造的革新のほうを心がける、「君子豹変」でありたいものです。

2024年01月01日

ペットがいれば家族が笑顔に 1121


飼ったことのある、ペットについての調査結果を紹介します。
総合ランキング1位は「犬」で54.1%、2位は「魚」で49.1%、3位は「鳥」で45.6%、4位は「猫」で36.7%、5位は「昆虫類」で27.7%という結果でした。

いろいろな生き物が、ペットとして、飼われています。
ペットは、人間社会にとって、なくてはならないものとなっています。

ここで、男子中学生の「ペットを飼えば家族が笑顔に」を、紹介します。

ぼくたちの生活の中では、ペットは飼ったほうがよいと思う。

第1に、ペットは自分が辛い時や疲れている時に気づいて、ずっと近くにいてくれる優しい一面を持っている。
だから、疲れている時などに癒してくれて、「また頑張ろう」という気持ちになれる。

第2に、人にはない面白い行動をとって、家族みんなを笑顔にしてくれる。
家族みんなが笑顔になることで、家族内の会話が増え、家にいる時間が楽しく、幸せと感じるようになると思う。

中には「ペット用品にお金がかかるし、毎日毎日世話をするのが面倒くさいからペットは飼わないほうがいい」と言う人がいるかもしれない。

しかし、ペット用品にかかるお金の分、自分や家族を癒してくれたり、楽しませてくれる。
そして、小さい頃から毎日世話をすることで、面倒くさいことに慣れ、大人になってから大変な仕事があっても、最後まで頑張りきれるようになると思う。
この経験は、ペットを飼っている人にしかできない。

以上の理由で、ぼくは、ペットを飼ったほうが家が楽しくなり、将来自分が大人になってからも役立つと思う。

人にとって、ペットは、とても大切なものなのです。
ペットがいれば、家族みんなが温かくなり、笑顔いっぱいで、幸せになれるのです。

ペット(生き物)は、人と同じ仲間なのです。
ペットをいつまでもいつまでも、可愛がり、大切にしていきたいものです。

2023年12月22日

「せっかく」と考えプラスにしよう 1120


マラソンランナー有森裕子選手や、高橋尚子選手の名コーチとして知られている故小出義雄(こいでよしお)氏。
それぞれの選手の性格や長所を見抜いたその指導ぶりには、定評があります。

そんな小出氏が、有森裕子選手に、「よく言っていた言葉」があるそうです。
それは・・・。

「せっかくと思え」

たとえば、有森選手が練習のしすぎで足を故障した時には、小出さんは、次のようにいったのだとか。

「せっかく故障したんだから、今しかできないことをやろう」
「せっかく、神様が休めと言ってくれているんだから、しっかり休もう」

こう伝えることで、「故障によって調整が遅れてしまう」と焦る、有森選手の心を落ち着かせて、前向きにさせたのです。
このうまい説得によって、有森選手は、故障してしまった自分を責めることもなく、治療に専念できたのです。
そして、小出さんは、こうも言っています。

「どんな状態の時も、『せっかく』と思えばいいんだよ。
そうすれば、すべてが力になる」

日常生活においても、次のように考えましょう。

☆せっかくバスに、間に合わなかったのだから、バス停で本を読もう
☆せっかく風邪をひいたのだから、ゆっくり休んで、面白いテレビを見よう
☆せっかく試合に負けたのだから、強豪校の試合を見学しよう

このように考えると、次のステップに進めるのです。
ピンチの時も「せっかく」と考えれば、すべてプラスの力になるのです。

2023年12月17日

人生訓を大切にしよう 1119


人は、小さい頃から大人になるにつれて、多くの人生訓を学びます。
次のような人生訓があります。

1.人生はみな公平ではないけれど、それでも良いものだ。
2.疑わしいことがあるときは、次の一歩は慎重に進もう。
3.誰かを憎み続ける人生は乏しい。

学んだ人生訓は、無意識的に身体に染みこんでいるのです。
人生訓を大切にするか、しないかで人生が大きく変わってくるのです。

65歳男性の「方言で伝える大切な人生訓」を紹介します。

「熊本弁まっだし」を愛読しています。
ただし、家内の音読と解説に負うところ甚大です。

自分は熊本に来て35年。
にもかかわらず熊本弁が身に付いておりません。
家内は、生粋の肥後猛婦、おっと肥後賢婦。
やはり幼少期から暮らしていないと、方言の会得は難しいようです。

聴いて楽しく、読んで面白い「熊本弁まっだし」では、本音の意見と生活感、そして方言なればこその、昔から言い伝えられてきた人生訓が、生き生きと迫って来るようです。

例えば、幼い頃に祖父母から繰り返し聞かされたこと。
「朝起きたら一番にお天道(てんと)様(太陽のこと)へ手を合わせて拝みなさい」とか、「お米の中には八百萬(やおよろず)の神さまがおられるから、一粒残さず頂きなさい」とか、「ご先祖さまがいつも見ておられるから、恥ずかしくない生き方をしなさい」とか。

「この世からあの世に移るときは、懐かしい人が迎えに来てくれる」とか、「三途の川を渡る場合は、欲の深かった人ほど苦労する」とか、「うそをついたら閻魔(えんま)さまに舌を抜かれる」とか、「ふだんから心優しく生きていないと、次に生まれ変わってからひどい目に遭う」等々。

学校で教わることではないし、科学的に確かめようもないけれど、決して迷信のひと言で片付けてはいけない、生きていく上で大切な何かを含んでいます。

「知性は万能、理性こそ絶対」と思い込む前に、そして頭も心も柔らかいうちに、幼い子どもたちへ、方言で伝えておきたい、大切な何かです。

知っている人生訓を意識して、生活しましょう。
さらに、気に入った人生訓を見つけ、自分のものにしましょう。

人生訓は、生きていく上での大切な指針になるのです。
人生訓が、あなたを応援し、成長させてくれることでしょう。

2023年12月03日

最高のお化粧はポジティブシンキング 1118


ある女性美容師の方の話です。

彼女の知り合いに、何ごとについてもポジティブに考える明子さんと、何ごとについてもネガティブに考える暗子さんがいました。
2人で旅行に行って、同じ部屋に入っても・・・。

明子さんは、「まあ、広くて素敵な部屋! とっても落ち着けるわ!」
暗子さんは、「殺風景な部屋ね、だから安い旅館は嫌いなのよ」

その旅館で料理が運ばれてきても・・・。

明子さんは、「立派な船盛り! 新鮮そうなお刺身ね!」
暗子さんは、「私、カニが食べたかったのよね。この天ぷら、衣ばっかり・・・」
と、万事がこの調子。

いつもニコニコ顔と、いつもしかめっ面、明暗くっきりの2人。
美容師は、この2人とずっとお付き合いがあったのですが、40代の後半になって、2人の見た目にすごく違いが、出てきたと言うのです。

明子さんは年の割に、ものすごく若い。
一方の暗子さんは、まるでもう60過ぎのように、老けてしまったのです。
この美容師は、こう言っています。

老けないための、最高のお化粧は、ポジティブシンキングです。
あなたの心がけしだいで、いつまでも若くなれるのです。

2023年11月24日

夢中になれることに没頭しよう 1117


あるとき、佐久間象山(しょうざん)(幕末の思想家)が、町中を歩いていたら、1人の町人が歩み寄ってきて、こんな質問をしました。

「先生は、博学で何でも知っている、と聞いています。そこでお尋ねしたいのですが、どうすれば商売で儲けることが、できるでしょう」

象山は、その町民をソバ屋に、連れて行きました。
そのお店は、とても繁盛していて、店主は、休憩時間であるにもかかわらず、黙々とソバを打ち続けていました。
その様子を見せたあと、象山は、町民にこう言ったのです。

「あの店主は、ソバをつくるのが、楽しくて仕方ないのだ、だから、ソバ打ちに夢中になる。その姿勢は当然、味にも表れるし、お客だって喜ぶ。店主は感激し、ますますソバ打ちに、夢中になる。そんな『正の連鎖』が、あの店を繁盛させているのだ。」
「だから、おまえさんも、夢中になれる仕事に、就くことだね。そうすれば、仕事ぶりがよくなるし、お金だってついて回るようになるよ」

象山の言う通りです。
夢中になれることは、とりもなおさず、時間を忘れるほど没頭できること、好きでたまらないこと、発奮できることにほかなりません。

ですからエネルギーを注ぎ込んだり、創意工夫をこらすことが、苦痛ではありません。
逆に楽しくて、仕方がないのです。
当然、人々をうならせることができますし、その人のファンが増えます。

ファンが増えていけば、それが収入にもつながります。
仕事で成功をおさめたければ、まずはこの「正の連鎖」に、着目することです。

2023年11月18日

つき合う人を変えてみよう 1116


東南アジアに、こんな民話があります。

ある男が死んであの世に旅立ち、神様に「自分は天国に行けるのか? それとも地獄に行ってしまうのか?」と、尋ねたことがありました。
神様は、こう答えました。
「あちらの世界には、たくさんの村があるので、気に入った村があれば、そこで暮らすがよい。そこが、おまえにとって、天国にもなれば、地獄にもなる」

男はさっそく、あの世の村めぐりを始めました。
「お酒好きの人が集まる村」「勉学好きの人が集まる村」「読書好きの人が集まる村」など、たくさんの村がありました。

男は酒が大好きだったので、「お酒好きの人が集まる村」で、暮らすことにしました。
しかし、その村の住民たちは、お酒を1日中飲み続けているため、酔った勢いでケンカが絶えず、男もとうとうケンカに巻き込まれ、ひどい目に遭いました。

そうです。
男が選んだ「お酒好きの人が集まる村」は、天国のように思えましたが、本当は地獄だったのです。

現代を生きる私たちも、知らず知らずのうちに「どこかの村の住人」に、なっていることがあります。
大切なのは、その村の人たちとのつき合いが、自分にとって、好ましいか好ましくないかを知ることです。

そして、好ましくない場合は、その村を出て、別の村の仲間に入れてもらうことです。
新たな村の住人が、愛を語る人、向上心のある人、愛と慈悲に満ちている人、魂を高めてくれそうな人たちなら、その人たちの心と同化していくことができます。

つき合う人を思いきって、変えてみましょう。
素晴らしい世界が、広がるかもしれません。

2023年11月10日

命の使い方 1115


スキーで担当して、首の骨を折る重傷を負い、一命はとりとめたものの全身麻痺になってしまった、中学校のある先生のことを紹介します。

1度は絶望し、自殺まで考えた先生。
しかし、家族、友人、そして、生徒たちの支えによって、生き続けることを選びます。

そして、リハビリを続ける中で、自分は「生きている」のではなく、「生かされているんだ」と気がついた先生は、奇跡的に回復して、社会復帰をするにあたって、「これからの命の使い方」として「5つの誓い」を立てたのです。
それは、こんな誓いでした。

「5つの誓い」

☆口は、人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう・・・
☆耳は、人の言葉を最後まで、聴いてあげるために使おう・・・
☆目は、人のよいところを見るために使おう・・・
☆手足は、人を助けるために使おう・・・
☆心は、人の痛みが、わかるために使おう・・・

先生は、命の大切さを伝える「命の授業」という、講演活動を続けています。
生きていることは、「当たり前」ではありません。

どうか、命を大切にして下さい。
そして、命の時間を、自分のためだけでなく、誰かのために使ってみてください。
その時に、あなたの幸せは、無限大になります。

2023年11月04日

ガリバー目線を意識しよう 1114


ジョナサン・スウィフト原作の『ガリバー旅行記』。

あたなもきっと、子どもの頃に絵本で見て、ご存じですよね。
ガリバーが小人国で、巨人として活躍する場面は、なかなかインパクトがあって、1度読んだら忘れられません。

実はこの『ガリバー旅行記』の原作は、1700年代当時の社会やイギリスの政策を風刺した大人向けの物語。

ここからちょっと、想像力を働かせてください。
あなたがガリバーだとして、小人国に流れ着いてしまったとしましょう。
目を覚ますと、あなたの手のひらにのるような、小人たちがたくさんいて、どうやら隣の小人国と戦争をしています。

あなたは模型のように見える小さな船に乗って、小さな人間たちが、小さな海峡をはさんでドンパチやっているのです。
さあ、この戦争、あなたにはどう見えますか?

なんだか、ものすごくチマチマしていて、バカバカしいものに見えませんか?
それは、たしかに戦争をしている彼らには、真剣なのかもしれません。
でも、「こんな狭い、小さな世界で、あなたたち、いったい何を争っているの?」って思いますよね。

ガリバーになって、「高いところ」から見下ろせば、足元で戦う小人たちの戦争なんて、どう考えても意味があることには思えないでしょう。
これ、どんな争いごとも同じ。

ガリバーのように、高い視点から見たら、争いごとなんて、どれもこれも「ツマラナイこと」ばかり。
自分がその争いの当事者であっても同じです。

相手の言葉にカチンときて、つい言い返しそうになったら、視点を変えて、ガリバーのように、はるか上から自分と相手の姿を、見下ろしてみる。
そうイメージして、客観的に見ると、「腹を立てるのもアホらしいか・・・」と、思えてくるはず。

争いや悩みで「自分を見失いそうになったとき」の「ガリバー目線」。
ぜひ、意識してみてください。

2023年10月27日

いるだけでいいんだよ 1113


かってテレビで、子どもたちに絶大な人気を誇っていた、ザ・ドリフターズ。
いかりや長介がリーダー、人気者の加藤茶と志村けん、そして仲本工事や高木ブーという5人組。

毎週土曜日夜8時から、公開生放送でやっていた『8時だョ!全員集合』は、「おばけ番組」と呼ばれるほどの高視聴率番組でした。
番組冒頭のコントのコーナーで、まとめ役は長さん。
主に笑わせてくれるのは、カトちゃんと志村の2人。
仲本工事には、番組の後半に、体操コントのコーナーがありました。

しかし、高木ブーは、これといった活躍をいっさいしません。
というより、セリフもほとんどなし。
しかし、長さんが、こんなことを話していました。

「高木ブーは、いるだけでいいんですよ。あいつの存在で、みんなどのくらい励まされたことか」

「5人でやっていると、どうしても人気レースっぽくなる。それがギャラにも、反映してるんですけども、だいたいブーが、いつもビリを固めてくれる。だから、他の奴は、一番下手って言われなくて済む、という安心感があった」

さらに、長さんは、こんなことも言っています。
「加藤や志村を叱りたいときでも、代わりに叱りやすいブーを叱る。あいつは、叱ってもいじけないから」

さらにさらに、長さんは、こうも言っています。
「ドリフが何年に何をやったなんて、年表みたいなことも、僕はぜんぜん覚えていないけど、ブーに聞くと、全部わかるんですよ」

ブーさんには、ブーさんしかできない役割が、ちゃんとあったのですね。
まとめ役、人気者、脇役、なごませ役、引き締め役、憎まれ役など、人によっていろんな役割があって、それぞれの人が、その役割を果たすことで、世の中は、うまく回っています。

このうち、誰が欠けても、うまくいかなくなる。
必要のない人なんて、1人としていないのです。

2023年10月19日

友だちだらけの人生 1112


「人づきあい」について、こんな教えがあります。

「10人の人がいるとしたら、そのうち1人は、何があってもあなたを批判し、嫌う。そして、あなたもその人を、好きになれない」
「10人のうち2人とは、すべてを受け入れ合える、親友になれる」
「残りの7人は、そのどちらでもない」

この教えを読んで、これまでの自分の人づきあいを鑑みると、確かに、これくらいの比率だったような気がします。

クラスに40人の生徒がいたら、好きになれない人が4人、よく一緒に遊ぶ友だちが8人。
大学のゼミに20人いたら、好きになれない人が2人、行動を共にする友だちが4人。
もちろん、同じ趣味で集まっている、クラブ活動などは、全員と友だちになれるかもしれませんが、ここで言う10人とは、無作為に集まった、10人ということでしょう。

ここで問題は、自分がその10人のうち、誰に注目するかで、人生が、楽しくなったり辛くなったりする、ということなのです。

もし、お互いに好きになれない、1人を中心に考えてしまうと、つい「誰とも友だちになれない」と考えてしまう。
逆に、親友になれる、2人を中心に考えれば、「友だちだらけの楽しい人生」を、過ごすことができる。

「泣いて過ごすも一生、笑って過ごすも一生」です。
どうせなら、片っ端から「いいほう」に解釈して、過ごしたほうが「お得」です。
好きな友だちに目を向けると、いい友だちだらけの人生になるのです。

2023年10月08日

いのちの音はどんな音 1111


100歳を超えるまで長生きされた、故医師日野原重明(ひのはらしげあき)先生。

先生は、医師としての仕事の他に、本の執筆や講演などをされていて、そんな活動のうちの1つが、全国の小学校で、子どもたちに「命の大切さ」を伝える「いのちの授業」です。

この「いのちの授業」を行うときに、先生が実践している「ツカミの方法」を、紹介します。

何しろ相手は、小学生です。
日野原先生が、どんなに有名かなんて、いっさい関係ありません。
中には、まったく話を聞かない子やおしゃべりを始める子もいます。

そんな子どもたちに、興味を持って話を聞いてもらうため、先生は話を始める前に、子どもたち全員へ「あるものを配って、あることをさせる」のだそうです。
いわば、子どもたちに「いのち」への興味を、持ってもらうための前ふりですね。

さて、小学生たちに「いのちの大切さを伝える話」を始める前に、日野原先生は、子どもたちに「何を配って、何をさせるのでしょう?」

・・・。
・・・。

「いのちの授業」の話を始める前に、日野原先生が、子どもたちへ「配るもの」と「させること」。
それは・・・。

全員に聴診器を配って、自分の心臓の音を、聞かせる。

強烈なツカミですね。
「心臓の音を、聞いてごらん」と、促された子どもたちは、自分の胸に聴診器をあてて、ドクン、ドクンという「いのちの音」を聞きます。
「じゃあ、隣の人の心臓の音を、聞いてごらん」
そう言われて、今度は、隣の子とお互いに、聴診器をあて合う。

子どもたちが、生まれて初めて「心臓が動く音」を聞いて、「いのち」に興味を持ったところで、日野原先生は、こう言って、授業を始めるのだそうです。

「どうだい? 生きているだろう? 君たちは、生きている。お友だちも、生きているんだよ」

どんな言葉を並べるよりも、心臓の音は、インパクトがあり、説得力があります。
体験させる、触らせる、あるいは、実物を見せる。

そうすることで、グッと実感を持って、相手に感じさせることができます。
「いのちの音」は、子どもたちの耳に、何よりも温かく力強く、優しく響き、そして「いのちの大切さ」を、感じさせてくれるものだと、思います。

2023年09月29日

赤ちゃんは泣いて育つ 1110


同じエレベーターに乗っている、女性がひいていたベビーカーの中の赤ちゃんが、ものすごい大声で、泣いていたことがあります。
それはもう、なりっぱなしの火災報知器というくらいの泣き声で、若いお母さんが、申し訳なさそうな顔をしながら、必死にあやしても、まったくその勢いは、衰えませんでした。

狭いエレベーターの中は、まるで絶叫マシーンのアトラクションのような状態に、なっていたのですね。
と、1人の年配の女性が、ベビーカーの中の赤ちゃんを見ながら、言います。

「元気が、イイですねぇ」
その言葉に、「ホントにすみません」と、返すお母さん。
と、今度は中年男性が、こう言ったのです。

「赤ん坊は、泣くのが、仕事だからなぁ」
その言葉に黙ってうなずく、同乗者の面々。
エレベーターの中の空気がなごみ、なんだか、そのお母さんも、救われたような表情になっていました。

夏の午後、15人ほどが乗った、都会の路線バスの静かな車内でのことです。
母親の腕に抱かれた、赤ちゃんが突然、ぐずり始め、10分経っても泣きやむ気配が、ありません。

周りへの迷惑を気にして、困り果てているお母さん。
と、そのとき、運転手の明るい口調のアナウンスが、車内に流れたのです。

「お母さん、大丈夫ですよ。
赤ちゃんですから、気になさらないでください。
きっと眠いか、お腹が空いているか、おむつが気持ちが悪いか、暑いか、といったところでしょうか」

ほんのちょっとしたひと言です。
でも、このひと言で、このお母さんは、どれだけ救われたでしょうか。
この運転手さんは、あとからこのことに、声をかけた理由について、「お母さんの焦りをひしひし感じた」と振り返り、「みんな泣いて、育ったんですからね」と、語ったそうです。

赤ちゃんが、泣くのは至極当たり前のこと。
泣いている本人は、わけがわかっていないからいいのです。
大変なのは、その赤ちゃんを連れている、親御さんですよね。
恐縮しているお母さんへ、周りの人が優しい言葉を、かけているのを見ると、こっちまで心が、温かくなってきます。

赤ちゃんは、泣いて大きく育つのです。
泣く赤ちゃんをみんなで、優しく見守りましょう。

2023年09月21日

9の心がけのバランスを 1109


君子には、常に心がけなければならないことが、九つあるのだという。
孔子は、こう語っている。

「君子に九思あり。視るは明を思い、聴く聡(そう)を思い、色は温を思い、貌(ぼう)は恭(きょう)を思い、言は忠を思い、事は敬を思い、疑わしきは問うを思い、忿(いか)りには難を思い、得るを見ては、義を思う」

一、視覚においては、明敏であること
一、聴覚においては、鋭敏であること
一、表情においては、温か味があること
一、態度においては、誠実であること
一、発言においては、忠実であること
一、行動においては、慎重であること
一、疑問に接しては、探究心をもつこと
一、感情に駆られて、迷惑をかけぬこと
一、利に直面しても、義を忘れぬこと

これらのことを心がければ、バランスのとれた社会人として、合格点を頂戴することができるでしょう。
すべてにおいて、バランスよくを、心がけたいものです。

2023年09月14日

我慢こそ大きな力 1108


小さな我慢が、できないようでは、大きな仕事を仕損じる。
大きな目標の前には、ならぬ堪忍も、しなければならない。

「ならぬ堪忍」の好例として、よく引き合いに出されるのが、韓信(かんしん)の故事である。

韓信は、漢の高祖劉邦(りゅうほう)に仕えた将軍だが、若い頃は定職にもつかず、ぶらぶらしていた。
そんなある日、普段から韓信をバカにしていた、ヨタ者が、因縁をつけてきた。

「やい、でっかい図体(ずうたい)に、剣などぶら下げやがって、格好ばかりは1人前だが、肝っ玉のほうは、からきしだろう」
人だかりがしてくると、ヨタ者は図に乗って、「やい、度胸があるなら、おれを刺してみろ。それが恐けりゃ、股(また)をくぐれ」

韓信は、黙ってヨタ者の股を、くづったという。

韓信の力をもってすれば、そんな相手の2人や3人、とりおさえるのは、わけもなかったに違いない。
だが、こんな小事(しょうじ)に、かかわってもつまらない。
大事(だいじ)の前の小事と思いなおして、あえて股をくぐったのである。

我慢こそ、大きな力になるのです。
大きな力を発揮できる人は、我慢力が、高いのです。

2023年09月08日

プロとして常に備えよう 1107


「靴磨きの名人」の通称「靴磨きの源ちゃん」の話です。
永田町の東急ホテルの地下3階にあった店で、40年にわたって、多くの政治家や有名人の靴を、磨き続けてきた人です。

「靴磨き」を勉強するために、源ちゃんに自分の靴を磨いてもらったある人は、その仕上がりの素晴らしさを見て、「腕前が違いすぎる。マネできない。勉強にならない」と舌を巻いたそうです。
彼は、政治家だけでなく、オードリー・ヘップバーンやマイケル・ジャクソンなど、世界的なスターの靴も磨いてきましたが、源ちゃんが磨いた靴を見たヘップバーンが「靴って、こんなに光るものなの?」と驚いたという話も残っています。

どうして、源ちゃんが磨いた靴は、そんなにも美しく光るのでしょう。
彼によれば、「神業」の秘密のひとつは「靴磨き用クリーム」なのだとか。

源ちゃんが使う靴クリームは、数種類。
もちろん自分で、各種のクリームを調合したオリジナルです。
理想のクリームを作る研究のために、各メーカーの靴クリームの成分分析を、東京理科大学に依頼した事もあるそうです。
このクリームを、磨く靴の種類や皮の状態、さらに季節やその日の湿度などを考えて、使い分けている。

もちろん、源ちゃんの研究は、靴クリームにとどまりません。
なんと彼、研究のために、高級ブランドの靴を、惜しげもなく買っているのです。
銀座や赤坂の靴屋を見て回り、新しいブランド品の靴が輸入されていると見るや、それがどんなに高い靴でも、何の躊躇もなく購入する。
そして、家で磨いてみて、その靴の「革の性質」や「耐久性」などを確かめる。
どうやって磨くのが良いのか徹底的に調べて、その靴に1番合ったクリームを決定します。

源ちゃんの「備え」は、それだけではありません。
外国のお客も多いので、英語はペラペラで、なんと、フランス語でも会話ができるのです。
さらに、頼まれれば、靴の修理までやってしまう。
靴の修理技術は、イギリスやイタリアの革職人を訪ねて、「見よう見まねで覚えた」というのですから恐れいります。

「どうしてそこまでするの?」とある人が、源ちゃんに尋ねた時、彼はサラリとこう答えたそうです。
「まあ、プロだからね」

プロとして誇りを持ち、どんなブランドの靴磨きの依頼が来ても、大丈夫なように「常に備えて」いる源ちゃん。
備えが万全な「本物のプロ」は、無敵。
まさに「百戦危うからず」です。

2023年09月01日

ピンチの時に実力発揮 1106


中国の『準南子』の中に、「舟覆(くつがえ)りてすなわち善く泳ぐを見、馬奔(はし)りてすなわち良く御(ぎょ)するを見る」とある。

「舟がひっくり返ったときに、はじめて泳ぎの達者な人間で、あるかどうかがわかる。馬が走り出したときに、はじめて乗りこなす術を心得ている人間で、あるかどうかがわかる」という意味だ。

つまり、ピンチに陥ったときに、はじめてその人の真価が、発揮される、というのである。

馬が並足で駆けているときは、馬術の心得のない者でも、背中にしがみついていることは、できるかもしれない。
だが、ちょっとスピードをあげれば、たちまち悲鳴をあげたり、ふり落とされたりしてしまう。

事業経営でも、同じことだ。
時に恵まれれば、凡庸な経営者でも、それなりの成績をあげることができる。
だが、それを自分の実力だと、錯覚してはならない。

実力が試されるのは、ピンチに陥ったときだ。
ピンチは、必ずおとずれる。

そのピンチを、乗り切ってこそ、1人前の経営者と言えるのだ。
ふだんから実力を、養っておくことを、忘れてはならない。

2023年08月25日

かすかな前兆を読み取る 1105


秋になって霜が下り始めると、やがて堅い氷の張りつめる、厳しい冬がやってくる。
つまり冬は、秋をとび越えて、一気にやってくるわけではない。

そのまえに、霜が下りるという前兆があるのだ。
だから、霜の下りるのを見たら、冬の支度を急がなければならない。

人間世界の出来事についても、これと同じことが言える。
どんな大事件でも、必ずその前触れとなるような、小さな事件がある。
だから、かすかな前兆でも、それを小事だと見過ごすことなく、ただちにその動きを察知して、早めに手を打たなければならない。

「霜を履(ふ)みて堅氷至る」とは、それを警告した言葉である。

ただし、かすかな前兆を読み取るためには、たえず神経をとぎすまし、緊張感をみなぎらせて、仕事に当たらなければならない。
霜が下りても、まだ冬の到来に気づかないようでは、困るのである。

何ごとも、かすかな前兆に、気づきましょう。
それを察知し、手立てを講じれば、災難を防ぐことができるのです。

2023年08月18日

自分の判断を過信しない 1104


世の中には、自分の判断が、いつも正しいと、思っている人がいます。
自分の判断を、そんなに過信しすぎて、いいのでしょうか。

ここで、マサカリをなくした、男の話を紹介します。

ある男が、マサカリをなくした。
隣の息子が、あやしいと思った。

その息子の歩き方をみると、どうも盗んだようだ。
顔つきも、盗んだようだ。
ことばつきも、盗んだようだ。
やることなすこと、みなマサカリを盗んだように、見えてくる。

ところがその後、谷間を掘っていると、思いがけずマサカリが、見つかった。
それからは、隣の息子のやることなすこと、盗んだようには、見えなかったという。

自分の思い込みで、罪のない者まで、疑わしく見えた、という話である。
疑わしい眼で見れば、すべてのことが、疑わしく思われてくるのだという。

「疑心暗鬼」という、四字熟語があります。
「心に疑いを持っていると、暗闇の中に、ありもしない鬼の形を見たりする」ということから、来た語となります。
この言葉は、「一度疑い始めると、何でもないことまで、疑問や不安を感じたり、恐ろしくなってくることのたとえ」として、使われています。

これに類する話は、誰にでもあるでしょう。
誤った予断や先入観によって、判断をまどわせられるのです。

自分の判断でも、無条件の信頼など、置かないほうが、よいのかもしれません。
決めつけの判断は、間違っていることも、多いのです。

2023年08月13日

人のために時間を使おう 1103


お釈迦様にまつわる、エピソードを紹介します。

お釈迦様が、町中で徳を積むことの大切さを説いていたとき、1人の男が、こんな相談を持ちかけました。
「私は戦争で、大ケガを負って以来、身体が不自由になり、働けなくなったため、大変貧乏な暮らしをしています。ですから、他人に与えるものなど1つもありません。こんな私でも徳を積める方法が、あるのでしょうか」

すると、お釈迦様は、男を1件の民家へ連れて行き、次のように教えたのです。

「あそこの民家を見てごらん。老人が1人で、暮らしている。老人の横には、1匹のイヌがいる。あのイヌは、毎日決まった時間に、老人の家を訪れ、ああやってなごませているのだ。そう、ただあの場にいるだけで、老人の役に、立とうとしているのだ」

この話は、「自分には与えるものが、何一つない」と考えている人にとって、大いに参考になると思います。
与えるものがなければ、わずかな時間であっても、相手のために割いてあげ、話し相手になってあげたり、相談相手になってあげるだけでもいいのです。
いや、何もしなくても、存在するだけでもいいのです。

それだけでも、相手は感謝してくれるようになり、喜びを与えたことになります。
すなわち、これもまた1つの立派な徳積みの行為となるのです。

2023年08月07日

他人の幸福を優先する 1102


お釈迦様にまつわる話を、紹介しましょう。

あるとき、お釈迦様は、托鉢に行こうとする弟子たちに向かって、こう言いました。
「お金持ちの家ではなく、貧しい人たちの家を回って、托鉢をしてきなさい」

弟子たちは、驚いてしまいました。
お金持ちは、食べるものに困りません。
ですから、いくらでも施すことができます。
しかし、貧乏な人には、修行僧に食べ物を施す、余裕などありません。

そこで、1人の弟子が理由を尋ねると、お釈迦様は、次のように答えたのです。
「貧しい人たちは、自分が貧しいと考え、他人に施すことを忘れている。それゆえ、いつまでたっても、貧しさから抜け出すことができない。そのことを貧しい人たちに、教えてあげてほしいのだ」

僧に施すという行為は、徳を積むことになります。
徳を積めば、貧しさという不運から、抜け出すことができるということを、お釈迦様は、言いたかったのです。

同じことは、私たちの人生にも、いえると思うのです。
「運が悪い」「人生が報われない」と嘆く人は、自分の幸せのみを考え、他人の幸せをないがしろにする傾向があります。
しかし、それだと、一生運が悪いまま、人生が報われないままで、終わってしまいかねません。

幸福になりたければ、自分の幸福よりも他人の幸福を、優先して考えることです。
他人を喜ばすこと、尽くすことに、目を向けることが大切です。

2023年07月29日

笑いの絶えない家 1101


沢庵和尚にまつわる、こんな話があります。

あるとき、結婚することになった若い武士が、「後学のために、好ましい家庭と好ましくない家庭を見てみたい」と、沢庵に申し出たことがありました。

そこで、沢庵は、まず武士を好ましくない家庭に、連れて行きました。
その家ではちょうど、食事の最中でした。
しかし、息子がおならをしたため、父親が激怒し、みんな暗い表情で、ご飯を食べていました。

次に、沢庵は、武士を好ましい家庭に、連れて行きました。
ここでも家族は、食事中でした。

そして同じく息子が、おならをしたのですが、父親はこう言って、笑いとばしたので、家族もそれにつられ、大笑いをしていました。
「昼間、剣術の稽古で、緊張しっぱなしで、それがゆるんだのだろう。気にすることはない。どれ、ワシもおならを、させてもらおう」

夫婦になって、家庭を持ったら、笑いの絶えない家にする。
沢庵は、そのことを武士に、教えてあげようとしたのです。

笑いには、気持ちを朗らかにして、なごませてくれる、不思議な力があります。
その場の雰囲気を、明るくポジティブにしてくれる、作用があります。
そのため、そこにいる人たちは、すがすがしく快適な気分になります。

それならば、自分から率先して、笑う習慣をつけることです。
そうすれば、明るくポジティブで、充実した毎日を過ごすことが、できるのです。

2023年07月23日

幸福は身近に存在する 1100


2010年に、南米チリの鉱山で、落盤事故が起きました。
33人もの作業員が、地下700メートルの避難所に、閉じ込められたのです。
69日ぶりに全員が、無事救出されたとき、世界中は歓喜にわきました。

作業員たちが、救出された直後、テレビ局のレポーターが「今、1番したいことは、何ですか」と質問したところ、彼らの多くは、次のように答えました。

「家族といっしょに、食事がしたい」「最愛の家族と、ゆっくりと過ごしたい」「家に帰って、シャワーを浴びたい」などなどです。

いずれも、無事に戻れたという幸福を、しみじみ体感するために、望んだことでした。
そして、言うまでもなく、これらは日ごろ、私たちがいつも体験していることでもあります。

私たちは、本来幸せなのです。
ただ、そのことを忘れているだけで、気づこうとしないだけなのです。

ですから、それを知るためには、もし、自分がチリの落盤事故に遭った、作業員たちと同じような状況に立たされたとき、1番に何を望むかを、考えてみることです。
きっと、同じように、「家族といっしょに、御飯が食べたい」「熱いお風呂に、つかりたい」といったコメントを、口にすると思います。

幸福は、遠いどこかにあるのではなく、身近に存在するのです。
意識するしないにかかわらず、私たちは、その恵みの中で、生きているのです。

いつもこのことを、気にとめておくと、いつも幸せを、感じることができるのです。
幸福は、あなたの身近に、存在するのです。

2023年07月17日

災いが絶好の機会に 1099


お釈迦様にまつわる、こんなエピソードがあります。

あるとき、1人の男がお釈迦様に、こんな相談を持ちかけてきました。
「私は20年以上も、奉公先で働いてきましたが、先日、奉公先をクビになってしまいました。この先、どうすれば、いいのでしょう」

すると、お釈迦様は民家の軒先に吊してある鳥籠(とりかご)を指しながら、次のように言いました。

「あの鳥籠の中にいる鳥は、いつも飼い主から、エサを恵んでもらえるから、食べるには困らない。
でも、もし、あの鳥が鳥籠から出ることができたら、エサには不自由するかもしれないが、新たな天地に向けて、飛び立つことができる。
今のあなたは、自分という鳥が、鳥籠から出て、新天地に向けて飛び立ったところだ。
そう思えばいい」

私たちも同じです。
もし、リストラに遭い、職を失ったとしたら、それは脱サラ・独立を果たす、絶好の機会を得た、可能性があるのです。

やりたかった仕事、すなわち天職を通して、世の中に貢献するチャンスかもしれないのです。

ですから、「世の中には、福も災いもない」と言い聞かせ、希望に満ちた明るい未来のみを思い描くことが、大切になってきます。
そうすれば、人生は、徐々に、自分の思い描いた通りに、展開するようになります。
災いが、絶好の機会になるのです。

2023年07月08日

達成した目標を楽しもう 1098


東南アジアに、次のような昔話があります。

ある沼で暮らす1匹のカメが、神様に「ウサギのように、早く走りたい」とお願いしました。
神様は、カメの姿をウサギに、変えてくれました。

ウサギになったカメは、間もなくして「トラのように、強くなりたい」と再びお願いしました。
神様は、その願いも叶えてくれました。

ところが、トラに変身できても、カメは飽き足らなくなり、今度は「鳥のように、空を飛びたい」とお願いしたのです。
しかし、神様は「わがままな奴だ」とお怒りになって、カメを元の姿に、戻してしまったのです。

この話は、「欲望は、キリがない。1つの望みを叶えることができても、すぐに飽き足らなくなる」という観点から、多くを望むことの愚かさを、教え示しています。

1つの願望を叶えたら、ワンランク上の願望を目指すことは、決して悪いことではありません。
しかし、まずは1つの願望が、叶ったことに感謝することです。

そして、そうなれた喜びにひたり、その境遇を存分に、楽しむことです。
この物語に登場するカメでいえば、ウサギになれたことに感謝し、「早く走れる生活」を満喫するのです。

そうすれば、感謝と喜びの念が、心の中に満ちあふれるようになります。
心が、明るく豊かになります。
次の願望を目指すのは、それからでも遅くはないのです。

2023年07月02日

乾杯の数だけ幸せに 1097


西洋の古いことわざのクイズです。
○○の中に入る、漢字2文字の言葉は、何でしょう。

「人は、○○の数だけ、幸せになれる」

ヒント1 きっと、あなたは、今までの人生で、何度もやっていることです。
ヒント2 ひとりでは、できません。
ヒント3 誰かと楽しく、会っている時や、小さな「お祝い事」があった時に、これをします。
ヒント4 居酒屋では、たくさんの人たちが、これをやっています。

もう、おわかりですね。
答えは「乾杯」。

ある時は、友との再会を喜び。
ある時は、愛する人といる幸せを演出し。
ある時は、仲間と喜びを、分かち合う。

こんなすばらしいこと、他にはなかなかありません。
言い方は違っても、「乾杯」という文化が、世界中にある理由が、わかりますね。

「乾杯」には、他人同士を「仲間」にしてしまう、不思議な力がある。
そして、「人の幸せ」は、すべて「人」が、運んできてくれるもの。

この「人は、乾杯の数だけ、幸せになれる」という言葉。
実に理にかなった、言葉なのです。
あなたの隣人と、人生に乾杯!

2023年06月23日

全員最優秀賞 1096


かつて芸術家の岡本太郎は、子どもの絵の審査員を頼まれた際に、最後に壇上に上がって最優秀者の発表をする時に、こう言ったそうです。

「全員、最優秀賞です!」

「えっ? 全員ですか?」と、あわてる主催者たち。
「そう、全員すばらしい! 全員に賞をあげてください!」

なかなか痛快な話です。
そもそも岡本センセイ、「子どもこそ真の芸術家」と考えている人でしたから、子どもの絵に順位を付けるなどという愚行は、するわけがないのです。
センセイは、3歳くらいまでは、心のままに絵を描いていた子どもたちが、まわりの大人たちの目にさらされて。「うまい」とか「ヘタ」とか言われるうちに、絵を描くのをやめてしまうことについても、激しく批判しています。 

ここで、子どもの絵に関する「紙の金メダル」のお話をします。
美術教師をしている小林(仮名)が、ある時、小学校に代理教員として、絵を教えに行った時の話です。

授業では、児童たちに、校庭にある大きな木の写生を、させていました。
すると。
ひとりの児童が、木の幹を紫色に、塗っているではありませんか。
驚いた小林さんは、その子に話しかけます。
「よくあの木を見て? こういう色じゃないんじゃないかな?」
するとその子は、こう答えたのです。

「いいんだ! 僕は紫が1番好きな色なんだ。僕はこの木が、1番好きな木だ。だから、1番好きな色を、1番好きな木にあげたんだ!」

この言葉を聞いた小林さんは「やられた! 子どもに教えられた!」と思います。
しかし、今の教育では、木を紫に塗った子に「最高点」をあげることはできません。
考えた小林さんは、自分で紙の金メダルを作って、その子にあげたのです。
「学校の都合で、5点の評価はあげられないけど、先生はこの絵は、とても素晴らしいと思う。だから、特別にこの金メダルをあげます!」

そんな出来事から、何年も経ってからのこと。
小林さんは、ふと思い立って、この出来事をラジオ番組に、投稿します。
ハガキは採用され、放送。
すると、驚いたことに、たまたまその放送を聴いていた、あの時の児童本人(すでに大学生になっていました)から、小林先生のもとに、手紙が届いたのです。

その手紙には、こんなことが、書かれていました。
「あの時、先生からもらった金メダルは、今も大切に持っています」
手紙には、大学生になった彼が、あの金メダルを首からさげた写真が、同封されていました。

さらに、手紙の続きには、こうあったのです。
「僕は今、絵の勉強をしています。将来は画家になりたい、と思っています」

木の幹を紫色に染めた子。
その子の絵を、認めてあげた先生。
岡本太郎の考えが、正しいのがよくわかります。

全員が、最優秀賞なのです。
素晴らしい感性を、持っているのです。

2023年06月17日

誰かが見ている 1095


西洋に、こんな民話があります。

ある貧乏な男が、近所の麦畑から麦を盗もうと考え、真夜中に末の娘と共に、他人の畑にやってきた。
そして、「誰か見ている人がいたら、教えるんだ」と、幼い娘に見張り番をさせて、自分は畑に入って、麦を刈りはじめた。

しばらくすると、娘が突然言います。
「お父さん! 誰かが見ている!」

ギョッとして、父親はあたりを見まわしますが、人っ子ひとりいません。
麦刈りを、再開する父親。
ところがしばらくすると、また娘が言います。

「お父さん! 誰かが見ている!」
父親は麦刈りを中断して、再びあたりを見まわしますが、やっぱり誰もいません。

「いったい、誰に見られているって言うんだ! 誰もいないじゃないか!」
父親が怒ってそう言うと、娘はこう答えたのです。

「お空の上から、誰かが見ているの!」

「天網恢々疎(てんもうかいかいそ)」という、中国のことわざがあります。
これは、「天は、どんな小さいな悪も見逃さず、天罰を与える」という意味です。
「神様は、お見通しだぞ」ってことです。

中国には他にも、「これは2人だけの秘密だ・・・と言って、不正を働いても、必ずバレる」という意味で、「天知る、地知る、我知る、人知る」という言葉があります。

神様が見ているのは、何も悪事だけではありません。
あなたが「イイこと」をした時も、ちゃんと見てくれています。

必ず誰かが、見ているのです。
誰にも恥じない、生き方をしましょう。

2023年06月11日

お金を有意義に使おう 1094


インドに、次のような昔話があります。

ある村にAさんとBさんという、2人の金持ちがいました。
Aさんは村人たちに、いつもお酒やご馳走を振る舞っていたので、みんなから慕われていました。
しかし、Bさんはそんなことは、あまりしませんでした。
そのため、村人たちから「お金があるくせにケチだ」と、陰口を叩かれていました。

あるとき、村に大雨が降り、洪水が起きました。
このとき2人の行動は、実に対照的でした。

Aさんは全財産を持って、別の国へ逃亡してしまいました。
それに対して、Bさんは村にとどまり、堤防を築くお金を、拠出したのです。

そうです。
Bさんは、ケチではなかったのです。
ここぞというときには、お金の出し惜しみをしない、倹約家だったのです。
言い換えると、お金の「使い方」が、Aさんとは違っていたのです。

Bさんのおかげで、村は洪水の被害が減り、村人は安心して、暮らせるようになりました。
その後、Bさんの評判は一変し、村人から感謝され、尊敬されるようになったというのです。

お金は、使う人の考え方によって、有意義にもなれば、その逆にもなります。
使う人の人格によって、その価値が決まってしまうのです。

人は、お金の使い方を、いつも見られているのです。
ぜひ、いざという時に、人のために使いたいものです。

2023年06月04日

すぐに成果を求めない 1093


お釈迦様にまつわるエピソードを、紹介しましょう。

あるとき、弟子の1人がお釈迦様に、こんな質問をしたことがありました。
「志を遂げるために、1番大切なことは、何でしょう?」

すると、お釈迦様は、大きな花を指しながら、次のように答えました。

「あそこにある花は、この春、種をまいたものだ。
それから、しばらくして、芽が出てきた。
もし、芽のうちに、引っこ抜いてしまったら、どうなるか。
花は絶対に、咲くことはない。
志というものは、花と同じで、成就するまでに、ある程度の時間がかかるものなのだ」

お釈迦様は、願望の達成には、時間が必要であって、「こうなりたい」「ああしたい」と焦っても、一朝一夕というわけにはいかないと、弟子に伝えようとしたのです。
機が熟すのを、待つくらいの気持ちでいることが重要です。

願望は、花のようなもので、芽の段階では、花が咲きません。
季節を待つことが、大切なのです。

「頑張って行動しているのに、少しも状況が好転しない」と、そこで願望の芽を、引っこ抜いてはならないのです。
「これからどんどん成長していき、じきに大輪の花を、咲かせてくれる」と、あくまで期待し、前向きな気持ちで、いるようにしましょう。

すぐに成果を、求めないことです。
努力した分だけ、後になって成果は、必ず現れるのです。

2023年05月28日

花で人に幸せを 1092


これは、ある花屋の女性の話です。
実は彼女は、子どもの頃、体が弱くて入退院を繰り返す日々を送っていました。
そんな彼女をなぐさめてくれたのが、病室に飾られた花だったのです。

「花は、人をなぐさめて勇気をくれる。私は大人になったら、花屋さんになって、たくさんの人たちを勇気づけたい」
病室で自分の心を癒してくれる花を見て、彼女はそう決心しました。

やがて、フラワーデザイナーとなり、東京で起業します。
仕事は、企業のイベントやウエディングでの会場装花。
しかし、会社を維持するのは、簡単ではありませんでした。
スタッフを抱え、日々の仕事に忙殺されます。

そんな時、あの東日本大震災が、発生したのです。

彼女の会社の生命線である、企業のイベントやお祝い行事は、軒並み「自粛」により中止になりました。
入っていた仕事は、すべてキャンセル。
その後も、まったく注文がない日々が続きます。

途方にくれた彼女は、とうとう会社をたたむ決心をします。
花屋をやめる決心をした彼女は「どうせもう売れない花なら・・・」と、1000本のヒマワリを持って、東北へ向かいました。
被災した人たちへ、ひとりに1本ずつ、ヒマワリを渡して、少しでも元気になってもらおうと、思い立ったのです。

被災地でヒマワリを配ろうとすると、あっという間に、行列ができたそうです。
そのひとりひとりに、ヒマワリを渡す彼女。
彼女からヒマワリを受け取った人たちからは、こんな声が・・・。

「ありがとう、生の花を久しぶりに見た気がするよ」
「ありがとう、花を眺めて暮らすと、元気が出るわ」
「ありがとう」
「ありがとう」
「ありがとう」

被災者の人たちの感謝の言葉を聞いて、彼女は思い出しました。
私も子どもの頃、病室で花によって生きる希望を、持つことができたんだっけ・・・。
「そうだ。花を通して、ひとりでも多くの人に、幸せになってもらいたい! そう思って花屋になったのに、忙しくて、いつの間にかそれを忘れていた!」

東京に戻った彼女は初心に戻り、「花で人に幸せを届ける」をコンセプトに、新たな事業をスタートさせました。
彼女は現在、「人と人を結ぶお花屋さん」の代表として、多忙な日々を送っています。

一時、花屋をあきらめかけた彼女を救ったのは、「花を受け取る人たち」の笑顔だったのです。
花には、人を笑顔・幸せにする、大きな力があるのです。

2023年05月21日

捨てるものはない 1091


島田洋七(しまだようしち 漫才コンビで活躍)が、子どもの頃にいっしょに過ごした、おばあちゃん(佐賀のがばいばあちゃん)の思い出話です。

家の前の川を「スーパーマーケット」として、活用していたばあちゃん。
木の枝や野菜、果物のみならず、古くなった下駄や着物、ブリキの玩具、空き箱や空き瓶、誰が捨てるのか、流れてくるものは、何でも拾って再利用していた。

はじめは、捨てられたものを拾うことに抵抗があったし、友だちや近所の人に見られるのも恥ずかしかった。
でも、どんなものでも、それがばあちゃんの手で見事に、再利用されるさまを見ているうちに、だんだん面白くなってくる。

「拾うものはあっても、捨てるものはない」
ばあちゃんの言っていることは、ホントだと思うようになった。

ばあちゃんの「何でも再利用」は、これだけじゃない。
出かけるときは必ず、長い紐の先に磁石をくくりつけ、それを腰に巻きつけて歩くのだ。
そうすると、釘や鉄くずが磁石にくっついてくる。
バケツ一杯くらいはすぐにたまり、それを売ると割合にお金になった。

ある日のこと、俺とばあちゃんは、どこかに出かけようと、バスを待っていた。
もちろん、ばあちゃんは、その日も磁石つきの紐を、腰に巻きつけている。
バスが来て俺が先に乗り込んだが、ばあちゃんが、なかなか乗ってこない。
「ばあちゃん、どうしたの?」

振り返ってみると、ばあちゃんは、うんうん唸りながら、腰につけた紐を引っ張っている。
「大物だ、手伝え!」

「あの・・・」
そのとき、バスの運転手さんが、俺たちに声をかけた。
「磁石が、車体にくっついているみたいなんですけど・・・すみません、バスは持って帰らないでください」

ばあちゃんが、引っ張り上げようとした「大物」は、なんと「バス」だったのだ!
さすがの俺も、顔から火が出るほど、恥ずかしかった。

ばあちゃんにとって、世の中に、捨てるものは、何一つないのです。
必死になって、どんなものでも、大切にしているのです。

今の世の中は、悲しいことに、何でも気軽に捨ててしまう時代です。
しかし、ばあちゃんのように、全てのものを大事にする心が、とても大切なのでは、ないでしょうか。

2023年05月12日

危険を事前に察知しよう 1090


塚原卜伝(つかはらぼくでん)という剣豪を、ご存じでしょうか。

囲炉裏(いろり)の前で食事をしている時に、背後から斬りかかられて、とっさに鍋のフタを楯がわりにした・・・というエピソードで有名な人です。
生涯に19回も真剣勝負(=本物の日本刀での命がけの勝負)をして、1度も負けなかったというのですから、強かったことは確かなようです。

さて、この卜伝さんが、3人の息子のうち、誰を自分の剣術の後継者にするかを、決めるためのテストをした、という話が残っています。
テストの方法は、「座敷の入口に、中に入ろうとすると頭に鞠(まり)が落ちるような仕掛けをして、どんな対処をするかを見る」というものでした。

まず、長男。
彼は、座敷に入る前に仕掛けに気がつき、その鞠を外してから、中に入りました。

次の次男。
彼は、座敷に入ろうとした瞬間、何かが頭に落ちてくることを感じて、刀に手をかけましたが、それが鞠だと気がつくと、そのまま座敷に入りました。

最後の三男。
彼は、頭に落ちてきた鞠を、とっさに抜いた刀で、ものの見事に真っ二つに斬ってから、座敷の中に、入りました。

さあ、この3人の息子のうち、剣豪・塚原卜伝が後継者に選んだのは、誰だと思いますか?
ちょっと考えると、落ちてきた鞠をとっさに斬った三男が、1番すごいように思えますよね。

でも、卜伝さんが後継者に選んだのは、長男でした。
理由は「危機を事前に察知する能力に、秀でているから」。

卜伝さんは、次男はある程度評価したものの、鞠を真っ二つに斬った三男に対しては、「未熟!」と断じたそうです。
「それくらいの危機を察知できないとは、修行が足りない!」というわけです。

中国の兵法書『孫子』の中にも、最高の勝ち方は「戦わずして勝つこと」とあります。
現代社会においても、「危機に陥ったときに、うまく処理できる人」よりも、「リスク管理がしっかりできていて、そもそも危機を回避できる人」のほうが、すぐれていることは、言うまでもないでしょう。

天下無敵の剣豪は、リスク管理という点でも、すぐれていたからこそ「無敵」を維持できたのかもしれません。
危機を事前に察知する能力は、安心・安全を確保してくれる素晴らしい能力なのです。

2023年05月07日

失敗をさらけ出そう 1089


想像もしていなかったような、「とんでもない大失敗」をした経験。
あなたにも、何度かは心当たりがあると思います。

どうしたら解決できるか、まったくわからないほどの大失敗の時は、途方に暮れてしまいます。
そんな時は、いったいどうすれば、いいのでしょう。

ある大学の生協で、アルバイトの職員が「ポッキー」や「プリッツ」などのお菓子を320個仕入れようとして、3200個も発注してしまったのです。
「1セット10個入り」という表示を見逃したために、起こってしまったミスですが、届いた商品の山を見て、青ざめたのは、生協職員たち。
さあ、もしあなたが職員だったら、いったいどうしますか。

困り果てた職員たちが、選択した方法。
それは「失敗をさらけ出し、本気でお願いする」ことでした。

自分たちのミスによって、とんでもない数のお菓子が、届いてしまったことを、正直に学生たちに伝えて「何とか、買って下さい!」と、「本気でお願い」したのです。
職員たちは、食品売り場だけでなく、食堂や書店など、大学内のあらゆる場所に、商品を置き、そのすぐ横に大きなPOPで、こう書きました。

「HELP! 誤ってポッキー・プリッツが3200個届いてしまいました。思っていた数のなんと10倍です。皆さんの声かけをたくさんの人に、よろしくお願いします」

さらに、このPOPの下には、日々の販売個数を表示して、「夢の完売まで、あと何個」というカウントダウンの数字が、わかるようにしました。
そうしたら、学生たちが面白がって、ツイッターやLINEで「○○大学生協ポッキーだらけ!」などと写真付きで拡散。
「買ったよ」「私も!」と、どんどん盛り上がり、通常の100倍ものケースで売れて、無事に完売することができたのです。

これ、もし職員たちが誤発注を隠して、ただ単に「ポッキー、プリッツ大安売り!」なんてフェアをやったとしても、上手くいかなかったでしょう。
「間違えて、10倍もの数のポッキーを発注してしまった」というとんでもない失敗。
それを隠さずにオープンにし、「助けて下さい」と本気でお願いしたことが、多くの学生の心を動かしたのです。
人は、真剣にお願いされると弱いもの、たとえ店舗の担当者からのお願いでも、真剣なお願いなら、一度くらいは聞いてあげようとするものです。

そもそも、人助けって、助けている側も、ちょっとイイ気分になれますものね。
ピンチの時は、隠さないほうがいい。
さらけ出したほうが、上手くいく。

これは、何も「ミス」だけに、限った話ではありません。
自分の欠点や、苦手なこと、恥ずかしいところだって、ときには隠さずに、さらけ出してしまって、いいんです。
そんな素直さを持つあなたに、周りの人も手を、差し伸べてくれるのです。

2023年04月28日

願いはすべて聞いてもらえる 1088


初詣や旅行などで、お寺や神社へ行ったとき。
あなたは、神様に何を、お願いしますか。

神様に手を合わせる時って、自分が本当に望んでいることと、素直に向き合ういい機会です。
そんな「神様へのお願い」について、とても感動的な詩を、紹介します。

『神様のおもんばかり』

大きなことを成し遂げるために
力を与えて欲しいと神に求めたのに
謙虚さを学ぶようにと弱さを授かった

より偉大なことができるようにと
健康を求めたのに
よりよきことができるようにと病弱を与えられた

幸せになろうとして
富を求めたのに
賢明であるようにと貧困を授かった

世の人々の賞賛を得ようとして
成功を求めたのに
得意にならないようにと失敗を授かった

人生を楽しもうと
たくさんのものを求めたのに
むしろ人生を味わうようにとシンプルな生活を与えられた

求めたものは何一つとして与えられなかったが
願いはすべて聞き届けられていた

私はあらゆる人の中で
もっとも豊かに祝福されていたのだ

いかがですか?
まったく同じ人生を歩んでいても、「貧乏で、不健康で、成功することもなかった。私の人生は最悪だった」と言う人と、「普通の暮らしができて、大病もせず、夢を追いかけて過ごすことができた。私の人生は幸せだった」と言う人がいます。

幸せかどうかを決めるのは、結局、自分なのです。
あなたの中にいる、神様が決めているのです。

神様は、あなたの味方なのです。
そして、願いはすべて、聞いてもらえているのです。

2023年04月20日

ピンチを楽しみ、飛躍しよう 1087


プロスポーツ選手のメンタルカウンセラーの権威である、スポーツ心理学者・児玉光雄教授は、こう言っています。

「ピンチを楽しめるようになったら、一人前」

プレッシャーに弱い、プロゴルファーのメンタルカウンセラーとして、「ピンチになったら、笑顔を作り、『ピンチを見事に脱出することは、楽しい』と、心の中でつぶやいてから、スイングを開始しなさい」と、アドバイスしているそうです。

本来、ゴルフは困難を楽しむスポーツ。
「もし、ゴルフのコースにバンカーがなかったら、本当にツマラナイだろう」という言葉を聞いたことがあります。

児玉教授は、さらに「(スポーツにおいては)『成功をしている良いイメージを描ければ、必ず夢はかなう』という発想より、むしろ『悪いイメージが、浮かび上がったとき、それを打ち消そうとするのではなく、それを受け入れて楽しむ』くらいの気持ちの方が、よい結果につながる」

つまり、「最悪の事態を想像し、そんな状況なのに、余裕たっぷりで問題を解決している、自分を思い描きなさい」という事です。

ここで、イチローのエピソードを紹介します。

高校に入った当時は、ピッチャーだったイチローが、「バッターに専念するきっかけ」になったのは、「交通事故」だったのだそうです。
高校2年の春に、自転車に乗っていて、ライトバンに追突されてしまったイチロー。
この事故で一時的に、速い球を投げられなくなり、監督によって外野手に、転向させられたのです。

イチローは、「交通事故さえなければ、きっとピッチャーを目指していた」と語っていて、「打者として、プロを目指すきっかけを作ってくれたのは、この交通事故なんですね」と、事故に対して、感謝の言葉を残しています。

イチローは、「交通事故」というピンチさえも、飛躍のきっかけに、変えてしまったのです。
ピンチを楽しみ、チャンスに変え、大きく飛躍できるのです。

2023年04月14日

人見知りは才能 1086


ずっと気に病んでいた悩みが、人から言われたひと言で、パッと消え去る事があります。
それを言ってくれた相手が、尊敬する人物だったり、大好きな相手だったりすれば、その「ひと言」の効果は絶大です。

お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の「山ちゃん」こと、山里亮太さん。
相方の「しずちゃん」こと山崎静代さんが、個性派女優としてドラマや映画に出演し、ちょっと差をつけられた感がありましたが、最近は、番組のナレーションなど、「声」で、いい仕事をしています。

実は、この山ちゃん。
「人見知り」で、それが大きな悩みだったのだそうです。

その山ちゃんを救ったのは、芸能界の大先輩、タモリのひと言でした。
人見知りで悩んでいた、山ちゃんを救った、タモリが彼に言ったひと言とは、どんな言葉だったでしょう?

「人見知りは、才能」

タモリは、やまちゃんに、こう語ったのです。

「タレントとして、テレビで成功するには、面白いだけではダメで、その場がどういう状況なのかを、感知する能力が必要。『その場の状況や流れ』を感知できず、どこでも同じノリで、やってしまうヤツは、生き残れない。

そもそも『人見知り』とは、他人の言動や反応をよく観察し、思いを巡らしてしまうあまり、『こんな事を言ったら、嫌がられるのではないか』と、相手のリアクションを想像してしまって、相手としゃべれなくなってしまう人の事。

この『相手のリアクションに、思いが及ぶ事』こそが、『神様から与えられた、素晴らしい才能』である。
もし、『こんな事を言ったら、嫌がられるんじゃないか』がわかるなら、逆に『これを言ったら、喜ばれるんじゃないか』も、想像できるはず。

だから、『人見知り』は、欠点どころか、タレントとして生きていく上で、最高の武器になる」

すごい説得力ですね。
この言葉を聞いた時、山ちゃんの目からウロコが、100枚くらい落ちるのが、目に浮かびます。

ある番組の中でも、タモリさんは、「芸能界で戦っていく人は、人見知りしか、成功しない」と、言っているのです。
悩みでも、見方を変えれば、強みにもなるのです。

2023年04月08日

なんとかしましょう 1085


ミステリーで、はじめから犯人が、わかっているタイプのものを「倒叙(とうじょ)モノ」と言います。
『刑事コロンボ』は、はじめから犯人が、わかっている話でした。

三谷幸喜が、脚本を書いた人気ドラマ、「古畑任三郎シリーズ」は、三谷と番組プロデューサーが「日本で刑事コロンボをやりたい」と考えて、企画した作品です。
独特のしゃべり方で、犯人を追いつめていく、スタイリッシュな古畑役の田村正和が、見事にハマって、高視聴率の人気番組になりました。

さてこれは、そんな人気ドラマの裏話。
ある時の事、まだ完成していない「台本」が誤って、田村正和へ渡ってしまった事がありました。

三谷幸喜は、スタッフを通じて「まだ、矛盾点がたくさんあるから、セリフは覚えないで」と、田村正和に伝えようとしたのですが、時すでに遅し。
田村正和は、自分のセリフを、全部頭に入れてしまったあとだったのです。

今さら、「台本を差し替えます」とは、言いづらい状況。
ピンチ到来です。

完成する前の台本のセリフを、田村正和に全部覚えられてしまった三谷幸喜。
このあといったい、どうしたでしょう?

古畑のセリフは、すべてそのままで、他の人物のセリフだけを変えて、物語のつじつまを合わせた。

まるで、パズルです。
三谷幸喜は、こう言っています。

「実はそういうのが、ボクは楽しいんですよ。無理難題が降りかかった時に、他の作家なら『無理です!』と言うところを『わかりました、なんとかしましょう』と。何でも受け入れながらも、いいものを創る、自分はそういうふうに、ありたいと思っている」

「制限のある中で、ベストの仕事をするのがプロ」なのです。
どんな時も、「なんとかしましょう」と、意欲を高めるのです。

2023年03月30日

お膳立てに感謝 1084


野球の試合で、3点差で負けている9回の裏に、満塁のチャンスをつかみ、そこで、逆転サヨナラ満塁ホームランを打ったら、打った人は、文句なしのヒーローです。

でも、ここでちょっと、考えてみてください。
もし、同じバッターが、ランナーなしで、ホームランを打ったとしたら、どうでしょう。
ソロホームランで、たった1点入るだけ。
当たり前ですが、ヒーローでもなんでもありません。

やったことは、「ホームランを打った」という、同じことなのに、かたや「ヒーロー」で、かたや「1点取った人」どまり。

この違い。
ひとえに、その人が打席に立つ前に「チームメイトが、チャンスを作ってくれていたかどうか」に、かかっています。
いわゆる、「お膳立て」を、整えてくれていたかどうかが、分かれ道になるわけです。

お笑い芸人・・・というより、リアクション芸の神様、出川哲朗さんが、ある番組で、ビートたけしさんから、昔聞いたという、忘れられない言葉を、紹介していました。

たけしさんに連れられて、寿司屋に入ったときのことだそうです。
リアクション芸で、人気だった出川さんに、ビートたけしさんは、こんなことを、言ったのだそうです。

「お笑いっていうのは、フリがあって、フリがあって、オチがある。ウド鈴木や出川やダチョウ倶楽部が、いつも『オイシイところ』を、もらっているけど、その前に、たけし軍団とかが、振って振ってくれているから、最後に大オチで、大爆笑が起きているんだ。だから、『振ってくれている人たち』への感謝は、絶対に忘れちゃいけない」

この言葉について、出川さんは、「一生忘れられない」と、語っていました。

自分の活躍は、「自分がオイシイところを、持っていけるように、お膳立てをしてくれた人たち」のおかげ。
たとえ、逆転サヨナラホームランを打っても、その自分に、酔いしれるだけではダメ。

その前に出塁して、ランナーになってくれた人たちが、いてこその逆転ホームランだということを、忘れてはいけません。
その感謝の気持ちを忘れると、いい気になって、思い上がってしまい、後で必ず痛い目をみることになりますので、ご用心、ご用心。

お膳立てに、常に感謝なのです。
お膳立てがあってこそ、自分が活きるのです。

2023年03月24日

ただ働きもありがとう 1083


「うわーっ、損したー!」「えーっ、たったこれだけー!」って思うこと、ありませんか?

たとえば、あなたが会社や事務所には、所属していない、フリーのイラストレーターだとします。
そんなあなたに、知り合いから「たしか、イラストのプロだったよね。ちょっとイラストを描いて、もらいたいんだけど」と相談が。

自分はフリーとはいえ、プロのイラストレーターなので、タダではないだろうと、思ったものの、知り合いからの依頼だし、お金の話をするのも野暮(やぼ)なので、そのまま快く引き受けるあなた。
依頼されたイラストは、初めて経験するタイプのもので、それなりの時間をかけて、完成させました。

「まあ、知り合いだし、謝礼はいくらでもいいや」と、気前よく思っていたのですが、知り合いは、「いやー、助かった。ありがとう!」と、言ったきりで、どうやらお金を支払ってくれるつもりは、なかったようです。

さて、こんなとき、あなたは、どう考えますか?

お釈迦様は、こんなことを、言っているそうです。

「世の中には、損も得もない。ただ、『損だ』『得だ』と、こだわる人の心が、あるだけだ」

「ただ働きかよ!」と、思えば損。
「初めてのタイプのイラストを描けて、いい経験になった」と、思えば得。
それだけのことだ、というのです。

どんな行為も、見返りや報酬を、期待せず、『させていただいて、ありがたい』と、思えば、心穏やかにいられます。
もし、イラストを頼まれたときに、はじめから「知り合いだし、勉強になるから、タダでやってあげよう。私のイラストを評価して、頼んでくれてありがたい」と、考えていれば、「ありがとう」と、言ってもらえるだけで、満足できたはずです。

「見返り」や「報酬」に、いっさい期待しなければ、「心穏やか」に、いられるのです。
ただ働きも、ありがとうなのです。

2023年03月18日

「感じない」のが得策 1082


「あの人から、嫌なことを言われた」「友だちが、この頃冷たい態度を取る」「上司から文句を言われた」など、心配したり、不安になったり、傷ついたりします。

さらに、こんなことが続くと、何ごとに対しても敏感になり、ほんの些細なことに対しても、ビクビクしてしまいます。
感受性が強すぎて、多くのマイナスな感情が、湧き起こってきます。
「感じすぎる」のも、困ったものです。

魚には、「痛点(つうてん)」が、ないのだそうです。

釣り針をくわえてしまい、釣り上げられるときも、ぜんぜん痛くない。
それどころか、生け作りの刺身になるときだって、包丁で身体を、切られても痛くない。

身体が軽くなって、「んっ? なんか変だな?」と、思うだけらしい。
ついでにいうと、魚の記憶力は、2秒なのだそうで、イヤなことがあっても、2秒後には、ケロッとしているのです。

他人の言葉や態度に、「傷つきやすい」「腹が立つ」というあなた。
痛点のない魚に、学びましょう!
カチンとくる言葉や話を聞いたら、「感じない、感じない」と、「鈍感力」を、発動するのです。

そもそも、無神経な人って、あなたが、自分の言葉や態度に、カチンときていることに、まったく気が、ついていません。
だったら、こっちも「感じない」のが、得策です。

「感じない」強い心を、持ちましょう。
世の中には、「感じない」方が、幸せであることも、多いのです。

2023年03月11日

相手に合わせて仲良く 1081


人と仲良くなるには、どうしたらいいのでしょう。
ここでは、人と仲良くなれる、秘訣を紹介します。

「デキる男は、『接待の時に、飲むお酒の種類』に、共通点があります。

ビール、ウイスキー、ワイン、日本酒など、何でも選ぶ事が、できる銀座のクラブ。
もちろん、銀座御用達のドンペリ(高級シャンパン)もあります。
さて、あなたには、「デキる男」が、接待の時に飲む、お酒の種類が、わかりますか?

えっ?
「お客には、ドンペリや高級ワインを、振る舞って、自分は定番のビール」ですって?
いやいや、違います。
接待の時に、「デキる男」が飲む、お酒の種類。
それは・・・。

接待している相手と、同じ種類のお酒。

接待相手が、ビールを飲めば、ビール。
ワインを飲めば、ワインを飲む。
相手が、ビールを頼んでいるのに、「ボクは、バーボンを」なんてやっている、ビジネスマンは、「デキない男」なのですね。
相手より、高いお酒はもちろん、相手より、明らかに安いお酒を、頼むのもNG。

ドンペリを飲んでいる目の前で、ビールを飲まれたら、接待される側も、居心地が悪いでしょう。
たとえ下戸で、相手と同じものが、飲めなくても、ノンアルコールビールを、頼むなどして、一緒に飲んでいる雰囲気を、出す方がいいのです。

そもそも、人は、自分と共通点がある相手に、親近感を覚えるものです。
ほら、同郷や出身校が同じ人とは、すぐに打ち解けるでは、ありませんか(=「類似性の法則」)。

また、人は、自分と似たものを、好ましく思います。
ペットが、飼い主そっくりな事が多いのは、このためです。
「似ている」どころが、人は、自分と同じ仕草をしている人にさえ、好感を覚えます。
だから、初デートでは、相手が取るポーズの真似をするのが、効果的なのですね。(=「ミラーリング効果」)

接待で、相手と同じ種類のお酒を飲む事は、この「類似性の法則」「ミラーリング効果」からも、正しい選択と言えます。

人と仲良くなるためには、相手に合わせることが、早道なのです。
相手に合わせることが、できる人は、柔軟性があり、包容力がある人でもあるのです。

積極的に相手に合わせて、もっともっと、仲良くなりましょう。

2023年03月02日

分け合えば喜びと感謝に 1080


相田みつを(詩人)の有名な詩、「分け合えば」の一部を、紹介します。

うばい合えば にくしみ
分け合えば よろこび
うばい合えば 不満
分け合えば 感謝

うばい合えば 戦争
分け合えば 平和
うばい合えば 地獄
分け合えば 極楽

東日本大震災が発生した時、仙台では、ライフラインは翌日復旧しましたが、本や雑誌の流通は、完全にストップ。
子どもたちが、毎週読むのを、楽しみにしている漫画雑誌も、本屋には届きません。

そんなある日。
1人のお客が『少年ジャンプ』を持ってきて、ある本屋さんに、こう言います。

「これ、ボクはもう読んだので、よかったら皆に、読ませてあげてください」

そのお客は、『少年ジャンプ』を読みたくて、山形まで行って、購入したとの事。
本屋の店主は、さっそく、店頭に張り紙をします。

「少年ジャンプ 3/19日発売号 読めます! 1冊だけあります」

店主は、この『少年ジャンプ』を、立ち読み自由にしました。
そう、「シェア」したのです。
それを見た子どもたちが、次々と店にやってきます。

ウワサはすぐに広がり、翌日には、お店に長い列が・・・。
子どもを連れてきて、「ずっと怖がっていた子どもが、ようやく笑ってくれました」と、涙ぐむ母親もいました。

この1冊の『少年ジャンプ』の話は、小さな新聞記事に、なりました。
すると、この本屋さんに、「この本も置いて、あげて欲しい」と、たくさんの漫画雑誌が、届くようになったのです。

いつしか、店頭には募金箱が、置かれました。
無料で読むのは悪い・・・と、考えた子どもたちが、設置したのです。
店主は、募金箱に入れられたお金を、津波で被害を受けた地域に、本を届けるプロジェクトへ、寄付しました。

数百人の子どもたちに、回し読みされて、ボロボロになった、この『少年ジャンプ』は現在、発行元に、「伝説のジャンプ」として、保管されているそうです。
この『少年ジャンプ』の話は、「シェア」が生んだ、小さな奇跡です。

一人占めは、ツマラナイのです。
分け合えば、皆が喜び、感謝するのです。

2023年02月23日

お礼は3度 1079


人から、いいことをしてもらった時に、お礼を言います。
お礼を言うのは、ほとんどの場合は、1度だけです。

しかし、機会あるごとに、何度でもお礼を言うことで、お礼の気持ちが伝わり、心が通い合うように、なることもあります。

銀座のクラブのママであり、企業でマナーや接客のセミナーを、開催する有名人がいます。
その人は、お店のスタッフに「お礼は、3度」と、教えています。

例えば、お店の常連客に、食事をご馳走になった時。
1度目は、その場でお礼を言う。
2度目は、その日のうちか、翌日には電話かメールで、お礼を伝える。

そして、3度目。
これがなかなか難しいのですが・・・。

3度目は、「次に会った時」に、お礼を言うのです。

もし、3年ぶりに訪れたお店で、「あら、○○さんお久しぶり、3年前は、うなぎをご馳走になって、ありがとうございました」と言われたら、「おっ、すごいな」と、思いますよね。
めったに食事を、ご馳走になる機会がなければ、覚えていられても、人気のある子だと、しょっちゅう常連さんに、ご馳走になります。

それをいちいち記憶して、次にそのお客が、来た時の第一声で、お礼を言うのですから、至難のワザです。
だって、うなぎをご馳走してくれた相手に、お寿司のお礼を、言ってしまったら、かえって失礼に、なってしまいますから・・・。

一流のお店は、お客も一流なので、お客の方は「ご馳走した事」を、すっかり忘れていても、お礼を言われれば、悪い気はしない。
高いハードルをクリアして、「次に会った時」に、ちゃんとお礼を、言えるかどうかが、お客から、人気が出るか、どうかの分かれ目の1つなのです。

何も客商売だけでなく、世の中全般で、使えるワザです。
いつも形式的に、お礼を1度だけ、言っている人は、大いに見習いましょう。

「お礼は、3度」を、心がけると、相手をいっそう大切にする気持ちが、高まることでしょう。
そして、相手も、大変喜んでくれるのです。

2023年02月17日

人に惚れられよう 1078


あの人の言うことや頼みごとは、どんなことでも、素直に聞き行動できる。
こんな人は、あの人のことを尊敬し、惚れているのです。

惚れている人がいる人は、とっても幸せな人だ、と思います。
もちろん自分が、他の人から惚れられているなら、さらに幸せなのです。

ある時、権力絶頂期にあった秀吉が、己の力を見せつけようとして、家康に、自分の財産を披露した事が、あったそうです。
金銀財宝をみせられた家康は、しきりに感心するばかり。

調子に乗った秀吉は、「家康どのは、どのような財宝を、お持ちかな?」と水を向けます。
すると、家康は、物おじする事なく、こう答えたそうです。

「私は、貧乏な地方の大名ですから、このような財宝を、持っておりませぬ。ですが、私のためなら命を惜しまない旗本が、1万騎ほど、おりまする」

この言葉を聞いた秀吉は、恥じ入ると共に、「家康、あなどり難し」の思いを、強くしたという話です。
人の上に立つ者は、どんな時も、「自分を支えてくれる人たち」の存在を、忘れてはいけません。

いや、人の上に立つ者だけでは、ありません。
人は誰でも、誰かに支えられて、生きています。

「自分を支えてくれる人たち」に、「自分を惚れてもらう」。
もし、本当に「惚れてもらう事」ができたら、これほどの強みは、ありません。
「カリスマ経営者」と呼ばれる人たちも、その多くは、一見、「ものすごくワガママ」なのですが、皆、従業員に「惚れられて」いました。

松下幸之助は、会社で散々に叱り飛ばした、部長の自宅へ電話をかけて、奥さんに、こんな事を言った、というエピソードが、残っています。

「今日、ご主人は、しょげて帰ってくるだろうから、夕飯にお銚子の2、3本でも付けてやって欲しい」
こんな細やかな気づかいが、社員から「惚れられる」のですね。

あなたは、自分のために、「何でもするよ」と言ってくれる人を、持っていますか?
常に自分を支えてくれる人を、大切にして、優しく態度で、接するようにしましょう。

長年の思いやりと努力が、あなたを周りから、惚れられる人に、成長させていくのです。

2023年02月10日

分け合うことで幸せ 1077


友だちと一緒に、あるレストランで、食事をしました。
友だちと仲良く、おしゃべりをしながら、注文した数種類の料理を分け合って、食べたところ、とっても料理が、美味しく感じられました。

そこで、後日1人だけで、同じレストランに行き、同じ料理を食べましたが、何故か以前ほど美味しく、感じられませんでした。
このような経験を、したことがある人も、いるのではないでしょうか。

その少年の夢は、宅配のピザを1人で、全部食べる事でした。

大好きなピザなのに、いつも弟と分けなくてはなりません。
1度でいいから、ピザ1枚を1人で、思い切り食べてみたい・・・。

ある日、少年は両親と弟が、出かけているスキに、お小遣いをはたいて、ピザを注文しました。
夢を実現するために。

でも、何かが、違っていたのです。
いつもはあんなに美味しいピザが、なぜか美味しくない・・・。

そこに弟が、帰ってきます。
「あっ、ピザだ」
「うん、お兄ちゃんが、頼んだんだ」
そして、少年は弟に、こう言います。
「いっしょに食べよう」

2人で食べるピザは、いつもの美味しいピザに、戻りました。
少年は、ピザが美味しい理由を、初めて知ったのです。
世の中には、「シェアする幸せ」というものが、あるのです。

人と分け合うことで、強く幸せを、感じるのです。
美味しさと幸せ感が、さらに高まるのです。

2023年02月02日

「自分のせい」で上手くいく 1076


「全員が『悪人』の家」という話をします。
あるところに、「いつもケンカばかりしている一家」と「ぜんぜんケンカをしない一家」が、隣り合って住んでいました。

ケンカばかりしている一家は、それはそれは、つまらない事で、毎日ケンカが絶えません。
例えば、床に置いてあった本に、奥さんがつまずき、崩してしまったら・・・。
「ちょっと、誰よ、こんなところに、本を積みっぱなしにして!」
「オレだ! ああっ、せっかく順番どおりに、積んであったのに、バラバラになってしまったじゃないか! もう少し注意して、歩かんか!」
「アンタがこんなところに、本を積んでおくのが、いけないんでしょう!」
と、あっという間に、ケンカになる。

そんな、「ケンカ一家」のダンナさん。
「いったい、隣りの家は、どうしてぜんぜんケンカを、しないのだろう・・・」と不思議に思い、ある日、「仲良し一家」のダンナさんに、聞いてみます。

「お宅は、いつもニコニコとして、ぜんぜんケンカを、していないようですが、何か秘訣でもあるのですか?」
すると、「仲良し一家」のダンナさんから、耳を疑う返事が、返ってきたのです。

「ウチは皆、悪い人間ばかりなので、ケンカにならないんですよ」

えっ? と思う「ケンカ一家」のダンナさん。
今のって、「良い人間ばかり」の言い間違いでは・・・?
不思議に思っていると、「仲良し一家」の家の中から、奥さんの声が聞こえてきます。

「あら、ごめんなさい。せっかく本が床に、積んであったのに、つまずいて崩してしまいました」
それに対して、お姑さんの声。
「私の方が悪かったわ。息子がこんなところに、本を積んでいるから、片付けようと思っていたのに、つい、そのままにしていたのよ」
すると今度は、家の中へ向かって、ダンナさんが叫びます。
「いや~、そんなところに、本を積んでおいて、オレこそ悪かった。ケガは無かったか? 片付けるから、そのままにしておいてくれ」

この会話を聞いていた「ケンカ一家」のダンナさんは、すべてを理解しました。
「なるほど。仲良し一家では、みんなが『私が悪い、私が悪い』と、言っている。たしかに全員が〈悪い人間〉だ。これは、たしかにケンカに、なるはずがない・・・」

いつも「自分のせいで」と考える人は、上手くいくのです。
責任を相手に求めるのでなく、自分に求めることが、優しさなのです。

2023年01月27日

タダでご馳走にならない 1075


「あの人はケチだから、タダで食事を、おごってくれない」と、平気で言っていませんか。
そんな人は、相手がケチではなく、本当は自分が、ケチなのかもしれません。

あるプロスポーツの人気チームでは、選手たちに「宴席などで、ご馳走になる事」を、一切禁止しているそうです。
理由は、ひと言で言えば、「借りを作らない」ためです。

例えば、料亭でタダで、ご馳走になった相手から、「今度、○○選手のサインを、もらってくれないか?」と頼まれたら、断りにくい。
他人から安易に、ご馳走になると、あちこちに「借り」ができて、結局は、本人のクビが、締まってしまうから、「ご馳走になるのは、禁止」というわけです。

笑福亭鶴瓶師匠が、銀座の高級クラブで、楽しく飲んでいた時の事です。
何しろ鶴瓶師匠、「見間違えようがない」ほど、特徴的な顔と声の持ち主なのです。
クラブで飲んでいても、とても目立ってしまいます。

すると、当然、「お近づきになりたい人」から、師匠の席に「シャンパンやワインの差し入れ」が、入る事があります。
「あちらの席に、これを」というやつです。

高級クラブのお客ですから、決して怪しげな人たちでは、ありません。
それでも、師匠はいっさい、そうした差し入れは、受けないのだそうです。

ただ、断るだけでは、ありません。
差し入れを断った後で、ニコニコしながら、その席へ行って、こう言うのです。

「どうもありがとう。でも、ボクは、芸人として、自分のお金で飲む事に、決めているのです」

そして、その席で握手をしたり、サインに応じたりと、サービスをする。
お金に関する事は、キチッとしつつ、相手へのフォローも、怠らない。
一流ですね。

お金は、たとえ少額でも、「魔物」です。
よく知った先輩が、「今日は、おごりだ!」と、言っているのに、断るのは辛いですが、キッチリしておくことに、越した事はありません。
タダほど、恐いものは、ないのです。

2023年01月20日

人に喜んでもらおう 1074


商売をしている人で、なかなか商品が売れない、会社が儲からないと、困っている人もいると思います。
そこで、どうしたら商売繁盛するのか、そのヒントになる昔話を、紹介します。

昔むかし、ある村に「湊屋(みなとや)」という、商屋があったそうな。
何代も続いてきた、老舗じゃったが、どうも最近、儲からん。

そこで老夫婦は、あるアイデアを、思いついた。
米や味噌などを、買ったり売ったりする時に使う、軽量枡(ます)。

この軽量枡に、ほんの少し大きいものと小さいものを作り、大きい枡を「買い枡」として、仕入れる時に、小さい枡を「売り枡」として、売る時に使う事にしたんじゃ。
つまり、量をごまかして、仕入れ先から同じ金額で、大目に仕入れ、お客には同じ金額で、少なく売ろうと、考えたのじゃな。

少しずつじゃが得をして、シメシメと思っておったのもつかの間。
「どうも、湊屋さんは、勘定よりも多く品物を取られる。取引を控えた方がええ」
「なんだか、湊屋さんの商品は、最近盛りが少ない」
と、悪いウワサがすぐに広がり、店は余計に傾いてしもうた。

さて、この店には、1人のグータラ息子がおったが、ある日、この息子に嫁がやってきた。
実はこの嫁っこ、「湊屋ほどの商屋が、つぶれるのは惜しい、私が嫁入りして、立て直したい」と考えて、嫁にきたのじゃった。

嫁入り後、とうとうある日、「売り枡」と「買い枡」の秘密を知った嫁は、なんと、この枡をまったく逆にして、使う事にした。
つまり、仕入れる時は、小さい枡を使って、仕入れ先を儲けさせ、売る時は大きい枡を使って、お客に得をさせるようにしたのじゃ。

すると、
「最近、湊屋さんは、買った品物よりも、余計に支払ってくれる」
「湊屋さんで買うと、品物の量が、多くて得じゃ」
と、良いウワサが、すぐに広がった。

「取引したい」という仕入れ先が、次々と良いものを、安く売りに来る・・・。
店にはお客が、行列を作る・・・。
あっという間に、店は立ち直って、商売繁盛になったという事じゃ。
メデタシ、メデタシ。

昔から、「損して得取れ」と言います。
この昔話に出てくる商屋は、最初、それとまったく逆の事を、やってしまった。
目先のこすい儲けに、目を奪われて、「負のスパイラル」に、入ってしまったのです。

まず、自分たちではなく、お客様を喜ばせる。
そうすれば、「お金は、後からついてくる」のです。
大成功している人は、皆、その事を知っているのです。

2023年01月13日

「ここだけの話」に気をつけよう 1073


ヒソヒソ話が、好きな人がいます。
いろいろな秘密のことに、興味がある人は、多いでしょう。

しかし、誰かがヒソヒソ話を、している姿を見ると、あまりいい気持ちはしません。
ヒソヒソ話の中には、人の悪口、知られたくない個人情報や秘密などが、多いのです。

あるとき、会社の職員採用見習い期間に、優秀な人がいました。
ところが、1か月もたたないうちに、会社はその人を、不採用としました。

理由は、次のようなことでした。
「あの人は、確かに優秀だったが、信用できなかった。彼は、いろんな人と雑談すると、決まって『ここだけの話ですが』と前置きして、他人の秘密を口外した。本来他の人が知ってはならないことまでもね。ということは、会社の社長や職員だって、陰でどう言われているかわからない。だから不採用としたのだ」
この話は、私たちにも大いに、参考になると思います。

たとえ悪口でなくても、「ここだけの話ですが」という言葉を多用すると、聞かされた相手は「この人は、口が軽いなあ」と、警戒心を、強めるようになります。

信頼を得るために、「あなただけに、秘密を明かします」と、いう意味で「ここだけの話ですが」と、言う場合もあるでしょうが、逆効果になる場合が、多いのです。

ですから、「ここだけの話ですが」は、できるだけ言わないようにしましょう。
あわせて他人の秘密は、絶対に口外しないことです。

そうしてこそ、初めて相手は、安心感を抱くようになり、その安心感が、双方の信頼関係を、より強固なものにしてくれるのです。
「ここだけの話」に、十分気をつけましょう。

2023年01月07日

他人に必要以上に期待しない 1072


「あの人なら、お願いしたことを、必ずしてくれる」「彼女なら、自分の気持ちが、わかってくれる」「あの上司なら、私に優しい言葉を、かけてくれる」「自分の子どもなら、きっといい高校に、合格できる」など、人は、他人に強く期待します。

その期待が、上手くいけばいいのですが、期待通りでなかったり、期待を裏切られる場合も、多くあります。
そんな時は、怒りが込み上げたり、不満が残ったりします。

期待された人にとっては、困った期待なのです。
期待した人にとって、一方的で都合のいい期待、強い期待、レベルが高い期待だったのかもしれません。

あるテレビ局が、20代の若いカップル100組を対象に、どういうときに恋人に対して、不満になるかを、尋ねたことがありました。
すると、次のような答えが、返ってきました。

○会いたいのに、忙しいと言って、合ってくれないとき
○誕生日を、大切にしてくれないとき
○ファッションを、ほめてくれないとき

今度は30代の夫婦100組を対象に、同じ質問をしました。
すると、次のような答えが、返ってきました。

◎夫が子どもの面倒を、見てくれないとき
◎夫が休日、どこにも連れて行って、くれないとき
◎妻が自分の食べたい料理を、作ってくれないとき

これらの返答には、世代を超えた共通点があります。
それはなんでしょうか。

相手に対して、自分の期待通りに、動いてもらおうと、考えていることです。
言い換えると、相手を自分の思い通りに、コントロールしようとしていて、それがままならないから、不満になってしまうのです。

一般の人間関係も、例外ではありません。
人間関係で、不快な思いをしたくなければ、相手に過度の期待を、寄せないことです。
依存しないことです。

そうすれば、不満になることもないし、フラストレーションだって、たまりません。
そして、期待通りに動いてくれたときだけ、「ありがたい」と、考えるようにすれば、いつまでも良好な関係で、いられるのです。

2022年12月31日

「まず自分が」親切にしよう 1071


人間関係で、上手くいかない人がいます。
そんな人の多くは、日頃から他の人に、親切にしていない傾向にあります。

日頃から他の人に、親切にしている人は、他の人も親切を、返してくれるのです。
人間関係が、いつも良好なのです。

ある人が、パソコンの買い換えを、考えていました。
「最近のパソコンは、どんな機能があり、どんなものが売れているのか、今日はほんの下見のつもり」という気持ちで、家電量販店を訪ねました。

すると、販売員はとても親切に、対応してくれました。
時間をたっぷりとって、機能を説明してくれ、売れ筋商品や、業界の裏情報的なことも教えてくれ、質問にもていねいに、答えてくれました。

ある人は、こんな気持ちになりました。
「この店員は、わざわざ時間を割いて、親切に説明をしてくれた。おかげでパソコンの最新情報がわかった。また、このお店に出向いて、この人から買おう」

ある人が、膝の痛みで、悩んでいました。
「詳しく膝の痛みの原因を、教えてもらい、少しでも膝の痛みが、なくなるようにしたい」という気持ちで、遠く離れた整形外科病院を、訪ねました。

すると、医師はとても親切に、対応してくれました。
時間を十分取って、レントゲン等を見せながら、膝の痛みの原因を、詳しく説明してくれ、患者の質問にも、ていねいに答えてくれました。
今後の治療の進め方について、痛みが取れるような見通しの治療方法を、示してくれました。

ある人は、こんな気持ちになりました。
「この医師は、十分時間を取って、わかるように親切に、説明してくれた。遠く離れた病院だけど、医師の先生を信頼して、ぜひ治療を続けていきたい」

このように、相手から何かをしてもらったり、何かを与えられると、こちらもお返しが、したくなるのが、人間の心理です。
この心理のことを、「好意の返報性の法則」と、呼んでいます。

人間関係において、相手に応援・協力してもらいたかったら、まず自分が応援・協力してあげることです。
相手に親切にしてもらいたかったら、まず自分が、親切にしてあげることです。

そうすれば、相手の自分に対する態度が、望ましい方向に、劇的に変わっていくのを、痛感するでしょう。
たとえ自分が、相手に何かをしてもらう立場であっても、「まず自分が」親切にすると、人間関係が格段に、楽しくなるでしょう。

2022年12月22日

人の過失を笑って許そう 1070


人の過失を、いつまでも許すことが、できない人がいます。
この場合は、過失をした人、許すことができない人、2人とも不幸が続きます。

反対に、人の過失を、気軽に許すことが、できる人がいます。
この場合は、過失をした人、許すことができる人、2人とも幸せが続きます。

かっての会津(あいづ)の殿様、加藤嘉明(よしあきら)のエピソードです。

若き日の嘉明公は、「手塩皿(てしおざら)」という、10枚1組のお皿を家宝にし、大切な客をもてなす時に使うなど、それはそれは、大切にしていました。
ところがある日。
このお皿のうちの1枚を、側近の若者が、不注意から割ってしまったのです。

こういうものは、全部そろっていてこそ、価値があるもの。
この家臣は、「これは打ち首に、なってもおかしくない」と、覚悟を決めます。
10枚1組のお皿のうち、1枚を家臣が、割ってしまったと知った嘉明公は、意外な行動に出たのです。
あなたには、嘉明公が、何をしたかわかりますか?

なんと、嘉明公。
残った9枚の皿も、その家臣の目の前で、全部割ってしまったのです。

別に、ヤケを起こしたわけでも、気がフレたわけでもありません。
残りのお皿まで割った理由は、次のようなものでした。

「残りの皿を、そのままにしていたら、この皿が使われるたびに、おまえはその内の1枚を自分が、割ってしまった事を思い出すし、周りもおまえを白い目で、見てしまうだろう。ならば、いっそ、すべて無くしておいた方が良い」

そう言って、笑って許した、というのです。

名君ですね。
人の上に立つ人は、これくらいの器の大きさが、あって欲しいものです。

自分より弱い立場の人間の過失を、笑って許せる、度量があるのです。
自分にとって、本当に大切なモノは、「家宝」ではないと、心得ているのです。
こんな殿様のためなら、家臣は喜んで、命だって差し出します。

どんなに注意をしていても、過失が起こってしまいます。
そんな時は、笑って、許すようにしましょう。

許すことは、お互い幸せになることでも、あるのです。

2022年12月14日

済んだことを気にしない 1069


過去の嫌だったことを忘れずに、いつまでも気にしている人がいます。
そんな人は、毎日気持ちが晴れずに、忘れるまでに時間がかかります。

それとは逆に、すぐに忘れてしまい、クヨクヨしない人がいます。
そんな人は、気持ちの切り替えが上手く、毎日気持ちが晴々として、過ごすことができます。

松下幸之助(旧社名松下電器産業を、一代で築き上げた経営者)のエピソードを、紹介します。

ある日のこと、船を下りて波止場を歩いていた、幸之助さん。
いきなりやってきた大男に、身体をぶつけられて、海に落ちてしまいます。
急いでいるのか、気が付かないのか、そのまま行ってしまう大男。

ずぶ濡れになって、海からあがった幸之助さん。
別に怒る様子もなく、「ああ、夏でよかった」なんて、のんきな事を言っている。

怒りがおさまらないのは、一緒にいた秘書です。
「社長、大丈夫ですか。さっきの男、私が追いかけて、文句を言ってきます」と、息巻きます。
この秘書に対して、幸之助さんは、キッパリとこう言ったのです。

「馬鹿者! 今から文句を言ったからといって、私は海に落ちないで済むのか。海に落ちないで済むなら、いくらでも文句を言いに行く。だが、そんな事はあり得ない。今さら文句を言ったところで、私が海に落ちたという事実は、何もかわらないじゃないか! 先を急ぐぞ」

そう言うと、濡れたスーツを手で払い、さっさと歩き出したそうです。

すでに起こってしまった事は、とやかく文句を言っても、変えることはできません。
ならば、気にせず、次に向かった方が良い。
実に潔(いさぎよ)い考え方です。

ここで、松下幸之助さんの名言(道)を、紹介します。

自分には
自分に与えられた道がある
広い時もある
せまい時もある
のぼりもあれば くだりもある
思案にあまる時もあろう

しかし 心を定め
希望をもって歩むならば
必ず道はひらけてくる
深い喜びも
そこから生まれてくる

常に希望を持って、自分の道を、開いていきましょう。
後ろを気にせず、前を向いて、進むだけです。

2022年12月09日

幸せはいっぱいあふれている 1068


毎日幸せを、感じている人がいます。
そんな人は、やる気とプラスのエネルギーがいっぱいで、毎日が充実しています。

どんなことを幸せと感じるか、人それぞれ違いがある、と思います。
日常の生活の中には、たくさんの幸せが、あるのです。

ここで、熊本日々新聞掲載、女子中学生の「私が幸せだと感じる瞬間」を、紹介します。

私が幸せを感じる瞬間は、2つあります。

1つめは、「天草の景色を眺めるとき」です。
特に夕日を眺めているときは、時間を忘れて、落ち着くことができます。
学校も再開し、受験勉強で慌ただしい日々の中、ふと夕日を見ると、その一瞬はきついことも忘れて、幸せな気分になれます。

幸せを感じる瞬間の2つめは、「おいしい物を食べるとき」です。
私は、母の作るオムライスが、大好きです。
偶然にも中学1年生の妹も、好きな食べ物は、オムライスと学級で紹介していたようで、毎日の晩ご飯のメニューの中から、好きな物がかぶったことに、笑ってしまいました。

私は、このような日常生活で得られる、幸せな瞬間のおかげで、毎日頑張ることができています。
「幸せ」というものは、私たちの生活に、あふれていることに、改めて気づくことができました。

今、新型コロナウイルスで大変だからこそ、小さな幸せを見つけて、1日1日を頑張っていけば、きっとこの状況を、乗り越えることが、できると思います。

幸せを感じる瞬間があることは、素晴らしく幸せなことです。
幸せは、気づこうとすれば、たくさんの幸せに、気づくことができるのです。

幸せは、いっぱいあふれていることに、感謝をして、幸せの瞬間を、心地よく過ごしましょう。

2022年12月01日

誰にでも才能がある 1067


走るのが、速い人がいます。
その人と比べて、自分は才能がない、と言う人がいます。

数学が、得意な人がいます。
その人と比べて、自分は才能がない、と言う人がいます。

その道で優秀な人と比べて、才能がないのは、しかたのないことです。
比べることが、意味がないようにも思います。
しかし、才能がないと言う人は、本当に才能が、ないのでしょうか。

フランスの哲学者・政治思想家のモンテスキューは、次の名言を残しています。

才能とは、神から与えられ、それとは知らずに、私たちが持っているものだ。

この名言は、「すべての人は、自分では知らなくても、神から与えられた、才能を持っている」と教えています。

江戸時代の思想家、伊藤仁斎(じんさい)は、「人はそれぞれ、その人ならではの才能を持っている。たとえば私には、諸葛孔明(しょかつこうめい 中国の天才的な軍師)の才能はない。しかし、私には、諸葛孔明が持っていない、才能を持っている」と述べています。

つまり、相手の才能には、かなわないと思った時は、自分が持っている、別の才能で勝負をすればいい、ということを、教えています。
誰でも他の人が、持っていない才能を、持っているのです。

☆行動力がある
☆人と話すのが、好きだ
☆駅の名前を、覚えるのが楽しい
☆美味しい料理を、作るのが得意だ
☆面白い文章を、書くのは好きだ

人は、このようないろいろな才能を、持っているのです。
ライバルの才能が、優れているからと、落ち込む必要はありません。

あなたには、神から与えられた、素晴らしい才能があるのです。
自分の素晴らしい才能に、自信を持って、生きましょう。

2022年11月22日

未来に希望を持とう 1066


未来の希望は、生きる勇気と力強いエネルギーを、人に与えてくれます。
辛く苦しい日があっても、常に前向きに、未来の希望を持ち続けて、生きましょう。

国民的ベストセラー『窓ぎわのトットちゃん』。
トットちゃんこと、黒柳徹子さんが、子どもの頃に通っていた、トモエ学園での体験を綴った小説です。

終戦の直前まで、現在の自由が丘にあった、トモエ学園は、教育者の小林宗作が、校長となり、自由奔放な教育を、展開した学校でした。

小林校長が、すべてを捧げて創り上げた、理想の学校のトモエ学園は、この物語の最後に、B29からの焼夷弾で、焼けてしまいます。
燃え上がる校舎を、じーっと見ていた小林校長は、そばに立っている大学生に、声をかけます。

炎に包まれる学校を見ながら、小林校長が、息子に言った言葉は、何だったでしょう?

「おい、今度は、どんな学校、作ろうか?」

「本当に前向きな人は」文字通り、前(=未来)しか見ていません。
だから何を失っても、ゆるがないのです。
どんなピンチでも、それを「新たなチャンス」と、考えることが、できるのです。

燃え落ちる、校舎を前にして、新たなスタートに、胸をワクワクさせていた、小林校長です。
その心境に達するのは、容易ではありませんが、ぜひ見習いたいものです。

明るい未来の希望が、あなたを、明るい未来の世界に、導いてくれるのです。

2022年11月16日

助け合いの精神で上手くいく 1065


人は、自分1人の力だけで、生きているのでは、ありません。
人は、多くの人から、助けられながら、生きているのです。

個々人だけの力では、どうにもできないことが、多くあります。
そんな時は、助け合いの精神が、大きな力を、発揮するのです。

マグロ船の仕事は、非常にハードです。
遠洋の漁場に着いたら、1日17時間の肉体労働が、20日間続くことも・・・。
1人でも多く人手が、欲しいところですが、船長はこの漁に、参加しません。
「偉いから」では、ありません。

実は、もっと重要な任務が、あるのです。
マグロ船の船長が、ほぼ1日中たずさわっている、ある大切な役割とは、どんな仕事でしょう?

船長は、無線で、他のマグロ船に連絡して、マグロの群れがいる場所の情報交換を、おこなっているのです。

あなたは今、「えっ、他のマグロ船が、マグロの群れの場所を、教えてくれるの?」って、思いましたね。
意外にも、これが教えてくれるのだそうです。

実は、マグロ船同士は、こうした漁場の情報を、惜しげもなく、頻繁に交換し合うのです。
海に出たら「持ちつ持たれつ」で、助け合うのが、当たり前なのです。

日本の1部の集落には、「結(ゆい)」と呼ばれる、共同作業があります。
有名なのは、合掌造りの茅葺き屋根の集落で知られる、岐阜県白川郷の結が、あります。

茅葺き屋根のふき替えには、莫大な費用と労働力が、必要ですが、これらを集落の助け合いである、結により無報酬で行うことで、村人個人の手間と費用が、軽減されてきたそうです。

人は、どんなに強い人でも、頭のいい人でも、1人では、生きていけません。
ましてやマグロ船のように、大海原など自然に挑む時、人は無力です。

だから助け合いが、必要なのです。
あなたも、困った時には、大いに人に、頼って下さい。

「うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる」のです。
助け合いの精神で、なんでも、上手くいくのです。

2022年11月12日

お米には命が宿る 1064


毎日の食生活に、なくてはならない物は、何でしょう。
それは、毎日食べる活力の源である、お米です。

農家の人々が、丹精込めて育てた、お米を食べることで、人は健康な身体を、保っています。
お米に対しては、感謝の気持ちで、いっぱいなのです。

ここで、熊本日々新聞掲載、20代女性の「作り手が命を吹き込むお米」を、紹介します。

「米粒残しちゃだめよ」。
子どもの頃、そう言われて、育った大人が、どれくらいいるだろう。
しつけのためか、もったいないからか、親たちがどのような理由で、言っているのか不明だが、なぜか私は、茶碗に残った米粒を見ると、強烈な罪悪感と恐怖心のようなものが、ズキンと胸を刺してくる。

逆にきれいに炊き上がったお米は、きらきらと輝いて見え、ふわっと温かい風が、胸を吹き抜ける。
「お米には、目に見えない力がある」。
私は本気で、そう思っている。

先日母の実家の米作りを、手伝った。
無農薬のため、合鴨農法で、育てている。
鴨を狙う野生動物への対策も欠かせなく、30度近い猛暑の中、家族総出で1日中、網張りをした。
米作りには88の手間が、かかると言われるが、私はこの1日でも、クタクタになり、米作りの大変さを、痛感した。

その夜、祖母が、お米を研ぎながら、つぶやいた。
「お米には、1粒1粒命があって、稲は毎日一緒に生きてきた、兄弟だけん、1粒でも残したら、かわいそうやろ」

お米1粒1粒を命と考え、自分の子どものように、愛情を注いで、作っているのだ。
なるほど、こうやって作り手によって、お米に命が、吹き込まれていくのか。
だからお米には、心に訴えかけてくるような、不思議な力が、あるのかもしれない。

米粒を残さず、食べることは、愛情いっぱいに育てられた、1粒1粒の命を、大切にするということ。
どんなに時代が、変化しても、お米にこの力がある限り、いつまでも「米粒を残しちゃいけない」と、伝え続けられるだろう。

お米には、農家の人々の愛情と命が、宿っているのです。
お米に感謝の気持ちを、持ち続け、大切にしていきたいものです。

2022年11月04日

落ち込んでいる人に優しさを 1063


何か失敗やトラブルがあり、心が落ち込んでいる人がいたら、あなたはどうしますか。
落ち込んでいる人に、優しく接することが大切だ、と思っている人が、多いと思います。
しかし、実際に落ち込んでいる人に、出会った時に、本当に優しく、できるでしょうか。

天才ギャグ漫画家、赤塚不二夫のエピソードです。

『天才バカボン』を、描き上げた赤塚不二夫、締め切り前に編集者に、原稿を渡します。
しかし、その後大事件が・・・。
「原稿をタクシーに、置き忘れて、なくしてしまいました!」と、編集者が蒼白で、戻ってきたのです。

タクシーとは、連絡がつきません。
しかし、翌日には原稿を印刷所に、渡す必要があります。
まさに大ピンチ!

しかし、赤塚不二夫は、まったく怒ることなく、「ネーム(脚本のようなもの)があるから、また描ける」と言い、さらに・・・。

「まだ少し時間がある。飲みに行こう」

こう言ったのです。
これはもちろん、落ち込んでいる編集者を、気遣っての言葉です。

飲んで戻った赤塚は、また数時間かけて、同じ話を描き上げて、「2度目だから、もっとうまく描けたよ」と言って、その原稿を編集者へ、渡したそうです。

紛失した原稿は、1週間後にタクシー会社から、赤塚不二夫宛てに、郵送されてきました。
「2度と同じ失敗を、繰り返さないように、お前が持ってろ」と、赤塚不二夫からその原稿を、プレゼントされた編集者は、その後35年間も、自分への戒めとして、持ち続けたそうです。

そして、赤塚不二夫が、亡くなった時、「この原稿の役目を終わった」と、娘さんに原稿を戻したのです。
だから、現在「天才バカボン」の同じ回の原稿が、2つ存在するのだそうです。

ファンからも出版関係者からも愛された、彼の葬儀の参列者は、1200人に及びました。
本当の優しさを、持った赤塚不二夫が、いかに慕われていたかが、わかります。

完璧な仕事や勝ち負けに、こだわっていると、誰かが失敗して、落ち込んでいる時に、ついそれを、責めてしまうものです。
でも人間、完璧な人なんて、いないですから、誰でもミスを犯します。

本当の優しい人とは、誰かが失敗した時やトラブルが起きた際にも、周囲を気遣うことが、できる人なのです。
落ち込んでいる人にこそ、人の優しさが、必要なのです。

2022年10月27日

まだまだ未熟 1062


人は、何事にも慣れてくると、ついつい自分はできる、と過信してしまう傾向にあります。
少しやっただけなのに、謙虚さを感じなくなり、傲慢になってしまうのです。

そうなれば人は、日ごとの真摯な努力を、継続できなくなります。
人としての成長が、ストップしてしまうのです。

あるカメラマンが、新潟で50年間も、お米を作り続けている、農家のところへ、取材に行った時のことです。
写真を撮り終えて、最後に、何気なく「今年のお米の出来は、どうですか?」と聞いたのだそうです。

それに対する農家の返事が、実にカッコいいのです。
きっとこの人は、感じるままに、答えたのでしょうが、人生の教訓になるような、一言だったのです。

「いや、わかりません」
「僕は、まだ米を、50回しか、つくったことがない、ですから」

この言葉は、まさに「実るほど 頭を垂れる 稲穂かな」です。
天狗にならないにも、ほどがあります。

1年に1回しか、作ることが、できないお米。
そのお米を、毎年毎年、まるで「初めてお米を、作った年のように」ひたむきに、真面目に、丹精込めて、作っている姿勢が、伝わってきます。

10年やそこらの経験で、仕事の全部が、わかったような顔を、してはいけませんね。
どんな仕事も、奧は深い、いくらでも追求できます。

「こんな仕事、クリエイティブじゃなく、つまらない」「俺は、こんなところで、くすぶっている、器じゃない」などと、偉そうに言う前に、今、取り組んでいる仕事の深掘りを、しましょう。
意外な奥の深さに気づき、今まで、楽しくもなんともなかった仕事が、がぜん面白く、なるかもしれません。

「まだまだ未熟」と、現状の自分に、満足しない謙虚さが、仕事をさらに、追求する姿勢につながります。
それが成長として、わが身に、跳ね返ってくるのです。

2022年10月21日

恵みの雨に感謝感謝 1061


最近は温暖化の影響で、急な大雨が、降ることがあります。
大雨が降ると、洪水・土砂災害・堤防決壊・床上浸水など、多くの災害が起こります。

雨に対する不安感が高まり、雨を嫌う人が、多くなっているように感じます。
どうしようもない自然現象なので、本当は雨が、悪いわけではないと思います。
日頃から急な大雨に対する対策が、必要であり、人々の努力と工夫によって、被害が少なくなるのでは、ないでしょうか。

なんと言っても、人々にとって、雨はなくては、ならないものなのです。
雨のおかげで、幸せに暮らしていけるのです。

ここで、学びの一歩(令和童蒙読本)の「雨の大きな恵み」を、紹介します。

ある日、雨が降った。
子どもは、「どうしてこんなに、雨が降るんだろう。これでは外で遊ぶことが、できない。」と嘆いた。

父が、「お前はどうして、嘆いているんだい。お腹でも空いたのかい。」と尋ねた。
子どもは、「そうではありません。父上の言うとおり、食べられなければ、嘆くこともありますが、毎日飽きるほど、食べています。嘆いたりしません。」と答えると、父は、「それなら、庭にきれいな花が咲くのを見て、嘆いているのか。」と尋ねた。

子どもは、「父上もご存じですが、私はとても花が、好きです。そんなことで、嘆いたりはしません。」と笑って言った。
父が、「もし一滴の水もなかったら、花は咲くと思うかい。」と尋ねると、子どもは、「もし太陽に照らされて、乾いてしまったら、一つの花も咲くことは、できないでしょう。」と答えた。

父は、「毎日食べているご飯は、何から作られていると思うか。」と尋ねると、子どもは、「それは稲からです。」と答えた。
父は、「稲は水を与えなくても、成長するだろうか。」と尋ねると、子どもは「水を与えなければ、成長することはできません。」と答えた。

この時父が、雨を指差して、「稲を成長させるのも雨で、花を咲かせるのも雨だ。全てのものに、潤いを与えるのもまた雨だ。つまり雨というものは、私たちに大きな恵みを、与えてくれるものだ。お前がどうして、嘆くことがあろうか。」と言った。

子どもは、「今、父上の教えを受け、初めて雨の大きな恵みが、分かりました。」と大いに納得した。

子どもは、雨の素晴らしさに、気づいていなかったのです。
父の教えで、雨が自然や人々に、大きな恵みを与えていることが、分かったのです。

人は、雨が降った水を飲み、生きていくことが、できるのです。
雨の恵みに、感謝感謝で、いっぱいなのです。

2022年10月14日

相手の気持ちを察して行動しよう 1060


ある老舗旅館の女将さんは、お客と接する時、いつも元気に、挨拶をしていました。
でも、ある時、1人のお客さんから「そんなに明るい声で、笑いかけられても、悲しくなる。今、とても気持ちが、沈んでいるからね」という意味のことを言われて、ハッとします。

それ以来、「お客様が今、どういう気持ちで、いらっしゃるのか」を推し測って、挨拶のトーンを、変えるようにしているのだそうです。
常にお客の気持ちに、合わせた行動を、しているのです。

帝国ホテルのあるドアマンは、常連客約1000人の顔と名前、そして乗っている車の車種や運転手まで、覚えているそうです。
だから、「○○様、いらっしゃいませ」と言って、車のドアを、開けることができる。

帝国ホテルにある、バーのバーテンダーは、注文があると、1杯目のグラスは、お客様が最も手に取りやすい右斜め前に、置くのだそうです。
おかわりの注文が来た時に、2杯目のグラスを置く場所は、いったいどこでしょう。

お客様が、自分で移動した、1杯目のグラスの位置に、置くのです。

誰でもそうですが、バーやカフェで、飲み物を置く場合、自分がもっとも飲みやすい場所、あるいは、グラスを置いておきたい場所に、グラスを置きます。
神経質な人は、それこそミリ単位で、グラスの位置を、調整したりするものです。

バーテンダーは、お客様が1杯目のグラスを、どこに置いていたかを、さりげなく観察しておいて、2杯目のグラスは「当たり前のように」その位置に、置くのです。
それがあまりにも、自然に行われているので、多くのお客は、そんな配慮に、気づきもしない。
でも、「あのバーは、なぜか居心地がいい」ということになる、というわけです。

バーテンダーのように、相手の気持ちを察するには、お客様の今の状況を、察する観察力と好みを覚える記憶力が、必要です。
このような一流のサービスは、1朝1夕にできるものでは、ありません。

あなたなりに、ちょっとした工夫をすることで、人の心をとらえることは、できるでしょう。
相手の気持ちを察して、相手が心地よくなるように、常に行動しましょう。

2022年10月08日

未来を諦めない 1059


「時間がないから」「お金がないから」「もう年だから」など、できない言い訳を考えるのは、1番簡単です。
言い訳ばかりしていても、何も始まりません。

努力は何もしないで、未来を諦めているのです。
あなた自身が、輝かしい未来を追い求めれば、良い結果が得られるのです。

ある商社マンが、3か月後の海外赴任の辞令を受け、奥さんと幼い子どもたちを、海外へ連れて行くことにしました。
でも、70歳のおばあちゃんだけは、英語しか通じない、慣れない土地での生活は、ムリだろうと、日本に残ってもらうことにしたのです。

それを聞いた、おばあちゃんは、大ショック。
なぜなら可愛い孫に、会えなくなってしまうからです。

そこで、このおばあちゃん。
ある行動に出ます・・・。
70歳のおばあちゃんが、孫と別れたくない一心で、とった行動とは、何だったのでしょうか?

なんと、英会話教室に通って、3か月で、英語の日常会話を、マスターしてしまったのです。

この70歳のおばあちゃんは、「もしかしたら、2度と孫に会えなくなる」というピンチを迎えた時に、まず諦めなかった点が、素晴らしい。
そして、もっと素晴らしいのが、「自分が英語を、しゃべれるようになる」という、難易度の高い目標に挑戦し、見事に達成したのです。

おばあちゃん、ものすごい集中力です!
このおばあちゃん、「何のために学ぶのか」が明確だと、「集中力が違う」ということを、証明してくれました。
未来を諦めない努力によって、おばあちゃんは、大好きな孫と別れずに、済んだのです。

「学ぶこと」に、定年は、ないのです。
未来は、諦めなければ、変えられるのです。

2022年09月30日

お母さんが家事に感謝 1058


多くのお母さんが、毎日の家事を、頑張っています。
夫や子どもなど、家族のために、せっせと努力を、継続しているのです。

家事とは、大切なことなのですが、忙しすぎて、ついついイライラしがちになります。
そんな時は、感謝の気持ちを大切にして、家事をすると、楽しくなるかもしれません。

ここで、あるお母さんが、毎日感謝していることを、紹介します。

「お母さんが感謝している10のこと」

1 朝早く起こされる ➡ 愛する子どもがいるということ
2 家の掃除 ➡ 住む家があるということ
3 洗濯 ➡ 着る服があるということ
4 皿洗い ➡ 食べるものがあるということ
5 食卓の下の食べこぼし ➡ 家族で食事ができるということ
6 買い物 ➡ 生活費があるということ
7 トイレ掃除 ➡ 下水道が完備しているということ
8 家の中の騒音 ➡ 私の人生に人がいるということ
9 宿題の手伝い ➡ 子どもが学んで成長しているということ
10 寝床に入るときのだるさと疲れ ➡ 私は今日も生きている!

家事の1つひとつに、その意義を感じ、心を込めて、感謝しているのです。
考え方を少し変えるだけで、イライラがなくなり、気持ちが、明るくなってきます。

大変な家事の1つひとつに、「感謝」することで、うまく「幸せ」に、変換できるのです。
どんな家事でも、感謝できるお母さんが、最高に幸せなのです。

2022年09月23日

どんなことにも「幸せ」とつけよう 1057


たくさんの幸せに気づいて、幸せになりましょう。
ここでは、幸せに気づくための簡単な方法を、紹介します。

ある女性が、自分のSNSに、こんなひと言を、書き込みしていました。

おはようございます!
朝、顔を拭いたタオルが
猫の毛だらけの幸せ

3行目の途中、「猫の毛だらけ」まで読んだ瞬間、当然、最後の部分は「~毛だらけでまいりました」とか「~毛だらけで最悪!」なんて言葉で、終わると思いました。

ところが、「猫の毛だらけの幸せ」という結び。
顔を拭いたタオルが、猫の毛だらけで、幸せって・・・。

あっ、そうか!
最後に、強引に「幸せ」ってつけると、たいがいのことは「幸せ」になってしまうんだ! 何気ない1文なのに、私は妙に、感動してしまったのです。

☆仕事が忙しいという、幸せ
☆子どもが、言うことを聞かないという、幸せ
☆なかなか物事が、うまくいかないという、幸せ
☆お腹が、空いてしまったという、幸せ
☆幸せを、夢見て過ごせるという、幸せ

う~む。
なんでもいけそうです。

こんなに簡単な「幸せ製造法」が、あったとは・・・。
自分が、感じたこと、思ったことの最後に、「幸せ」をつけるだけで、いいのです。

そうすれば、良いこと悪いことなど関係なく、すべて幸せに、なれるのです。
どんなことにも「幸せ」とつけ、たくさんの幸せに、気づきましょう。

2022年09月15日

幸せは気づくもの 1056


幸せを手に入れるには、どうしたらいいのでしょう。
そのためのヒントを、紹介します。

「幸せは、○○○もの」
この○○○の部分に、どんな3文字が、入ると思いますか?

えっ? 「幸せは、探すもの」ですって?
素晴らしい! あなたは、とてもアクティブな方です。

えっ? 「幸せは、つかむもの」ですって?
力強いですね。
あなたは、起業家のように、とてもバイタリティがある方です。

アクティブだったり、バイタリティがあったりする人にとっては、幸せは「探すもの」でも「つかむもの」でも、正解だと思います。
でも、そんな元気がない人にとっては、いくら探しても、いくらつかもうと思っても、なかなか思い通りに、手に入らないのが幸せです。

でも、実はどんな人でも、1秒で幸せを、手に入れる方法があるのです。
最初の質問、「幸せは、○○○もの」の「○○○」の中に入る答え。
それは、・・・。

「幸せは、気づくもの」

子育てを問われたとき、前皇后陛下の美智子様は、こんなふうにおっしゃいました。
「『幸せな子』を育てるのでなく、どんな境遇におかれても『幸せになれる子』を、育てたい」

このお言葉の真意は、「どんな境遇におかれても、幸せを感じられる子」「どんな境遇におかれても、幸せを見つけられる子」なのではないかと思います。

人って、「すぐそばにある幸せ」に、気がつかないものです。
幸せは、あなたの周りに、たくさんあるのです。

遠慮なく、多くの幸せに気づき、ますます幸せに、なっていきましょう。
いつもフッと幸せに、気づくことができる自分で、ありたいものです。

2022年09月10日

時には積極的に逃げよう 1055


子どもの頃、ケンカして逃げるときに、「三十六計、逃げるにしかず!」と言って、その場から、逃げた人もいるかもしれません。

この「三十六計」とは、中国の兵法書、『兵法三十六計』のことです。
そして、この「逃げる」という戦術は、この兵法書の「最期の手」として、書かれています。

簡単にいえば、「もう勝てないと思ったら、ただちに逃げるがよい」ということです。
そのほうが、兵を無駄死にさせず、被害を最小限に、抑えることができます。
その時は逃げても、「戦力を温存し、次の戦いで、逆転勝利すればいい」と考えるわけです。

これは、現代のビジネスなどの世界にも、通じる戦術でしょう。

勢いのある企業は、赤字店をいつまでも、引きずりません。
驚くくらいあっという間に、閉店させます。

「あの店は、ただの実験だった」というくらいの引き際のよさです。
伸びる会社も、成功する人も、パッと撤退して、次の手に打って出るのです。

例えば今、理不尽な環境の中に、置かれている方が、いらっしゃるなら、逃げるという選択肢を、考えてみることは、大事なことです。
それは、人生で最終的に、勝利を得るための『積極的な逃走』なのです。

「逃げる」ことは、恥でもなんでもなく、勝利を得るための立派な作戦なのです。
はからずも「理不尽な環境」に、おちてしまったら、ヘタに解決しようとしないで、逃げるのが一番賢いのです。

だって、何しろ「理不尽」なんですから、理屈は通用しません。
一度、逃げ出して、リセットすればいいんです。

時には積極的に、逃げましょう。
じっと時を待てば、必ず次のチャンスが、巡ってくるのです。

2022年09月02日

間違いや偶然も大事な発見 1054


いろいろな出来事で、役に立たないことは、ありません。
「間違い」や「偶然」が、発見や発明につながった例は、数えきれません。

付箋紙が、強力な接着剤を作ろう、としていた時の失敗作から、生まれたというのは、有名な話です。
吸い取り紙は、製紙会社の職人が、間違って「ものすごくにじむ紙」を、作ってしまったのが、発明の「きっかけ」です。

万年筆は、品質の悪い万年筆から、契約書にインクが垂れたために、商談をキャンセルされた事に、腹を立てた人が、改良を重ねて飛躍的に品質が、向上したそうです。

消しゴムは、偶然、鉛筆で書いた文字を、生ゴムの固まりでこすったら、よく消えた事から改良されたものです。
ついでに「消しゴム付き鉛筆」は、小さくなった消しゴムが、すぐどこかに行ってしまう事に、困った貧乏画家が、発見したものです。

電子レンジは、軍事機器メーカーで、レーダー技術を改善する研究中に、偶然、技師がポケットに入れていたチョコレートが、ドロドロに溶けた事が、発明につながりました。
「清酒」は、造り酒屋をクビになった男が、腹いせにお酒をダメにしてやろうとして、酒樽に木炭を入れた事から、生まれました。

ビスケットは、一説によれば、スペインのビスケー湾に難破した、船の船員たちが、海水につかってしまった、小麦粉やバターや砂糖を、こねて焼いてみたら、美味しかったのが発祥です。

「間違い」や「偶然」が、新たな発見や発明のチャンスを、与えてくれたのです。
そのチャンスに気づき、改良を継続したのです。

ポイントは、「あー、失敗しちゃった~」で、終わらせない事です。
間違い・偶然として、無視しない事が、大切です。

「間違い」や「偶然」にも、大事な発見があるのです。

2022年08月27日

なりたい肩書きを名乗ろう 1053


「自分がなりたい人」に、簡単になる方法を、知っていますか。
それは、「自分の肩書き」を決めて、名乗ってしまうことです。

例えば、あなたがオナラについて詳しくて、「オナラ評論家」になりたければ、名刺に「オナラ評論家 尻間プー太郎」と、書いてしまえばいいのです。
その瞬間から、あたなは立派な「オナラ評論家」になれます。
堂々とその名刺を、人に渡せばいいのです。

美味しい料理だけでなく、自ら料理の道具も考案してしまう、元気な平野レミさん。
さて、彼女が自ら名乗る、その肩書きが、何だったでしょう?

料理関係の専門家で、「料理研究家」「料理家」と名乗る人がいます。
平野レミさんは、どちらでもありません。

「料理愛好家」なのです。

料理を研究するのではなく、「愛好」していたのです。
いつ見ても、とっても楽しそうなわけです。
この「料理愛好家」という肩書きは、彼女の「料理を楽しんじゃおう」という姿勢が、出ていて、なかなかイイです。

「好きこそモノの上手なれ」ということでしょう。
「愛好家」って、素晴らしい・・・。
楽しんでいる人が、1番強いということですね。

ちなみに「しあわせ塾」の私の肩書きは、「しあわせ塾塾長(しあわせアドバイザー)」なのです。
しあわせ塾のホームページやブログなどを通して、多くの人に、しあわせのおすそ分けをしたいと願って、つけたのです。
少しずつ肩書きのように、しあわせの輪が、広がってきているので、嬉しく思っています。

あなたも、自分だけの肩書きを、考えてみては、いかがですか。
名乗るだけで、肩書き通りの人物になれるなんて、簡単だし、ステキじゃありませんか。

肩書きの達成に向けて、あなたのすべての才能と努力が、開花していくのです。
そして、あなたが何をしたいかを、周りに知らせると、多くの人が、あなたを応援してくれるようになるのです。

2022年08月18日

運命の女神が微笑む人 1052


いいチャンスに出会い、チャンスを手にしたい、と願います。
では、どんな人に、運命の女神が、微笑むのでしょうか。

芝居の舞台や歌舞伎の公演で、主役が倒れた時に、無名の新人が、抜擢された記事を読んで、あなたは、どう思いますか?
「へえ、いきなり主役の代わりなんて、よっぽどすごい新人なんだ」と思うでしょうか?

その考えは、半分だけ当たりです。
では、もう半分の理由は、何か?

その人が代役に選ばれるのには、その人でなければ、ダメな理由が、ちゃんとあるのです。
多くの場合、その最大の条件となる共通の理由とは、いったい何でしょう?

その新人だけが、主役のセリフを、全部覚えていたから。

その新人は、いつかはこんなことがあるのでは?と、いつもいつも主役のセリフまで、覚えていたのです。
いや、主役だけでは、ありません。

異性や年齢が離れた、キャストの代役は無理でも、自分が代役をつとめられそうな出演者については、その全員のセリフを、毎回毎回、全部覚え続けていたのです。
いつ誰が、急に出演できなくなっても、「あっ、○○さんのセリフなら、全部覚えています!」と、手を挙げられるように、準備を怠らなかった・・・。
気が遠くなるような努力です。

幸運の女神は、ちゃんと努力している人を、見ています。
そして、「あの子、頑張っているみたいだから、そろそろ微笑んで、あげようかしら・・・」なんて、思ってくれるのです。

その新人が、大抜擢を受けたのは、偶然ではなく、必然なのです。
それだけの準備をできる人は、ちゃんと役者としての鍛錬も、怠っていないから、それなりの実力を、身につけています。
だから、「よっぽどすごい新人なんだ」という見方も、半分当たりなのです。

小柴昌俊(ノーベル物理学賞受賞者)は、「運を捕まえられるかどうかは、日頃から準備をしているかどうかだ」の名言を、残しています。
いつでも受け入れ態勢が、できていないと、運は目の前を、スッと去ってしまいます。

リンカーン(アメリカの大統領)は、「6時間で木を切り倒せ、と言われたら、私は最初の4時間は、斧を研ぐことに、使いたい」の名言を、残しています。
政治家になる前のリンカーンの仕事は、木こりでした。

どんな時も、どんなことでも、自分も常に準備をしましょう。
誠実に準備をすれば、それが自分の力となり、運命の女神が、微笑んでくれるのです。

あなたの日頃の準備への努力の継続が、あなたにチャンスを、もたらすのです。

2022年08月14日

どんな運命も受け入れよう 1051


悲しくなるような運命に、心が弱くなってしまいます。
運命だから、しかたがないことなのですが、いつまでもクヨクヨしても、しかたありません。

病気により、生まれつき手足が、無かった乙武洋匡(おとたけ ひろただ)さん。
彼が小学5年生の時、同級生の女の子と「漢字チャンピオン」をめぐって、ケンカをした時の会話です。

女の子「私はオト(乙武洋匡)になんか、何だって勝てるんだから」
乙武「いや、僕には誰にも負けないものが、ひとつある」
女の子「何、それ? 勉強だったら、私も負けないわよ」
乙武「ううん、そんなことじゃない」
女の子「じゃあ、何?」

さて乙武さんが、「自分が誰にも負けないもの」として、挙げたことは、何だったでしょうか?

「ボクには、手と足がないこと!」
「手足がないから、ボクなんだ」

彼は、手足がなくても、決して落ち込まず、普通の学校に、進学しました。
そして、勉強だけでなく、スポーツも友だちと一緒に、アクティブに楽しんで、過ごしたのです。

「クヨクヨする」などという言葉は、彼の辞書には、存在しなかったのでしょう。
やがて、大学生になった彼は、「せっかくもらった障害を、生かし切れていないのは、宝の持ち腐れ」と考えて、障害者たちの助けとなる、地域活動に携わっていくのです。

彼のように、どんな運命でも、ポジティブに受け入れましょう。
たとえ悲しくなるような運命でも、前向きに考えると、生きる強さに、変えることができるのです。

どんな運命でも、あなたにしかない運命なのです。
どんな運命も受け入れて、前を向いて、明るい生きたいものです。

2022年08月07日

不便な生活も楽しい 1050


世の中には、便利なものが、溢れかえっています。
携帯電話、全自動洗濯機、電気自動車、パソコン、コンビニ、宅配便など、たくさんあります。

さらにお金で、食事の材料、お弁当、洋服など多くのものが、すぐに買えるのです。
はたして、そのような便利な生活ばかりしていて、いいのでしょうか。

ここで、熊本日々新聞掲載、女子中学3年生の「自分の生活を見つめ直した」を、紹介します。

私は、テレビを見て、すごいと感動した人がいます。
それは「徳島県の集落に住む自給自足をする一家」です。

その一家は、ヤギ、ウサギ、ニワトリなど合わせて20匹以上の動物と暮らしています。
ガスもエアコンもなく薪を割って、川から水を取り、食事を作っています。
食材は家庭菜園で作り、渋柿で作った酢や、川魚で作ったしょうゆ、そしてみそまで手作りでした。

私がこの一家のすごいと思うところは、晴れた日は家族みんなで外に出かけて食事をしたり、テレビやゲームがないので本を読んだりなど、自分たちなりに工夫して過ごしていることです。

私は、最初この一家の生活を「不便」と思いながら「物珍しさ」でテレビを見ていました。
しかし、家族みんなで楽しそうに暮らす一家の笑顔を見ているうちに、そのような生活は「不便」ではないと感じました。

私は、生活について新たな価値を持った気持ちになり、自分のこれまでの生活を見つめ直すことができました。
私たちは当たり前のように電気があり、不自由なく生活しています。

私も自然に囲まれて生活していますが、もっと自然の良さに目を向け、今の暮らしに感謝したいと思いました。

彼女が言うように、自然の中で自給自足する生活は、不便でなく、自然を活かした生活なのだと思います。
便利な生活が、当たり前と思っている私たちにとって、強く反省させられる話でした。

便利さに浸りすぎている今を見直し、もっと自然を活かした生活を、楽しむようにしたいものです。
不便な生活も、心地よいのです。

何でも便利なものに頼りすぎないで、日常の生活に感謝しながら、自然の良さに目を向けて、生きたいものです。

2022年07月28日

世界の人々を幸せにするために 1049


人々を幸せにしたいと願う人は、多いと思います。
願うだけでは、そのことは、実現しません。

そのために、どうしたらいいのでしょうか。
そのヒントが、マザー・テレサの言葉にあります。

貧しい人たちのために、その生涯を捧げた修道士、マザー・テレサ。

ノーベル平和賞が、贈られたときは、「私は、ノーベル賞の受賞者には、値しません。でも、誰からも見捨てられ、愛に飢え、死に瀕している、世界の最も貧しい人々に代わって、賞を受けました」とコメント。
賞金は全部、カルカッタの貧しい人々のために、使われました。

自分よりも、他人の幸せを願う彼女に、ある人が、「世界の人々を、幸せにするために、我々はいったい何を、すればいいのでしょう?」と、聞いたことがあるそうです。

「世界の人々を、幸せにする方法」を尋ねられた、マザー・テレサ。
さて、インタビューに「まず、何をしなさい」と、回答したでしょう。

「まず、あなたが家に帰って、家族を幸せにしてあげてください」

マザー・テレサは、遠くのたくさんの人たちの幸せよりも、まず、身近な家族の幸せを、実現することが、大切と説いたのです。
この言葉を聞いた人たちが、みんなそれを実行したら、本当に世界中が、幸せになりそうに思います。
そもそも、自分にとって、1番身近な存在である、家族すら幸せにできない人には、世界中の人たちを、幸せにすることなんか、絶対に無理なのです。

マザー・テレサが、教えてくれたように、世界の人々を、幸せにするための一歩として、今まで以上に、家族を幸せにしましょう。
家族の幸せを、心で願うとともに、その実現に努力を、傾けていきましょう。

家族を幸せにできたら、友人、会社の同僚、地域の人々など、幸せの輪を、広げていけばいいのです。
家族を幸せにできる人こそ、世界の人々を、幸せにできる人なのです。

2022年07月21日

もっと家族の時間を大事に 1048


真面目な人は、仕事のことで、一生懸命になります。
仕事を頑張りすぎると、家族といっしょにいる時間が、少なくなります。
しだいに、家族に対する愛情が、弱くなってしまうのです。

仕事に疲れた、アメリカ人の父親と、その幼い息子の間に交わされた、ある日の会話です。

息子「パパ、1つ聞いてもいい?」
パパ「なんだい?」
息子「パパの時給は、いくらなの?」
パパ「(突然、何を言い出すんだ、この子は!)どうしてそんなことを、聞くんだい?」
息子「なんでもいいから教えてよ。パパの時給は、いくらなの?」
パパ「そんなに知りたいなら・・・。時給は、100ドルくらいかな」
息子「えっ!」
それを聞いて、うつむく息子・・・。
息子「(言いにくそうに)ねぇパパ。50ドル貸してくれない?」
パパ「何だって? 何か買いたいオモチャがあるのか? パパはくだらないオモチャを買うために、働いているんじゃないんだぞ! 今すぐベッドに入って、反省しなさい!」

パパの言葉を聞いた息子は、静かに自分の部屋へ向かい、ドアを閉めました。
1人残ったパパは、息子のぶしつけな質問に、ついカッとなってしまいましたが、だんだんと冷静になってきました。
お金を借りたいなんて、あの子らしくないな・・・。
いつも仕事が忙しくて、普段をほとんどかまってやることが、できていません。
そう思うと、ちょっと反省しながら、息子の部屋のドアを開けました。

パパ「起きているかい?」
息子「うん」
パパ「さっきはキツイことを言って、すまなかったな。ほら、50ドルあるよ」
それを聞いた息子は、笑顔で跳ね起きました。
息子「ありがとう、パパ!」

そういうと、彼は枕の下からお札を出して、数え始めたのです。
それを見たパパは、また腹を立てながら、聞きました。

パパ「どうしてそんなに、お金を持っているのに、50ドル貸してなんて、言ったんだ?」
息子「だって、足りなかったんだよ」
パパ「?」

息子「でも、もう大丈夫! パパ、ここに100ドルあるよ。パパの1時間分。これをあげるから、明日は、1時間早く帰ってきて。晩ご飯を一緒に、食べようよ!」

パパは、その言葉に、打ちのめされました。
そして、息子を思いっきり、抱きしめたのです。

時間は、私たちの指の隙間から、こぼれ落ちていきます。
あなたが、もし明日死んでも、会社には、代わりになる人がいます。
でも、家族や友人は、残りの人生を「あなたを失った悲しみ」とともに、生きることになるでしょう。

そのことを思えば、もっと家族の時間を、大事にできるでしょう。
人生には、仕事よりも、かけがえのない、もっと大切な家族がいるのです。

2022年07月15日

苦しんでいる人に寄り添おう 1047


あなたの周りの人で、今苦しんでいる人は、いますか。
今苦しんでいる人が誰か、気づけることは、とても大切なことなのです。
気づけることは、その人に対する優しい目を、向けることができる人なのです。

新聞を飛ばしてしまった、配達員の名は、河瀬さんといいます。
この河瀬さん、東京のある大企業に勤める、エリート社員でしたが、35歳の時にトラブルに巻き込まれて退社。
その後、自分で事業を興しますが失敗し、何もかも失って、生まれ故郷である、北海道に戻ってきたのです。

そこで、生活のために始めたのが、新聞配達のアルバイトでした。
その日は、朝から猛烈な吹雪。
何しろ北海道の吹雪ですから、それはもう激しいものです。

すさまじい風と雪で、自転車の車輪をとられて、転んでしまい、積んでいた新聞が、吹き飛んでしまったのです。
宙に舞い上がる新聞。
それを必死に、追いかける河瀬さん。

でも、半分以上の新聞は、吹雪の中に消えてしまいました・・・。
ほんの少し前まで、大企業でバリバリ仕事を、していたのに。

今の自分は、吹雪の中で、新聞を追いかけている。
その場で地面に突っ伏して、泣いてしまいたい・・・。

そう思う気持ちをおさえて、河瀬さんは、新聞配達所へ戻り、何が起こったかを正直に話して、店主に詫びました。
この時、店主が言った言葉を、河瀬さんは「決して忘れない」と語っています。
打ちひしがれる河瀬さんに、店主はこう声を、かけたのだそうです。

「河瀬さん、大丈夫、大丈夫、あわてないでも大丈夫です。本当にひどい吹雪ですねぇ」

吹雪で凍りついた心を、毛布で包み込んでくれるような、温かい言葉です。
この店主、そう声をかけると、何ひとつ文句を言わず、再配達につき合ってくれたのだそうです。

河瀬さんは、こう言っています。
「あの時、店主が温かい言葉とともに、自分に寄り添ってくれたことは、決して忘れない。だから私も、逆境の真っただ中にいる人がいたら、その人が孤立しないように、寄り添ってあげることにしています」

その後、河瀬さんのもとに、尊敬していた昔の上司から「お前の才能を人事総務で、活かしてみないか」という電話がかかってきて、彼は再びビジネスの表舞台へと、返り咲きました。
現在は商品プロデューサー、セールスクリエーターとして独立し、セミナーを主催されたり、本を出版されるなど、大活躍されています。

苦しんでいる人に、優しく寄り添いましょう。
優しい言葉や行動が、苦しみを和らげ、勇気と希望を与えるのです。

2022年07月08日

トイレは神聖な職場 1046


あなたは、自分の仕事に誇りを持ち、仕事を頑張っているでしょうか。
どんな職業でも、その仕事には、大きな価値があります。
多くの人は、その価値を理解し、やりがいを持ち、仕事をしているのです。

あるメーカーの工場であった話です。
その工場では、「ある事」が、問題になっていました。

いくら、工場長の名前で「やらないように」と通達を出しても、なかなかそれが、無くならない・・・。
えっ?
「経費の無駄づかいだろう」ですって?

いやいや、そんなにたいそうな問題ではありません。
なんとその問題とは、「トイレの落書き」。

最新の設備を持っている大工場なのに、「会社の恥だから、慎むように」と注意を促してもいっこうに無くならない。
経営陣も、打つ手がなく、半ばあきらめていたのだそうです。

ところが。

落書きに業を煮やした、トイレ掃除のおばちゃんたちが、かまぼこの板に「あるメッセージ」を書いて、トイレの壁に掲示したところ、その日を境にピタリと、落書きをする人がいなくなったのです。

パートのおばちゃんたちは、いったい、かまぼこ板に、何と書いたのか?
それは、こんな言葉でした。

「落書きしないでください。ここは、私たちの神聖な職場です」

このメッセージを読んだ従業員たち。
「神聖な職場」という一言に、すっかりやられてしまいました。
「トイレ掃除に、誇りを持って取り組んでいる」おばちゃんたちの姿勢に、ノックアウトされたのです。

自分の仕事に「誇り」を持っている人は、他人に一目を置かせる力を持っています。
そして、自分の仕事に誇りを持っている人は、自分の仕事に「やりがい」を持っているのです。

だから、「トイレは神聖な職場」なのです。
どんな仕事においても、職場は、立派な神聖な場なのです。

そのことを意識して、自分の仕事に誇り持ち、やりがいを感じて、真剣に仕事をしていきたいものです。

2022年07月01日

人間の命より価値があるものはない 1045


長寿漫画『美味しんぼ』の中に、こんなシーンがあります。

場所は、さる料亭。
主人公の山岡士郎と人間国宝の陶芸家で、士郎をかわいがっている、唐山陶人センセイ、そして、二木という名の大銀行の会長がいます。

その席で陶人さんが、二木会長へ自作の茶器を、贈ろうとします。
人間国宝から会心の作を渡されて、ご満悦の会長。
そこへ料理が運ばれてきて、事件が起こります。

なんと、仲居の女性が、手をすべらせて落とした皿が、陶人作の茶器を直撃。
ものの見事にその一部が、欠けてしまうのです。

怒り狂う二木会長。
「唐山陶人先生は、人間国宝だぞ! 先生の作品は、国の宝だ! 謝ってすむことではないぞ! 金でも償えない!」

泣きながら「このお詫びは、死んで致します」と謝る仲居。
「使用人の不始末は、私の責任です。私が命にかえまして」と、仲居をかばう女将(おかみ)。

それを見ていた士郎は、自分が学生の頃、父である陶芸家の海原雄山が、大切にしていた皿を割り、激怒されたことを思い出していました。

そして、おもむろに席を立つと、料亭の厨房へ行き、そば粉をもらって部屋に戻り、なんと、はじが欠けた茶器に、そば粉を入れて湯を注ぎ、ハシでこねてソバガキを作ってしまうのです。

あ然とする二木会長に、士郎はこう言います。

「なにが人間国宝だよ、芸術作品だよ。もとはと言えば、陶人のじいさんが、ドロこねまわして、焼いただけじゃないか。そんな物が、人間の命と同じ価値が、あるというのかよ」

士郎が言うように、芸術作品と言えども、本質はドロを焼いただけなのです。
そうした本質を忘れると、「お金(紙切れ)」や「ダイヤモンド(炭素のカタマリ)」のために、人を殺してしまったり、詐欺に引っかかってしまうのです。

価値があるものは「価値がある」と認めつつも、「モノの正体」について忘れず、「本質」を見抜くことを、大切にしましょう。
人間の命より、価値があるものなんて、この世には、何もないのです。

1人1人の人間の命こそ、最高に高価があるのです。

2022年06月24日

すべてのものを見てください 1044


毎日を慌ただしく過ごしていると、だんだん感性が、なくなってきます。
見えるもの、聞こえるもの、触るものなどが、自分から遠ざかってしまいます。
積極的に見ようとするなど、意識を持たないと、なかなか見えないのです。

わずか2歳にして、高熱によって「見えない、聞こえない、しゃべれない」という、三重苦を背負った人。
ヘレン・ケラー。

成人となり、森の中にある家に住む、ヘレンのもとへ、ある人が訪ねてきた時のことです。
訪問者にヘレンは「森はどうでしたか?」と尋ねます。

それに対して、訪問者は、こう答えたのです。
「別に・・・」

この言葉にヘレンは、衝撃を受けます。
この人は、目も見えるし、耳も聴こえる。
それなのに、森を歩いてきて「何もなかった」と言う。

小鳥のさえずりを聴くこともなく、木々の香りを嗅ぐことも、なかったと言う。
そんな「もったいないこと」が、あるだろうか・・・?

その経験から、ヘレンは、次のような言葉を、私たちに残しました。

目の見えない私から、目の見える皆さんに、お願いがあります。
明日、突然目が見えなくなってしまうかのように思って、
すべてのものを見てください。

そして、
明日、耳が聴こえなくなってしまうかのように思って、
人々の歌声を、小鳥の声を、オーケストラの力強い響きを、聴いてください。

明日、触覚がなくなってしまうかのように思って、
あらゆるものに、触ってみてください。
明日、臭覚と味覚を失うかのように思って、花の香りを嗅ぎ、食べ物を一口ずつ、味わってください。

五感を最大限に、使ってください。
世界があなたに見せてくれているすべてのもの、喜び、美しさを讃えましょう。

このメッセージ。
三重苦を知る人から、「持っている幸せ」を忘れている、私たちへの「言葉のプレゼント」です。

もっとすべてのものを、意識して見るようにしましょう。
もっと感じるように、感性を高めましょう。

喜び、美しさを讃え、幸せを感じることができるのです。

2022年06月18日

最後の最後まで妥協しない 1043


何事にも、すぐに妥協する人がいます。
「これぐらいできていれば、いいや」「最後までできていないが、許してもらえるだろう」「完璧に仕上げるなんて、無理なことだ」などの言葉が、自然と口に出ることは、ありませんか。

そのようにいつも、妥協ばかりしている人は、いい仕事は、できないのです。
人からもしだいに、信頼されなくなります。

ここで、手塚治虫(漫画家)のエピソードを、紹介します。

ある日のこと。
手塚治虫から、少年漫画誌の編集者へ、こんな連絡があったそうです。
「さっき持って行った『ブラック・ジャック』の原稿を、戻して欲しい」

「ええっ?」となる編集者。
何しろ、毎週、毎週、原稿の完成が1番遅いのは、手塚センセイです。

そのときも、手塚の原稿の完成を待って、やっとのことで、印刷所へ原稿を、届けたばかりだというのに・・・。
「無理ですセンセイ、もう、印刷機が回っています」などと言っても、言い出したら聞かないのが、手塚治虫です。

しかたなく印刷所へ飛び、怒り狂う現場の人たちに、頭を下げて原稿を回収する編集者。
それを持って、大急ぎで手塚のもとへ。

原稿を受け取ったセンセイ、デスクに向かうと、原稿に手を加え始めます。
その時、すでに印刷所に行っていた原稿を、わざわざ戻してまで、手塚治虫が描き足したモノ。

それは・・・。
『葉っぱ2、3枚』

描き終えた手塚治虫は、「はい、OKです」と編集者へ、原稿を戻したそうです。
あ然となる編集者。
まさか、たったこれだけのために、「印刷に入ろうとしていた原稿を、戻させたとは・・・。

手塚治虫は、こう言っています。
「創作に携わる者が、完璧を目指さなくて、どうするんですか」

彼は、「神様が自分に与えてくれたミッション」を、全身全霊をかたむけて、果たしていたのです。
「仕事をさせてくれ・・・」が、最期の言葉だったという手塚治虫。

巨匠が『ブラック・ジャック』の原稿に、描き足した、「葉っぱ2,3枚」は、「創作」に携わるすべての人に、その「心構え」を教えているような気がします。
私たちも手塚治虫のように、どんな時も最後の最後まで、妥協しないで、生きたいものです。

2022年06月11日

優しいことは気づかれずにしよう 1042


「佐賀のがばいばあちゃん」で有名な島田洋七さんのエピソードです。

運動会の日、他の子どもたちが、家族でお昼のお弁当を食べているとき、洋七さんが1人教室で、質素な弁当を広げていると、担任の先生がやってきてこう言います。
「おう、洋七、ここにいたのか。あのな、先生、さっきから腹ぐあいが悪くてな。お前の梅干し入りの弁当と、換えてくれんか」
取り換えた先生の弁当には、ウインナーやエビフライなど、普段は食べられない、豪華なおかずがたくさん入っていて、夢中で食べる洋七さん・・・。

それから1年後の運動会の日。
また1人、教室で弁当を食べようとしていると、また先生がやってきて、「おう、洋七。今年も、ここで1人か。先生、腹が痛くなってな。また、弁当を換えてくれるか」

さらに次の年の運動会の日。
担任は女性の先生に、代わりましたが、昼休み、またまた1人で教室にいると、「洋七君。ここにいたの? 先生、お腹が痛くなっちゃって。お弁当換えてくれる」

そうです。
先生たちは、腹痛のフリをして、毎年、豪華なおかずのお弁当をご馳走してくれていたのです。

小学生だった洋七さんは、「この学校の先生は、運動会の日になると、お腹が痛くなる」と不思議に思っていたそうです。

彼が真相を知ったのは、小学6年生の時。
このことをがばいばあちゃんに、話したときでした。
「それは、先生がわざとしてくれたとよ。それが本当の優しさと」

先生たちの優しさとは、洋七に気づかれずにやることでした。
他人に気づかれずにやることこそ、本当の優しさなのです。

2022年06月04日

貧乏自慢 1041


「世界の富の半分を持つ男」とまで言われた、アメリカの大富豪がいました。
その大富豪は晩年、極度の人間不信に陥り、誰とも会うことが、なくなりました。

可愛そうに、買い取った高級ホテルのスイートルームから、一歩も出ない生活を送った、と言われています。
大富豪は、幸せだったのでしょうか?

ギャグにこんな作品が、ありました。

「母ちゃん、僕の弁当、毎日梅干し1つしか、入ってないじゃないか」
「うん。でも、その日によって、位置だけは、変えてるよ」

貧乏だって、工夫次第で、楽しめるのです。
かって、高度成長する前の日本では、他人同士の助け合いや見返りを求めない人情、そして「貧乏を楽しむ工夫」が、社会に根づいていました。

醤油を切らしたといえば、となりが、かしてくれる。
お茶がないといえば、向かいの人が、かしてくれる。
となりが魚のアラを買ってくると、こっちから大根を出して煮て、そいつを分け合って、食べるというように、お互いに都合しあって、暮らしている。

誰か体の具合でも悪いというと、まわりのおかみさんたちが、ドヤドヤとやって来て、くすり屋へ走ってくれる。
湯たんぽを、持って来てくれる。
そりゃぁ人情てものが、ありました。

貧乏でも、恥ずかしいことは、何もないのです。
貧乏でも、お金で買えない、「人と人とのつながりと優しさ」が、「人生の宝」であり、自慢なのです。

貧乏の中に、助け合いや優しさがあり、人情的な喜びが、あるのです。
人は、人と人とのつながりの中で、幸せに生きられるのです。

2022年05月27日

小さな約束でも守ろう 1040


みなさんは、約束を守っているでしょうか。
大事で大きな約束は守るけど、大したことがない、小さな約束は、守っていない人が、いるかもしれません。
しかし、約束に、大小はないのです。

手塚治虫の短編漫画の名作に「雨ふり小僧」があります。
主人公は、山奥の分校に通う、モウ太という名の男の子。

ある日、モウ太は橋の下で、古い傘をかぶった妖怪、「雨ふり小僧」と、出逢います。
モウ太が履いている、ブーツを欲しがる「雨ふり小僧」に、モウ太は「3つの願いを、かなえてくれたらあげる」と「小さな約束」をするのです。

その後、いろいろあるのですが、3つ目の願いは「学校の火事を、消してくれ」でした。
モウ太の「かなえてくれたら、きっとブーツをやるよ。約束するよ、あの橋の下で、待ってろよ」という言葉を信じて、必死に火を消す「雨ふり小僧」。

でも、火事になった分校が、廃校になり、突然、町へ引っ越すことになったモウ太は、「雨ふり小僧」との約束を、すっかり忘れて、引っ越してしまいます。

それから40年後。
父親になったモウ太。

ある日、娘にせがまれて、ブーツを買おうとした瞬間、「雨ふり小僧」との約束を、思い出すのです。
まさか・・・、まさか・・・、まさか!
まさか、まだ、ずっとずっと橋の下で、自分が来るのを、待っているのでは?

新品のブーツを買って、40年ぶりに、田舎へ向かうモウ太。
約束の橋の下へ、行ってみると・・・。

雨ふり小僧は、40年前と同じ姿で、橋の下に立っていました。
「火事を消したら、ブーツをあげる」と言った、モウ太の言葉を信じて。
ずっとずっと、待ち続けていたのです。

「小さな約束」を守ることが、どれだけ大切なことなのか・・・。
雨ふり小僧は、けなげすぎます。

小さな約束でも、とても大切な、約束なのです。
小さな約束でも、心と心が通じ合う、約束なのです。

2022年05月20日

スーパーのレジの仕事で幸せ 1039


小さなスーパーで、レジ打ちをする、女性の話です。

今まで、天職を繰り返してきた彼女は、レジ打ちの仕事にも、不満を感じていました。
ある日、田舎の母親から「帰っておいでよ」という、電話をもらい、帰郷を決心した彼女。

荷造り中に、古い日記を見つけ、ピアニストを夢見ていた、少女時代を思い出します。
あの頃に比べ、すっかり「逃げ癖」が、ついてしまった自分・・・。
泣きながら「もう少しここで、がんばる」と、母親に電話した彼女。

翌日から仕事ぶりが、変わります。
ピアノの要領で、キーの配置を覚え、レジ打ちに余裕が出ると、一人ひとりのお客さんとの会話が、楽しくなってきたのです。
「今日は、マグロよりカツオが、おススメですよ」なんて、アドバイスすることもありました。

そして、ある日、彼女は奇跡の体験をします。
その日のスーパーは、大混乱でした。
彼女はいつものように、お客さんと会話しながら、レジ打ちに追われていました。

「恐れいりますが、空いているレジへ、お回りください」という、店内放送です。
えっ?、と思って、周りを見回した彼女は、「信じられない光景」を、目にしたのです。

五つあるレジのうち、お客様が並んでいるのは、自分のレジだけなのです。
他の四つのレジには、誰も並んでいないでは、ありませんか!

店長が駆け寄ってきて、お客様に「どうぞ、空いているレジへ、お回りください」と言ったその時。
一人のお客が、こう言い返しました。

「放っといてちょうだい。私はここに買い物に、来ているんじゃない。あの人としゃべりに来てるんだ」
その言葉を聞いた瞬間、彼女はその場に、泣き崩れました。
彼女はその後、レジ打ちの主任となり、新人教育にも携わるように、なったそうです。

働くということは、自分の存在証明なのです。
その存在証明が、何によってできるかというと、他人との関係の中で、できてくるのです。

働く意味というのは、そのような他人との関わりの中で、自分の必要性を、感じることです。
そのことが、みんなの幸せに、つながるのです。

2022年05月11日

駐車場の仕事で幸せ 1038


新宿にある駐車場で、管理人をしている男性(おじさん)の話です。

不愛想そうな管理人が多い中、そのおじさんは、いつも元気で、笑顔なのです。
「満車」の時には、わざわざ入口に立って、駐車場に入ろうとする車の運転手に、いちいち謝っています。
他の管理人なら、「満車」という看板を出して、管理人室で漫画を、読んだりしているのに・・・。

その管理人のおじさんが、家庭の事情で、駐車場を辞めることになった日のことです。
ある利用者は、おじさんへのおみやげに、菓子折りを、持って行くことにしました。

いつもそのおじさんの仕事ぶりに、感心していましたし、実は以前、急な雨の日に、おじさんに、傘を貸してもらったことがあったので、その時のお礼・・・と考えたのです。

おじさんの最後の勤務の日。
菓子折りを持って、管理人室へ行ったその人は、そこで「信じられない光景」を、目にします。

彼が、管理人室で見たもの。
それは。

たくさんの花束と、山積みになった、おみやげの箱。
そして、おじさんと記念写真を撮るために、行列を作る利用者たちの姿でした。

駐車場の仕事は、淡々とこなす仕事だけなら、「ただのつまらない仕事」かもしれません。
おじさんは、一生懸命、やりがいを持って、笑顔で魂を入れて、取り組んでいたのです。

そのことが、周りの人々を、幸せにするとともに、おじさん自身が、幸せになっていたのです。
仕事をして、働くことの意味が、ここにあるのです。

駐車場の仕事でも、日々の仕事を通して、みんなが幸せに、なれるのです。

2022年05月05日

不快な体験を教訓に 1037


次のような経験をしたことが、あるかもしれません。

夏になり、プールに遊びに、行きました。
嬉しいあまり、思いっきりプールに、足から飛び込みました。

するとプールが深くて、足が届かなく、あと少しで、溺れそうになりました。
その後、プールに入る時は、プールの深さを前もって調べ、用心してプールに、入るようになりました。

知らずに熱湯の入った、ヤカンを触って、熱くてワンワンと、泣いてしまいました。
でも、「これにふれたら、大変になる」という、記憶が能に焼きついて、それ以来、熱湯の入ったヤカンは、絶対にさわらなくなりました。

寒い日に、薄着で外出しました。
帰宅したら、身体の調子が悪く、風邪をひいてしまいました。
それにこりて、それ以来、寒い日には厚着をして、外出するようになりました。

このように、不快な体験をすると、それを教訓に、「同じ過ちを繰り返すのはよそう」「こういう時は、このように対処しよう」という知恵を、得ることができます。

人間関係、仕事関係、日常生活など、いろいろな場合に、不快な体験をすることが、あるでしょう。
そんな時は、不快な現象の元となる要因を探り出し、同じ轍(てつ)は、踏まないように、心がけていけば、派生する不快指数も、大幅に激減していくようになります。

不快な体験を教訓に、同じ過ちを、減らすようにしましょう。
そのぶん、快適に生きられるように、なるのです。

2022年04月29日

人生修業に終わりはない 1036


人生は、修業の連続です。
死ぬまで、修業を続けるのです。
何故なら、人は自分自身を高め続けるために、生まれてきたからです。

ミケランジェロは、89歳という長寿をまっとうしましたが、死ぬ直前まで、いつも口ぐせにしていたとされるのが、「私は、今も修業している」の言葉です。

10代のときは、芸術の基礎知識を学んだ。
20代のときは、技術の体得に励んだ。
30代のときは、芸術に対する着想、工夫や考え、思いつきを広げるように努めた。

40代のときは、体得した技術を、応用するための術を学んだ。
50代のときは、若手芸術家のセンスを学んだ。

60代のときは、初心に帰り、もう一度、芸術の基礎知識を学んだ。
70代のときも、初心に帰り、もう一度、技術の体得に励んだ。
80代のときも、初心に帰り、もう一度、芸術に対する着想を、広げるように努めた。

このように89歳という長寿を、まっとうするまで、修業を続けたのです。
この調子で、もし彼が90歳過ぎまで生きていたら・・・と、楽しみになります。

たぶん1番楽しかったのは、ミケランジェロ本人だったに、違いありません。
スキルアップは、その人の人生が、終わりを告げるまで、続くのです。

初心に帰って、もう一度、同じことを学ぶことで、私たちはさらに、成長していくように、できているのです。
たとえ、その道のエキスパートに、なることができたとしても、ベテランの域に達することが、できたとしても、初心の姿勢を忘れないようにすれば、人格形成にいっそうの拍車が、かかるようになります。

人生修業に、終わりはないのです。
人生修行に、終わりはないから、人生が楽しいのです。

2022年04月24日

困難の中にある幸せ 1035


今日は、特上のウナギを食べ、明日は、特上のお寿司を食べるような生活を続け、明後日は、特上のスキヤキを食べるとします。
しかし、こんな贅沢な毎日の中では、そんなに感動もせず、美味しさも感じないでしょう。

逆に、今日は、おかゆ、明日は、素うどんという生活を続け、ある日には、特上のスキヤキを食べるとしたらどうでしょう。
質素な食生活をしてきたぶん、大きな感動がこみ上げて、ものすごく美味しく感じるに、違いありません。

贅沢な生活が、当たり前になると、感動がなくなるのに対し、質素な生活をしていると、たまの贅沢に感動し、ありがたい気持ちで、いっぱいになります。

母親が出産するときは、出産という困難と、向き合います。
その苦しみを乗り越え、出産後に赤ちゃんと、対面します。
母親は、我が子と出会い、大きな喜びと幸せを、手にすることができるのです。

この心理作用は、人生にも、そのまま当てはまることができます。
やることなすこと、すべてが順調だと、ラッキーな現象が起こっても、そのありがたみがなかなか、感じられなくなります。

でも、つらいことや苦しいことが、当たり前の人生なら、ラッキーなことが起こると、ありがたみを痛感できますし、うれしさや喜びも、ひとしおです。

うれしさや喜びといった感情は、希望、勇気、自信といった、ポジティブなエネルギーを、生み出してくれます。
そのエネルギーは、つらいことや苦しいことを、はね返す力になるのです。

心を強くし、人生を充実させるパワーは、順境からではなく、困難や逆境の中にある、幸せから生まれるのです。
困難や逆境を嘆かず、困難や逆境を宝として、大きな幸せのパワーに、していきましょう。

2022年04月16日

仕事に理念を持とう 1034


生活のためだけに、仕事を頑張る人がいます。
お金を稼ぐためだけに、仕事を頑張る人がいます。

これでもいいのでしょうが、しだいに仕事にやりがいが、見出せなくなる可能性があります。
やる気が起こらず、仕事が、退屈きわまりなくなる可能性があります。

古代ローマの哲学者・セネカは、「理念がない仕事は、退屈きわまりない」と、教えています。
『理念』とは、ある物事について、こうあるべきだという、根本の考えを言います。

昔、中国のある地域で、川の氾濫を防ぐために、石で堤防を築いている農民たちが、いました。
通りかかった旅人が、「大変ですね」とねぎらうと、農民たちは口を合わせて、こう答えました。
「本当はこんな面倒なことなど、したくないのだが、川が氾濫すると、農作物がやられてしまうから、仕方なくやっているのです」

しかし、1人だけ、次のように答えた、若者がいました。
「私は、この地域を豊かにするために、堤防を築いているのです。堤防を築けば、たくさんの商人が、行き交うことができる、と思うからです」

そう答えた若者は、のちに官吏の登用試験である、科挙(かきょ)に合格し、すぐれた役人として、地域の活性化に、大いに貢献したのです。

このように、理念、すなわちポリシーがあれば、それが励みになります。
使命感が高まり、やりがいだって倍増し、退屈することは、ありません。

☆この仕事を通して、人々の暮らしを、便利にしたい
☆子どもの教育を通して、子どもを立派な大人に、育てたい
☆人々に、心から喜んでもらえるように、便利で安い商品を、開発したい
☆人々に快適さを、提供したい
☆人々が安心安全で、暮らせる街づくりに、励みたい

このような仕事に関する理念を、明確に持ちましょう。
理念さえあれば、この話に登場する若者同様、自然に飛躍の道を、進むことができるのです。

仕事への理念が、あなたの使命感ややりがいを高め、人々に大いに役立つ仕事を、与えてくれるのです。

2022年04月09日

大根のように甘くなろう 1033


日本人が、もっとも多く食べている、野菜はなんだか、知っていますか。
2015年、厚生労働省が発表したランキングでは、1位が大根、2位がタマネギ、3位がキャベツだそうです。

ちょっと意外な気もしますが、大根おろしや漬物、煮物、サラダなどにも大活躍ですから、大根がたくさん消費されているとしても、不思議ではありません。

さて、そんな大根ですが、寒さが厳しいほど、甘みを増します。
大根は、水分を多く含んでいるので、寒いと凍って細胞が、壊れてしまうため、自衛手段として体内のでんぷんを、糖質に変えるのです。

糖質を含んだ水は、零度でも凍りません。
だから、寒ければ寒いほど、大根は甘くて、おいしくなるのです。

「人間も同じだなぁ」と思います。
苦境に立つことが、多かった人は、そこで切り抜ける知恵を身につけたり、じっと耐える忍耐力を培っていて、人間として、また働く人として、大変魅力的になるからです。

もし、現状がとてもつらいという人は、今は多くの知恵を身につけたり、じっと耐える忍耐力を培っていると、考えましょう。
苦境を抜け出せば、大根が甘くなるように、必ず魅力的な自分に、成長できるのです。

人間も大根のように、厳しさに耐え、甘くなりたいものです。

2022年04月02日

マンネリのワナから抜けだそう 1032


毎日の生活に変化がなくて、元気が出ない日々を、過ごすことがあります。
そんな人は、知らないうちにマンネリのワナに、入り込んでいるのかもしれません。

「この紋所が、目に入らぬか!」の名文句で、長い間、お茶の間に親しまれてきた時代劇「水戸黄門」が、最終回を迎えたのは2011年のことです。
1969年から始まったドラマシリーズは、42年以上も続き、放送回数は、1200回を超える、ケタ外れの長寿番組でした。

毎回夜8時45分を過ぎると、黄門様の「助さん、格さん、懲らしめてやりなさい!」の声を合図に、立ちまわりが始まり、「静まれ、静まれぃ。この紋所が目に入らぬか!」と葵(あおい)の御紋のついた印籠(いんろう)が、登場します。

「こちらにおわす御方を、どなたと心得る。畏れ多くも前の副将軍、水戸光圀公にあらせられるぞ。一同頭(ず)が高い、控えおろう」と、めでたく大団円(だいだんえん)を迎えるという筋書きでした。
しかし、予定どおりに事が運ぶ、安心感はあっても、毎回同じことの続く展開では、やがて「マンネリ」の烙印を押されて、視聴率も低下します。

これと同じで、私たちも決まりきった法則で、動けば楽ですが、それでは生活や仕事のマンネリ化は、避けられません。
マンネリのワナに、入り込んでしまい、抜け出そうとしても、抜けさせないのです。

単調で変化のない、毎日の生活や仕事に、少し変化をつけましょう。

☆いつもと違う道を、通って通学・通勤する
☆美味しい食事の店を探し、友だちと食事をする
☆あまり見たことがない、番組を見てみる
☆家族で旅行に、出かける
☆好きな趣味を見つけて、趣味のクラブに、通ってみる
☆いつもと違うやり方で、仕事をする
☆したことがない、新しいことへ、挑戦してみる

このように、ほんの少しずつでも、変化を重ねてみましょう。
ハラハラ・ドキドキ・ワクワクするような体験が、きっとあるはずです。

やがてリフレッシュな風を、吹かせられるようになるでしょう。
常にマンネリに陥らず、成長への意欲を、持ち続けることが、大切なのです。

2022年03月26日

世界最短のプレゼン 1031


自己紹介や会社紹介、商品紹介などをする時に、長い時間プレゼンをする人がいます。
聞いている人は、長く話されると、嫌気がさしてきます。

また、何が重要なことなのかが、情報量が多すぎて、さっぱりわからなくなります。
話が長すぎると、重要なことが、明確に伝わらないのです。

「エレベーターピッチ」という言葉を、知っていますか。
これは、IT企業の聖地と呼ばれる、アメリカのシリコンバレーで、生まれた言葉です。

エレベーターは、そのまま乗り物のエレベーターで、ピッチとは説明する、という意味です。
これを合わせると、エレベーターで乗り合わせた相手に、たった30秒ほどで、自社のサービスや自分自身を、説明して売り込む、という意味の語になります。

シリコンバレーには、ITベンチャーがひしめいていて、一獲千金を夢見る起業家たちが、投資を求めて、押し寄せてきます。
投資家は忙しいので、アポイントを取って、時間を割いて話を聞いてくれるほど、甘くありません。
そこで、同じエレベーターに乗り込み、その短い時間を利用して、売り込みをするのが、エレベーターピッチなのです。

忙しい相手に、短時間でシンプルにわかりやすく、自分の思いを伝える。
この技術は、私たちの日頃の仕事にも、大いに役立つでしょう。

お客様や上司などに、何かを伝える際には、あらかじめ要点をまとめ、極端な話、30秒で伝わるように、内容を構成してみましょう。
今まで長い時間をかけて、説明してきたことが、ウソのように思えるに、違いありません。

ぜひ世界最短のプレゼンに、挑戦してみて下さい。
物事の本質や重要ポイントを、徹底的に短く深く、掘り下げましょう。
きっと相手の心に、確実に響く、プレゼンになることでしょう。

2022年03月18日

日光浴で幸せに 1030


なんとなく元気が出ないという日が、誰にでもあると思います。
そんなときは、日光浴が効果的です。

外で遊び回る子どもを、元気だなぁと、思ったことはありませんか。
実は元気の源でもある、通称「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンは、日光を浴びると生成されます。

子どもたちの元気の秘訣は、日光だったのです。
裏を返せば、日光を浴びない生活をしていると、どんどん幸せホルモンは、少なくなってしまうわけです。

日照時間が、少なくなる秋からは、誰でも「冬季うつ病」に、なりやすいそうです。
それほど日光は大切で、冬場でなくとも、日光を浴びない生活をしていれば、同じことが起こります。
そのことは、人間の体の仕組み上、仕方がないことなのです。

☆朝起きたら、カーテンを開けて、日光を浴びてみましょう。
☆通学・通勤の時に、日光がさす道を、歩いてみましょう。
☆昼休みに外に出て、全身に陽の光を、受けてみましょう。
☆休みの天気のいい日に、外でスポーツやレジャーなどを、楽しみましょう。

いろいろな機会に、できるだけ日光浴をしましょう。
きっと気持ちが、明るくなり、幸せ感が、高まることでしょう。

体の内側から、元気とやる気が、漲ってくるのです。
天気のいい日なら、いつでも簡単に、できるのです。

2022年03月11日

体験が自分の力になる 1029


世の中には、本などで何かを学習して、そのことが分かったように、思う人がいます。
本で学習するのもいいのですが、知識だけでは、力がつかない場合も多いのです。
思考したことで、すぐにできるようになる場合は、本当は少ないのです。

商品説明をする際に、明るく盛り上げ上手な人がいます。
テレビショッピングでおなじみの、ジャパネットたかたの創業者のようなタイプです。

それを見て、自分も同じようにやれば、きっとうまくいくだろうと思って、真似したところで、たいていの場合うまくいきません。

先輩のトーク術は、何度も場数を踏み、失敗や反省を繰り返しながら、確立されたもので、ポッと出の新人に、できるはずはありません。
たとえできたとしても、人真似の域は出ず、お客様の心は、つかめないでしょう。

「冷暖自知」という、禅の言葉があります。
水の冷暖は、自分で飲んでわかるように、本当の悟りは、修行を積み重ね、自分で会得するものである、ということです。

新人のうちは、上司や先輩から教えられた仕事を、そのまま実践しましょう。
そこで失敗すると「習ったとおりにやったのに、なぜうまくいかないんだろう」と、悩みます。

そうした失敗の積み重ねの経験こそが、成長の糧(かて)となり、本当の自分の力になるのです。
悩み、失敗、改善、挑戦など、多くのことが、自分の体の中に、浸透するのです。

進んでいろいろな体験を、喜んで経験するようにしましょう。
体験することで、無駄なことは、1つもないのです。

2022年03月04日

一緒に食事をすると仲良しに 1028


人と楽しく、食事をする人がいます。
不思議なことに、そんな人は、友だちや知り合いが多く、チャンスや幸運に、恵まれることが多いのです。

「あいつと俺は、同じ釜の飯を食った仲間だから、信頼できる」などと言うと、古くさい人と、思われるかもしれません。
同じ釜でなくても、一緒にご飯を食べるというのは、人間の心理に、とても良い影響を、与えるのです。

それまでは、なんとなく話しにくかった、上司や同僚と、職場の飲み方をしたら、それ以来、話をしやすくなった、という経験も、多いのではないでしょうか。
デートで彼女と食事をしたら、楽しく素直に、話せるようになった、という人もいるでしょう。

人は食事をする際には、リラックスして、いつもとは違う、素の面が出ます。
仕事中の顔とは、違う一面に、緊張感が緩むのでしょう。

また、食べるという行為には、上下関係もありません。
同じ場所で、同じことをすることで、ぐっと心の距離が、近くなるのです。

ですから、取引先のお客様などとも、チャンスがあれば、一緒に食事をしたら、どうでしょうか。
接待といった、大げさなものでなく、打ち合わせ後に「一緒にお昼に、行きませんか」、あるいは「軽くご飯でも食べながら、打ち合わせをしましょうか」というのも、信頼感を高めるのに、効果的かもしれません。

一緒に食事をすると、すぐに仲良しになることが、できるのです。
美味しい料理を食べたり、お酒を飲みながら、楽しいひとときを、いっしょに楽しめるのです。

2022年02月25日

「ハード」を「ハート」でカバー 1027


日本には、世界最高級のコンピューターがあります。
しかし、どんなにすごいコンピューター(ハード)があっても、それを使いこなすのは、人の心(ハート)です。
人類にとって有益になるように、ハードをハートで、うまくカバーしなくてはいけません。

2016年にブラジルで、オリンピックが開催されました。
このリオ・オリンピックでは、予算不足などもあり、開催前から会場の不備が、問題視されていました。

実際、ふたをあけてみると、道路がガタガタだったり、案内板が不足していたり、車いす用のスロープの傾斜が、きつすぎたり長すぎたりと、バリアフリーが充実とはいえない状況でした。

しかし、多くの人は、楽しく観覧できました。
なぜなら、ボランティアスタッフのサポートが、手厚かったからです。

困っている人には、すぐに駆け寄り、声をかける、そして必要な援助をする。
つまり、ハード面の不足を、ハートが補ったというわけです。

仕事をする上で、何かが欠けていたり、足りなかったりということは、しばしばあります。
それを理由に「できない、うまくいかない」と、諦めてしまいがちです。

諦めずに、欠けている部分は、人の力で補えばいいのです。
マンパワーは、もっとも柔軟で、応用力のある力です。

ハードにばかり頼ることなく、ハートでカバーできる力を、伸ばしていきましょう。
ハートは、無限大の力とエネルギーがあるのです。

2022年02月18日

優しく悩みを引きだそう 1026


人間関係が良好な人は、相手の話にしっかりと、耳を傾けます。
相手の悩みを聞いたり、相談に乗ったりする、優しい人なのです。

そして、相手が何でも、自分のことを話したくなるような、優しい声かけをしてくれるのです。
つまり、上手に悩みを、引き出してくれるのです。

給食嫌いの子どもに声をかけるとき、「今日は全部食べられた?」と聞いてはいけません。
その理由は、この声かけのしかたでは、「全部食べる」が前提になっていて、全部食べることが良いことだという気持ちが、働いているのです。

給食嫌いの子どもが「○○を残した」と、素直に言えない環境を、作ってしまうのです。
この場合は、どんな声かけがいいかというと、「今日はなに残した?」と聞けば、素直に答えてくれるのです。

ビジネスの場合に、部下に「最近どう、うまくいっている?」と声をかける人は、多いと思います。
これは「うまくいっているだろう」という、プレッシャーを与えてしまいます。
これでは、うまくいっていなくても、「うまくいっています」と、答えてしまうのです。

だからこそ、部下の悩みを引き出すには、優しい言葉で「困っていることがあったら、遠慮なく言ってね」のほうが、有効なのです。

そうすれば、部下も心を開いて「実は・・・」と、素直に相談に乗ってくるのです。
そこで、上司も部下の悩みの応じた、助言・支援ができるのです。

どんな人でも、それなりの悩みがあるのです。
頑張っているから、悩みができるのです。

早く悩みから抜け出せる、手助けができるように、優しく悩みを引き出せる人に、なりたいものです。

2022年02月11日

「お客様第一」が最高のサービス 1025


商売で、「サービス」という言葉を使います。
「買ってくだされば、サービスしますよ」という場合は、値引きしたり、おまけをつけたりします。
「サービスのよい店」という場合は、客をもてなしたり、顧客のためになる種々の奉仕があります。

客をもてなす、サービス業の代表選手といえるホテル。
なかでも明治23年創業の帝国ホテルのサービスは、群を抜いていると、言われています。

そんな帝国ホテルをこよなく愛した一人に、作家の井上ひさしさんがいます。
井上さんは、家族での食事や仕事の打ち合わせにも、帝国ホテルをよく利用したそうです。

ある日のこと、いつものようにバーラウンジで、仕事仲間と話をしているとき、井上さんはうっかり手を滑らせて、グラスを割ってしまいました。
老舗ホテルのバーで、使用するグラスですから、かなり値の張るものだったでしょう。

しかし、すぐさま走り寄った従業員は、割れたグラスには見向きもせず、まず「先生の大切な右手は、大丈夫だったでしょうか」と、聞いたそうです。

作家にとって、ペンを持つ右手は大切。
その対応は、素晴らしいの一言です。

私たちも、仕事をしていると、思いもよらぬシーンに遭遇します。
そんなとき、つねに「お客様第一」という気持ちを、忘れずにいたいですね。
サービスの真価が、問われるのは、そういうときなのです。

お客様を心から大切にして、それを言葉と態度で、示しましょう。
「お客様第一」が、真心がこもった、最高のサービスなのです。

2022年02月04日

突飛な発想をしよう 1024


世の中には、頭が固い人が、多いように思います。
それは、小さい頃から、1+1=2のような正解だけを、追い求めてきたせいかもしれません。
1+1=田、1+1=10、1+1=-1のような突飛な発想が、あってもいいのではないでしょうか。

あるクイズ番組でのことです。
「あなたの前に深い谷があるが、橋がかかっていない。向こう岸に渡るには、どうしたらいいか?」というクイズです。
「飛ぶ」「橋をかける」「谷底に降りて、崖をのぼる」など、いろんな答えが出ました。
驚いたことに「谷とは反対にまわって、地球をぐるりと一周する」という、ユニークな答えが、飛び出しました。

そんなことできるはずはないと、思われるかもしれませんが、こうした突飛な発想も、素晴らしいのです。
現実的でなくバカバカしいと、一笑に付すのでなく、「なるほどそうい考えもあったか!」と、思える柔軟性も必要なのです。

アイスキャンデーのガリガリ君。
コーンポタージュ味やナポリタン味など、「なにそれ」とまゆをひそめる人も多いですが、それ以上に「面白い!」と買う人が多く、大ヒット商品になりました。
また、北海道ではサケをくわえる、クマの木彫り人形が名産ですが、最近「食われクマ」といって、サケに噛みつかれたクマの人形が、売れているそうです。

突飛な発想でも、見習うことが、多いのです。
突飛な発想には、遊び心と柔軟な思考が、内包されているのです。

突飛な発想を大いに認め、面白いと思いましょう。
思考は無限大に広く、全く制約がないのです。

どんどん突飛な発想をして、大逆転を狙ってみてはいかがでしょうか。
あなたなら、必ずできることでしょう。

2022年01月28日

1つの行動1つの片付け 1023


掃除をすれば、掃除後に使った、掃除用具を片付けます。
机の上で仕事をすれば、仕事が終わると、鉛筆・ノート・パソコンなど、机の上を片付けます。
釣りに行けば、釣りが終わると、使った釣り道具を片付けます。

こんなことは、当たり前ですが、なかには仕事が終わると、机の上を散らかしたままにして帰る人がいます。
このように片付けが、なかなかできない人も、多いようです。

ここで、「割れ窓理論」を紹介します。
たとえば、窓を割れたままにしておくと、「ここは防犯が、手薄だ」と思われ、犯罪が起きやすくなります。
しかし、そうしたスキを見せないこと、または小さな犯罪を徹底して取り締まることで、凶悪犯罪発生率を、抑えられるというのが、割れ窓理論という考え方です。

有名なケースでは、落書きだらけで防犯の温床だった、アメリカの地下鉄から、落書きを徹底的に消すことで、治安が向上した、という例があります。
また、ディズニーランドやディズニーシーでは、ちょっとした施設の傷や痛みも見逃さず、こまめに補修します。
小さなゴミ1つ落ちていない状態に、徹底することで、スタッフだけでなく、来場者のマナー向上にも、役立っているのです。

割れ窓理論は、私たちの生活や仕事にも、当てはまります。
家の中が散らかったり、机の上が散らかったりしていると、周りの人も「ちょっとくらい散らかってもいいか」と感じ、どんどんルーズになっていきます。

1人ひとりが「自分ぐらい」「ちょっとくらい」と考えるのを、止めましょう。
1つの行動で、必ず1つの片付けを、心がけましょう。

周りのみんなも、同じように必ずキレイに、片付けるようになります。
行動と片付けは、必ずセットなのです。

2022年01月21日

チャンスを必ずつかみ取ろう 1022


チャンスに関して、次のような人がいます。

○チャンスが来たことに、気がつかない人
○チャンスが来たのに、つかみ取ろうとしない人
○チャンスが来たので、時間を置いてから、つかみ取ろうとする人
○チャンスが来たので、すぐに行動し、つかみ取ろうとする人

この中で、あなたは、どの人でしょうか。
このようにいろいろな人がいますが、チャンスをすぐにつかみ取らないと、幸運は微笑みません。

たとえば、取引相手が今日、相談をしたいと、連絡をしてきたとしましょう。
電話で話していても好感触で、商談成立は、間違いないと思えます。
しかし、突然のことで、何も準備ができていないため、明日ならばと約束して、電話を切ります。

もしかしたら、電話で予測していたとおり、次の日でも商談は、成立するかもしれません。
しかし、その前に他社が、もっと良い条件で取引先に、商談を持ちかけていたらどうでしょう。
乗り気だった取引先も、条件が良い方に、決めてしまうはずです。

チャンスだと思ったら、すぐに動き、誠意を示すことが、大切です。
取引相手のところに、すぐに駆けつけ、依頼のお礼を、言いましょう。
そして、準備のために、時間をいただくように、理由を説明して誠実にお願いしましょう。

これで相手に、チャンスを必ずつかみ取りたい、という強い意志が、伝わります。
大きくチャンスを、つかみ取る可能性が、高まるのです。

チャンスを、必ずつかみ取るためには、すぐに行動して、手を伸ばしましょう。
チャンスを、つかみ取れるのは、ほんの一瞬なのです。
そのほんの一瞬を、見逃さないことです。

2022年01月13日

その場に合った服装をしよう 1021


職場での送別会の時に、ほとんどの人が、キチンとした服装で、出席していました。
しかし、1人だけ普通の格好の人がいました。
周りに人は、驚いたように、その人を見ていました。

皆さんにも1度くらい、「パーティーなどで、服装を外してしまった」という経験が、あると思います。
招待状に「平服で、お越しください」とあったので、つい、ジーンズにTシャツで出かけたら、自分以外は全員が、スーツにネクタイだったとか・・・。

もう、パーティーのあいだ中、針のむしろですよね。
そのなときに限って、いきなりスピーチを、頼まれたりしたら、恥ずかしくて、顔から火が出て、天井に燃え移ってしまいます。

最近見かける「スマートカジュアルで、お越しください」なんてもう、「何を着て行ったらいいのか、ハッキリ教えてくれーっ」と、叫びたくなります。
ちなみに、調べてみたらこの「スマートカジュアル」、ジャケットやチノパンあたりが定番で、ノーネクタイもありとのことです。
サンダル、スニーカー、Tシャツ、短パンなどは、NGなのだそうです。

男性でも、これだけ悩むのですから、女性は本当に、大変だと思います。
さて、パーティーに出ることが多い、ある女性が「パーティーで絶対に、服装を外さない方法」を、教えてくれましたので、ご披露しましょう。

その方法とは、次のような手順です。

☆着ていく服のほかに、バージョンが違う着替えを、持って行く。
☆会場に着いたら、すぐに受付はせずに、遠くから受付を、している人たちの列を見る。
☆列に並んでいる、人たちの服装を見て、もし、自分が服装を外していたら、トイレに行って、持ってきた服に、着替えてから受付をする。

これなら、あと出しジャンケンですから、外しようがありません。
着替えを持って行く、手間はありますが、荷物はフロントに、預ければいいので、邪魔にはなりません。
それに、外した服装で、パーティー時間を、堪え忍ぶより、100倍いいです。

その場に合った服装が、できる人に、なりましょう。
そのことが、人としての人間性を、高めることにもなるのです。

2022年01月06日

小さな声で引きつけよう 1020


立食パーティーなどで、スピーチをするとき、会場内が、ざわついていることがあります。
そんなとき、あなたはどうやって、自分の話を、聞いてもらいますか?

声を枯らして、大声で話すのも、1つの手です。
でも、実は「その逆の手もある」という話です。

今は亡き人間国宝、5代目の柳家小さん一門が、小学生たちの前で、落語をしたときのエピソードです。
小学生なんて、まじめに落語を、聞くわけがありません。

弟子たちが、高座で一席演(や)っても、演者を無視して、ザワザワとおしゃべりばかり。
若手たちは、次々と撃沈していき、あげくは「今日のお客は、いくら子どもでも、ヒドすぎる・・・」と、文句を言う始末。

「自分の芸が未熟なのを、お客のせいにするねぇ!」
最後に高座に上がった、小さん師匠。

ザワついたままの小学生の前で、ボソボソと小さな声で、話し始めます。
すると、おしゃべりをしている子どもの数が、1人減り、2人減り・・・。

気がつけば、いつの間にか、子どもたちの全員が、耳をそばだてて、小さん師匠の噺(はなし)に、聴き入っていたのです。

実は小声には、「説得力を増す」という、効果があります。
それまで大きな声で、しゃべっていた人が、「実は、ここだけの噺」と、突然小声で話し始めると、相手はグッと話に、引き込まれます。

こうした、「ワザと小さい声で、話すと注目される」という効果を「沈黙効果」と、呼びます。
「人に話を、聞いてもらう方法」として、ちゃんと認知されているのです。

その人やそのときの様子などを考えて、時には小さい声で、話してみましょう。
大きい声より、小さい声のほうが、真剣に耳を傾け、よく聞いてもらえることでしょう。

2021年12月31日

何気ないことにも理由がある 1019


皆さんは、「盗人(ぬすびと)の昼寝」ということわざを、ご存じですか。

盗人が、ただゴロゴロと昼寝している様子を見ても、その昼寝は、ただ眠くなって寝てしまっただけで、特段の意味があると、すぐに想像できません。
ですが、泥棒は暗闇に紛れて忍び込んで、盗みを働くものが多いので、昼寝は夜のために、身体を休めて準備するためだったと考えると、ただのんびりと睡魔に負けて、寝ているのとは違います。

夜の盗みの当てがあるから、昼寝をしている。
だから盗人の昼寝も、当てがある、ということわざが、生まれたわけです。

このことわざは、「一見、何の目的もなさそうに、見える行為にも、実は、それ相応の狙いや理由が、あるものだ」と、いう意味です。

普段、何気なく受け入れていることも、実は、ちゃんと理由があるのです。
たとえば、「凧あげ」という遊び。
あれ、なぜかお正月に、やりますよね。

考えてみると、別にいつやっても、よさそうなものなのに、なぜ、お正月限定のようなイメージが、あるのでしょう?
実はあれ、江戸のころ、仕事そっちのけで、凧あげに夢中になる庶民たちに、腹を立てた幕府が、「正月以外は、凧あげをしてはならん!」と、禁止令を出したからなのです。

庶民たちは、お正月になるのを、心待ちにして、凧をあげたのです。
さらに言うと、そこまで庶民に愛された凧あげは、明治時代になると、急速に人気がなくなってしまいます。

その理由は、電気が普及して、あちこちに電線が、張りめぐらされたからです。
凧あげをできる場所が、少なくなってしまった、からなのだそうです。

慣例になっていることを、ただ受け入れるだけでなく、『なぜそうなのだろう?』と、一歩踏み込んで、考えてみましょう。
意外な理由が、わかるものです。

何気ないことにも、必ず理由が、あるのです。
そのことに、もっと気づける自分に、なりましょう。

2021年12月23日

心を込めて一発勝負 1018


今は亡き、名優の高倉健さん。
かっては、「男らしい男」「カッコイイ男」の代名詞のような存在でした。

その健さんの晩年。
ある映画の撮影に密着した、テレビ番組を見ていて、意外な真実を知りました。
なんと、その映画の撮影での健さん、ほとんどのシーンを、一度しか演じていなかったのです。

つまり、本番は、基本的に、一発勝負。

番組のなかで、健さんは、およそ次のようなことを、言っていました。
「器用なタイプではないので、同じ演技を何度もできない。気持ちを盛り上げて、1回ですべてを出し切る」

また、演技について、健さんは、こんなことも、言っています。
「黒澤明監督も、本当によいものは1回だ、とおしゃっていましたから、それでいいんじゃないですか」
「本人の生き方が、芝居で出る。テクニックでは、ないですよね」

ベテラン声優の野沢雅子さんも、声でキャラクターを、演じる心がまえについて、「どう演じるかは考えない。心で演じる」と、言っています。

心を込めて、一発勝負。
これ、演技だけでなく、人生にも役立つ考えでは、ないでしょうか。

日常生活や仕事において、勝負の時があります。
そんな時は、心を込めて、一発勝負にかけましょう。

二発目は、絶対にないと思い、精一杯の自分を出して、一発勝負に、挑みましょう。
きっと良い結果を、得られるでしょう。

2021年12月16日

お得意様を大事にしよう 1017


商売をする上で、とても大切なものがあります。
商品、お金、会社、従業員などいろいろあります。

これらはもちろん大切なのですが、それ以外に大切なものがあります。
さて、何だと思いますか。

江戸時代の話です。
大きな呉服屋が火事になると、真っ先にすることがあったそうです。
それは、あるものを井戸に投げ込んで、燃えてしまうのを防ぐことです。

いったい、何を井戸の中に、投げ込んだのか、わかりますか?
高い着物ではなく、お店にとって、もっと大切なものを、投げ込んだのです。

それは・・・。
「大福帳(だいふくちょう)」

ほら、あの信楽焼のタヌキの置物が、手に持っている帳面です。
なぜ、「大福帳」が大切だったのかというと、あれ、今でいう「顧客リスト」なんですね。

着物なんて、燃えてしまったって、また作ればいい。
でも、「顧客リスト」は、お店にとって、財産中の財産です。

これさえあれば、また商売ができる。
どれくらい大切にしていたのかというと、いざというときに、井戸に投げ込んでも、墨で書いた文字がにじまないように、表面にはちゃんと、ロウまで塗っておいたそうです。

日頃から商売する上では、お得様が何よりも、大切なのです。
お得意様には、大変お世話になっているのです。

店が栄えるかどうかは、日頃からお得意様を、大切にしているかどうかなのです。
そのことが商売にとって、信頼を高めることにもなるのです。

さて、皆さんは、お得意様を心から、大事にしているでしょうか。
お得意様あっての商売なのです。

2021年12月09日

「いつまでに頼む」に要注意 1016


仕事など「いつまでに頼む」と、お願いされることは、よくあることです。
そんな時に、どのような対応をするかで、その人の評価や信頼が、決まってきます。

低い評価・信頼でなく、なるだけ高い評価・信頼を得たいものです。
そのためには、「いつまでに頼む」の言葉に、十分注意することが必要です。

もし、金曜日の朝に上司から「忙しいところ悪いが、来週の金曜日までに、この資料をまとめてもらえないか?」と頼まれたとしたら、いったいいつ、上司に資料を提出しますか?
「来週の金曜日までに」と言われたのだから、来週の金曜日に提出しますか?

「仕事が早い」と周りから、一目置かれている人は、「金曜日の朝に、来週金曜日までに頼む」と言われた仕事は、まず、翌週の月曜日までに、概略と中身の2割を完成させて、「こんな方向性で、よいでしょうか?」と、上司に確認するそうです。

それで、方向性がズレていないことが確認できたら、なんと水曜日には、8割以上完成した資料を、仮提出するそうです。

そうすると、たいがいの上司は「早いね!」と、驚いてくれる。
そして、「このまま進めてくれ」と言われたら、翌日の木曜日には、完成させられるし、軌道修正が入っても、金曜日までには、余裕で対応できるとのことです。

彼曰く、「上司の言葉を真に受けて、『来週の金曜日まで、提出すればいいや』なんて思って、音沙汰無しにしていると、上司は木曜日の夜には『あの件、どうなった?』と、内心かなりイラついて聞いてくるはず。それに、納期ギリギリまで引っ張っていると、予想外の仕事が入って、納期に間に合わなかったりするのが、よくあるパターン。納期どおり金曜日の朝に提出しても、まったく上司は驚かないし、もし方向性が違っていたりすると、『今日中に直して再提出』なんて最悪なことになる」

いやはや、耳がイタイですね。
前倒しの仕事は、結局自分を助けることになるのです。

「いつまでに頼む」には、要注意です。
充実した対応ができるように、先手先手の心がけが、必要なのです。

2021年12月02日

相手の言葉に腹を立てないコツ 1015


○宴会の席で、仕事のことで口論になり、カットなってケンカした。
○上司の激しい叱責に、怒りが爆発した。
○友だちから悪口を言われ、言い争いになった。

このように相手のちょっとした言葉に、カチンときたり、上司の心ない言葉に、腹を立てたりなど、逆ギレしてしまったりします。
世の中にケンカほど、不毛なものはありません。

こうした怒りの感情を管理し、うまくつき合うことを「アンガーマネジメント」と言います。

心理カウンセラーとして、延べ1万人もの人たちの「心の悩み」を解消してきた、吉家重夫(よしいえしげお)さんによると、そんな「相手の言葉にカチンと、きてしまいそうなときに試すと、腹を立てる気がなくなる」という、便利な方法があるそうです。
どんな方法だと思いますか?

それは、「相手の頭のてっぺんに、チューリップが生えているのを、想像する」のだそうです。

実はこれ、人間関係を悪化させないために、よく知られる方法なのです。
確かに頭にチューリップが、生えている人が、何を言おうが、「頭にチューリップ生やして、何、ムズカシイこと言ってんの?」と、腹を立てる気も失せますよね。

この方法の他に、「頭の中で、相手の言葉の語尾に、勝手にへんな言葉を付けてしまう」という方法も、聞いたことがあります。
相手が「どうするつもりだ!」と言ってきたら、頭の中で「どうするつもりだピョン!」とか付けてしまうのです。
このワザを使うときは、怒られているのに、つい笑ってしまわないように注意です。

このように、相手の言葉に腹が立ってきた時は、自分の気に入った方法で、怒りの感情を管理しましょう。
どんな時も相手の言葉を冷静に受けとめ、相手の挑発に乗らないことが大切なのです。

自分の工夫しだいで、不思議なことに、相手の言葉に、腹が立たなくなるのです。

2021年11月26日

カッコイイとその気にさせよう 1014


「そんなことするのキライだ」「自分には、できません」「どうしても、したくありません」などと、言う人がいます。
正直な気持ちでしょうが、それを受け入れてしまっては、先に進みません。

そう言う人は、なかなか命令では、動きません。
先に進むためには、何とかして、そう言う人を、その気にさせる必要があります。

皆さんは子どもの頃、キライでキライで、食べられない物ってありましたか?
多くの人が、キライな物が、あったのではないでしょうか。

さて、これは、子どもに「キライな食べ物」を、食べさせるにはどうしたらよいか、というお話です。

あるテレビ番組で、「ブロッコリーが、どうしても食べられない、3歳の男子に、ブロッコリーを食べさせる」という実験をしていました。
その子、お母さんがいくら「栄養があるから、食べなさい」と言っても、まったく食べなかったのですね。

ところが、お母さんがいないところで、第三者であるタレントが、ある言葉を言ったら、あっという間にブロッコリーを、食べてしまったのです。
さあ、タレントはその男の子に、何と言ったと思います?

「ブロッコリーを食べる男の子って、カッコイイな」

なんと、この言葉を聞いただけで、躊躇することなく、ブロッコリーに手を伸ばし、ひと口でパクリ!
苦悩の表情を浮かべながらも、吐き出すことなく、モグモグと食べてしまったのです。

買ってきた洋服を着ない子には、お母さんが『我慢して着なさい』というより、近所の人から『その服、カッコイイわね』と、言ってもらったほうがいいでしょう。

このことは、大人でも通用すると思います。

☆難しい仕事ができると、カッコイイな
☆進んで引き受けてもらえると、カッコイイよ
☆やる気がある姿が、カッコイイ
☆あなたなら素早く、カッコイイ仕事ができると思う

このようにカッコイイことを、アピールしましょう。
おそらくやる気が起こり、その気になることでしょう。

キライなことでも、進んでやれる人は、すごくカッコイイのです。

2021年11月18日

年齢に応じた心づかい 1013


病院に行ったときのことです。
看護師さんが、60歳ぐらいの患者さんに、次にどこに行って検査をするかを、この地方の方言を使って、優しく教えていました。
その患者さんは、方言なのでよく理解できた様子で、笑顔で対応していました。

別の看護師さんが、80歳ぐらいの患者さんに、大きな声で患者さんの家庭での過ごし方等を、丁寧に尋ねて、記録していました。
その患者さんは、大きな声だったので、よく尋ねていることが聞き取れ、家庭での様子を一つ一つ詳しく話していました。

このように看護師さんが、その人の年齢等に応じた、温かい心づかいある対応をしていたことに、驚くとともに、感心しました。

毎年、たくさんの初詣客でにぎあう、成田山新勝寺(しんしょうじ)があります。
その参道に「櫻せんべい阿部商店」という、おせんべい屋さんがあります。

この店は、参道の顔の一つとして、成田山を訪れる人たちから、愛されているのです。
名物は、堅焼きせんべいなのですが、このお店のせいべいには、お客様のことを考えた、ちょっとした心づかいがあります。

どんな心づかいだと、思いますか?
このお店、実は堅さの違うおせんべいを用意し、「年齢別」の表示をして、販売しているのです。

店内に並ぶおせんべいには、たとえば「35歳くらい げんこつ600円」「70歳くらい かきもち500円」などの表示がされています。
おせんべいの堅さの調節は、長年の蓄積による水分調整が、ポイントなのです。
乾燥時間を長くして、水分を減らすと、噛み砕きやすいおせんべいになるのだそうです。

この配慮、もともとは「おせいべいが、堅すぎる」という苦情があったのが、きっかけなのだそうです。
苦情があったときに、「堅焼きおせんべいのお店で、おせんべいを買っておきながら、そんな苦情を言ってくるお客様は、どうなの?」とは思わず、「それなら、お客様が安心して買えるようにしよう」と、前向きに考えたのです。

おせんべいが、美味しいのはもちろんのこと、人の年齢に応じた、温かい心づかいがあることに、さらに感動させられるのでしょう。

どんな年齢の人も、心から大切にして、常に年齢に応じた心づかいで、優しく接していきたいものです。

2021年11月14日

遠慮せず進んでTTPしよう 1012


新しいことを、学ぶことがあります。
早く学んで、自分のものにしたい、自分で役立てられるようにしたいと、願います。

しかし、そう思っても簡単には、自分の思ったとおりには、なりません。
焦れば焦るほど、成果が出ません。
そんな人は、どうしたらいいのでしょうか。

野球の実況中継を、担当していたアナウンサーがいました。
先輩の実況にくらべて、自分の実況はどうにもヘタクソで、「なんとかもっとうまく、実況できるようになりたい」と、悩んでいたのです。

そんな彼、少しでも先輩アナウンサーの実況に近づくために、あることを実行したのですが、何をしたと思います?
なんと彼、その実況のうまさに憧れていた、先輩アナウンサーの野球の実況を、試合開始から試合終了まで、すべて文字に書き起こすことにしたのです。

野球の試合の1回から9回までですから、ひと試合の実況部分を文字に起こすだけでも、1か月以上かかったそうです。
それで、文字にしたものをプリントアウトして、それを来る日も来る日も声を出して、読み上げて真似をしたのです。

すると、自分の実況のテンポもリズムも、どんどん違うものになってきて、「明らかに聞きやすくなった」のだそうです。
「学ぶ」という言葉の語源は「まねる」なのだと、聞いたことがあります。

ある下着メーカーでは、TTPという文字を、スローガンにしています。
TTPとは、「徹底・的に・パクる」という言葉の頭文字です。

社長は、こう言っています。
「ライバル会社のヒット商品をTTPすると『なぜその商品がヒットしたのか?』が、身をもってわかる。だからゼロから始めるより、数倍早く商品開発力が身につく。そこにわが社の独創性をプラスすれば、りっぱなオリジナル商品になる」

よいものをまねることは、決して悪いことではなく、成長や進歩への近道なのです。
皆さんも、どんどんTTPして、時間をショートカットしてください。

まねることの素晴らしさを、わかっている人が、伸びていくのです。

2021年11月06日

パワハラ防止に努めよう 1011


救急救命士の男性係長が、男性上司からのパワハラを訴える遺書のようなものを残して、自殺しました。
その遺書には、上司1人の名前を上げた上で、「パワハラ、おどし、いつもそういう事ばっかり」などと、記させていました。

遺族は「上司のパワハラは、10年以上続いており、悩んでいた」と、自殺の原因究明を訴えています。
上司は、頻繁に係長の自宅を訪ね、「おまえ、そんなのも知らんとか? 勉強が足りないのではないか」などと、長時間の説教を繰り返していました。

異なる部署に勤務している期間も、電話で執拗に『指導』を続けていました。
係長と関係のない忘年会などへの送迎も、要求していました。

このようなことは、明らかにパワハラに当たります。
自殺の原因究明を行い、再発防止の徹底を、図って欲しいものです。

大企業にパワハラ防止対策を義務づけた女性活躍・ハラスメント規制法が、施行されています。
具体的な対策の内容や何がパワハラに当たるかを示した指針も初めて作成されました。

同法では、パワハラを「優越的な関係を背景とした言動であり、業務上必要かつ相当な範囲を超えたもので、労働者の就業環境が害されるもの」と定義しました。

ここで、「パワハラ6類型」を紹介します。

①身体的な攻撃
・相手に物を投げ付ける

②精神的な攻撃
・人格を否定するような言動。相手の性的指向・性自認に関する屈辱的な言動を含む。
・業務の遂行に関する必要以上に長時間にわたる厳しい叱責(しっせき)を繰り返す。
・相手の能力を否定し、罵倒するような内容の電子メールなどを、相手を含む複数の労働者宛てに送信。

③人間関係からの切り離し
・自身の意に沿わない労働者に対して、仕事を外し、長期間にわたり、別室に隔離したり自宅研修させたりする。

④過大な要求
・長期間にわたる、肉体的苦痛を伴う過酷な環境下での勤務に直接関係のない作業を命ずる。

⑤過小な要求
・気に入らない労働者に対して、嫌がらせのために仕事を与えない。

⑥個の侵害
・労働者の性的指向・性自認や病歴、不妊治療などの機微な個人情報について、当該労働者の了解を得ずに他の労働者に暴露。

このようなパワハラを、決して許すわけにはいきません。
パワハラで、多くの人が傷ついたり、病気になったり、仕事を辞めたり、場合によっては、死を選択したりしているのです。

日常的にパワハラに対する意識を持ち、パワハラ防止に努めましょう。
みんなが仲良く、楽しく仕事ができる職場を、作っていきましょう。

2021年10月29日

季節の果物で幸せ 1010


人に元気と幸せ感を、与えてくれるのは、食べ物です。
なかでも、季節の果物は、美味しくてたまりません。

リンゴ、バナナ、ミカン、スイカ、メロン、イチゴ、ナシなど季節の果物は、種類が豊富です。
多くの人が、毎年それぞれ好きな果物が、食べられるのを楽しみにしています。

ここで、熊本日々新聞掲載、福岡市在住60歳代主婦の「柑橘(かんきつ)類の宝石 天草パール柑」を紹介します。

今年も早春から5月初めまで、大好きな柑橘類を味わった。
そのほとんどが熊本産、それも天草産が多かった。
パール柑、ブンタン、晩白柚、晩柑など。
種類によっても、味も香りも少しずつ違うが、それぞれの特徴があって、どれも美味。

1番好きなのは、パール柑だ。
ビシッとよくつまった果肉、皮をむく時にあふれ出す何ともいえない、上品な香りが漂う瞬間。
私はいつも癒されている。

私がよく出かける美容室に、天草出身の女性がいる。
先日、パール柑の話になり、お互いに「おいしいですよね」と、話していた。
そして、なぜこの名がついたのか、という話題になり、2人で首をかしげた。
私が「天草は真珠とゆかりがあるからでは」と言うと、彼女もそうですね、と。
でも、ミカンの艶やかな色が、真珠のように輝いているからかも、と謎が深まっていった。

でも、天草と言えば、すぐに思い浮かぶのが、天草灘に浮かぶ真珠の養殖場だ。
だから、パール柑こそ柑橘類の中の宝石という名が、もっともふさわしいと思う。
また、時期を迎えたら、味わいたい。

パール柑の美味しさが、リアルに伝わってきます。
天草産のパール柑は、私もよく食べますが、格別に美味しいのです。

パール柑の名前の由来は、予想のように果肉が、真珠色にキラキラ輝いていること、産地が宇土半島・三角町から天草にかかる、天草パールライン付近であることから、名付けられています。

好きな季節の果物を、美味しく食べて、幸せと生きている喜びを、感じましょう。
季節の果物は、私たちにエネルギーを、与えてくれます。

2021年10月22日

当事者意識を持とう 1009

嫌な仕事があると、誰かがしてくれるだろう、と思います。
チームでプロジェクトに取り組んでいると、他の人が頑張ってくれるだろう、と思います。
綱引きをする時に、自分ひとりぐらいは力を抜いても、迷惑をかけることはないだろう、と思います。

こんな気持ちの人がいると、周りのみんなが、困ってしまいます。
何事においても、責任がなく、当事者意識が、薄いのです。

もともとは、どこかの国の民話らしいのですが、こんな話を、聞いたことがあります。
村の教会に、長い間いた牧師が、ほかの村へ移り住むことになり、村人たちは、長年お世話になった牧師に対して、何かお礼をしたい、と考えました。

しかし、なにしろ貧しい村で、感謝の品を贈ろうにも、お金がありません。
そこで、「村人の全員が、自分の家にあるワインを、1杯ずつ樽に詰めて贈る」という方法を考えたのです。
この方法なら、ひとりひとりは、大した負担にならないし、全員で1杯ずつ出せば、ひと樽分のワインを、牧師にプレゼントすることができます。

牧師が出発する前日、集会所に次々と、村人たちがやってきて、備え付けられた樽に、1杯ずつワインをそそいでは、帰っていきました。
翌日、ワインで満たされた樽を、贈られた牧師は感激し、その村を離れたのです。

新しい赴任地に着いたこの牧師は、その樽を開けて、ワインを飲もうとして驚きます。
なんと、ワインが真水に、変わってしまっていたのです!

そう、勘のいい皆さんなら、もう真相は、おわかりですよね。
この村人たち、「自分ひとりくらいなら、バレないだろう」と考えて、全員がただの水を、樽にそそいでいたのでした。

牧師にとっては、衝撃的で悲しい出来事だった、と思います。
もっと村人ひとりひとりが、当事者意識と責任を持ち、行動すべきでした。

しかし、このようなことは、多人数で何かをする場合に、起こりうるのです。
そんなときこそ、気を引き締めて、自分に厳しく真摯に、行動したいものです。

2021年10月15日

特別感を工夫しよう 1008


子どもが、ある絵画展で特選になり、先生が子どもに、特選の賞状を、渡すことになりました。
そんな時に、先生が、子どもの机に賞状を置いて、子どもに渡しました。
これでは、子どもはあまり喜ばないし、特別感はありません。

しかし、先生が、クラスの子どもたちがいる時に、みんなが見ている前で、「ある有名な絵画展で、○○さんは、見事特選をいただきました。○○さんの絵画が、素晴らしいと認められたのです。おめでとうございます。よかったね。先生もとても嬉しいよ」と言って、賞状をその子に、大事そうに、手渡しをしました。

子どもは、嬉しさでいっぱいになり、自分の絵が認められたので、大きな自信を持ちます。
周りの子どもたちも、今度は自分たちも、もっと絵画を努力しようと、思うのです。
先生は、特別感を醸し出す工夫を、しているのです。

「閉店」と「開店」を繰り返している、紳士服のお店があります。
「閉店」と言っても、完全に店を閉めるのではなく、こんな広告が新聞に、挟まってくるのです。

「店内改装のため、○月○日から○月×日まで、閉店セール開催!」
そして、その期間が過ぎると、今度はこんな広告が、新聞に挟まってきます。
「□月△日から□月◎日まで、新装開店セール実施!」
うまいですね。

要は、季節ごとに品物を、入れ替えているだけなんですが、そのたびに閉店セールと開店セールを繰り返して、お客様の気を、引いているというわけです。
このお店は、極端な例ですが、実はこの「店内の模様替えをする」というのは、洋服屋さんでは、お客様の興味を引くための、とても一般的な方法なのだそうです。

同じ服が、ずっと同じ場所に、吊されていると、お客様はそれを記憶してしまって、「いつ来てもあの服は、売れていないなぁ」となってしまう。
それが、店内の模様替えをすることでわからなくなり、まるで新しい洋服が、入荷したような錯覚に陥るのです。

最後に、「売れ残りワイン」を、張り紙1つで売ってしまった、酒屋さんの話をします。
その酒屋さん、なかなか売れないワインに、ある言葉を書いた張り紙をつけたところ、飛ぶように売れてしまったのです。

さて、何と書いた張り紙を、したかわかりますか?
それは、こんな張り紙でした。
「お待たせしました! やっと、入荷しました!」

これらの例えのように、特別感を工夫するようにしましょう。
その努力が、大きな価値や喜びを、創り出すのです。

特別感を工夫することは、物・人の価値や心を、大切にすることなのです。

2021年10月08日

講演会では定番のネタで笑わそう 1007


講演会で、講師の話が、始まります。
話の始まりが、つまらないと思うと、話を真剣に聞く気に、なれません。
結局最後まで、面白くない話で、終わってしまいます。

逆に話の始まりが、面白いと思うと、話を楽に聞くことができます。
最後まで、話を楽しく聞くことができます。

この大きな違いは、講師が話の始まりで、笑わせようとしているか、否かの違いです。

私の知り合いに、よく講演会で、話をする人がいます。
彼によると、講演会では、「笑いをとるため」や「来場者にリラックスしていただくため」に、定番ネタを持っているとのこと。

そのいくつかを、紹介しましょう。

晴れた日に。
「えー、本日は、足下(あしもと)のお悪くない中、お越しいただき、ありがとうございます」

会場が盛会なとき。
「本日は、北は北千住から、南は南浦和まで、日本中の方に、集まっていただきました」

これは、本当に遠くからの参加者がいるときは、「北は北海道から、南は名古屋まで」とリアルに言い、「北海道から来てくださった方は?」と、参加者に手を挙げてもらうと、会場内から拍手が起こって、場がなごむそうです。

スケジュール説明のときに。
「本日は、これから明日の朝まで、12時間半の長丁場ですが・・・」
わかっていても、お客さんは一瞬、「えっ?」となって、笑ってくださるとか。

やはりスケジュール説明のときに。
「これから約2時間、皆さん、気をたしかに持って、最後までお付き合いください」
これは「気をたしかに持って」の部分を、特に力を込めていうのがコツとか。

誰かを指名して質問するとき。
「誰かに質問してみましょうか。えーと、○○さん、もし、起きていたら・・・」

このように、さまざまな決まりネタを駆使して、お客さんを、リラックスさせているのだそうです。

このような定番のネタを使って、講演会で積極的に、話をして笑いを取りましょう。
講師は、来場者と楽しみながら、話を盛り上げましょう。

あなたなりのちょっとした、笑わせる工夫が、あなたの優しい、心づかいなのです。

2021年10月01日

悪いことは見ざる・聞かざる・言わざる 1006


世の中には、いいことがあれば、悪いこともあります。
いいことばかりの中に、自分がいれば、自然と自分も、いい人間になることができます。

しかし、悪いことの中に、自分がいれば、自然と自分も、悪い人間になっていきます。
できれば、悪いことに自分が、染まらないようにしたいものです。

「見ざる、聞かざる、言わざる」
言わずと知れた、日光東照宮の有名な像です。
「三つの猿」と書いて、「さんざる」とも「さんえん」とも、読むようです。

この「見ざる、聞かざる、言わざる」という、3体の猿の像。
私はすっかり日本発祥のものと、思っていましたが、実はそうでなく、まったく同じモチーフが、古代エジプトの像や、カンボジアの遺跡であるアンコールワットの壁画などにも、見られるのだそうです。

インド独立の父と呼ばれる、ガンジーは、この三猿の像を、肌身離さず持っていて、それを人に見せては、こんなことを、言っていたのだとか。
「悪いことを見るな、悪いことを聞くな、悪いことを言うな」

ガンジーさんのこの教え、ちょっと聞くと「そんなにうまくいかないよ」と思いますよね。
でも、具体的に、次のように考えてみては、いかがでしょう。

☆人の悪いことは、見ないようにしましょう
☆人の悪口など悪いことは、聞かないようにしましょう
☆人の悪口など悪いことは、言わないようにしましょう。

こう考えれば、他人とうまくコミュニケーションをとる心得として、よい関係を築く上で、とても役に立ちそうでは、ありませんか。

悪いことは、気がつかないうちに、あなたの意識の中に、入り込んできます。
日頃から、悪いことに関わらないように、三猿のように、努力していきましょう。

2021年09月24日

自己紹介は面白く 1005


はじめて出会った人に、自分のことを、自己紹介します。
そんな時は、名前だけを、真面目に言う人がいます。

そんな人は、ほとんど記憶に、残りません。
自己紹介する時は、相手の記憶に残るように、面白く言うといいでしょう。

自己紹介のときに、必ず「私の仕事は、水商売です」と言う、イイ歳のオジサンがいます。
一見、マジメそうなオジサンが「水商売をしている」と言うと、聞いている人たちは「えっ、あの人が?」と注目します。

そうやって皆の関心が、自分に向いたところで、オジサン、「水商売というのは、つまり、水道局に勤めています」と言って、笑いをとるのです。
オジサンが、この自己紹介をすると、いつも笑いが起こります。
自己紹介の鉄板ネタを、持っているとは、まったくうらやましい限りです。

『笑点』の司会をやっている、春風亭昇太さんの今は亡き師匠は、春風亭柳昇さんといいますが、この人は高座にあがるといつも、同じ鉄板ネタを、披露していました。

「え~、わたくしは、春風亭柳昇と申しまして・・・、大きなことを言うようですが、春風亭柳昇と言えば、現在、我が国において・・・私1人で、ございます」

この「我が国において」のあとに、たっぷりと間を取られると、毎回毎回、ついわかっているのに、つい笑ってしまったものです。

ある人が、名前を紹介します。
「ここは何県ですか」と、みんなに聞きます。
「そうです。ここは熊本県です」
「私は、熊本県に住んでいる、宮﨑健(みやざきけん)です」
「すみません、少し違っていました。太(た)がついて、宮﨑健・・・太です」
「熊本県の宮﨑健太です。よろしくお願いします」

自分の名前を使って、「わたくしは、山田太郎と申しまして・・・、大きなことを言うようですが、山田太郎と言えば、現在わが社において・・・私1人です」と言うのも、面白いです。

このように自己紹介は、相手に印象づけるために、面白く言うのが、いいでしょう。
自分なりの面白い、自己紹介の定番があると、心強いと思います。

2021年09月17日

決着は工夫しだい 1004


学校で、席替えをします。
話し合いで、席替えをしようとしますが、時間ばかりかかり、席が決まりません。
そんな時は、くじ引きで席を決めると、誰からも文句を言われなくて、上手くいきます。

また、給食でパンが、2つ残ります。
5人が、欲しいと手をあげました。
話し合いで決めようとしますが、なかなか決まりません。
そんな時は、ジャンケンで勝った人2人に決めると、不公平がありません。

このように世の中には、なかなか決められない、もめ事が多いのです。
そんな時は、決着の仕方を、工夫してみるのもいいでしょう。

「スープにハエが入っていたときにどうするか?」という有名なジョークで、「店に文句を言ってから裁判を起こす」とたとえられるほど、アメリカ人は、裁判好きです。
さて、これは、そんな訴訟大好き国家、アメリカで、とても粋な方法で、ゴタゴタを解決したというお話です。

アメリカの航空会社、サウスウエスト航空が、ライバル会社であるスティーブンス航空の宣伝文句を、うっかり使用してしまったときのことです。
同社は、「業務停止命令」を出されそうになり、それに従うか、法廷で争うかの岐路に立たされてしまいました。

そのとき、共同創立者であり、名誉会長でもあるハーバート・ケレハーさんは、とんでもない解決策を、スティーブンス航空に提案したのです。
どんな解決策を、提案したと思いますか?

なんと、答えは「腕ずもう」!

ケレハーさん、相手のスティーブンス航空の会長に、広告の権利をかけた「腕ずもう」の勝負を挑んだのです。
そして、このとんでもない提案を、受けて立ったのが、スティーブンス航空の会長です。

こうして、世紀の「腕ずもう」は、ダラスのスタジアムを貸し切りにして、両者の社員を観客席で応援させ、マスコミを呼んで、ド派手に開催されました。
結果は、ケレハーさんの完敗でした。
しかし、この「腕ずもう」は、両方の会社にとっていい宣伝になり、わだかまりも無くなって、一件落着になったそうです。

仕事や日常生活等において、関係者同士の利害の対立などの諸問題が、起こります。
そんな時は、両方の立場を十分配慮し、円満に解決する決着を、工夫しましょう。

上手な決着ができれば、お互い満足し、信頼がさらに高まるのです。
いい決着は、あなたの工夫しだいなのです。

2021年09月11日

1枚のコインで幸せになろう 1003


1枚のコインで、幸せになれますか。
1枚のコインをもらっても、おそらくあまり幸せには、感じないと思います。

1枚のコインでも、とても大切なコインです。
しかし、1枚のコインでも、幸せになれる方法があるのです。

ここで、ちょっとした寓話を、紹介します。

昔、あるところに、1人の物乞いがおりました。
空きビンを拾って、お金に換えたり、「教会の炊き出し」をいただいたりして、何とかその日暮らしを、続けています。

ある日のこと、道を歩いていた彼は、1枚のコインが、落ちているのを見つけます。
金額にしたら、パンを1つ買うのにもほど遠い、わずかな額。
それなのに、この彼、拾ったそのコインを、あることに使って、とても幸せな気分になったのです。

さて、いったいどんなことに、そのコインを使ったと、思いますか?
なんと彼、拾ったコインを「恵まれない子どもたちを支援する、慈善団体の募金箱」に入れて、寄付をしたのです。

「いつもは、自分が人から施(ほどこ)しを受けているのに、今日は反対に自分が、人さまに施しをした」
そう考えるだけで、とても幸せな気分になることが、できたのです。

私もコンビニで、買いものした後に、時々コンビニに置いてある募金箱に、1枚のコインを入れます。
みんなの役に立って欲しいと願います。
すると1枚のコインでも、心が温かに感じ、幸せな気分になります。

1枚のコインでも、心がこもっていれば、みんなが幸せになれるのです。


2021年09月03日

いい仕事は手間と時間を惜しまない 1002


仕事で楽をしたいと、ついつい思ってしまいます。
手間や時間を、できるだけ省いて、効果や成果だけを、求めがちになります。
そう思いながら、仕事をしていると、思わぬときに、痛い目に合うことがあります。

素早く仕事を仕上げて、上司に見てもらうと、ダメ出しをくらうことがあります。
一度だけならいいのですが、何度もダメ出しを、くらうことがあります。
そういう場合は、仕事は早いけれど、いい仕事ができていないのです。

かってその完璧主義から「クロサワ天皇」とまで呼ばれた、映画監督の黒澤明のエピソードを、紹介します。

黒澤監督は、『七人の侍』や『生きる』などの名作を、残しています。
彼がどれくらい完璧主義者だったかというと、空の雲が自分のイメージしている形になるまで、待って撮影を始めたり、ロケ地で、民家から邪魔に伸している木の枝を、そのお宅にお金を払って、切ってもらったりと、それこそたくさんの伝説を、残しています。

そんな黒澤監督が『デルス・ウザーラ』という映画を、撮ったときのこと。
主人公で猟師のデルス・ウザーラが、ジャングルで野生のトラと出会うシーンが、あったんです。

当時はCGなんてありませんから、本物のトラが、用意されました。

ところが、そのトラをひと目見た黒澤監督。
「小さすぎる! もっと大きなトラを!」と、注文をつけます。
スタッフがサーカスから、大きなトラを調達してくると、今度は「目が死んでいる! 野生のトラでないとダメだ!」と注文。

しかたなく、なんとか野生のトラを用意すると、「ダメだ! やっぱり小さい!」。
困り果てたスタッフ、いったいどうしたと思いますか?
なんと、用意した野生のトラを、数ヶ月かけて太らせてから、撮影をしたのです!
そのおかげで、映画の野生のトラの登場は、なかなかの迫力になっています。

黒澤監督は、いい作品を作り、観客に感動をさせたかったのです。
そのために、映画の撮影に妥協はなく、手間と時間を、惜しみなく使ったのです。

いい仕事のためには、手間と時間を、惜しまないことです。
仕事に対して、誠心誠意没頭して、ジックリと取り組みましょう。
そうしないと、決していい仕事は、完成できないのです。

2021年08月27日

仕事の進め方の秘訣 1001


皆さんは「仕込むもの」という言葉を、ご存じでしょうか?
これ、平たく言えば「保存食」のこと。
梅干しとか、たくあんとか、生ハムとか、時間をかけて、干したり、漬けたり、発酵させたりして作る、食品のことです。

随筆家であり、料理研究家の辰巳芳子(たつみよしこ)さんは、「熟成した味とは、ものと、人間と、風土と、時間とのかかわりによって、作り出される底力のある旨みです」と語り、そのものズバリ「仕込むもの」のことを、言っています。

「仕込むもの」を作るときに、必要な心がまえとして、次のような言葉を、あげています。
「先手、段取り、用意周到、念入り」

後手に回らないように「先手」を打つ。
手順を間違えず、効率よく進められるように、ちゃんと「段取り」を考えてから、ことにあたる。
あとから「しまった」と思わないように、抜け漏れがないか考えて、しっかりと「用意」する。
そして、心を込めて「念入り」に行う。

「先手、段取り、用意周到、念入り」に作ると、「仕込むもの」が、美味しくできるのです。

この秘訣は、「仕事」をうまく進めるのに、役立ちそうです。
先手で取り組む、段取りよく取り組む、用意周到に取り組む、念入りに取り組みましょう。
4つの中で、自分が弱い部分があれば、重点的に力を、入れてみるのもいいでしょう。

2021年08月20日

よいことをみんなに伝えよう 1000


会社で、いい商品ができたとします。
しかし、その商品が売れなければ、本当の意味でのいい商品とはいえません。
そのためにも、その商品の特徴や良さを、みんなに伝えなければいけません。

かのアインシュタインは、自分の「相対性理論」について、誰にでもわかるように説明するとき、次のようなたとえ話をしていました。

「熱いストーブの上に手を置いたら、1分を1時間に感じるし、大好きな女の子とデートしているときは、1時間も1分にしか感じない。それが相対性というものだ」

とても有名なたとえ話なので、知っている人が、いるかもしれません。
なんだか、アインシュタインにうまく丸め込まれているような気もしますが、「時間は、実は一定ではない」という、ウソっぽい理論を「なるほど~」と思えるレベルで、説明しています。

iPS細胞の研究の功績により、ノーベル生理学・医学賞を受賞した、山中伸弥(しんや)教授は、次のようなことを言っています。

「アメリカに留学して、いろいろな人から言われた言葉の中で、とくに印象に残っているのは、『研究者にとって重要なことは、実験をしていい結果を出すというのは、全体の半分である。残り半分は、何が重要なのかというと、その結果を、どうやって人に伝えるか、ということである』という言葉です。私はこの言葉を聞いて、プレゼンテーションや論文などで、研究結果を『アウトプット』し、『発信すること』の重要性を、再確認したのです。

山中教授は、今でもテレビ出演、講演会、著書など多くの機会を生かして、よいことを伝え続けています。
確かにどんなに有効な研究結果も、人に伝えなければ、「宝の持ち腐れ」なのです。
そうしてみると、アインシュタインもその重要性を、十分に認識していたからこそ、最初のたとえ話を、考えたのかもしれません。

私も「しあわせ塾」のホームページ・ブログを公開して、よいことをみんなに、伝え続けています。
あなたが知っているよいことを、ぜひみんなに伝えましょう。
どんな小さなことでもいいので、伝える努力を続けましょう。

多くの人が、伝えることに力を注ぐと、もっともっとみんな幸せになることでしょう。
社会全体が、さらに明るい社会になることでしょう。

2021年08月14日

悩みは時間が経てば変化する 999


人生は、悩みの連続です。
悩みがない人は、いないのです。

大なり小なり悩みを、持っているのです。
何か悩みごとが発生して、解決策がないとき、こう思うといいでしょう。
「大丈夫。なんとかなる」

問題が発生して、「ああーっ、いったい明日どうなるんだーっ」って思っても、実際に明日になると、必ずどうにかなります。
地球の自転が止まらない限り、なんとかなるものなのです。

今、どんなに真剣に悩んでいることでも、10年経てばその悩みは6文字か、4文字か、2文字のものに変化します。

6文字とは、すなわち「わらいばなし」
4文字とは、すなわち「おもいで」
2文字とは、すなわち「ネタ」

「悩み」なんて、10年後には、「笑い話」として笑い飛ばすか、「思い出」として懐かしむか、「ネタ」として人に話すかのどれかになります。

あるカウンセラーが、こんなことを言っていました。
「イジメにあったりして、死にたいという子どもには、ヘタに『死んではいけない』と言うよりも、『1年後にまだ死にたければ、そのときは死んでもいい』と伝えるんです」

10年どころか1年です。
そんなことを言って、大丈夫なのか心配になりますが、子どもの世界の1年は、大人の世界の10年くらいにあたり、環境が激変するので、1年後には問題が解決していることが、ほとんどなのだそうです。

チャップリンは、映画『ライムライト』の中で、「時は偉大な作家だ。常に完璧な結末を書く」と言っています。

永遠に続くように思えるあなたの悩みも、時間が経てば状況が変わって、解決するのです。
時間が悩みの薬と思って、気楽に時間が過ぎるのを待ちましょう。

2021年08月06日

「メビウスの輪」みたいな人になろう 998


人から嫌われるタイプは、裏と表が、明らかに違う人です。
例えば、人が大勢いる前では、優しそうな態度ですが、人がいないと別人のように、威張った態度の人がいます。

このように裏と表がある人は、誰も信頼しません。
何事においても、一貫性がないのです。

さんまさんは、「日本人が好きなタレント」において、圧倒的な1位です。
どうしてそんなに人気が、あるのでしょう。
タレントの関根勤さんは、さんまさんについて「あの人は、メビウスの輪」と言っています。
「メビウスの輪」とは、帯をひとひねりしてから、端っこをつなげるとできる「裏も表もない帯」のことです。

関根さんによると、「さんまさんは、テレビの本番と普段がまったく一緒。裏表がぜんぜんないからメビウスの輪」だと言うのです。
たとえば、ゴルフをやっているとき、キャディーさんが、さんまさんに「何番のクラブにしますか?」と聞くと、さんまさんは、こう答えます。
「5番アイアンと・・・キャディーさんの愛をちょうだい」
これを聞いたキャディーさんは、大笑いするわけです。

道路の料金上でも、さんまさんは、わざと閉まったままの車のウインドウに、手をぶつけて料金所のおじさんを笑わせます。
関根さんは、そういう「いつでもどこでも、周りの人間を笑わせ続ける、さんまさんの姿」を見るたびに、「この人はすごい」と感心しているのだそうです。

裏表がないと言えば、さんまさんは、元の奥さん、大竹しのぶさんとの過去についても、物まね付きで、よくネタにしていますよね。
しのぶさんとは、お互いに「お客様や視聴者にウケれば、何を話してもいい」と約束を交わしているそうです。
また、スキャンダルで世間を騒がせているタレントが、自分の番組に来ると、最初にそのスキャンダルについて「あれ、本当はどうなん?」と触れてくれるので、ゲストのほうも、逆に気がラクになるそうです。

さんまさんは、裏と表がなく、「メビウスの輪」みたいな人なのです。
いつでも、どこでも、どんな人に対しても、サービス精神が、旺盛なのです。

「メビウスの輪」みたいな人に、なりましょう。
そして、もっともっと多くの人に、好かれる人になりましょう。

2021年07月31日

人の話のカン違いにご用心 997


人の話を聞いて、カン違いをすることがあります。
すぐにカン違いと、気づけばいいのですが、いつまでもそのことに、気づかないでいます。

次のようなカン違いをした人がいました。

○尾崎豊を「尾崎ゆかた」という浴衣ブランドだと、思っていた。
○東名高速を「透明高速」だと、思っていた。
○人間ドックを受けると「人が犬に変身する」と思って、親のことを心配していた。
オーマイガーを「おっぱいだー」と、聞き間違えていて、テレビで聞くたびに、恥ずかしがっていた。
○きくらげは「黄クラゲ」だと、思っていた。キノコだと知らず。おいしいクラゲだなとばかり・・・。

このように、いつまでもそうだと、思い込んでしまいます。
そのことで、恥ずかしい思いを、してしまうこともあります。

次に「ペットのカン違い」を、紹介します。

皆さんのなかに、ペットにイヌを飼っている方、いますか?
ペットって、もう家族みたいなものですよね。
アメリカでは、セレブが別荘に飼っていたイヌを、そのまま捨てて、行ってしまって、それが野生化した「サマードッグ」というのが、問題になっていると、聞いたことがありますが、とんでもない話です。

そういえば、友人からこんな話を、聞いたことがあります。
その友人の知り合いが、ある日、「昨日、ペットを捨ててきた」と、言ったのだそうです。
その人はチワワを飼っていて、「たしか可愛がっていたはずなのに」と思った友人は、驚いて聞き返しました。

「えっ、ペット、捨てちゃったの? 捨ててきたって、どこに?」
すると、「駅前に大きなスーパーがあるじゃない。あそこに」と、言うではありませんか!
「うそ! 捨てるくらいなら、誰かに引き取ってもらえば、よかったのに!」
「誰も引き取ってくれないよ。あんなもん。だからスーパーの駐車場にある、ペットを処理するための機械の中に、入れてつぶしてきた。無料でペチャンコにしてくれるから」

チワワをペチャンコにって、信じられない話ですよね。
コイツ、血も涙もないなって思って、よく聞いてみたら、ただの勘違いでした。
知り合いは「家に溜まっていた、ペットボトルを捨ててきた」だけだったのです。
友人はしみじみと、言っていました。
「ペットボトルを、ペットって略すなよ・・・」

相手から聞いた言葉を想像して、自分の判断でイヌのペットと、決めつけてしまうのです。
聞いた途端に、自分の思ったとおりに、判断してしまうのです。

人の話のカン違いに、用心しましょう。
話の重要なポイントとなる言葉は、しっかり詳しく聞いて、じっくり時間をかけ、判断するようにしましょう。
そうすると、カン違いが、少しは少なくなることでしょう。

2021年07月25日

話の場を盛り上げよう 996


話の場に多くの人が、参加する場合があります。
一人一人をよく見てみると、しゃべりすぎの人、黙っていてほどんどしゃべらない人、必要な時にだけに、少ししゃべる人など、さまざまな人がいます。

そんな中で、ひときわ際立っている人がいるのです。
それは、話の場を盛り上げようと、頑張っている人なのです。

せっかく多くの人が、参加している場なので、いろいろな話が出て、楽しい雰囲気になるように、進行役を演じたり、楽しい話をしたり、冗談を言ったりして、盛り上げているのです。
そんな人は、何事も積極的で、温かさがあり、優しい気配りが、できる人なのです。

前身の番組も含め31年半もの間、テレビのトーク番組の司会を務めていた小堺一機(こさかいかずき)さん。
ゲストの中には、放送時間を気にせずに、しゃべり続ける人や、スタジオが凍りつくほど、寒いギャグを連発する人もいます。
そういう人たちを相手に、場を盛り上げていく、小堺さんの切り返しワザは、もはや芸術の域でした。

では、その「切り返しワザ」を、いくつか紹介します。

☆おしゃべりやダジャレが、止まらないゲストには・・・。
「スミマセン、誰か後ろから鈍器で殴って下さい」
「(客席に向かって)この中にお医者さんは、いらっしゃいませんか?」
「(あさっての方向を向いて)誰かーーっ」

☆ゲストのギャグがすべって、スタジオがシーンとしてしまったときは・・・。
「東京にも、こんな静かなところが、あったんですね」

☆ものすごい勢いで、マシンガントークをするゲストには・・・。
「あの、ひとつ質問なんですけど・・・。いつ息してるんですか?」

☆延々と話し続けるゲストには・・・。
「お客様、そろそろ看板なんですけど」

☆ひと目で場違いな服装をした、ゲストが登場したときは・・・。
「これは、大ごとになりますよ・・・」

ヘタをすると場の空気が、悪くなってしまいかねないところを、絶妙なギャグで、笑いに変えているのが、素晴らしいところです。
話の場を盛り上げようと、あの手この手で、工夫をしているのです。

話の場で、話を盛り上げようと意識していて、その努力を怠らない人は、みんなから喜ばれるのです。
ぜひ話の場では、盛り上げ役ができるように、少し努力をしてみませんか。

2021年07月16日

自分のファンを大切にしよう 995


あなたには、たくさんのファンがいます。
祖父母、両親、妻又は夫、兄弟姉妹、子どもなどがいます。
それ以外に、学校時代の同級生、職場の仲間、趣味の仲間、地域の方々、友だち、知り合いなどがいます。
さらに、自分では気づかない人でも、あなたのファンが、たくさんいるのです。

多くのファンが、あなたの周りにいて、あなたを応援したり、期待したり、仲良くしたり、愛したりしているのです。
そんな自分のファンを、日頃から大切にすることは、とても大事なことです。

落語家でタレントの笑福亭鶴瓶(しょうふくていつるべ)師匠は、とてもファンを、大切にすることで知られています。
番組で地方などへ行くことが、多い鶴瓶師匠。
一般の人と交流する機会が、とても多いのですが、ロケ先では、どんなときにサインや記念写真を頼まれても、断ることはないのだとか。

本人曰く。
「言っとくけど、俺、日本で1番サインしているよ。二千円札よりオレのサインのほうが、多いわ」
ここまで豪語できるほど、サインをしているのです。

あるときのことです。
鶴瓶師匠は落語のライブで、ファンの女性からプレゼントと長い手紙をもらったそうです。
そして、その手紙の中には、その女性の自宅の電話番号が。
普通、芸人はファンからプレゼントや手紙をもらってもそのままです。
ましてや、いくら電話番号が書いてあっても、美人のファンからメールアドレスをもらった独身タレントでもないかぎり、直接、タレントのほうから連絡をすることなんて、ありえないことです。

ところが鶴瓶師匠、そのファンの女性の自宅へ、わざわざ自分から電話をかけて、こう言ったそうです。
「プレゼントと手紙、ありがとうな、全部読ませてもらったで」

一人一人のファンを、ここまで大切にする姿勢。
できそうで、できないことだと思います。
一流は、違いますね。

鶴瓶師匠は、心底ファンを愛していて、大切にしているのです。
そしてどんな人であろうが、どんなに忙しくても、サイン、お礼や優しい声かけを、しているのです。
だからこそ多くのファンがいて、ファンから愛され続けているのです。

自分にもファンがいることを自覚して、もっと自分のファンを、大切にしましょう。
すると、ファンの輪が、さらに広がってくるのです。

2021年07月10日

安易に他人に注意しない 994


悪いことをなどをしている人を見たら、注意をする人がいます。
「静かにして、人の話を聞いて下さい」「この場所では、写真撮影は禁止されています」「もう遅い時間だから、家に帰りなさい」「グズグズせず、さっさと仕事をしなさい」など、注意をします。

このように他人に注意をすることは、本当は勇気がいることで、ありがたいことなのです。
しかし、他人に注意をする場合は、正義ズラをして、安易に注意すると、失敗することがあります。

講演会で席に座ってたある人が、席を立って、何処かへ行こうとしていました。
それを見て、係の人が「今は勝手に、席を立たないで下さい」と、注意をしました。
ある人は、本当はトイレに行きたかったのに、その言葉を聞いて、困ってしまいました。

席に座って長い時間仕事をしていたある人が、リラックスのために、コーヒーを入れて、飲もうとしていました。
それを見て、上司が「仕事をサボってもらっては困る」と、注意をしました。
ある人は、コーヒーも飲めず、少しの休憩も取れなくなりました。

このようにどんな事情があって、何故そのような行動をしているのか知らずに、注意をしてもらっても、大変困ってしまうのです。
ここで、面白い話を紹介します。

Aさんが会社に入社したころ、仕事でかかわりがあるほかの部門に、仕事中にしょっちゅう奥さんと電話をしている、係長がいたそうです。
しかも、奥さんも大胆で、旦那さんの携帯ではなく、会社の代表電話に、堂々とかけてくるのです。

その係に行って、仕事の打ち合わせなどをしていると、その係長に「○○係長、奥さんから電話です」と、声がかかる場面をよく目撃していて、「自分がここにいるときだけでも、こんなに電話がくるなんて、いくらなんでも私用電話が多いのでは」と思っていたそうです。
その係長は、奥さんから電話がかかってくると、いつも周りに聞こえないくらいの小声で、長々と会話をしている。
周りの社員もひと言、「係長、いい加減に私用電話は、やめてください」と言えばいいのにと思っていたのですね。

しかしある日、その係長が、奥さんからの電話を、こう言って切るのを、目撃したのです。
「では、間違いなく納品しておきます。失礼致します」
そうです。
係長は奥様と電話しているのでなく、取引先の「奧」という名前の人と、商談をしていたのでした。
Aさんは、「もし、正義ヅラをして『私用電話は、ほどほどにしてはいかがですか?』なんて言っていたらと思うと、今でもゾッとする」と、言っています。

もし注意すれば、係長に大変失礼なことに、なっていたと思います。
この例は、「相手の事情も知らずに、正義ヅラして、安易に注意してはいけない」ことを、強く教えています。

もちろんカットなって、理性を失った状況での注意もいけません。
場合によっては、取り返しがつかない、悪いことも起こります。

注意をする時は、状況や事情を十分配慮して、冷静な態度で、他人に優しく注意するようにしましょう。

2021年07月03日

自分を演出しよう 993


多くの人に、自分自身を、見せる場合があります。
講演、楽器の演奏、発表会、プレゼン、説明会など、いろいろあります。

そのような物事を、表現するときに、それを効果的に、見せることが大切です。
つまり、人に自分の良さを、最高の状態で、見せる演出が、必要なのです。

あるプロ講師は、講演会で人前に立つとき、「自分は世界一ウマイ講演者だ」と、自分で自分をダマして、心をコントロールし、テンションを上げてから、演台に立つそうです。
最高のパフォーマンスができるように、自分を演出しているのです。

成功者と呼ばれる人の中には、そうやって、自分の中にもう一人、「スゴイ自分」を作り上げて、人前では、その「スーパースターである、もう一人の自分」に成りきる人がいます。

カリスマロック歌手の「永ちゃん」こと矢沢永吉さんは、こんなことを言っています。
「もうね、暗示をかけちゃうの。自分に。『オレは才能あるんだ』『素晴らしいんだ』って思わない限り、やってられないものね。自分で『ちょっと、僕は・・・』という奴は、人前で歌う資格はない」

矢沢さんは、「ヤザワは、こう思うんです」って、自分のことを「ヤザワ」と、三人称で呼びます。
常に「大スターのヤザワは、こんなときにどうするか? 何と言うか?」と客観的に考えながら、自分を演出しているからなのでは、ないでしょうか。

この二人のように、人前で何かをする時には、「自分はウマいんだ」「自分は才能があるんだ」「素晴らしいんだ」と、暗示をかけましょう。
そして、その通りに成りきりましょう。

自分を意識的に、演出することで、最高のパフォーマンスが、発揮できるのです。

2021年06月26日

あなたを気にしていない 992


多くの人は、周りの目を気にして、生きています。
周りの人からよく見られたい、周りの人から自分を認めてもらいたい、周りの人から自分の仕事を高く評価してもらいたい、と願います。

しかし、周りの目を気にしすぎるようになると、自分自身を見失ってしまいます。

○小さな失敗を、いつまでもクヨクヨしてしまいます。
○仕事に完璧を求めて、疲れ切ってしまいます。
○周りの人の様子ばかりが気になり、自分のやるべきことに、集中できなくなります。

しかし、本当に周りの人は、人のことをしっかりと、見ているのでしょうか。
ここで、本業の漫画家よりも、個性派タレントとして、すっかり売れっ子になった蛭子能収(えびすよしかず)さんのアドバイスを紹介します。

蛭子さんに、あるお笑いタレントが、自分の芸についての悩みを相談したとき、こんな話をしていました。

あるとき、蛭子さんは、ついうっかり、ギャンブル漫画の雑誌に描いている「競艇漫画」の原稿と、過激な雑誌に描いている「エッチな漫画」の原稿を、間違ってあべこべに送ってしまったそうです。

送って数日経てから、原稿を間違って送ったことに、気がついたのですが、「まあ、いいや」と思って、放っておいたのです。
そうしたら、どちらの雑誌社からも「原稿が間違えて、送られてきています」との連絡がありません。
それどころか、どちらの雑誌にも、間違えたままの原稿が、掲載されてしまったのです。
しかも、掲載後、読者からも何も言われません。

「あっ、だーれも、自分の漫画なんて見てないや」
それ以来、なんだかすごく、楽になったのだそうです。
蛭子さんは、芸に悩むお笑い芸人へ、この話をして、最期にこう言っていました。

「世の中の人は、君のことなんて、たいして見てないから、気にしなくていいよ」

蛭子さんのアドバイスのとおり、あなたのことを周りの人は、あまり見ていないのです。
周りの人ことを、気にする必要は、ないのです。

もっとリラックスして、思いっきり自由に、自分の個性を発揮しましょう。
周りの人より、もっと自分を、大切にしましょう。

2021年06月19日

学校の教えを生きる力に 991


人は、小学校、中学校、高等学校、大学などの学校を、経験しています。
学校においては、学習の学び、部活動の学び、友だち同士の学び、先生からの学びなどがあります。

それに多くの人は、意識してないかも知れませんが、学校の教えがあるのです。
例えば、校訓、学校目標、学級目標、目指す児童・生徒像、教育スローガン、校歌、学校の決まりなどです。

これらの学校の教えが、気づかないうちに多くの人に、無意識的に浸透しているのです。
自分は、そんな教えなんか、知らないと言う人でも、昔の同級生と話をすると、気がつく人もいるかも知れません。

ある日知らない場所を散歩していた時、ふと気がつくと、ある農業高等学校の門の前に、たどり着きました。
門の周りを見てみると、次の大きな看板がありました。
素晴らしい教えだと、感じましたので、紹介します。


校訓

敬天愛人

阿村九淵先生遺訓(建学の精神)

其手足を
低き地に働かし
心を高き
天に置けよ

教育スローガン

『夢実現へ志高く』
~夢に向けて即行動
そして継続~

8つの気配り

①挨拶は、心通わす贈り物
②5分前、守る心が余裕うむ
③服装は、あなたの心の鏡です
④忘れ物、家出る前にもう一度
⑤みてみよう、机の中と身のまわり
⑥使ってますか? きれいな日本語
⑦イライラは、急ぐあなたの命とり
⑧掃除とは、あなたの心を磨くもの

これらの学校の教えを受けて、高校生が学んでいることに、喜びを感じました。
三年間教えを学び、具体的な行動をすることで、人間としての基盤が、育つと感じました。

学校の教えは、私たち自身の人間性や考え方に、大きく影響を、与えているのです。
育ってきた学校の教えを、生きる力として、さらに人として、成長していきたいものです。

2021年06月11日

心をここに置き今を大切に 990


あなたは、あなたがやっていることに、心を集中していますか。
今を大切にして、過ごしていますか。

孔子の言葉に「心ここに在らざれば、視れども見えず、聴けども聴けず、食えどもその味を知らず」というのがあります。
ふだんの生活における、心の置き場所、あり場所について、言った言葉です。

つまり、気持ちを今現在に、集中させなければ、何も見えないし、聞こえないし、わからないのだという意味です。
常に他のものごとに、心がいっているようでは、駄目だと孔子は、教えているのです。

この言葉を、仕事に当てはめてみると、現在に神経を集中していなければ、ミスを招いたり、無駄な手数を、かけてしまいます。
人生にあてはめてみれば、いいかげんな生き方しかできないし、対人関係の上でも、信頼を失ってしまいます。

自分の胸に、手を当てて、よく考えてみて下さい。
きっと思い当たる、ふしもあるかと思います。

どうも気が乗らない、仕事に身が入らない、という時に限って、大ポカを演じたりしているはずです。
これこそ、心ここに在らずの精神状態に、なっているのです。

人と話をする時、視る時、食べる時、学ぶ時、遊ぶ時、どんな場合でも、現在に心を集中させて、真剣に取り組みましょう。
心をここに置き、今を大切にすることが、仕事でも人生でも、必要なのです。

その姿勢こそが、人生の勝利を得、仕事の成功を勝ち取る、最大の秘訣なのです。

2021年06月05日

好印象を与えるための自己点検 989


相手に好印象を与えることは、とても大切なことです。
好印象を与えると、相手から喜ばれ、仕事など上手くいく場合が、多いのです。

それでは、まず自己点検を、してみましょう。

○髪は、清潔ですか。
○お化粧の感じは、いいですか。
○服装のセンスは、いいですか。
○手の爪は、きれいですか。
○靴と靴下のバランスは、いいですか。

さて、総合点は、百点満点中何点でしたか。
全体的に清潔感を感じ、明るいセンスある印象を、与えているなら合格です。

姿、形だけが大事というわけでは、もちろんありません。
ほほえみ、親切、エチケット、マナー、明るい応答、ミスのないしっかりした仕事など、どれも好印象を、相手に与えます。

中でも明るい対応は、周りの人々に、何かハツラツとした、素晴らしい影響を、与えます。
働きやすい、楽しい環境の中にいて、毎日の仕事ができるように、心がけたいものです。

とくにお客様に、与える印象は、大切です。
よく受付嬢を見れば、その会社がわかるといいますが、企業は人なりです。
絶えずお客様の目に、さらされていて、会社全体が、判断されているのです。

自分だけの満足で、終わっているかもしれません。
周りに不快な気持ちを与えてないか、好印象を与えているか、ときどき自己点検をしましょう。

あなたの好印象が、周りの人や会社全体に、広がっているのです。
大海よりも、なお壮大なものは、大空です。
大空より、なお壮大なものは、人心なのです。

2021年05月29日

相手の立場に立とう 988


相手の立場に立って、相手の気持ちを理解し、行動することは、大切なことです。
デパートやスーパーなどでは、お客様あっての商売なのです。
だからお客様に、失礼のないよう、お客様の立場に立って考え、精一杯のサービスを、提供しているのです。

しかし、多くの人が、「相手の立場に立つ」という言葉を使いますが、この真意を理解している人は、少ないようです。

英語に、understandという単語が、あります。
アンダー(下)スタンド(立つ)、つまり相手の立っている下にいって「理解する」という意味にとれます。

また「相手の靴をはく」という言葉も、あります。
相手の靴をはくためには、自分の靴をぬがねばなりませんし、自分とは、サイズもスタイルも好みも、違います。
それをあえて、はくということが、相手の立場に立つ、ということです。

よい小学校を見分けるには、先生たちが子どものために、書く張り紙の位置を見ると、いいでしょう。
「なかよくあそぼう」「きれいにせいとん」など、教室の壁の中央にあるのは、参観日の親のためです。
子どもたちのためには、目線がずっと低い靴箱、掃除道具の位置に、貼ってあるのです。

私たちは、電話でよく朝一番で、伺いますといいます。
そして訪問は、10時半頃します。
それはこちらの立場であって、相手は9時から、訪問を待っているのです。

お客様が「高いな」と言う。
「いえ高くありません」と応える。
「遠いね」「いえ遠くありません」こんな応報話法を交わすのは、まだ自分の靴を、はいたままだということです。

どんな時も、相手の立場に、立ちましょう。
相手の立場に立てば、見えなかったことが、たくさん見えるように、なるのです。

2021年05月22日

サラリーマンの悲哀や戸惑いを感じよう 987


サラリーマンは、生きるのに大変なんです。
朝から晩まで、上司に怒られながら、必死で働きます。

クタクタになり、家庭に帰れば、妻や子どもたちが、あまり相手をしてくれません。
平社員から、なかなか昇格しないので、いろんな人から、バカにされがちです。

会社中心なので、世間の常識、流行、新しい情報などを、あまり知りません。
楽しみの給料日も、持って帰れば、妻から「給料、こんなに少ないの」と言われます。

こんなサラリーマンなら、可愛そうで、同情の限りです。
ここで、サラリーマン川柳ベスト10(第一生命保険発表)を紹介します。

1位 我が家では 最強スクラム 妻・娘

2位 パプリカを 食べない我が子が 踊ってる

3位 話聞け! スマホいじるな! 「メモですが」

4位 おじさんは スマホ使えず キャッシュです

5位 たばこ辞め それでも妻に 煙たがれ

6位 足りないの? そもそも無いのよ 2000万

7位 登録が ストレスだらけの キャッシュレス

8位 ジジババも 子育て参加 ワンチーム

9位 ギガバイト 時給いくらか 孫に聞く

10位 「早う、帰れ!」 言ってる上司が 帰らない

首位は、ラグビー・ワールドカップになぞらえて、50代男性が、家庭の悲哀を読んだ「我が家では 最強スクラム 妻・娘」でした。
普及が進む、キャッシュレス決済への困惑を表現したのは「おじさん スマホ使えず キャッシュです」(4位)と、「登録が ストレスだらけの キャッシュレス」(7位)でした。
5位の「たばこ辞め それでも妻に 煙たがれ」は、一念発起して、たばこを断ったものの、妻の共感を得られない、寂しさを嘆いています。

さて、サラリーマンの悲哀や戸惑いを、感じていただけたでしょうか。
実際は、こんなサラリーマンばかりでは、ないでしょう。

多くのサラリーマンは、仕事で自分の力を発揮して、家庭円満で頑張っているのです。
サラリーマンの皆様、これからも体に気をつけて、楽しくお過ごし下さい。

2021年05月15日

何気ない親切が心に染みる 986


ちょとした何気ない人の親切が、ふと心に、染みることがあります。
人は親切にされると、心がぽかぽかで、気持ち良くなります。

自分を大切にしてくれたことに、喜びと嬉しさで、いっぱいになります。
相手に対して、強く感謝の念が、湧き起こるのです。

【親切の語源・由来】を、紹介します。

「親」は「親しい」「身近に接する」という意味です。
「切」は刃物をじかに当てるように「身近である」「行き届く」という意味があります。
つまり、身近に寄り添い、行き届くようにすることが、「親切」の意味なのです。

ここで、銀行での親切な出来事を、紹介します。

ある銀行の窓口で、中年の女性が「満期がきているのに、おたくの行員は、誰も来てくれないし、知らせてもくれない。預かるときだけ一生懸命で、あとは知らんふりでは、もう預ける気にならない」と言って、大変な剣幕で、300万円の定期預金の解約を、申し出ました。

対応に当たった窓口嬢は、丁重にわびた後、後方の事務員に「できるだけ急いで下さい」と声をかけて、解約の手続きを、頼みました。
ほどなく現金が出納の窓口から、払い出されましたが、ちょうどその時、あやしかった空から、大粒の雨が降り出し、その中年の女性は、傘を持っていなかった上に、子どもを連れていたので、出るに出られず、困った顔つきをしていました。

窓口嬢は、それを見て、自分のロッカーへ走り、自分の置き傘を取り出すと、ロビーへかけ出し、その女性に使ってくれるように、申し出たのです。
彼女のその時の態度は、本当に心から同情しての好意からのものであることは、よく汲みとれました。
中年の女性は、さっきまでのすさまじい剣幕とは、打って変わって、本当に嬉しそうに傘を借りて、帰っていきました。

それからしばらくして、支店長のところへ、電話がありました。
さっきの中年の女性からです。
金輪際おたくへは、預金をすまいと思ったけれど、窓口の若い女性の気づかいに、心をうごかされた。
また再度預金をすることにしたので、誰か来て欲しいとのことでした。

窓口嬢の心のこもった親切心が、彼女の心に、染みたのです。
そして、態度を軟化させたのです。

これは何も、ビジネスに限りません。
人のちょっとした、何気ない親切が、人の心に、染みこむのです。
そのことが、相手の心を、開くきっかけにもなるのです。

2021年05月09日

報告では善後策も伝えよう 985


部下が上司に、仕事のことで、報告する時があります。
報告しやすいのは、結果がいい時です。

結果が良ければ、上司が喜ぶので、報告しやすいのです。
仕事が順調に、進んでいるので、問題や課題はないのです。

報告しにくいのは、結果が悪い時です。
仕事が上手く、進んでいないので、問題や課題が多いのです。

悪い結果であれば、上司から怒られたり、注意を受ける可能性があります。
そんな時は、上司にわざと報告しなかったり、しかたなく悪い結果だけを、一部報告したりします。
部下がこのような態度では、課題解決できなくて、立派な仕事ができるはずがありません。

「不可能という語は、わが辞書になし」と、豪語したナポレオンは、我々が日常仕事をしていく上にも、役立つエピソードを、残しています。

戦いに勝った報告が、次々に伝令によってもたらされ、そのたびごとに、起こされたナポレオンは、顔を真っ赤にして、怒鳴ったそうです。

「勝った報告は、いちいちしないでもよい! 不利な報告をしろ!」

ナポレオンの命令は、全軍に渡り、そして、それからは自軍にとって、不利な状況報告だけが、彼の下に集まってくるようになりました。
幾度か伝令の声を聞くにつれ、またもや烈火の如く怒り出し、そしてこう言ったという。

「負けた、負けたといって、一体俺に何をしろというのか! 俺一人で何ができる! 各将校どもは、そのときどう対処したのか、これから打つ手は、どんな方法なのか、その処置、対策をもって、判断を仰ぎに来い!」

社内における報告も、成功とか勝ったとかのいい結果ならともかく、失敗した、売り上げダウン、目標達成できずといったことは、報告だけすればよい、というものではありません。
当事者、現場の人間として、自分なり担当部署なりの善後策を練ってから、報告すべきでしょう。
さらに、形成立て直しが可能であれば、常に上司と相談し、アドバイスを得て、最善の対処をするよう、心がけるべきです。

大切なのは、自分がどれだけ仕事に必死になり、主体的に関わっているか、ということです。
悪い報告では、善後策も必ず、伝えるようにしましょう。
決して、人ごとみたいに、対岸の火事を、報告するようなことがないよう、十分注意していきましょう。

2021年05月02日

井戸端会議でコミュニケーションを 984


豊かな生活は、楽しめるようになってきましたが、ますます近所づきあいは、薄くなりました。
家庭においても、核家族化して、親子のきずなさえ、途絶えがちです。

人生の3分の1の時間を占める、職場の中でも、気持ちのゆとりがなく、コミュニケーションをする場がない、状況にあります。
職場は、もちろん仕事をするところですが、その仕事も社員同士の意思疎通が、スムーズにいっていないと、上手くいきません。

「井戸端会議」という、言葉があります。
昔は文字通り、下町にいけば、どこの長屋にも、そこで生活する人たち共有の炊事・洗濯のための井戸が、一つはあったものです。

そこで、お昼前となれば、おかみさんたちが、三々五々洗濯物を抱えて集合、井戸の周りのそれぞれの指定席に陣取って、子どもの病気や自慢話、亭主のノロケともグチともつかぬ話、はてはしゅうとめさんの陰口など、いいたい放題、ワイワイ、ガヤガヤ。
それでも洗う手を休めずに、一緒に笑ったり、泣いたり、わめいたり。

ここがおかみさんたちにとって、数少ない情報交換の場であり、日頃のうっぷんのはけ口だったのです。
ところで、現代はどうでしょうか。
井戸が、便利な水道に変わり、パイプの通りが、よくなった分だけ、人の心や気持ちの通じ合いが、欠けてきたのでは、ないでしょうか。

家庭・地域・職場などにおいて、井戸端会議をしましょう。

☆いっしょに、話をしながら、食事をする
☆コーヒーやお茶を飲みながら、話をする
☆職場の帰りに、居酒屋に寄って、仲間とビールを飲み、語り合う
☆休憩中に、お菓子をつまみながら、話をする
☆メール・ライン等で、楽しいことの情報交換をする
☆いっしょに、楽しい遊びをしながら、話をする
☆廊下で出会ったときに、立ち止まって、話をする

このように、お互いに、楽しく語り合える場や時を設け、コミュニケーションに、心がけるようにしましょう。

いっしょに、心から楽しく話せることは、心が通じ合える、ということなのです。
自分にとっても、みんなにとっても、素晴らしいことなのです。

2021年04月24日

耳学問を実践しよう 983


同じような仕事や生活を、続けていると、創造力がなくなってきます。
毎日がマンネリ化して、刺激がなくなってくるのです。

日常の業務に追われ、読むと言えば、週刊誌ぐらいの毎日。
アウトプットだけで、インプットが絶対的に、不足してきます。

これを防ぐには、もちろん専門の書物をひもといたり、自分なりの情報収集を工夫したりするのが、1番よいでしょうが、忙しい仕事を抱えている身として、毎日この努力を続けるのは、並大抵のことではありません。

そこで、耳学問という方法を、おすすめします。
字を眺めたりして知識、教養を身につけるのではなく、自分の周囲にいる人物から、話を聞くことによって、自分のものとするわけです。

☆上司から、仕事上の貴重な経験を聞く
☆同僚から、新鮮なアイデアの情報を聞く
☆友だちから、現在流行している言葉を聞く
☆妻から、今読んでいる本の内容で、役に立ちそうなことを聞く
☆テレビの討論会を見て、知らなかった、たくさんの解決方法を聞く
☆飲み会に参加して、いろんな違った職種の人の苦労話を聞く

話を聞くだけでは、受け売りだと思うかも知れませんが、これも立派な勉強の一つなのです。
いつでもどこでもどんな時でも、気軽に耳学問が、実践できるのです。

一国の運命を預かる首相、日本株式会社の領袖である財界首脳たち、その他諸々の成功者たちは、皆一律に耳学問を、実践しています。
一個人では、とても収集しきれない知識の量も、耳学問ですと、すんなりおさまってしまうのです。

要は、他人に学ぶ心が、大切なのです。
勉強するヒマもないとぼやく人たちは、学ぶ心のなさを、方法論的な戸惑いに、転嫁しているだけなのです。

情報化社会という言葉が、当たり前になってしまった今日、他人を自分の環の中に入れた上で、知識等の収集を図ることが、大事なのです。

2021年04月18日

ストレス解消法を見つけよう 982


上司に文句を言われたり、仕事が思うように、進まなかったり、恋人とケンカしたり、急に楽しみにしていた、友だちとの旅行が、キャンセルになったりなどすることが、あるでしょう。
そんな時に、イライラが増し、ストレスが、たまります。

ストレスが、たまったままでは、心にとっても体にとっても、いいことはありません。
そんな時は、自分にあったストレス解消法で、早く心を、落ち着かせましょう。
ストレスを上手に、解消できる人は、自分を上手く、コントロールできる人なのです。

ここで、熊本日々新聞掲載、小学5年(女子)の「心落ち着かせる私のやり方」を紹介します。

私は、生活の中でイライラすることがあります。
例えば、親から何回も同じことを言われた時や、これからやろうとしている時に「○○せんね」と言われる時に、イラッとします。

そんな時の私のイライラの解消法は、二つあります。
一つ目は、ぬいぐるみやクッションを、思いっきりたたく方法です。
そうすると、たたいた瞬間は何もかも忘れられて、気持ちがとても楽になります。

二つ目は、身の回りにあるいらない白紙に、えんぴつで何でもいいから、描く方法です。
そうすると、手も自由に動かせて、描いている間は、心も体もとっても気持ちがよくなります。
私の場合、少ししんが濃いえんぴつで、ぐちゃぐちゃと描くと、心が落ち着きます。

みなさんも、イライラすることは、たくさんあると思います。
そんな時は、自分が、心が落ち着く、心がスッキリするストレス解消法を考えると、いいと思います。
イラッとした時やストレスがたまった時は、自分のやり方を試して、心を落ち着かせるといいですよ。

この女子は、イライラした時に、二つのストレス解消法で、上手に気持ちを、落ち着かせています。
ストレス解消法が、自分にとっても、合っているのだと思います。
自分のことが、よくわかっていて、素晴らしいと感じました。
できれば親から注意を受けないように、先に行動するといいでしょう。

イライラした時は、素早くストレスを、解消できれば、最高です。
ストレス解消法として、大声で叫ぶ、体操・ストレッチなど体を動かす、好きなことをする、美味し物を食べる、友だちに話を聞いてもらう、好きな本を読む、早く寝る、買いものに出かける、深呼吸する、休憩する、お酒を飲む、今していることに集中する、などいろいろあります。

自分にあった、ストレス解消法を見つけ、実践しましょう。
ストレスと上手に、つき合っていきたいものです。

2021年04月11日

誹謗中傷は人の心を追いつめる 981


以前テレビで、女子プロレスラーが、亡くなったことを、知りました。
なんと22歳という、若さでした。

テレビからの情報によると、SNSによる誹謗中傷を受け、悩んでいた、とのことでした。
匿名による書き込みは、現在無法地帯と、化しています。

本来なら、自分の発する言葉には、責任を伴います。
それをくぐり抜けるのが、SNSの匿名による、書き込みなのです。

誰かが「言語もウイルスだ」と、言っていましたが、悪い言葉は、人によって、瞬く間に世界中に、拡散していきます。
匿名の誹謗中傷は、繰り返され、しだいに人の心を、追いつめていくのです。

匿名による、無責任な言葉の書き込みが、ウイルスになり、ターゲットになった人が、そのウイルスを浴びてしまい、命を絶ったとしたら、悲しい限りです。
SNSによる、匿名の誹謗中傷は、決してしてはならない、ことなのです。

アカウントを削除しても、辛辣な書き込みをしたという事実は、自分の中から、消えることは、ありません。
今までに、やったことがある人は、これから絶対・絶対・絶対に、しないようにしましょう。

本来の言葉の役割は、誰かを救うことに、あるのです。
そして、不正と戦う武器になり、悲しみを癒(いや)す光にも、なるのです。

言葉本来の力を使って、人を救う光として、生かしていきましょう。
言葉で人の心に、明るい希望の光を、灯していきたいものです。

2021年04月04日

あなたの才能の生かし方 980


人生には、さまざまな生き方が、あります。
それなのに、多くの人は、たまたま与えられたものの中でしか、生きていません。
それをたとえるなら、「定食的」な生き方です。

もっと自由な選択を、してもいいのでは、ないでしょうか。
自分の食べたいものを選ぶには、いろいろなお店で、いろいろなものを食べ、広い選択肢を知るとともに、自分の好みを、知る必要があります。

なにを食べるかに、たとえましたが、人生も同じです。
ほとんどの人は、どんなことをして、生きるのかの、潤沢な選択肢を、持っていません。

人は、自分にどんな才能があるのか、よく知らないのです。
人は、自分にその才能を、どんな方法で、人の役に立たせるのか、よく知らないのです。

そこで、人にはどんな特徴的な才能があるのか、そして、それをどんな方法で、役に立てられるのかについて、紹介します。

あなたの才能は?

ヒーロー(人に希望を与える、平和を願う)
サポーター(人の助けをする、人に相談する)
リーダー(人を導く、人をまとめる)
哲学者(人生の知恵を探求する、新しい視点を、見つける)
エンターテイナー(人を楽しませる、人の心を、自由にさせる)
変革者(世の中の常識を変える、古きを壊し、新しい世界を、生み出す)
アーティスト(常識を越えたものを作る、自分らしさを表現する)
クリエーター(新しい発想を、生み出す、新しいものを、創造する)
開拓者(新しい分野を見つけ、切り開く、拡大拡張をもたらす)
教育者(知恵がある、人の才能を引き出す)
管理者(物事をしっかり管理する、安定バランスを、もたらす)
ヒーラー(人の心と体を癒す、人を励ましたり、安心させる)

どんな方法で、人の役に立つ?

★アイデアを出す ★サポートする ★まとめる(調整する) ★作る

★整理する ★プロデュースする ★情報を提供する ★売る

★教える ★元気づける ★問題解決する ★仲介する

ここでは、一般的な才能と、生かし方を、12種類紹介しました。
自分の才能はどれか、どんなふうに、生かしたいかを、選んでみて下さい。
複数選んでみても、いいのです。

これからの人生は、積極的に才能を開発して、多様な方法で、人の役に立ちましょう。
人生にも、才能にも、定食のように、決まり切ったメニューは、いっさいないのです。

可能性は、無限大に広がって、いるのです。

2021年03月28日

願う言葉を繰り返し唱えよう 979


いつも笑顔の自分でありたいと、強く願っているとします。
心に中で、願っていても、実際なかなか笑顔に、なれないかもしれません。

そんな時には、どうしたら本当に、いつも笑顔の自分で、いられるのでしょうか。
魂を磨き、成長させるうえで、最も実行しやすい方法の1つが、言葉の力を、活用することです。

すべての言葉には、力があります。
いい言葉には、いい力が、宿っているのです。
「こうなりたい」と、自分が願っている事柄を、簡単な1つの単語で、繰り返し唱えましょう。

☆いつも笑顔になりたかったら
「笑顔、笑顔、笑顔、笑顔、笑顔、・・・・・・・・・・」と、繰り返し唱えましょう。
そして、日頃から口ぐせにすると、いいでしょう。
また、暗い顔になるような事柄に、ぶつかった時に、おまじないのように、唱えるのもいいでしょう。
自分にあったやり方を、工夫してみて下さい。

他にもいくつか、紹介します。

☆いい機会を生かしたかったら
「チャンス、チャンス、チャンス、チャンス、チャンス、・・・・・・・・・・」

☆恐れがあって躊躇するとき
「勇気、勇気、勇気、勇気、勇気、・・・・・・・・・・」

☆1歩を踏み出したいとき
「行動、行動、行動、行動、行動、・・・・・・・・・・」

☆不安な気持ちを落ち着けたいとき
「大丈夫、大丈夫、大丈夫、大丈夫、大丈夫、・・・・・・・・・・」

☆上がり症を克服したいとき
「冷静、冷静、冷静、冷静、冷静、・・・・・・・・・・」

このように、よい波動の願う言葉が、口ぐせになると、願いが叶うようになります。
だんだんと、人間的な魅力が、増してきます。

ぜひ、自分の成長を、楽しみながら、実践していただければと、思います。

2021年03月27日

困難に毅然と耐え抜く「四耐四不訣」 978


松は、枝ぶりは見事でも、割合弱く雪が積もると、折れてしまいます。
パキーンと大きな音を立てて、落ちてくる松の枝を、見たことがある方もいると思います。
金沢の兼六園では、枝が折れないよう、縄で吊(つる)して、それが冬の風物詩にもなっています。

ちなみに竹は、細くとも大変強く、雪が積もると、すうっと曲がるけれども、雪が落ちるとまた元に戻ります。
竹は折れずに、伏すといいますが、やはり見てくれの強さよりも、困難に耐え、忍ぶ強さこそが、真の強さといえるのです。

人も竹のように、つまらないことに腹を立てず、ものごとが上手く運んでも、調子に乗らず、よけいな競争をせず、かといって何でも言いなりにならないように、なりたいものです。
忍ぶ強さを身につけ、困難にも毅然と耐え抜く、本当の強さを、身につけたいものです。

清代末期の政治家・曾國藩(そうこくはん)が、四耐四不訣(したいしふけつ)という言葉を、残しています。

曽国藩は、単なる地方の名士(郷紳)であり、清国に於いては、非支配者層であったため、決してエリートでは、ありませんでした。
しかし、郷勇という民兵組織を募り、後の湘軍を結成、清国本軍(八旗)が大苦戦する中、太平天国の乱の鎮圧に、努めました。
また、戦いの中で、部下の李鴻章を、大軍を預ける将軍まで育成し、挟撃して太平天国軍を鎮圧させています。

四耐四不訣とは、事を成すために、耐えるべき4つの事、してはいけない事4つを、述べた戒めの言葉です。

四耐とは…
耐冷(冷に耐え-孤独や周囲の冷たさに耐え)
耐苦(苦に耐え-苦しさに耐え)
耐煩(煩に耐え-忙しさ、わずらわしさの連続に耐え)
耐閑(閑に耐え-閑職に追われた場合も、それに耐え)

四不とは…
不激(激せず-つまらないことに、腹を立てず)
不躁(躁がず:さわがず-うまくいったからといって、はしゃがず)
不競(競わず-無駄な喧嘩をせず)
不随(随わず:したがわず-何でも言いなりにならず)

四耐四不訣は、多様な価値観やあらゆる情報に溢れた、現代に於いても、重要な指針であり、自らのアイデンティティを確立させ、自律のための戒めとなる、言葉だと思います。

どんな苦難苦業があっても、四耐四不訣の言葉を胸に、真摯に向き合いましょう。
この言葉を心得て、やっていれば、大業・大成することも、できるでしょう。

2021年03月26日

わだかまりは今日中に解決しよう 977


人と人との、日常生活や仕事などの、人間関係において、心の中に「わだかまり」が、残る場合があります。
「わだかまり」とは、心の中に解消されないで、残っている不信や疑念・不満などです。
そのために、すっきりとしない気持ちが続き、気持ちが晴れません。

○友だちとケンカを、してしまった。
○職場の同僚と、意見が対立して、おさまりが、つかなかった。
○夫婦で子どもへ指導のことで、話し合ったが、考えがまとまらなかった。
○知り合いに、悩みを相談したが、相手にしてくれなかった。

このような場合は、嫌な気持ちが、残ったままで、暗い気持ちになります。
おそらくわだかまりを、明日に持ち越しても、わだかまりは、なかなか消えません。

そうであれば、今日中に努力を続け、わだかまりを、解決できれば、気持ちも晴れるのでは、ないでしょうか。
本人同士の姿勢で、たいていのことは、解決できるのです。

例えば、どんなに仲のよい夫婦でも、長い間には意見が対立したり、おもしろくない感情をいだきあうことがないとは、いいきれません。
そんな時、おもしろくない感情を、そのままにして、背中を向け合っていては、互いに明日という日も、不快な気持ちで、迎えなければなりません。

そんな時には、向かい合って、トコトンまで話し合うなり、互いに反省したりして、その日のうちに、理解し合い、明日という日を、清々しい気分で、迎えるようにしましょう。
これが円満な家庭を、築いていくうえに、何よりも大切なことです。

いろいろな場合に、心の中にわだかまりが、残った時は、すぐにわだかまりを、解決するための努力を、誠実にしましょう。
そして、今日中に解決できれば、明日はスッキリとした気分に、なれます。

すぐに解決しようとする人物は、優れた人物なのです。

2021年03月25日

朝は脳のゴールデンタイム 976


朝起きて、慌てて朝食を食べ、何とか会社等に、間に合うように、家を出る人がいます。
そんな人は、ソワソワしながら急ぎ足で、会社を目指し、ぎりぎりで間に合います。
朝からバタバタする人に限って、朝から集中して、仕事をするのが、難しいのです。

朝早く起きて、散歩したり、新聞を見たりなど、自由な時間を、持っている人がいます。
ゆっくりと楽しみながら、朝食を食べ、ゆとりを持って、家を出ます。

そんな人は、会社に行くまでの間に、自然を観察したり、出会った人と話したり、周りの環境の変化に気づいたりなど、楽しみながら会社に向かい、余裕を持って、会社に着きます。
そんなゆとりがある人は、朝から集中して、仕事をすることが、できるのです。

このように、朝の時間の持ち方で、人生が大きく、違ってくるのです。
脳科学的には、脳が最も効率よく働くのは、朝目覚めてからの3時間と、いわれています。
この朝の脳のゴールデンタイムを、どのように過ごすかが、大切なのです。

睡眠後の朝一番の脳は、入手した記憶が、1度きれいにリセットされ、新しい情報を受け入れる態勢が、整っています。
前日の疲労やストレスが、きれいにクリーニングされて、生産性が、高くなっています。
いわば、やる気に満ちあふれた状態です。

だからこそ、朝は、リフレッシュな気持ちで、物事に打ち込めるのです。
朝から好スタートを切れると、家事や仕事、勉強の効率を、何倍もアップさせることが、可能になります。

そのためには、1つめに「行動」を、起こしましょう。
これまで起こさなかった、行動を起こすことで、偶然の幸運や出会いに、恵まれる機会が、圧倒的に増えるでしょう。
朝早起きをして、朝になにかを、始めるのも、行動の1つです。

2つめは、「気づき」ましょう。
自分の身の回りで、起こっていることや、心の中で感じていることを、よく観察しましょう。
また、普段から本や新聞を読んだり、自分で考えたりするなど、日頃の準備も必要です。

最期の3つめは、「受容」しましょう。
新しい出会いがあったり、意外な出来事が、起こったりしたとき、目を向けましょう。
そして、「ちょっと待てよ」と、柔軟に受け入れましょう。

このように、朝の脳のゴールデンタイムを利用して、前向きでポジティブな脳を、作りましょう。
思いがけない、出会いや気づきが、生まれる可能性が、高くなります。

その結果、「偶然」を「幸運」に、結びつけることが、できるのです。
幸せを引き寄せる脳に、変えることが、できるのです。

2021年03月24日

真の夢を叶える先人たちの言葉 975


歴史を作ってきた、先人たちの言葉には、魂が、込められています。
言葉が、人々に力と勇気を、与えてくれるのです。

ここで、9人の先人たちの名言を、紹介します。

有限の落胆は、受け入れなければならないが、無限の希望を失ってはいけない。
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(黒人公民権運動の指導者)

今日が、人生最後の日だったら、今日やろうとしていることを、やりたいだろうか?
スティーブ・ジョブズ(元アップルCEO)

私は、失敗は、受け入れられるが、挑戦しないことは、受け入れられない。
マイケル・ジョーダン(元プロバスケットボール選手)

忘れてはいけない。
幸せは、あなたが何者であるか、あるいは、何を持っているかによって、決まるのではない。
何を考えるかによって、決まるのだ。
デール・カーネギー(作家)

未来を予見したいなら、自分で創り出すにかぎる。
ピーター・ドラッカー(経営学者)

成功者になろうとするよりも、価値のある人に、なるようにしなさい。
アルベルト・アインシュタイン(理論物理学者)

成功は、幸福のカギではない。
幸福が、成功のカギなのだ。
自分のやっていることが、好きなら、成功するだろう。
アルベルト・シュバイツァー(医師・伝道師)

あなたができることを、あなたが持っているもので、あなたのいるところで、やりなさい。
セオドア・ルーズベルト(アメリカ合衆国第26代大統領)

できないと感じたら、過去の成功のことを、考えよう。
自分が、取るに足らないと感じたら、自分の目標を、思いだそう。
今日は、私は自分の感情を、コントロールしよう。
オグ・マンディーノ(作家)

これらの言葉は、私たちの潜在意識に、深く浸透します。
幸せを育み、真の夢を叶える可能性を、高めてくれるのです。

2021年03月23日

自分が明るくなれば周りも明るくなる 974


「夫が、いつも暗い顔をしている、楽しそうじゃない。夫を明るく楽しい人にしたい。どうしたらいいか、ずっと悩んでいる」という、主婦がいました。

その主婦は、問題を抱えているものの、本人自身が、ほとんど笑顔にならないのです。
もちろんジョークを、飛ばしたりもしないのです。

いつも暗い顔を、しているのです。
おそらく、いつも夫のことを考えると、明るい気分や顔に、ならないのでしょう。

ところが、主婦はある時に、その夫が、明るい主婦たちに囲まれて、とても楽しそうにしている姿を、目にしました。
そして、主婦たちから「明るくて楽しい人。笑顔がステキよね」と、人気だったのです。

主婦は、ハッとあることが、わかりました。
結局は夫を、不機嫌にしたり、イライラさせたりしているのが、夫を明るく楽しくさせたいと、思っている自分自身のせいなのだ。
自分が、夫を暗い顔にし、イライラさせていたのだ。

つまり、自分がどのように生きるか、ということに徹すれば、いいのです。
夫が、どういう機嫌で、生きているか、ということについては、考えなくていいのです。

結局、自分が楽しそうじゃないから、夫も楽しそうでないのです。
自分に笑顔がないから、夫にも笑顔がないのです。

その後主婦は、自分自身が明るく笑顔で、夫といっしょに過ごすように、努めました。
しだいに夫にも、笑顔と明るさが、戻ってきたのです。

明るさを、相手に求めるのを、止めましょう。
自分が、明るくなりさえすれば、周りも、明るくなるのです。

2021年03月22日

人を楽しませたい 973


人生を楽しく生きたいと、多くの人が願います。
そのためには、どのような生きがいが、あればいいのでしょうか。

生きがいの中の1つに、「人を楽しませたい」と、願っている人もいるでしょう。
人を楽しませる職業として、落語家、俳優、漫才師、ゲーム開発者、調理人、絵本作家などいろんなジャンルがあります。

それぞれの職業で、創意工夫しながら、人を楽しませてくれるのです。
どの職業も、素晴らしい職業だなと、思います。

ここで、アンパンマンで有名な漫画家、故やなせたかしさんの話を紹介します。

おかげさまで、テレビアニメのアンパンマンは、長く続いていますが、僕はずっと、「おもしろいものを作って、見る人を喜ばせよう」という気持ちで、やってきました。
その結果、アンパンマンのキャラクターは、どんどん増えて、ついには2000を突破。
ギネスにも、認定されました。
このキャラクターたちが今、僕を食べさせてくれています。
まさに、自分の好きなことで、人を喜ばせようという一心で、続けたことで、僕は食べているのです。

僕には今、アンパンマンのおかげで、大きな収入があります。
そのお金で、僕は故郷の高知県に、「アンパンマンミュージアム」を作り、その隣に、「詩とメルヘン絵本館」も建てました。
維持費の一部も、僕が払っています。

そういえば先日、ホテルで僕の誕生会をしました。
これも費用は僕持ち。
出席者に楽しんでもらおうと、趣向を凝らしていたら、予定をはるかに超え、3000万円使いました。
僕は、自分のためのお金は、食べる分と、スタッフへのお給料があればいいと、思っているんです。
僕のお金で、楽しんでくれる人がいる。
僕がお金を使えば、喜ぶ人がいる。
それは、僕にとっても、大きな喜びです。

100億円あっても、使わずにいたら、それはないのと同じ。
でもそのお金で、パーティーをすれば、ホテルがもうかり、ホテルの従業員が喜びます。
そうすると僕も嬉しいし、もうかった人が、お金を使えば、また誰かが喜ぶ。
そうして経済が回っていけば、景気がよくなり、喜ぶ人も増えるんです。
ただし、借金はだめ。
お金がなければ、ないなりに喜ばせるんです。

お金というのは、あればあるなり、なければないなり。
お金がある人は、1億円で苦労して、ない人は、100円で苦労する。
その代わり、100円の幸福も、味わえます。
人生はそれなりに、おもしろいものです。

人生は、思い通りにならないこともありますが、僕は最期まで、楽しく生きたい。
だから他人を、楽しませることだけを、考えていたいです。

やなせたかしさんの人生は、他人を楽しませることだけを考え、最期まで楽しく生き、幸せな人生だったと、感心するばかりです。
現在でもアンパンマンなど、多数の作品が存在し、多くの人を、楽しませ続けているのです。

人は誰でも、他人を楽しませるために、生まれてきたのかもしれません。

2021年03月21日

生きる目標は喜ばれる存在になること 972


生きる目標は、どんなことでしょうか。
幸せになること、人の役に立つこと、経済的にお金持ちになること、愛する人といっしょに過ごすことなど、いろいろな考えた方が、あるでしょう。

いろいろな考え方の中の1つに、「喜ばれる存在になる」ことがあります。
人と競争したり、他人を蹴落としたりして、1番になったりすることではなく、多くの人から「喜ばれる存在になる」ことなのです。

ここで、心理学博士・教育学博士・社会学博士の小林正観(こばやしせいかん)さんの話を、紹介します。

私は30歳で、結婚をしたのですが、なかなか子どもに恵まれず、3年後、ようやく長女が誕生しました。
ところが、待ち望んだその子は、知的障害児だったのです。
染色体に異常があり、彼女の知能は、永久に発達することは、ありません。
医師からそのことを、告げられたときには、ショックで目の前が、真っ白になりました。
私はしばらく、知的障害を抱えた娘を、受け入れることが、できませんでした。
しかし、半年ほど経ったとき、「新生児の600人に1人は、障害児として生まれる」と書かれた、新聞のコラムが目にとまり、その記事を読んだ私は、こう思うようになったのです。

「他の家に生まれるより、小林家に生まれてきて、よかったね。普通に、温かく迎えてあげられるから。私は今日まで、まるで被害者になったように、思っていたけれど、娘の立場で考えれば、娘はとてもいい選択を、したと思う。きっと、彼女は、いじめられないようによい親を探して、その結果、私たち夫婦を、選んでくれたんだね」
そう思った瞬間、私は彼女を、受け入れることができました。
そして今日まで、彼女を通して、たくさんのことを、学ぶことができました。

彼女が、小学校6年生のときのことです。
運動会の徒競走が、ありました。
彼女は、普通の子どもよりも、筋力がないので、いつもビリ。
でも、その年は、足を捻挫した友だちがいたため、「もしかしたら、はじめてビリじゃなくなるかもしれない」と、妻は喜んでいました。

結果は・・・、娘はまたしても、ビリでした。
ところが妻は、残念がることもなく、それどころかニコニコと、嬉しそうでした。
娘は、捻挫をしている友だちを、気にかけながら、心配そうに、振り返り振り返り、走りつづけたそうです。
足をかばいながら、走っていた友だちが、転んでしまうと、娘は友だちのところに、駆け寄り、手を引き、一緒に走り始めた、というのです。

2人の姿を見て、子どもたちも、保護者も、2人に大きな声援を、送りました。
そして、ゴールの前まできたとき、娘は、その子の肩をぽんと押して、その子を先にゴールさせた、というのです。

娘は、「喜ばれる存在」になることの大切さを、教えてくれるために、私たち夫婦の子どもになったのだと、ハッキリと、わかりました。

2021年03月20日

すがすがしいスポーツマン精神 971


スポーツにおいては、勝敗が、重要です。
選手は、優勝目指して、必死に努力します。

しかし、スポーツ選手は、勝ち負けだけを、求めているわけでは、ありません。
スポーツを通して、スポーツマン精神を培い、人間として成長することを、願っています。

ここで、バルセロナオリンピックの男子マラソンに出場した、谷口選手のことを、紹介します。

谷口選手は、走り方が、決してきれいでなく、首を少し傾け、小走りで走ります。
大会当日、男子マラソンが、スタートして、給水の地点で、他の選手から、足を踏まれて、転倒してしまいました。
靴まで脱げて、しまったのです。

しかし、そのあと頑張って、ニコニコしながら堂々と、8位でゴールインしました。
レース後のインタビューで、「こけちゃいましてね。後半はよく追い上げることが、できたんですが、これも運です。精一杯やりました」といって、笑みを浮かべていました。

足を踏んだ人を、非難したり、また、途中でやる気をなくして、力を落としたり、しませんでした。
最期まで走り通し、8位に入賞することが、できたのです。
後日の新聞に、18歳の女子高校生が、「谷口選手のように、人を憎んだりしない、素直で優しい人間になりたいと、強く思った」という、投書がありました。

スポーツは、勝つためにあると、思っている人もいる、と思いますが、世界のそれぞれの国のトップ選手の集まりの中で、優勝することは、至難の技です。
メダルをとった人が、再レースをしても、優勝できるかどうかは、わかりません。

谷口選手は、どんな苦しい場面でも、全力でやり通したのです。
真のすがすがしいスポーツマン精神を、身につけた人なのです。

スポーツ選手は、谷口選手のように、心も体も大きく、成長してほしいものです。

2021年03月19日

心がぽかぽかになる行動 970


心がぽかぽかと、温かく感じることが、あります。
そんな時は、なんだか嬉しい気持ち、いっぱいになります。

人から優しくされたりすると、心がぽかぽかになります。
逆に、自分が人に優しくしたときも、心がぽかぽかになります。

ここで、熊本日々新聞掲載、小学校5年生女子の「父さんの行動 心がぽかぽか」を、紹介します。

私は、お昼のパンを、買いに行くために、父さんと妹といっしょに、車に乗って買いものに、行きました。

車に乗ってちょっと行くと、知っているおじさんと知らないお兄さんが、バイクを一生懸命に、押しているのに、気がつきました。
お父さんが、そのことに気づいて、車を止めて、お手伝いをしに、行きました。
私たち2人も、車から外に、出ました。

どうやら、バイクが田んぼに、落ちてしまったみたいです。
お父さんたちは、声を合わせて、バイクを立たせて、田んぼから引き上げると、自分たちが持っているタオルで、バイクをふき始めました。
私たち2人も、持っているタオルで、ゴシゴシとバイクを、みがきました。
バイクがピカピカになると、お兄さんは、「ありがとうございました」と、言って帰っていきました。

お父さんも、若いころに、同じようなことが、あったそうです。
学校の帰り道、お父さんの乗っていた、バイクのガソリンが、切れてしまって、困っていると、しらないおじさんが、自分の軽トラックで、バイクを運び、ガソリンを入れて、来てくれたそうです。

お父さんが、何かお礼をしようとすると、そのおじさんは、「お礼なんていらないよ。君も、ぼくと同じことをしなさい」と、言われたそうです。

私は、心がぽかぽかに、なりました。
こんなふうに、思いやりの心と行動が、つながって広がっていくと、いいなぁと思いました。
だから、困っている人がいたら、私も助けたいと、思います。

お父さんをはじめ、みんなの行動は、素晴らしいと思いました。
本当に心が、ぽかぽかになる行動です。
これからも多くの人を助けて、思いやりの心と行動が、広がることを、願っています。

人の心が、ぽかぽかになる行動ができる人は、自分の心も、ぽかぽかになれるのです。
多くの人が、ぽかぽかの心になって、欲しいものです。

2021年03月18日

なくてはならない水を大切にしよう 969


なぞなぞに「切っても切っても、きれないものはなあに」という、問題があります。
答えは何だと、思いますか。

それは、水とか空気などです。
これらは、人間が生きるためには、なくてはならない、決して切れない関係に、あるのです。

そこで、今回は水に関することを取り上げ、このことを、考えてみましょう。
さて、人間の生活にとって、水はどんな役割を、果たしているのでしょう。

ちょっと考えただけでも、ご飯の準備や後片付け、洗濯、お風呂、水洗便所などが、あります。
学校では、プールの水や給食を作るのに、たくさんの水を、使います。

田や畑の作物を、育てるためにも、水がいります。
工場で鉄を作ったり、他の品物を作るためにも、たくさんの水を、使います。

さらに、水の役割として、とても重要なことは、人が飲むための「飲み水」が、あります。
人間は、水を飲まないと、生きていけないのです。

もしずっと雨が降らず、飲む水がなくなってしまったら、多くの人が、死んでしまうのです。
世界の中には、いまだに水不足で、苦しい思いをしている人々が、多くいます。
日頃から、水を大切に使うことは、生きていくために、大切なことなのです。

日本においても、雨が降らないで、ダムに水がたまらず、水量がどんどん減り続ける場合が、あります。
そんな時は、みんなが水を、節約するようにしないと、人間が飲む水も、なくなってしまいます。

例えば、顔を洗ったり、歯を磨いたりするとき、水道の水を、出しっぱなしにしたまま使うと、30秒で約6リットルもの水を、使うことになります。
しかし、歯磨きをするとき、コップに水を汲んで、使うようにすると0.6リットルで、流しっぱなしにして、使うときの10分の1の量で、すみます。

このように、私たち1人1人のちょっとした心づかいで、かなりの水を、節約することが、できるのです。

人間になくてはならない水を、日頃から大切に、しましょう。
蛇口をひねると、水が出ますが、この水が出なくなったら、私たちの生活は、どうなるか考えて、水を大切に使うように、したいものです。

2021年03月17日

「報告・連絡・相談」を活用しよう 968


職場において、出世や成功する人がいます。
そんな人は、仕事内容の充実だけでなく、職場においてのコミュニケーションづくりが、上手なのです。

下手な人は、次のような失敗をします。

○部下が、上司に重要なことを、報告するのを、忘れていた。
○部下が、上司に相談せずに、次の仕事の予定を、決めてしまった。
○上司が、部下にお客からの仕事内容の変更依頼を、連絡していなかった。
○上司が、部下に相談せずに、部下の出張を、取り消した。

このような失敗が起こると、人間関係が、悪くなります。
上司も部下も、仕事がスムーズに、進まなくなります。

上手な人は、上司と部下とのコミュニケーションが、円滑なので、スムーズに仕事が、進むのです。
その秘訣は、上手な人は、「ホーレンソー」を、積極的に活用しているのです。

ホーは、「報告」です。
レンは、「連絡」です。
ソーは、「相談」です。

この「報告・連絡・相談」を、上手に使い分け、適切に活用することが、できるのです。

☆常に大切なことは、口頭や文書で、きめ細かに、報告する。
☆絶えず必要なことは、こまめに連絡を、取り合う。
☆問題等小さなことでいいので、遠慮なくすぐに、相談をする。

このことを普段から、心がけましょう。
みんなが、同じ方向を向き、協力しながら、仕事が進むのです。
信頼しあい、楽しく仕事が、できるのです。

相手の立場を理解し、それが気軽にできる人は、仕事が、上手くいくのです。
「報告・連絡・相談」の積み重ねが、大きな成果に、つながるのです。

2021年03月16日

「酒道5則」で酒を楽しもう 967


酒を飲むと、その人物が、よくわかると、言われます。
酒を飲むと、気持ちが大きくなり、解放された気分になります。
多くの人は、少し顔が赤みを帯び、楽しく明るい会話が、できるようになります。

しかし、なかには、困ったことに、酒に飲まれ、酒ぐせが悪い人もいます。
偉そうになった気分になり、店員さんに「遅いぞ」「なにぐずぐすしているんだ」と、命令口調になる人もいます。
急に酒の席で、ケンカになったり、酔いつぶれて、しまう人もいます。

酒での大きな問題として、翌朝まで酒が残り、飲酒運転をしてしまう、ケースもあります。
こうなってしまうと、酒を飲むことは、大変恐いことにも、なってしまいます。
残念なことに、酒で自分の人生の挫折を、味わう人が、多くいるのも事実です。

そこで、酒を楽しく飲むための郡山日本酒道会の「酒道5則」を紹介します。

第1条
酒は楽しく飲むべきなり。

『ほろ酔い』をもって最上とす。
酒は酒量にあらず、酒品なり。

第2条
酒に飲まるるなかれ。

酒席にて、まわりの人を不快にするは、下道なり。
ユーモアを、肴(さかな)に心得よ。

第3条
ただ酒は遠慮すべし。

自分の酒代は、自分で支払う気概(きがい)を、持つべし。
ただ酒は、汚職(おしょく)収賄(しゅうわい)の温床なり。

第4条
酒を飲むときはおおいに食すべし。

食せずして、酒を飲むことを誇るは、決して健康な酒飲みとは言えず。

第5条
適度な酒は百薬の長のみか、家庭円満、事業繁栄、長寿至福に通ず。

自信を持って、酒道に精励(せいれい)せよ。

酒席の心得として、この「酒道5則」を、守りましょう。
酒に溺れず、適度な酒を、楽しむようにすれば、いいこともあるのです。

酒をよき友として、長く上手に、つき合っていきましょう。

2021年03月15日

上手な遊びをする人は品がある 966


人の本当の姿は、どのような所で、見えるのでしょうか。
それは、遊びの中で、その人の本性が、見えるのではないかと、思います。

遊ぶことの中で、自分を自由に、さらけ出すことができます。
特に遊びの中で、お金を自分が出す場合など、自分がお客様になるので、偉くなったような気分になります。

自由気ままで、制約したりするものは、ありません。
そこで、人によっては、威張ったり、怒ったり、命令したりなど、その人の本性が、丸見えになるのです。

ここで、京都祇園で舞子・芸妓を経験した、岩崎峰子さんの書いた本「祇園の教訓」の中に、記述してある「一流になった人のお座敷での共通点」を、紹介します。

第1に、どなたも腰が低く、謙虚で、苦労された歴史を、顔に出されない。
第2は、相手のお客様でも、芸妓たちからでも、興味のある話を聞くと、もう少しその話を教えてと、教わり上手で、お座敷遊びを習うと、嬉しそうに楽しんでくださる。
第3は、一流の人になられるだけあって、義理・人情を、大切にされている。

そして、どなたも目立たないように、お洒落だ。
服装と靴が、きちんとしている。

そのほか、お金についても、出すべきお金は出すし、ご祝儀も女将に立て替えて、みんなに渡しておくという、細やかな心づかいも、忘れない。
「使ってやっている。つくらせてやっている。食べてやってる」という意識でなく、お席、お料理、雰囲気、サービス、会話など、目に見えるものと見えないものすべてを、楽しむ気持ちが、伝わってくる。

このように、上手な遊びをする人は、品があるのです。
遊びの時の姿は、その人の本当の人格でも、あるのです。

どんな遊びでも、遊び上手な人が、将来成功を手に入れる可能性が、大きいのです。

2021年03月14日

「濁音人間」には気をつけよう 965


「十人十色」「百人百様」で、いろんな性格の人がいます。
その中でも対応が、かなり難しい人がいます。

そのような人は、「濁音(だくおん)人間」と、呼ばれるそうです。
そこで、「濁音人間」とは、どんな人間か、紹介します。

☆ガツガツ人間
ご飯の食べ方が、きたない。何でも欲しがる。心が卑しい人。

☆グズグズ人間
何をするのも、ルーズで遅い。要領が、悪い人。

☆ゴロゴロ人間
職場でも家庭でも、ごろ寝が好きな、怠けぐせのついた人。

☆ダラダラ人間
やることが、いい加減。スピーディに、仕事ができない人。

☆デレデレ人間
異性に目のない、好色な人間。セクハラ常習犯の人。

☆ブツブツ人間
年中文句ばかり、不平不満のかたまり。欲求不満の人。

☆プンプン人間
怒ってばかりいる。欠点指摘症。自己顕示欲の強い人。

☆ボロボロ人間
何かあると、すぐ泣き出す。弱虫・泣き虫の人。

このような「濁音人間」は、持って生まれた、性格かもしれません。
しかし、そのままでは、「ダメ人間」と、思われるでしょう。

できれば自覚して、直すようにしましょう。
少し気をつければ、きっと「濁音人間」から、抜け出せることでしょう。

2021年03月13日

幸福・不幸な人の7つの行動パターン 964


幸福な人と、不幸な人には、大きな違いがあります。
それは、基本的な人生に対する考え方や行動パターンに、違いがあるのです。

その違いのポイントとなる、7つの法則があります。
この7つの法則について、イメージを、紹介します。

1 有責の法則
(幸福な人)
自分の人生に、自分の責任で取り組み、リスクをとらないと、リターンがないと、理解した上で、失敗も自分の責任と、考えている。
その結果、周囲はつき合っていても、いやな思いをする回数が少ないし、たとえ一緒に失敗しても、気にならない。
(不幸な人)
とにかくリスクを、さけることばかり考え、人にリスクを、押しつけていく。
その結果、最終的にほとんどの周りの人から、つきあいを、断られていく。

2 双曲の法則
(幸福な人)
大きく見えがちな、目先の短期的な快楽や欲に、まどわされずに、長期的な目で、人生の時間や資金を、投資している。
その結果、余裕ができるため、ますます短期的な利益に、とらわれなくなる。
(不幸な人)
とりあえず、目の前の苦しみから逃れたり、欲望を満たすために、行動してしまう。
その結果、長期的には借金・肥満・友人関係の破壊のような不幸が、起きてしまう。

3 分散の法則
(幸福な人)
幸せの根源を、単一のものに求めず、「稼ぐ」「使う」「愛する」「愛される」の循環が、構築できるように、時間を分散投資する。
その結果、特定の仕事や家庭に、しがみつくことなく、何か悪くなっても、対応ができる。
(不幸な人)
幸せの源泉を、何か特定の1番身近なもの、たとえば、仕事とか、子どもとか、恋人などに一極集中してしまう。
その結果、環境変化が起きたり、状況が悪くなると、一気に不幸になってしまう。

4 応報の法則
(幸福な人)
他人の悪口、非難などが、めぐりめぐって、自分への足かせになることを、理解している。
その結果、ネガティブなことや批判的なことは、口にしない。
不満があるときには、問題解決につながる、建設的な批判をするよう、心がけている。
(不幸な人)
何か不満があると、まずは相手の欠点を見つけて、批判と非難を繰り返すことで、一時的な精神の安らぎを得る。
その結果、自分は何も変わっていないのに、自分がよくできるという自己欺瞞(ぎまん)に陥って、ますます自分を安心させるため、他人を批判するようになる。

5 稼働の法則
(幸福な人)
とにかく、行動コストが小さく、マメに動いている。
その結果、さまざまな人との出会いが生まれ、成長の機会を、増やしている。
(不幸な人)
失敗を恐れて、行動しない、動かない。
人が何かをしてくれることを、期待してしまう。
その結果、自分が動くことに対するコストが、ますます高くなり、より怠惰になる。

6 内容の法則
(幸福な人)
幸せの基準は、自分にあり、自分のなかで、喜びを感じること、自分の持ち味・特性を生かせることを、自覚的に選択し、集中してそこを、伸ばしている。
その結果、周りの人もその人を、応援したくなる。
(不幸な人)
幸せの基準を、外から見える自分に、求めていて、年収や社会的立場などのランクに、とらわれてしまう。
その結果、ランク主義者しか、周りに集まらなくなる。

7 利他の法則
(幸福な人)
自分の能力で、無理せずに力を発揮できる範囲を、わきまえたうえで、積極的に周りや社会への貢献をしている。
その結果、感謝も集まるし、自分の得意技も磨かれる。
(不幸な人)
どうやったら、自分の得になるかを常に考え、自分で何もかも成果を、上げられるような全能感に、とらわれている。
その結果、他の人がその人に「何かをしてあげたい」と、長期的には思わなくなる。

このように幸福な人と、不幸な人では、考え方や行動パターンに、違いがあります。

そこで、まず不幸になることを、徹底的に避けるようにしましょう。
そして、少しずつ幸福になることを、実践していきましょう。

するとしだいに、幸福があなたに、近づいて来るのです。
7つの行動パターンを、やるかやらないかは、あなたしだいなのです。

2021年03月12日

困っている人には手を差し伸べよう 963


世の中には、困っている人が、たくさんいます。
本人だけの力では、解決できず、どうしようもないことが、あるのです。

○親が病気で働けず、お金がないので、子どもの学校の給食費を、払えない。
○働いていた会社が、倒産して、会社のアパートを、追い出されて、住む所がない。
○高齢者で、歩くのが不自由なので、1人で買い物や病院に、行くことができない。
○たくさんキレイな花を、育てたのに、不況で花の多くが、売れ残ってしまった。
○散歩をしていたら、道路の石につまずき、歩けなくなった。

このように、いろいろな理由で、困ってしまうことがあります。

ここで、銀座まるかん創設者・斎藤一人(ひとり)さんのエピソード(姉の話)を3つ紹介します。

一人さんが、小学校の高学年頃の話です。
「お姉ちゃん、着ない洋服、ない?」と、一人さんが、言うのです。
「あるけれど・・・。ボクちゃん、いったい、どうするの?」
私がたずねると、一人さんが、こんなことを、話してくれました。
実は家の近所に、小さな掘立小屋があって、そこには、精神障害の子どもたちが、身を寄せ合って、暮らしていました。
その子どもたちは、さまざまな事情があって、施設から、逃げてきたそうです。
みんなで壊れた電線を集めてきては、電線の周りのゴムをはがし、それを売った、わずかばかりのお金で、生活しているようでした。
高い危険なところに登って、電線を集めたり、手にケガをしながら、ゴムをはがしたり・・・。
「本当にあの子たちは、大変なんだよ」
一人さんは、しみじみ言いました。
その子どもたちと、一人さんが、どうやって知り合いになったのかは、わかりません。
でも、その子どもたちの様子を知った、一人さんは、掘立小屋に頻繁に通っては、「食べ物あるかい? 着るものあるかい?」と、食料や洋服を、運んでいたのです。

そして、そのやさしさは、いまも変わりません。
先日、一人さんが、私の家に遊びに来たときに、近所を徘徊している老人がいました。
その方は、歩いているうちに、自分の家が、わからなくなってしまったようでした。
すると一人さんが、老人にかけより、何かやさしく、話しかけました。
そして、自分の車にその老人を乗せ、一緒に家を探して、送り届けていました。

また、冬の寒い日のことです。
私の家に来ていた一人さんが、帰るというので、帰りの車の中で、食べるようにと、アツアツの焼き芋を、渡したことがあります。
焼き芋を受け取ると、一人さんがスッと玄関を出て、どこかに行ってしまいました。
一人さんが、見つけたのは、家の外にいた、交通整理をしている、おじさんでした。
寒い日なので、手に息をふきかけ、震えながら仕事をしているのが、一人さんの目に入ってきたのです。
「おじさん、これポケットに、入れておきなよ」
アツアツの焼き芋を、おじさんの作業着のポケットに、そっとしのばせてきたそうです。

このように、一人さんは、弱い立場の人や困っている人を見ると、放っておけないのです。
大変な状況の中で、一生懸命生きようとしている人を見ると、黙っていられず、何か手を差し伸べようとするのです。

私たちも、困っている人に、気づいた時は、自分のできる範囲で、その人に手を差し伸べ、支援することが、大切なのです。
世の中、お互い様なのです。

2021年03月11日

頭がよくなる読書習慣のススメ 962


なんてったって、読書は、とてもいいものなのです。
読書は、人の想像力を養い、新しい知識や着想をくれます。

今の自分では、絶対に会えないような人の話を、聞くことができます。
それどころか、疑似的にではあるけれど、その人の人生を、体験してみることができます。

本は読めば読むほど、多様な考え方や世界観に、触れられます。
そのため、読書を続けていると、深みと教養のある人間に、なることが可能なのです。
このように、読書は人に、素晴らしい力を、与えることができるのです。

しかし、多くの人が、どのような読書習慣を、身につけたらいいのか、わからないでいます。
そこで、「頭がよくなる読書習慣のススメ」を、紹介します。

☆必要な本は、絶対に買って読んで、大切な部分をくり返し読む。

☆こまめに書店に行き、世の中に吹いている風を読む。

☆書店でしっかり立ち読みして、買うに値する内容の本を買う。

☆楽な姿勢で読むから、集中でき、どんどん頭に入る。

☆本をノート代わりにするなどして、汚しても気にしない。

☆何冊も併読する。

☆自分とは意見を異にする、作者の本を読み、批判精神も身につける。

☆「名著といわれる本」でも、批判的な目で、読むことを忘れない。

☆「使えない本」「わかってしまった本」は、深追いせず、途中でさっさとやめてしまう。

☆流行の理論や新説が、解かれた本を、積極的に読むが、それに加えて「古典」を読み、そこから真理を学ぶ。

このような「頭がよくなる読書習慣」を、身につけましょう。
読書の質が、高まることで、頭の回転が速くなり、思考力・創造力も、高まります。

あなた自身の成長と、人間的価値が、大きくなるのです。

2021年03月10日

仕事の思考・行動習慣のススメ 961


一生懸命に仕事をしても、要領が悪く、仕事の結果も「イマイチの人」がいます。
それに比べ、仕事が速くて的確で、結果を確実に出せる「頭のいい人」がいます。

この違いは、生まれつきでも、才能でもありません。
「毎日のちょっとした積み重ね」に、よるものなのです。

頭のいい人は、仕事の思考・行動習慣ができていて、常に考えながら、仕事をするので、頭の回転がよく、行動的なのです。
イマイチの人は、仕事の思考・行動習慣ができていなく、考えずに仕事をするので、頭の回転が悪く、行動が消極的なのです。

具体的には、イマイチの人と頭のいい人では、次のような違いがあります。
さて、あなたは、どっちでしょうか?

☆イマイチの人は、仕事とプライベートを、きっちり分けたがるが、頭のいい人は、その境が曖昧(あいまい)で、『公私混同』を楽しむ。

☆イマイチの人は、上司にいわれた仕事を、きっちりこなして満足するが、頭のいい人は、自分の力で仕事を見つけ、苦労しながらも完成させて、高い評価を得る。

☆イマイチの人は、これ見よがしに、ガシガシ仕事をするので、人から疎(うと)まれるが、頭のいい人は、飄々(ひょうひょう)といい仕事をするから、他人から一目置かれる。

☆イマイチの人は、目標が曖昧(あいまい)だが、頭のいい人は、自分の目標を強く持ち、目標を何かに書き記し、その達成のために、具体的で綿密な計画を練る。

☆イマイチの人は、行き当たりばったりで行動するが、頭のいい人は、小さなことでも優先順位をつけて、段取りよく行動する。

☆イマイチの人は、マニュアルをバカにする、あるいは崇拝(すうはい)するが、頭のいい人は、マニュアルを重視はしても、鵜呑(うの)みにはせず、足りない部分は、自分で補う。

☆イマイチの人は、常に仕事で100点を目指すが、頭のいい人は、80点を目指し、それができたら、さっさと次の行動に移る。

☆イマイチの人は、仕事を一気に仕上げたがるが、頭のいい人は、仕事が完成間近のところで、しばらく寝かせておく。

☆イマイチの人は、嫌な仕事を後回しにするため、いつも嫌な思いに支配されるが、頭のいい人は、仕事に楽しみをもたせ、さっさと済ませるから、いつも充実している。

☆イマイチの人は、やる気が起きるのを、待って行動するが、頭のいい人は、どんなにやる気が起きなくても、とりあえず始めてみる。

あなたは、イマイチの人、頭のいい人、どちらの傾向が、強かったでしょうか。
イマイチの人でも、心配はいりません。

ぜひ頭のいい人の仕事の思考・行動習慣を、おススメします。
毎日のちょっとした心がけで、あなたは、頭のいい人に、なることができるのです。

2021年03月09日

子どもに「自分でしなさい」と教えよう 960


学校で多くの子どもを見ていて、次のような子どもがいることに、気づきます。

○何事も慎重で、先生からの指示や助けを待って、行動する子ども
○何事も積極的で、先生からの指示や助けを待たずに、行動する子ども

どうしてこのような違いに、なるのでしょうか。
それは、家庭での子どもに対する教育に、あるように感じます。

ある家庭では、子どもがお母さんに、「お母さん、それ取ってちょうだい」と言います。
すると、お母さんは、「ああ、わかった」と言って、それを取って、子どもに渡します。
これは、悪いとはいいませんが、いつもお母さんが、子どものために、何でもしてあげているのです。

そんなことが、ずっと続いていくと、子ども自ら行動しようとは、しません。
何事も親任せに、なってしまいます。
自分でできることでも、しようとしなくなって、しまうのです。
大人になってからの将来が、心配になります。

しかし、ある家庭では、子どもがお母さんに、「お母さん、それ取ってちょうだい」と言います。

すると、お母さんは、「あなたはもう大きくなったから、そういうことは、自分でしなさい。必ずあなた自身で、やりなさい。他の人に、頼んでもいけません」と言って、子どもが自分で、それを取るようにさせます。
このお母さんは、いつも子どもが、自分でできることは、何でも子どもに、させているのです。

そんなことが、ずっと続いていくと、子どもは自ら、行動しようとします。
何事も自分のことは、自分でしなければならないと、わかるのです。
そこで、自立した心が、大きく育ってきます。

親は、子どもが大人になるために、自立できる力を、しっかりと育てましょう。
そのためにも、子どもに「自分でしなさい」と、教え続けることが、大切なのです。
親として、子ども自ら考え、積極的に行動できる子どもを、育てたいものです。

2021年03月08日

悩みがあっても幸せになれる 959


悩みがあるから、幸せになれないと、悩んでいる人がいます。

○太っているから、結婚する相手がいない
○お金がないから、家族を幸せにできない
○持病があるから、いい仕事が見つからない
○親の介護をしなければいけないので、自分の時間が作れない
○仕事を頑張っているのに、昇格できない

このようなことで、悩んでいるのです。
そして、この悩みがある限り、幸せになれないと、思い込んでいるのです。

はたして本当に、悩みが解決できなければ、幸せになれないのでしょうか。
自分自身で、悩みがある限り、幸せになれないと、思い込んでいませんか?

周りを見渡してみてください。
同じような悩みを、持っていても、幸せに暮らしている人は、たくさんいるのです。

ある整形外科医が、こんなことを、言っていました。
「私のクリニックを、訪れる人のなかには、たった1センチの顔の傷に悩み、もう死んでしまいたいと、涙を流すような人が、たくさんいるんです。私から見たら、気にするほどの傷でもないんですが・・・」

1センチの傷が、どれほど心を悩ませるかは、その人の受け止め方の問題です。
「世の中には、重い病気で、悩んでいる人もいるんですよ。あなたは健康なんだから、そんな小さな傷くらいで、悩むんじゃない」と、責める権利は、誰にもありません。

その先生は、顔の傷を目立たなくする手術をしたいと、願う女性の希望を、そのまますんなりと受け入れることには、抵抗がありました。
その先生は、そういった患者さんに、次のように、言っているそうです。

「この傷があっても、あなたは、十分魅力的ですよ」
「今のままのあなたでも、幸せになれますよ」

その言葉を聞いた途端、うれし涙を流す女性は、多いそうです。
「私は美しくない」「私は幸せになれない」と、ずっと思い込んでいた女性にとって、「今のままの自分」を、ほめてもらえたことが、大きな衝撃だったのでしょう。

このように、深刻な悩みを抱えている人は、「この状態のままでは、私は幸せになることができない」と、思ってしまうものです。
これは、本人の勝手な思い込みなのです。

今の悩みや問題を、抱えたままでも、幸せになれると、気づきましょう。
どんなことがあっても、あなたの心の持ち方しだいで、間違いなく幸せに、なれるのです。

そう思うと、少し気持ちが、軽くなるでしょう。
世の中には、悩みと上手に向き合い、幸せいっぱいな人が、たくさんいるのです。

2021年03月07日

悪口には無視が効果的 958


人からイヤミや悪口を言われて、カッとなって、言い返してしまう人がいます。
そんな人は、心が狭いのです。

言いたい人には、自由に思いっきり、言わせていいのでは、ないでしょうか。
言いたい人が、言ったことで、気持ちがスッキリとすれば、喜ばしい限りです。

言い返しても、何ひとついいことは、ありません。
言い争いになって、後でイヤな思いをするのは、自分自身なのです。

また、自分たちの言い争いを、見ていた周りの人たちにも、「あの人は、切れやすい。関わらない方がいい」と、かなり悪い影響を与えます。
ですから、たとえ感情を、逆なでされるようなことを、言われても、平然と無視をするのが、効果的なのです。

ブッダは、次のように、教えています。

誰かに、「おまえは愚か者だ」と悪口を、言われたときのことです。
そこで言い返すことは、「みずから自分が、愚か者であることを、認めたようなものだ」というのです。

従って、「自分は、愚か者ではない」ことを自分自身で、よく知っている人間は、愚か者と悪口をいわれても、相手にせず、しなやかにやりすごすことができる、というわけです。
悪口を言われて、悪口を言い返し、ケンカ腰で対応するのは、「みずから相手の悪口を、認めているのと同じだ」と、ブッダは、話しています。

悪口を言われても、心を乱すことなく、しなやかに無視できる人は、それだけ「自分に自信を持っている」「賢い知恵を持っている」「正しく生きている」証なのです。
悪口を言われて、不快な思いをしたときほど、ぐっと飲み込んで、無視するのが、効果的です。

無視続けると、相手も悪口を、言っても仕方ないと、諦めるでしょう。
それが、心が広く、賢い人の処世術なのです。

2021年03月06日

不況でも強いキャリアを持とう 957


不況など経済が低下すると、多くの企業等の経営が、不安定になります。
経営困難に陥った企業は、リストラを行ったり、倒産してしまいます。

そうなると、この企業で一生頑張っていこうと、思っていた人でも、会社を辞めることになります。
今までは給料を貰い、安定していた生活が、経済力がない、不安定な生活になります。
家族が幸せでいられたのに、収入がないため、どん底の生活を、しいられます。

幸せにとっては、家庭の経済力は、とても大切なことなのです。
会社を解雇されても、次の仕事があればいいのですが、能力や技術等のキャリアがない人にとって、再就職は、大変難しいのです。

あるM&Aを手掛けている会社で、リストラされた50代男性は、過去に医療法人で、事務長をしていたそうです。
彼は、かつての医療法人時代の縁をたどることで、現在はクリニックのコンサルティング会社に、再就職を果たしています。
これは、過去の人脈を掘り起こして、生き残ることができた事例と、言えるでしょう。

そこで、下記の「あなたの価値を測る3つの項目」を、チェックしてみて下さい。

1 人脈を持ってこられるか? 

人脈については、「自分のお願いごとを、何人の人が、聞いてくれるか?」を、考えてみると、わかりやすいでしょう。
これは、今までの仕事の積み重ねによって得た「信頼貯金」のようなものです。

2 技術を持ってこられるか? 

2つの目の「技術」は、プログラミング、マーケティング、広報、クリエーティブ、編集、マネジャーなどが、該当します。
これらの技術は、チームの中で、発揮されることが多いため、実績とスキルを、相手にわかる言葉で、説明できる必要が、あるでしょう。

3 資格・経歴を持ってこられるか? 

最後の「資格・経歴」は、弁護士、会計士、建築士などが、まずわかりやすいでしょう。
転職先に有資格者がいなければ、あなたに優先的に、オファーが来るのは、間違いありません。
しかし、難関資格などを持っていないし、今更取得するモチベーションもないという人も、少なくないはずです。

そこで、もっとも重要なのが「経歴」を、持ってこられる人です。
コンプライアンスの実務経験のある人、CFO(会計士とは限らない)の経験のある人、金融業界勤務歴10年以上の人、IR(インベスター・リレーションズ)の経験のある人などは、近年スタートアップ領域で、かなり必要とされている人材です。

この3つのチェック項目のどれかに、該当したでしょうか。
自身のこれまでの仕事を、振り返ってみてください。

社会的に必要とされる、人材であればあるほど、社会的に排除されるリスクは、軽減します。
ことわざに、「備えあれば憂い無し」が、あります。

家庭や自身の幸せのためにも、日頃から不況でも強い、キャリアを身につけ、高めていきましょう。
そのことが、今の企業等へ、貢献することにもなるのです。

2021年03月05日

それぞれの役を演じよう 956


演劇には、さまざまな役を、演じる役者が、登場します。
シェークスピアの劇1つとっても、王様、貴族、家来、召使い、商人、芸術家などいます。

ヒーローやヒロインが、名演技を演じても、周りの人たちなくして、演劇は、成り立ちません。
それぞれみんなが、劇に欠かせない、重要な役を、担っているのです。

ここで、イギリスのことわざを、紹介します。

「この世は、舞台。人は、みんなそれぞれの役を、演ずる」

このことわざは、「人は、それぞれ天から、その人にふさわしい仕事を、与えられている。それによって、社会は、成り立っている」ということを、教えています。

このことわざにあるように、世の中には、医者となって人命を救う人、教育者となって人を育てる人、警察官となって悪人を取り締まる人、サラリーマンとして社会に貢献している人など、さまざまな職種の人がいます。

生き生きしている人は、仕事を通して使命感に燃え、生きがいを満喫し、自己実現を果たすために、徹底してその役を、演じきっています。
あなたには、天から与えられた、あなたにふさわしい役が、必ずあります。

どんな役でも、世の中には、大切な役なのです。
そのことに気づき、それぞれの役を、熱演しましょう。

2021年03月04日

不安を与えない言い方をしよう 955


恋人と約束の場所で、待ち合わせを、していました。
早く着いて、待っているのに、相手から連絡が、ありません。
約束の時間が、過ぎるにつれて、何かあったのではないかと、心配します。

相手から、携帯電話で連絡があり、「困ったことが、起こった。ごめんなさい」と、連絡がありました。
連絡はあったものの、このような内容の連絡では、交通事故など大変困ったことが、起こったのではないかと、心配と不安が、増大します。
連絡する時には、慌てていたとしても、相手に不安を、与えない言い方が、大切なのです。

例えば乗っていた電車が、トンネルで急に、止まってしまったとします。
動き出す気配がないので、車内は、どんどんざわついてくるでしょう。
こんな時、どういうアナウンスがあれば、乗客の不安は、軽減するでしょうか。

①「原因はよくわかりません。運転再開の見通しも、立っていません」
②「この先で、信号機の故障が、ありました。復旧の見通しは、まだ立っていません」
③「この先で、信号機の故障が、ありました。再開には約1時間、かかります」

いずれの場合も、一斉に落胆や怒りの声が、上がるでしょう。
しかし、この中で実際に、もっとも不安を呼ぶのは、①です。
何も情報がない状態、何がどうなっているのか、わからない状態に、人は強くストレスを、感じるのです。

②は、原因はわかっても、どれくらい待てばいいか、わかりません。
時間の見通しがないので、イライラが、増します。
「運転手に、何かあったのだろうか?」「時間がかかりすぎるので、ひょっとしたら、大変なことが、起こったのかも」という、悪い予感も、ふくらんでいきます。

③は、原因と復旧の見通しは、わかっているので、心理的に安定し、乗客に不安を与えない、言い方なのです。
乗客は、信号機の故障と1時間を結びつけ、妥当だと考えるのです。

人は、中途半端な立場やハッキリしない状況に、置かれると、不安になります。
待ち合わせの連絡では、「忘れ物をして、家に取りに帰ったので、遅くなります。30分ぐらいで、待ち合わせ場所に、着くので、もう少し待ってて下さい。ごめんなさい」と相手に伝えれば、相手も気持ちを、リラックスして、待つことが、できるのです。

このように、相手に不安を、与えない言い方を、するようにしましょう。
常に相手の気持ちを、思いやることが、大切なのです。

2021年03月03日

「老人」より「朗人」になろう 954


「老人」とは、年寄りのことを、いいます。
この言葉は、古い、きたない、鈍い、のろい、元気がない、死にそう、説教くさい、愚痴っぽい、怒りっぽい、数分前のことも忘れる、同じことを何度も言う、昔の話しかしない、等々のマイナスイメージを、背負った言葉として、使われています。

このようなマイナスイメージを、持った「老人」になるより、もっといい言葉の「朗人(ろうじん)」になることを、おすすめします。
「朗人」とは、朗(ほが)らかな人のことです。

「老人」の中には、笑いを忘れ、年中苦虫を噛みつぶしたような顔を、した人がいます。
また、瞬間湯沸かし器のように、すぐに怒り出す、かんしゃく持ちの人もいます。
それでは、ストレスがたまって、体にはよくありません。

朗らかな人は、いつも明るく、よく笑顔で、笑う人です。
笑いは、ストレスを発散させ、老化を防ぎ、ボケを遠ざけます。
その上、人間関係を、明るくする潤滑油になります。

中国の言葉に、「一笑一若・一怒一老」があります。
読んで字のごとく、一回笑えば、それだけ若くなり、一回怒ると、それだけ老け込んでしまうのです。
日本にも「笑う門には福来る」という、似たことわざがあります。

「老人」になるより、ニコニコ笑顔を、明るく振りまく「朗人」に、なりましょう。
いつも明るく、笑顔を絶やさずに、暮らせたら最高です。

「朗人」は、明るいプラスイメージの人なのです。

2021年03月02日

この命にありがとう 953


歌手の竹内まりやさんが、「いのちの歌」のインタビューで、次のように、答えています。

「いのちの歌」の意味とは、【生かされていること、育ててくれた両親に、感謝するということ】に尽きます。
この曲は、日々感じている素朴な思いを、そのまま言葉にしたものです。
生きているということは、生かされていることだと、思うのです。

生きたくても、生きられない人がいる、ということを考えると、生かされていることにまず感謝しなければ、いけないということと、両親にも育ててもらえたことを、感謝することです。

なかなか普段は、言葉にできないのですが、歌だったら「ありがとう」と、言えるようなところもあります。
照れくさいですしね。

ここで、竹内まりやさんの想いが、つまっている「いのちの歌」の歌詞を、紹介します。

生きてゆくことの意味 問いかけるそのたびに
胸をよぎる 愛しい人々のあたたかさ
この星の片隅で めぐり会えた奇跡は
どんな宝石よりも  たいせつな宝物

泣きたい日もある 絶望に嘆く日も
そんな時そばにいて  寄り添うあなたの影
二人で歌えば  懐かしくよみがえる
ふるさとの夕焼けの 優しいあのぬくもり

本当にだいじなものは  隠れて見えない
ささやかすぎる日々の中に かけがえない喜びがある

いつかは誰でも この星にさよならを
する時が来るけれど 命は継がれてゆく
生まれてきたこと 育ててもらえたこと
出会ったこと 笑ったこと

そのすべてにありがとう
この命にありがとう

両親から授けられた、この命にありがとう。
命があるから、人との出会いや喜びが、あるのです。

どんな時も、感謝の気持ちで、生かされている命を、大切にしましょう。

2021年03月01日

ゆとりがある時に準備をしよう 952


仕事など、がむしゃらに、頑張る人がいます。
ずっと走りつづけると、途中で無理を、してしまいます。

そんな人は、少し休んで、時間のゆとりを、作りましょう。
そのゆとりで、まずはゆっくり、休みましょう。

さらに、時間があれば、これから先のことや、将来のことの準備を、しましょう。
ゆとりの時間というのは、非常に価値がある、時間でもあるのです。

西洋に、次のことわざが、あります。

「賢い人は、冬のあいだに、農具の手入れをする」

厳しい冬がやってくると、農民たちは、畑仕事が、できなくなります。
このとき、愚か者は、家の中で遊びほうけたり、1日中寝て過ごします。
賢い人は、農具のさびや汚れを落としたり、磨いたりするなどして、手入れに余念がありません。
そうすることによって、春になって畑を耕すとき、すぐに使えるからです。

転じて、このことわざは、「人生も同じで、不遇の時期、辛抱の時期、ゆとりの時期は、来たるべきチャンス到来に備えて、エネルギーを充電、強化しておくといい」ということを、教えています。

☆新しい人脈を、多く築いておく
☆専門知識や技術を、吸収しておく
☆語学をマスターしたり、資格を取っておく
☆今までの仕事内容を、振り返ってみる
☆これからの取り組みに関する情報を、収集しておく

このようなことで、エネルギーを充電、強化しておくと、いいでしょう。

人それぞれ農具は、違うのです。
自分にとっての農具は、何かをまずキチンと、認識しましょう。

そして、ゆとりがある時に、準備をしておけば、いつか必ず、それが功を奏する時が、やってくるのです。

2021年02月28日

天才は数で勝負 951


あなたは、日々努力を、しているでしょうか。
努力の数は、数で示すことが、できるのです。

○野球で勝つために、毎日バットの素振りを、500回した。
○新商品の開発のために、試作品を、30個作成した。
○受験勉強で、1週間でノート50ページを、使ってしまった。
○新車購入してもらうために、お客様宅を、10回訪問した。
○プレゼンの資料の完成に、資料を15回練り直した。

このように、数でハッキリと、努力の程度が、わかるのです。
数が、大きければ大きいほど、努力が大きく、成功に近づきます。

ここで、天才の共通点を、紹介します。

ピカソが、生涯に描いた作品の数は、14万8000点とも、言われています。
ピカソの画家人生は、16歳で画家デビューしてから、死ぬまでの75年間と、言われているので、75年間1日も休まず、1日1枚描いても、2万7393枚。

つまり1日5作品以上のペースで、描き続けていたことが、わかります。
ひょっとしたら、ピカソは人類史上、最も多くの絵画を、描いたのかもしれません。
ちなみに、漫画家の手塚治虫さんが、生涯に描いた作品数は700点以上、約15万枚なのです。

ところで、ゲーテが1人の女性、シャルロッテに宛てたラブレターが、残っています。
その数、なんと約1800通なのです。
ゲーテは、ラブレターを書きまくるうちに、文章が上手くなったのかもしれません。

「天才は数」なのです。
数のみが、質を生むのです。
それだけの数をこなせるほど、情熱的に絵や漫画などが、好きだったからこそ、天才になれたのでしょう。

何事も上手くいくかどうかは、「数」で、勝負なのです。
誰でも今以上に、「数」を多くすれば、今以上の成果を、手に入れることが、できるのです。

2021年02月27日

古い自分を変えてみよう 950


まわりの人は、新しいことに挑戦しているのに、自分は古いままで、取り残されている。
このように、今の自分は、古すぎると、思ったことは、ありませんか。

そんな人は、古い自分を変えて、新しいと自分と、出会いましょう。
人は、どんどん新しく、進化していいのです。
古い自分と決別して、新しい自分に、生まれ変わって、いいのです。

時代は刻々と、変化し続けています。
時代の流れと共に、自分も大きく、変えていきましょう。

ここで、明治維新の立役者、坂本龍馬が、いかに古い自分を、変えていったかを、紹介します。

264年間続いた、江戸幕府を倒した、坂本龍馬には、こんな逸話が、残っています。
当時、土佐藩では、長刀が流行していましたが、龍馬は短刀。
「なぜ短刀なのか?」と、友人が聞くと、「実戦では、短い刀のほうが、取り回しがよいから」と、龍馬は答えました。

友人は、さっそく短刀を差し、龍馬に会いに行くと、彼は懐から拳銃を出し、「銃の前には刀なんて、役に立たない」と、言いました。
納得した友人は、拳銃を買い求め、再び彼に会ったところ、龍馬は、何と言ったか?
万国公法(国際法)の洋書を取り出し、「これからは、世界を知らなければならない」

龍馬は、まず土佐藩を脱藩し、自分を縛っていたものから、脱出しました。
そして、日本初の株式会社となる、亀山社中・海援隊を結成し、貿易をはじめます。
「鎖国」という枠の中で、暮らしていた時代に、龍馬は自由の身になり、異国の智恵を、取り入れたのです。

龍馬は、視野が違った。
見えている景色が、圧倒的に違ったのです。
だから世の中の流れが、見えた。
古い自分を捨て、新しい自分に、なり続けたことで、倒幕ができ、明治維新が、できたのです。

龍馬のように、古い自分を変えるためには、どうすればいいのでしょうか。
それは、「出会う」ことです。

「こんなふうに、生きている人が、いるのだ」「こんな考えが、あるのだ」と、自分の常識を、蹴飛ばしてくれる異邦人と、出会うことです。
直接出会うことだけでなく、テレビ・インターネット・携帯電話等を通して、出会うこともいいのです。

異邦人は、教えてくれます。
自分は、こんなに狭い価値観に、縛られていたのかと。

そこに気づくと、自ずと古い自分が、変わっていくのです。

2021年02月26日

7つの福マメで運がつく 949


運がいい人は、行動力があります。
そして、運がつくような動きをしたり、気配りをしたりします。

何に対しても動かない、気配り等ない人では、運がつくわけがありません。
では、具体的にどうしたら、運がつくのでしょうか。

ここで、福富太郎さんの「マメな奴には運がつく」という本に、書かれていた「7つの福マメ」を、紹介します。

第1のマメは、「足マメ」です。

理屈を言ったり、座って人に指図をするのでなく、必要なことは、どこにでも、誰のところにも、何回となく足を運ぶ。
その誠意とねばりが、いい結果を、もたらします。

第2のマメは、「口マメ」です。

口うるさく喋るということでなく、相手といい人間関係を結ぶために、挨拶の言葉は、惜しまずに、かけることです。
「おはよう」「お疲れ様」「ありがとう」、人間関係の潤滑油と言われる挨拶言葉は、「口マメ」でなければいけません。

第3のマメは、「耳マメ」です。

人の話を、よく聞くことです。
話し上手は聞き上手、といわれるように、話をするよりは、人の話をよく聞く人は、相手から好意を、持たれます。

第4のマメは、「筆マメ」です。

字の上手、下手を気にする必要は、ありません。
ハガキでも手紙でも、できるだけ多くマメに、出しましょう。
1枚のハガキにしたためた、自分の思いや感謝の気持ちなどが、深く相手の心を、動かすのです。

第5のマメは、「手マメ」です。

人の話を聞いていて、これはと思うところは、すぐにメモを、取りましょう。
タバコを吸おうとしている人に、すぐライターの火を、つけてあげましょう。
このような手を使った気配りを、すぐに実行に、移せるようになりましょう。

第6のマメは、「金マメ」です。

お金を貯めるにしろ、稼ぐにしろ、大きいことを狙わずに、コツコツと小さなことを、マメに積み上げていきます。

第7のマメは、「人マメ」です。

人のために一生懸命、マメにやることです。
人の世話もしないで、自分本位というのでは、絶対成功は、あり得ません。

この7つの福マメを、進んで実行しましょう。
行動の結果として、必ずあなたに運が、ついてくるのです。

2021年02月25日

どんな相手にも誠意を持って教えよう 948


人の上に立って、指導的な役割を持つ人は、人を教えるのが、上手です。
逆に人を教えるのが、下手な人は、なかなか指導的な役割を、持つ人にはなれません。

教え方が、上手な人と下手な人では、どのような違いが、あるのでしょう。
教え方が、下手な人は、相手の能力や人間性を疑って、教え方の力を、抜いてしまうのです。
教え方が、上手な人は、誰に対しても、誠意を持って、全力で教えるのです。

教え方が、上手な人は、次のように誠意を持って、教えます。

☆相手が物覚えの悪い、不器用な人であっても、手を抜かず、有能な人を相手に、教えるのと同じように、力を入れて教えます。
☆相手が経験の浅い、新入社員であっても、いいかげんな教え方をするのではなく、自分の上司に教えると思って、敬意を持って、詳しく教えるのです。
☆相手が考えの浅い人であっても、バカにするような教え方を、するのではなく、深い考えを持つ人に、教えるのと同じように、真剣に相手と向き合って、教えるのです。

相手は、「この人は、真剣に教えようとしているのか、それとも、こちらをバカにして、いいかげんに教えようとしているのか」は、ハッキリわかるのです。
当然、真剣な態度で、誠意を持って、教えてもらえば、相手はそれに応えようと、真剣に学び取るのです。
教えることで、大きな効果・成果が、見られるのです。

いいかげんな教え方をされれば、相手はいいかげんにしか、学びません。
これは教える側、教えられる側、双方によくないことです。

どんな相手にも、誠意を持って、教えましょう。
すると、自然とお互い同士の信頼関係も、高まるのです。

2021年02月24日

人生をもっと楽しもう 947


皆さんは、自分の人生を、楽しんでいますか。
楽しんでいる人は、もっと楽しみましょう。
楽しんでいない人は、ぜひ楽しみましょう。

人生を楽しむかどうかは、あなたしだいなのです。
楽しもうとする人は、明るく幸せな日々を、過ごすことが、できるのです。

ここで、イタリア人のことを、紹介します。

「人生は2度とない。人生を豊かに、楽しもうじゃないか!」
イタリア人は、好んでこの言葉を、使います。

「マンジャーレ、カンターレ、アマーレ!」、つまり、「食べて、歌って、恋をして」を合言葉に、人生を謳歌しているのが、イタリア人なのです。

明るい太陽と青い空、地中海に囲まれて、オリーブ、トマト、ワインを使った、イタリア料理。
ミケランジェロやレオナルド・ダ・ビンチ、ボッティチェリの絵画や彫刻、ロッセリーニやヴィスコンティといった映画の名匠。
ミラノファッションは、パリをしのぐ盛況ぶり。
風光明媚な観光地と、ローマを中心とした文化遺産。

イタリア人のおおらかな「人生讃歌」は、この風土が土台と、なっているのです。
人生を笑顔で、明るく、生き生きとして、楽しんでいるのです。

日本人は、真面目で勤勉な、国民性が、あります。
それは、大変いいことですが、もう少し心を、リラックスしましょう。

イタリア人のように、気持ちを楽にして、人生をもっと、楽しみましょう。
楽しみを見つけ、心から楽しむ、遊び心も、必要なのです。

2021年02月23日

最高の名医は自分自身 946


若いころは、体が元気で、病院にお世話になることが、少ないです。
しかし、しだいに中年から、老年になってくると、少しずつ体が衰え、病院に行くことが、多くなります。

高齢者になると、いくつかの病院に、お世話になり、多くの薬に、頼ってしまう人も、多くいます。
薬に頼りすぎると、心配なことは、薬の副作用に、悩まされる場合もあります。

「生活習慣病」の最高の名医は、自分自身だと、言われます。

生活習慣の積み重ねで、病気になった以上、その習慣を、改善する気がなければ、どんな名医でも、完全に治すことは、できないのです。
健康管理は、自己管理であって、自分の体をよくするのも、悪くするのも、自分自身です。

それに、もう1つ大事なことは、病気になっても、人間には、自然に備わった快癒(かいゆ)力、復元力があります。
これは、年齢には、関係ありません。

医学博士の斎藤茂太氏は、こう言っています。

「アメリカの現代医学が、自信を持って治せる病気は、全体の2割で、あとの8割は、治らないということでなく、医者と患者の信頼関係が、うまく築けたとか、患者自身も生活習慣の改善に、努力したとか、患者自身の治りたい、という気持ちに、自然の快癒力が、加わったとか、いろいろな要素の組み合わせによる。必ずしも高度医療技術のせいではない」

このことは、アメリカの医学界だけでなく、日本の場合も、同じでしょう。
自分自身の自然の復元力に、期待しましょう。

すると病気の回復が、早まることもあるのです。
最高の名医は、自分自身なのです。

病院の薬ばかりに、頼りすぎず、自分の復元力を、もっと信頼しましょう。

2021年02月22日

掃除で部屋と心がキレイに 945


掃除を頑張った女性は、次のような話をしました。

お掃除って、すごい効果があるんです!
取りあえず「3年使っていないもの」を、思い切って処分しました。

すると、部屋だけではなく、気持ちもすごくすっきり安定し、心療内科からもらっていた安定剤が、必要なくなりました。
今では、新しい事をはじめようと、習い事のスクールの情報集めを、しています。

このように掃除することで、気持ちが前向きに、変わってきます。

ここで、熊本日々新聞掲載、女子中学2年生の「自分の部屋を隅々まで掃除」を、紹介します。

みなさんは自分の部屋を隅々まで、掃除したことはありますか。
私は学校が休みになり、その間で自分の部屋をきれいにしようと思いました。

まずプリントがたくさん落ちていて、足場がなかった床をきれいにして、プリントも捨てました。
次は、机をきれいにしました。
弟の机にもプリントがたくさんあったけど、思い切って捨てました。

その次はふとん、カーペットを外に出して天日干しして、その間にソファーの上と下や、たなの上の物をだんしゃりして、とてもすっきりしました。
ソファーも外に出して、消臭スプレーをかけました。

昼ご飯を食べた後、ソファーを中に入れて、子ども部屋ではなく、リビングに置きました。
そしたら子ども部屋が広くなりました。
床がとてもほこりだらけだったので、掃除機をかけました。

次の日は窓の掃除です。
みぞや窓の近くに湿気が多かったりして点々とカビもあり、気持ち悪かったです。
でもみぞの掃除をするとき、スルーッと汚れが落ちていき、とても気持ちよく楽しかったです。

掃除をした分、自分の物がいろいろと出てきて、自分の机はまた山のような状態になってしまいましたが、もよう替えもできたし、部屋もきれいになったので、よい休みでした。
みなさんも、休みの日に掃除はどうですか。

女子中学生は、休みを利用して、部屋の大掃除をしました。
時間はかかりましたが、いらない物を捨て、部屋がとてもキレイに片付き、もよう替えもできました。

良かったのは、それだけではありません。
心も気持ちよくなり、キレイになりました。

掃除は、幸運を呼び寄せる力が、あります。
たまには、時間を見つけて、進んで掃除を、しましょう。

きっといいことが、起こり出すでしょう。

2021年02月21日

「忘却」は生きる知恵 944


人は、いろんなことを、忘れるようになり、困ることがあります。

○高齢になると、よく物忘れするようになる。
○急いでいたので、あの人に言おうとしたことを、ど忘れした。
○買い物に行ったけど、買おうと思っていた品物を、思い出せない。

こんなことなど、悪いことが、起こります。
しかし、忘れることは、悪いことばかりでは、ありません。

現代深層心理学の父・フロイトは、次の名言を、残しています。

「忘却は、人間の最大の能力である」

哲学者のニーチェは、次の名言を、残しています。

「忘却は、よりよき前進を生む」

「忘却」は、困ることではなく、いい方向に活用できる、生きる知恵なのです。

そこで、忘却を生かして、次のことを、忘れましょう。

☆過去の嫌なこと
☆過去の不愉快なこと
☆過去の恨み
☆失敗したこと
☆失恋したこと
☆名誉や地位のこと
☆老いていくこと
☆病気のこと
☆死が近づくこと

このようなマイナスなものを、積極的に忘れるように、努力しましょう。
忘却することで、人にとって、大きな救いに、なります。

思いっきり、忘れ去って、明るく幸せに、生きましょう。

2021年02月20日

人生を2度生きる 943


人生を、何か1つのことに熱中し、最期まで生き抜く人がいます。
俳優、芸術家、伝統工芸家などがいます。

人生を、何か1つのことに打ち込み、命が尽きるまで、好きなことを、やり続けます。
大変幸せな生き方だと、思います。

会社や工場などに、勤めている人は、定年退職まで1つの仕事のことに、夢中になります。
しかし、定年退職後は、これといって夢中になることもなく、好きな趣味をしたりして、なんとなく過ごす人が、多いように思います。

せっかくの人生ですから、思い切って人生を、2度生きたらどうでしょうか。
ここで、「人生二毛作」を実践した、伊能忠敬のことを、紹介します。

伊能忠敬は、幕末に実測による正確な「日本地図」を、つくり上げた最初の地理学者です。
忠敬は1745年、上総国(かずさのくに)小関村(現千葉県山武郡九十九里町)に生まれ、18歳のとき下総国(しもうさのくに)佐原村(現千葉県佐原市)の伊能家の婿に入った。
伊能家は、酒造業を営む名家ではあったが、没落寸前だった。
忠敬は、江戸で薪(まき)問屋を開き、その利益で伊能家を、再建した。

49歳で長男に、家督を譲り、江戸に出て、好きな天文・測量の勉強を始めた。
55歳のとき、幕府から蝦夷地(えぞち)南東海岸の測量を命じられ、このときつくった彼の地図が、非常に正確であったことが評判になり、以来16年間、73歳で亡くなるまで、日本全国の地図測量の仕事に、専念した。

彼が歩いた距離は、地球1周より長い、と言われる。
日本にやってきた英国艦隊が、彼が作成した地図を見て、その正確さに驚き、持参した地図を修正した、というエピソードが、残っている。

このように伊能忠敬は、「人生二毛作」を実践し、最期まで幸せに生きたのです。
人生を2度生きることは、誰でもできるのです。

積極的に2度目の人生に、挑戦していきましょう。
もちろん3度目・4度目の人生も、いいのです。

自分の夢や好きなことのために、人生の終わりまで、精一杯楽しんで、生きましょう。

2021年02月19日

昼と夜の気持ちのコントロール 942


忙しい毎日で、朝から晩まで仕事を、頑張る人がいます。
仕事が終わって、家に帰ってからも、仕事のことで、悩む人がいます。
なかには家に、仕事を持ち帰って、家でも仕事をする人がいます。

これでは、昼も夜も気持ちは、仕事のことばかり、向いています。
気持ちの上手なコントロールができず、ストレスが、たまるばかりです。
身も心も、疲れ果ててしまいます。

ここで、江戸時代の忠七の話を、紹介します。

江戸の四谷に、忠七という飴屋がいた。
朝から晩まで、飴づくりに励んで、金もかなり貯まるようになった。
近所の連中は、ねたみ半分、「あれは早死にするよ」と、陰口をたたいたが、本人は老いてますます元気。
みんなが不思議がり、忍びの者を頼んで、彼の夜の生活を探らせた。

忠七は、店をしまうと、風呂屋に行き、帰ると、昼間の仕事着を脱ぎ、黒羽二重の家紋のついた立派な着物に着替え、黒ビロードの大座布団に座って、極上にタバコをゆっくり吸い、それから夕食の膳を楽しみ、終わると隣の寝室に移る。
その夜具も立派で、殿様が使うようなものだったという。
一夜明けると、また元の仕事着で、働き始める。

忍び込んだ男は、頭をかかえ、忠七にすべてを告白し、その理由を聞いた。
「仕事は楽しいですが、また厳しいものです。どこかで気分転換しなければ、長くは続けられません。せめて夜だけは、ぜいたくして、身も心もくつろぐように、しているのです」

忠七は、江戸時代において、80余歳の長寿を、まっとうすることが、できました。
その長寿に、驚かされます。

忠七の長寿は、若い時から、昼と夜の気持ちのコントロールが、できていたからでしょう。
そのせいで、ストレスが解消され、毎日が身も心も、充実していたのです。

昼と夜の気持ちを切り替え、上手に身と心を、コントロールしましょう。
必死に頑張る時は、頑張る、ゆっくりする時は、ゆっくりする。

昼と夜で、メリハリをつけ、見事な気分転換を、しましょう。

2021年02月18日

たくさんの許可を持っています 941


アメリカ人は、「人の目を、気にしない傾向」が、強いといわれます。
日本人を含む東アジア人は、「人の目を、気にする傾向」が、強いといわれます。

アジアは、調和を重んじる社会です。
目立たず、皆とおなじように、ふるまうことが、秩序のために、大事にされてきました。
だから、人と自分をよく比較し、人と同じように、行動することが、重視されてきました。

しかし、調和を重んじすぎることで、失ってしまうことが、あるのです。
それは、人の目を気にしすぎて、正直に『自分らしさ』が、出せなくなっているのです。

ここで、アメリカの小学校美術教師が、子どもたちに、プリント配布した「許可証」を、紹介します。

何でも知らないことに、挑戦しても、OKです。
間違っても、OKです。
じっくり時間をかけても、OKです。
あなた自身のペースでやっても、OKです。
あなた自身のやり方でやっても、OKです。

失敗しても、OKです。
次の失敗を恐れず、成功するために。
ばかげているように見える、リスクを冒しても、OKです。
独自のこと、人と違ったことをしても、OKです。
心の準備が、できるまで待っていても、OKです。
安全に気をつければ、実験しても、OKです。

「どうしてこんなことを、すべきなのか?」と、疑問を持っても、OKです。
あなたであること自体が、特別なのです。
あとできれいにするなら、まわりを散らかしても、かまいません。
創造的な事を、するときには、まわりが散らかるものです!

人は、このように、たくさんの許可を、持っています。
たいていのことを、自由にやっても、OKなのです。

人の目を、気にしすぎないで、もっと正直に『自分らしさ』を、表現しましょう。
人には、自由に生きられる権利と、知恵があるのです。

2021年02月17日

「カレンダー○×法」で幸せを見つけよう 940


皆さんは、日々の生活の中で、幸せと感じることが、ありますか?
感じるとしたら、どんなことで幸せを、感じますか?

こんなことを聞かれも、返答に困ってしまう人も、いるかもしれません。
慌ただしい毎日を、過ごしていると、幸せと感じることが、少ないかもしれません。
どんなことで、幸せを感じるのか、自分自身が、よく分かっていないのです。

そこで、もっと自分の幸せを、見つけるために、「カレンダー○×法」を、紹介します。

やり方は、簡単です。
カレンダー、手帳、メモ帳のどれかを、用意します。
毎日、寝る前など、1日の終わりに、今日はいい日だったかどうか、振り返ります。

そして、幸せな日だったら○、不幸せだったら×、中くらいだったら△を、カレンダー等に書きます。
できれば、その理由を簡単に、書き添えておきます。
これを1ヶ月程、毎日繰り返すだけです。

実践したある人は、自分の結果を振り返り、次のように、話しています。

自分の幸せというのは、何か新しいことを、思いついたときや、新しい仕事上の成果を、上げたときに、訪れると思っていました。
これまで何十年も、生きてきた経験から、自分のことは、わかっているだろうと、思っていました。

ところが、カレンダー○×法をやってみると、自分の考えは、間違っていたことに、気づかされました。
○がついたのは、新しく面白い人に会った、何かで誰かと意気投合した、誰かといっしょに何かをはじめたなど、対人的な幸せばかりだったのです。
対人的な喜びの日に、「今日はいい日だった」と、強く感じていたのです。

ある人以外にも、自分は意外と、△が多いということに、気づいた人もいました。
○だらけで、嬉しかった、という人もいました。
自分の幸せに対する見方が、よくわかった、という人もいました。

「カレンダー○×法」で、自分の幸せを、見つけてみましょう。
自分の本当の喜びや楽しさなど、新しい発見が、あることでしょう。

2021年02月16日

自然の小さな美しさや面白さ 939


春の朝、散歩をしていると、静まりかえった中に、「ホーホケキョ」と、ウグイスの鳴き声が、聞こえてきます。
鳴き声の方を見ても、ウグイスの姿は、見えません。
しかし、「ホーホケキョ」という鳴き声が、何故か心に、染み渡ります。

春という季節の清々しさ、ウグイスの鳴き声の美しさ、姿が見えないウグイスの面白さを、心に感じます。
そんな時は、朝から気持ちが、明るくなり、幸せな気分になります。

江戸時代の俳人に、松尾芭蕉(ばしょう)がいます。
質素な生活をし、自然や人の面白さ、おかしさを俳句や紀行を通して、表現した人です。

次の有名な俳句を、2つ紹介します。

枯枝に鳥のとまりけり秋の暮

古池や蛙(かわず)飛び込む水の音

「ある秋の夕暮れ、枯れ枝に、カラスが止まったよ」と、いうだけです。
「古い池に、カエルが飛び込んで、水の音がしたよ」と、いうだけです。

しかし、どちらにもそのシンプルさの中に、カラスやカエルが、静寂の中で動く、鮮やかさが、描かれています。
ガサガサっという枝の音、ボチャッという水の音が、聞こえてきそうです。

ワサワサと揺れる、枯れ枝の動きや、丸く広がる波紋の形が、目に浮かぶようです。
静かな世界の中の、小さな物語の面白さが、あります。

美しさや面白さ、おかしさを繊細に感じ、幸せな気分が、静かに伝わってきます。
松尾芭蕉は、小さな美しさや面白さを、見つけて楽しむ、達人なのです。

自然の中には、無限の小さな美しさや面白さが、あります。
私たちも、小さなことを、愛でる心を持ち、自然を楽しみたいものです。

2021年02月15日

「フッとした心の動き」を感じよう 938


人生の差は、スタートの差なのです。
何かを達成できない人は、スタートが遅くて、間に合わないのです。
一方達成できる人は、スタートが早くて、間に合っただけなのです。

誰よりも早く、スタートするためには、ほんの小さな心の動きを、キャッチしなければ、いけません。
心の動きを、いち早く感じられるかどうかで、決まるのです。

たとえば、知り合いが、髪を切った場合。
他の人が「髪の毛、切った?」と言って、「あ、私も気づいていたのに!」と、思うことがあると思います。

これは「髪の毛を切った」と、心が動いているのに、それを認識できていないのです。
「フッとした心の動き」を、感じることができれば、誰よりも早いスタートを、切ることができるのです。

☆タバコを持って、何かを探している人を見ると、ライターを探していると、感じましょう。
☆雑誌をパラパラ見ていて、気になったページのあることを、感じましょう。
☆散歩をしている時に、仕事のアイデアが、ふとひらめいたことを、感じましょう。
☆男女が多く集まったパーティーで、ふと心に惹かれた人がいることを、感じましょう。
☆テレビの宣伝を見ていて、とてもいい商品だと、ピンときたことを、感じましょう。

このように、フッとした心の動きを、感じることができれば、スタートすることができます。
「心のさざ波」を、敏感になって、キャッチできれば、素速く行動に、移すことができます。

他の人より、早く感じる能力が高まれば、他の人より、達成できることが、増えてきます。
「フッとした心の動き」を、感じる感性を、さらに高めていきましょう。

2021年02月14日

遊び心を大切にしよう 937


子どもたちは、砂遊び、鬼ごっこ、トランプ、テレビゲーム、カードゲームなど、いろんな遊びを、夢中になってします。
何事にも好奇心旺盛で、遊び心いっぱいです。

しかし、大人になると、しだいに遊び心が、なくなっているような人がいます。
大人になっても、遊び心は、とても大切な心なのです。

○知り合いから、「楽しいゲームがあるから、一緒にしよう」と、声をかけられても、「そんなゲームなんか、興味ありません」と、断る人がいます。
☆遊び心を、持った人なら、「どんなゲームか、楽しみだ。ゲームが一緒にできるのを、楽しみにしているからね」と、喜びます。

○友だちから「あなたは、もっと明るい色の服が、似合うよ」と、アドバイスをうけても、「自分は、モノトーンの服しか、着たくないの」と、返事をする人がいます。
☆遊び心を持った人なら、「今までモノトーンの服しか、着なかったけど、今度明るい色の服に、挑戦してみます」と、明るく返事をします。

○職場の同僚から、「近所に料理が美味しい、レストランができたので、一緒に行かない」と、誘われても、「そんな所に行くより、早く家に返りたいの」と、断る人がいます。
☆遊び心を持った人なら、「ぜひ一緒に、行きたい。今まで食べたことのないような美味しい料理を、食べたい」と、嬉しそうに、返事をします。

○姉から、「いつも同じ曲ばかり、聴かないで、流行のポップスなども、聴いてみたら、変化があって、楽しいよ」と、言われても、「聞き慣れた曲が、楽しいの」と、反発する人がいます。
☆遊び心を持った人なら、「新しい曲も、変化があって、楽しいかも。流行のポップスを、何曲か聞いてみるね」と、素直にやってみます。

遊び心を持った人は、あちらこちらに、アンテナを張って、いろいろなことに、興味を示します。
許容範囲の広い人で、誰とでも色々な話題で、会話ができます。
人の話に耳を傾ける、キャパシティがあり、理解力がある人です。

遊び心を、大切にしましょう。
遊び心が、心を大きく広げ、思考の柔軟性を持ち、見識もさらに、開けてくるのです。

2021年02月13日

しつこくない人が好かれる 936


好きになった人がいると、その人のことを、すべて知りたいと、思います。
大きなことから、些細なことまで、知りたくなるのが、人情です。

○「あの人は、何が好きで、何が嫌いなのだろう?」
○「あの人の家族は、どんな人だろう?」
○「私と会っていないとき、あの人は何を、しているのだろう?」
○「どのくらいの給料を、貰っているのだろう?」

このようなことなどを、何でも知りたくなるのです。

例えば、電話をしたとき、その人が電話に、出なかったら、「どうして電話に、出ないのだろう」と考えて、気が気でたまらなくなります。

このような気持ちは、よく分かります。
そこまでは、いいのですが、かといって相手に「昨日どうして、電話にでなかったの?」「私の電話より、大切なことがあるの?」「誰かと、会っていたの?」と、尋ねてしまうことは、いかがでしょう。

もし相手が「友だちといたよ」と返事をすると、「友だちって誰?」「まさか女の人」「もっと詳しく、教えて?」と、矢つぎばやに、問い詰めるようでは、相手は、『しつこいな!』と思い、尋ねられることに、うんざりしてしまうでしょう。

このようなしつこい人は、好かれるどころか、間違いなく、嫌われる運命に、あるのです。

ストーカーという言葉が、あります。
好きな相手を、必要以上に、追い回す人のことです。
ストーカーは、相手から嫌われ、時には犯罪者に、なってしまいます。

では、しつこくない人は、どんな人でしょう。

☆しつこくない人は、相手のことを、急いで知ろうとしません。
☆しつこくない人は、相手の自由な行動を、認めています。
☆しつこくない人は、相手のことを、信頼しています。
☆しつこくない人は、相手の秘密を、知ろうとしません。
☆しつこくない人は、相手に疑いを、かけたりしません。

しつこいことで、相手から喜ばれることは、ありません。
しつこくない人は、相手から好かれ、頼りにされるのです。

相手のことを、少し知らない方が、相手がより魅力的に、思えるのです。

2021年02月12日

子育ては悩みの連続 935


親であれば、子どもに対して、次のような願いを持つ人が、多いでしょう。

○自分の子どもを、大切に育てたい。
○一人前の大人に、育って欲しい。
○自分以上の立派な人に、なって欲しい。
○しっかり勉強・運動して、手に職を身につけて欲しい。

このような願いを持ち、親は子育てに、励みます。
しかし、親の願い通りにならないのが、子育ての難しさなのです。

子どもが親の言うことを聞かない、子どもが親に心配ばかりかける、子どもが親に反抗的な態度を取る、など思うようにいかないことが、多いのです。

ここで、熊本日々新聞掲載、63歳主婦の「子どもと共に少しずつ成長」を、紹介します。

息子が20歳になった時、私は彼に謝った。

私はいつも理想的な良い母親でいたわけではなかった。
怒鳴ったこともある、ひどい言葉を浴びせたこともある。
ちゃんと育っているのだろうか?
どうして言うことを聞いてくれないの?
不安で不安でたまらない心があふれ出し、怒りが姿を現したこともあった。

「ごめんなさい」と頭を下げた私を「完璧な母親なんていないよ。母さんがおれを一生懸命育ててくれたことは分かっている」という息子の言葉が包み込んだ。
20年という時間を経て、ようやく自分の子育てを振り返り、素直に認めることができた瞬間だった。

出産したからといって、すぐに母親としての度量が備わるわけではない。
子どもと共に時を刻み、失敗を繰り返しながら、わが子の成長と同じように少しずつ母親へと成長していくのだと思っている。

あれから7年あまり。
今年はもう1人、私を「おかあさん」と呼んでくれる人が息子に寄り添っている。
「母の日」は、私を母親にしてくれた息子に感謝する日でもある。

親にとって、子育ては、悩みの連続なのです。
子育てに悩みがない人は、1人もいないでしょう。

悩みながらも子どもと共に、少しずつ成長していくのです。
そして、子どものおかげで、良き母親・父親になっていくのです。

2021年02月11日

何をやってもツイている人 934


何をやっても、ツイている人がいます。
ツイている人は、運の強いものがあります。

○お金に、不自由しない
○友だち関係が、良好である
○食べ物に、困らない
○会社の仕事が、順調である
○好きなことが、楽しくできる
○家庭が、円満である

このように、何をやっても、ツイています。
では、どうしたら自分に、ツキをもたらすのでしょうか。

それは、「自分は、何をやっても、ツイている」と、思い込ませることです。

朝、寝坊して、駅まで走って、電車に間に合ったら、「走るハメになって、まいったなぁ」ではなく、「何とか間に合った。あぁツイている」と、思うことです。
何かでトラブルが、あった時に、大事にならずにすんだら、「トラブルに強くて、ツイている」と、思うことです。

恋愛関係でも、何をやってもツイていると、思いましょう。

☆好きな人がたくさんいて、1人に絞りきれない人は、恋愛のチャンスに恵まれていて、ツイている
☆好きな人が、なかなかできない人は、本命に出会えるチャンスを持っていて、ツイている
☆好きな人の会社や自宅が、自分の家や会社の近くだったり、沿線が一緒であれば、もうツイている
☆好きな人の趣味や好きな物が、自分と似ていれば、話が合うので、すごくツイている
☆好きな人が、自分にしてくれる親切や笑顔に対しても、相手が好意を抱いていて、最高にツイている

何をやってもツイていると、思い込んでいる人は、このように思うことが、できるのです。
そして、物事がいい方向に、いい方向に、進んでいくのです。

簡単なことなのです。
何をやっても、ツイている人は、自分はツイていると、信じているだけなのです。
ぜひ自分は、何をやってもツイている人だと、強く思いましょう。

2021年02月10日

4つの心の葛藤を知ろう 933


ストレスの原因の1つに、心の葛藤(かっとう)が、あります。
2つの選択肢の間で、いわゆる『板ばさみ』の状態に、なることによって、引き起こされます。
これを心理学的には、『心理的葛藤』と、言います。

たとえば、試験勉強をしなければならない、ということと、テレビゲームをしたい、ということは、両立して同時に、実行することは、できません。
勉強しなければ、テストの点数が悪く、成績が落ちてしまうので、それは避けたいと、考えます。
しかし、テレビゲームで遊ぶのは、楽しいことなので、どうしてもやりたいと、考えてしまいます。
このような悩ましい状況において、ストレスを、感じてしまいます。

心理的葛藤には、次の4つが、あります。

☆自立と依存の葛藤

仕事などで、成果を出すために、自分だけの力で頑張るぞ、と考えているに、同時に、誰かに助けてもらいたいと、思ってしまう。

☆親密と孤独の葛藤

好きな人と、もっと仲良くなりたい、と思うと同時に、自分自身について、明け透けに全てを、さらけ出すことには、抵抗を感じてしまう。

☆協力と競争の葛藤

会社で同期の仲間は、いっしょに協力して、仕事をする頼れる仲間であるが、同時に、仕事の成果や出世の上では、ライバルとなって、競争することになる。

☆衝動性と道徳性

部下が、大きな失敗をした時に、上司として、部下の失敗をカバーすることが、大切だと分かってはいるのに、カットなって、部下を大声で、怒りたくなってしまう。

このように、4つの心理的葛藤が、あります。

しかし、心配しなくても葛藤は、誰にでも、起こるのです。
葛藤は、自分自身の心の正直な声でも、あるのです。

その時その時で、自分の正直な声に従って、前に進めば、いいのです。
悩みすぎるから、ストレスを、感じてしまうのです。

4つの心の葛藤を、知ることで、心の板挟みと、上手につき合って、いきましょう。

2021年02月09日

乗り越えられる試練しか与えない 932


大変厳しい状況に、出会います。
そんな時は、「運が悪かった」「どうして自分ばかり」と、自分の人生を、恨みたくなります。

そんな状況が、長く続くと、「もうダメだ」「自分には、どうしようもない」と、自信をなくし、投げやりな気持ちに、なります。
さらにひどくなると、「あの人のせいで、こうなった」と、人のせいに、したりします。

そのように考えても、何の解決にも、なりません。
後ろ向きの考え方であり、マイナスのエネルギーで、いっぱいになります。
いいことは、何1つありません。

そこで、「神様は、その人が、乗り越えられる試練しか、与えない」と、前向きに、考えてみましょう。
意味があって、その試練が、自分のもとに、降りかかってきているのです。

ある女性は、不妊治療の末に、授かった子どもを、流産で失ってしまいました。
悲しくて、失った子どもに、申し訳なくて、自分自身を、ひどく責めました。

仕事を続けていたから、流産したのかもしれないと考えると、妊娠中に自分に、ハードな仕事を命じた上司を、憎いと思うように、なりました。
こんなに辛い思いをするくらいなら、不妊治療をやめたいと、考えました。

そんな彼女に、力を与えたのが、「神様は、乗り越えられる試練しか、与えない」という、友人の言葉でした。
それを聞いた彼女は、「悲しみや怒りの感情に、飲み込まれては、いけない」と考え直し、不妊治療を、再開しました。

そして、翌年、元気な赤ちゃんを、産んだのです。
彼女は、言いました。
「1度失っているから、ますますこの子を、大切に育てようと思います。今では、あの流産も、自分にとっては、意味のある経験だったと、思います」

「神様は、乗り越えられる試練しか、与えない」、この言葉は、大きな希望と勇気を与えてくれます。
そして、試練には、必ず秘められた重要な意味が、あるのです。

前向きな考え方で、試練を元気に、突破していきましょう。
あなたなら、必ずできるはずです。

2021年02月08日

明るい笑顔で人に好かれよう 931


運がよくなるためには、人間関係が、よくなることが、大切です。
それは、人が幸運やチャンスを、連れてくるからです。

人間関係が、よくなるには、人に好かれることが、大切です。
では、人に好かれるには、どうしたらいいのでしょう。
それは、「いつも明るく笑顔でいる」と、いいのです。

「笑う門には福来たる」という、ことわざがあります。
陰気な人には、幸運な人は、見かけません。
明るく、笑顔の人が、人から好かれて、幸運を得ることが、できるのです。

田村訓久(くにひさ)氏は、日本でも有数の不動産会社・山京株式会社を育て上げた。
彼は、家業の和菓子屋の手伝いをしながら、夜間大学を卒業した。
机1つ、電話1本の小さな事務所を借りて、不動産の仕事を、スタートさせた。

彼は、母親から、次の言葉を、いつも言われていた。
「お前は、どうも愛嬌がないよ。ニコニコといつも明るい、愛嬌のある顔をしてないと、運が来ないよ」

彼は、この母親の教えに従って、運を呼ぶために、毎朝、鏡を見て笑う練習をしたという。
そして事業の成功を、自分の「努力」と言わずに、「運」と答える。

「本当はね。私の運命は、弱いのです。手相だってよくないし、人相も決して、福相じゃない。耳も福耳では、ありません。だから、本来の悪いものを、なんとか変えて、いい運を呼び込もうと、私なりに、努力しただけなんです」

阪急グループの創業者・小林一三氏も言っています。

「運命は、断じて偶然ではない。その人の心がけ、努力で変わるものなのだ」と。
特に明るい笑顔が、大切だ。
人に好かれないで、幸福になった人は、いない。

2021年02月07日

過去の苦しい経験が勇気を与える 930


あるお店のマスターは、大いに嘆きます。
「バブルの頃は、席に座りきれなくて、立ち飲みする客までいた。それを思うと、今はお客が少なくて、どうにもならない」

確かに大変だと思いますが、いい時代と比べると、現状は確かに、厳しいのです。
マイナスのエネルギーで、いっぱいになり、商売の活力が、湧いてきません。

別のあるお店のマスターは、大いに喜びます。
「景気が不況の頃は、多くの席が、空いていて、お客がほんのわずかでした。それ思うと、今は席が、よく埋まっていて、調子がいいのです」

悪い時代と比べると、今はお客が多くなり、満足なのです。
ブラスのエネルギーで、いっぱいになり、さらなる商売のチャレンジへの勇気が、湧いてきます。

実を言うと、両方の店のお客の入りは、同じくらいなのです。
あるお店のマスターは、よい時代と比べていて、別のある店のマスターは、厳しい時代と比べているだけなのです。

そのことで、前者は心理的に、追い込まれていて、後者は活力に、満ちています。
後者は、過去の苦しい経験と、比べることで、今ある状況が、いい状況に変わるのです。

今の状況が、どんなによくないと思っても、自分の人生の中で、最も悪い時のことを、思い出しましょう。
そして、今の状況とそれを、比べてみましょう。

最も悪い時に比べれば、たいがいの状況など、どうってことないのです。
あなたは、そんなつらい時期を、乗り越えてきたのです。
気持ちがとっても、楽になることでしょう。

過去の苦しい経験が、前向きに人生を歩く、勇気を与えてくれるのです。

2021年02月06日

時には思いっきり泣こう 929


1番最近であなたが、涙を流して、泣いたのは、いつですか。
嬉し涙、悔し涙、感動の涙、悲しみの涙など、いろいろあるでしょう。

いつ涙を流したかを、思い当たりましたか。
ほとんど思い出せない人も、いることでしょう。

大人になると、あまり泣くことが、ありません。
特に男性は、その傾向が、強いです。

これは、悲しいことでは、ないでしょうか。
笑ったり、怒ったりすることは、多いのです。
しかし、明らかに泣く、という感情表現が、不足しています。

小さい頃から、「メソメソするな」「決して泣くな」「泣くことは、恥ずかしい」と育てられた人は、なかなか思いっきり、泣くことが、できません。
泣くという感情を、押し殺しているのかも、しれません。

「アレキサイミア(失感情症)」という、精神疾患が、あります。
これは、自分の喜怒哀楽の感情を、表現できなくなって、しまうのです。
怒ることも、悲しむことも、感情というものを、失ってしまった状態です。
日常生活が単調で、悲しい状況なのです。

泣けない人は、喜怒哀楽のひとつが、欠けた状態で、バランスが、不安定な精神生活かもしれません。

☆試合に負けて、悔しかったら、思いっきり、泣きましょう
☆子どもの卒業式に参加して、子どもの成長に、感動したら、思いっきり、泣きましょう
☆大切な人の葬式に、参列して、悲しみで、思いっきり、泣きましょう
☆こらえきれない嬉しさで、心が満たされたら、思いっきり、泣きましょう
☆映画を見て、心が感動で、いっぱいになったら、思いっきり、泣きましょう
☆必死になって、頑張った仕事が、上手くいかなかったら、思いっきり、泣きましょう
☆1人でいることが、辛く寂しく感じたら、思いっきり、泣きましょう。

このように、時には思いっきり、泣きましょう。
恥ずかしいことはないので、遠慮はしないように、しましょう。

泣くことで、気持ちが、スッキリします。
自然と涙を流せることは、とてもいいことなのです。

2021年02月05日

いい夫婦で幸せな顔に 928


大変仲が悪い、夫婦がいます。
仲が悪い夫婦は、お互いの考え方が、違っているので、意見が対立し、ケンカになります。
不思議なことに、夫婦の顔が、違ってくるのです。

大変仲がいい、夫婦がいます。
仲がいい夫婦は、お互いの考え方が、似ているので、すぐに考えが一致し、笑顔になります。
不思議なことに、夫婦の顔が、似てくるのです。

ロシアの作家・トルストイは、次の言葉を、残しています。

「幸福な家庭の顔は、お互いに似ているが、不幸な家庭の顔は、どれも、その不幸な顔が、違っている」

このように、長年連れ添っていると、特に円満な夫婦は、顔が似てくると言われます。
ここで、アメリカのミシガン大学での実践を、紹介します。

100人の人に、10数組の新婚時代のカップルの顔写真を、バラバラにして、組み合わせを、当てさせましたが、全然当たりませんでした。
ところが結婚後30年たった、同じ夫婦の写真を、バラバラにしてみせたら、半分以上当てることが、できました。

いい夫婦は、考え方ばかりではなく、顔も似てくるのです。
毎日仲良く、楽しく笑顔で暮らしている、いい夫婦は、お互いの顔が似て、幸せな顔になるのです

どうぞ、夫婦ともに、幸せな顔になって、幸せな家庭を、作り上げて下さい。

2021年02月04日

人を育てることを意識しよう 927


古代ギリシャの哲学者・アリストテレスは、次の言葉を、残しています。

誰でも怒ることはできる、それは簡単なことだ。
しかし、正しい人に、正しい程度に、正しい時に、正しい目的、正しい方法で怒ること、それは簡単ではない。

上司は、部下の失敗に対して、怒りがちに、なってしまいます。
しかし、部下は、十人十色です。
その人にあった、正しい叱り方を選択して、その人を、成長させなくては、なりません。
決して容易なことでは、ないはずです。
上司であれば、常に頭に入れて、おかなければならない、名言です。

中国の『管子』に、次のような言葉が、あります。

1年の計を考えるなら、穀を植えるがいい(穀は、農作物の種)
10年の計を考えるなら、木を植えるがいい
100年の計を考えるなら、人を育てるがいい

この言葉は、「人づくり」の大切さを、上手く表しています。

初代東京市長を務めた、後藤新平も、似たようなことを、言っています。

金銭を残して死ぬのは 下
事業を残して死ぬのは 中
人材を残して死ぬのは 上

この言葉は、金銭や事業よりも、「人材育成」が、最重要と考えています。

人を育てることは、口にすることは、簡単ですが、実行は、大変なことです。
怒る、ほめる、一緒にする、研修会を実施する、日頃から相談に乗ったり、助言したりするなど、いろいろな方法が、あると思います。

どんな方法、どんな時、どんな場所でも、いいのです。
日頃から、人を育てることを、強く意識しましょう。
上司・部下、男女、年齢など、関係ありません。
今のあなたが、意識することが、大切なのです。

そして、少しでも人が、成長できたら、一緒に喜びを、分かち合いましょう。
人を育てることが、自分の喜びになれば、自分も一緒に、成長できるのです。

2021年02月03日

自分から好きと告白しよう 926


若くてステキな独身男性のA君が、あなたの会社に、入社しました。
A君の周りに、独身女性が、10人います。
まだ誰もA君と、深い関係に、ありません。

そんな時に、あなたが1番に、A君に「好き」と、告白しました。
「あなたのことが、好きなんです」と、気持ちを真剣に、伝えたのです。
すると、A君にとって、あなたは突然、特別な女性に、なってしまうのです。

A君は、あなたに好意を、持つようになり、しだいに恋愛感情が、生まれます。
好きの告白は、早い者勝ちなのです。

人は「好意に対しては、好意に対応したがる」という心理を、持っています。
これを「好意の返報性」といいます。
自分のことを、好意的に思ってくれる、相手のことは、好意的に思えるのです。

人は誰でも「誰かに認められたい、高く評価されたい」という欲求を、持っています。
その欲求を、満たしてくれるため、そう言ってくれた、あなたのことを、好きになってしまうのです。

男性も女性も、好きな人には、自分の心の底から「好き」と、告白しましょう。
誰よりも先に、告白しましょう。

「一念が岩をも通す」の言葉通り、その告白は、必ずいい形で、あなたに返ってくるのです。
先手必勝なのです。

2021年02月02日

お金に執着しすぎない 925


毎日お金のことばかり、考える人がいます。
お金のことを考えるのは、悪くはありませんが、考えすぎるのは、いかがでしょう。

○毎日1日で、いくら稼いだか、気になる
○利益を少しでも、上げるために、無駄な支出のことが、心配だ
○家計簿に、毎日の支出のお金を、記録し、一喜一憂している
○借金をしているので、その返済金のことばかり、考えてしまう
○旅行費用を、貯めるために、節約の毎日だ

このように、お金に執着しすぎて、しまうのです。
なかには無意識に、お金に執着しすぎている人もいます。

ここで、ユダヤのことわざを、紹介します。

「金は使っても使われるな」

このことわざは、「お金は、手段であって、目的ではない。お金を目的にすると、そのことばかりに、目を奪われるため、気の休まる暇もなくなるし、人生もいやらしくなってしまう」、という意味です。

毎日がお金に、執着しすぎると、毎日心が不安になり、マイナスのエネルギーが、大きくなるのです。
そのせいで、人生まで、暗くなってしまうことが、あるのです。

例えば、株の売買に、夢中になっている人がいます。
その人たちは、寝ても覚めても、「株がどれぐらい上がったか、下がったか」、といったことを、いつも考えています。

株が上がれば、もっと儲けようと躍起になり、下がったら下がったで、失望と落胆の念に、かられる日々を、送っています。
知らず知らずのうちに、お金にコントロールされて、しまうのです。

お金に執着しすぎないように、しましょう。
心が楽になり、明るくなります。

お金のことを、考えなくても、不思議となるように、なるのです。
お金は、生活していくため、夢を実現するために、あるのです。
お金を上手に生かして、生きがいを創造したり、幸せを大きくしたり、しましょう。

2021年02月01日

コロナ下の奮闘 924


第一生命保険は、恒例の「サラリーマン川柳」の入選作品を、発表しました。
大変ユニークで、笑顔がこぼれる内容ばかりです。

ここで、10の主な入選作品を、紹介します。

☆コロナ禍が 程よく上司を ディスタンス
☆会社へは 来るなと上司 行けと妻
☆はんこレス 上司の仕事 吹き飛んだ
☆激論も パジャマ姿の 下半身
☆リモートで ミュート忘れて 愚痴バレる
☆自粛中 見えた夫の 定年後
☆テレワーク いつもと違う 父を知る
☆いつだろう 同期の素顔 見れるのは
☆出勤が 運動だったと 気づく腹
☆我が部署は 次世代おらず 5爺(ファイブジイ)

新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、人間関係や働き方が、変化しています。
戸惑いながらも、奮闘する会社員を、描いた作品が、多かったようです。

サラリーマン川柳で、大いに笑って、苦しい状況を、吹き飛ばして欲しいと、願います。
コロナ下での奮闘が、人類にとって、貴重な経験にもなるのです。

2021年01月31日

人を幸せにする力がある 923


人には、誰でも持っている、素晴らしい力が、あります。
それは、「人を幸せにする力」なのです。

ここで、質問です。
自分が花屋で買った花束と、誰かからプレゼントされた花束は、どちらが嬉しいですか?
当然、人からもらったほうが、嬉しいですね。

実は、人の本質は、すべてここに、表れています。
自分で買った花束では、あまり喜ぶ気持ちに、なれません。

人からもらった、気持ちやプレゼントは、心に響きます。
同じ花束でも、ものすごく嬉しく幸せに、感じることが、できます。

つまり、人が持っている素晴らしい力が、「人を幸せにする力」なのです。
私たちには、人を幸せにする大きな力が、誰にでも、与えられているのです。

ですから、お互いにバラを買って、プレゼントをしあうことで、2人がすごく幸せに、感じるのです。
その力は、無限大なのです。
2人の男女が、結婚して、お互いが愛する相手に対して、人を幸せにする力を、発揮すれば、末永く幸せが、継続することになります。

人を幸せにする力があることを、自覚・意識しましょう。
そして、その力を大いに使って、人を幸せに、していきましょう。

いろんな人に対して、人を幸せにする力を、使った分だけ、本当は自分も幸せを、感じることが、できるのです。

2021年01月30日

謝れる人は賢い人 922


人間関係が、円満に行く秘訣が、あります。
それは、仕事でもプライベートでも、上手に謝ることです。

誰だって、間違いや失敗、迷惑をかけることが、あります。
頑張っていたり、必死になっている時ほど、そんなことが、起きるのです。

そんな時は、勇気を出して、「すみません」「ごめんなさい」「申し訳ありません」の言葉で、謝りましょう。
素直に心から、謝ることで、人間関係が、上手くいくのです。

しかし、なかなか謝れない人も、います。
「自分が、悪くないのに、何故謝らなければ、ならないのか」
「謝ったら、相手から、つけ込まれる」
「相手が、先に謝るまで、絶対自分は、謝らない」

このように、意固地になって、謝ることが、できないのです。
これでは、人間関係が、ギクシャクして、しまいます。

日本の戦国時代、武士たちは、けっして謝りませんでした。
「謝ることは、武士としての誇りを、傷つける行為だ」と、考えていたのです。
そのため戦国時代は、武士同士の争いが、絶えませんでした。

ところが、江戸時代になると、武士たちの考え方は、ガラリと変わりました。
「謝ることは、人としての礼節である。礼節を守っていくことが、武士としての誇りだ」と、考えられるように、なったのです。
その結果、武士がお互いに、争うことはなくなり、約260年の平和な世の中が、続いたのです。

「礼節として謝る」ことが、賢い生き方では、ないでしょうか。
仲良く、協力し合って、いけるのです。

謝れる人は、賢い人なのです。
しなやかにものを、考えることが、できる人なのです。

謝ることで、物事が丸く、収まるのです。

2021年01月29日

不便な生活に慣れておこう 921


世の中には、便利な物などが、たくさんあります。
携帯電話、全自動洗濯機、飛行機、パソコン、電気自動車など便利な物で、溢れています。

携帯電話を、日常的に使っている人は、便利なことが、当たり前のこと、と思っています。
しかし、なかには携帯電話が、故障したり、見当たらなくなったりして、使えなくなると、パニックに、なる人がいます。
大げさに聞こえますが、「どうやって、生きていけばいいのか、わからなくなる」ほど、心が混乱し、不安になってしまいます。

しかし、一方で、携帯電話をもっていなくても、なんの支障もなく、生きている人は、大勢います。
人の心の不思議なことは、いったん便利さに慣れると、便利さを失ったときに、適切に対応できないのです。
便利さに慣れすぎると、厳しい状況に、陥ったときに、不安が増大するのです。

以前大地震により、長い間停電などの困難な状況が、生まれました。
携帯電話が使えない、パソコンが動かない、水道水が出ない、ガスが使えない、電車が動かないなど、ほとんどの便利な物が、機能しませんでした。

多くの人は、パニックになりました。
しばらくして、電気がついたりなど、回復しましたが、便利な生活に、慣れすぎることが、大きな課題と、なりました。

パニックに陥らないで、きびしい状況に、適応するためには、ふだんから「不便な生活に慣れておく」ことが、大切なのです。

☆携帯電話が、使えない時は、公衆電話を、探してみる。
☆電気がつかない時は、ローソクや懐中電灯を、活用する。
☆電車が動かない時は、自動車やバイク、徒歩で、移動する。
☆水道水が出ない時は、近くの井戸水やキレイな川の水を、汲みに行く。

このような心がけも、いいでしょう。
また、思い切って、1日便利な物などを使わないで、生活してみるのもいいでしょう。

不便な生活に、慣れておきましょう。
どんな時も、冷静に対応できる力が、つくことでしょう。

そして、不便な生活は、今の豊かな生活の素晴らしさを、教えてくれるのです。

2021年01月28日

空想して楽しもう 920


子どもの頃に、母親から「シンデレラ」の絵本を、読んでもらって、自分もお姫様になって、ステキな王子様と、結ばれることを、思い描いた。

憧れの男性グループの歌手を、テレビで見て、自分もステージの上で、あんなふうに歌ったり、踊ったりする姿を、想像した。

美しい女性のモデルを見て、もっと美しくなりたいと、整った顔やきれいな服を着た、自分の姿を、心に思い浮かべた。

このように、誰でも空想して、楽しんだことがあると、思います。
空想は、誰でも、いつでも、どんなことでも、自由にできます。

「こんなことは、思ってはいけない」「こんなことを考えても、どうせ私には、無理だ」と制限する必要は、全くありません。
とにかく自由気ままに、空想しましょう。

「空想は、すなわち実行の原案である」

これは、「学問のすすめ」の著書で知られる、福沢諭吉の言葉です。

人は、好きなことに関しては、空想をふくらませやすい傾向が、あります。

☆グルメ番組を見ると、美味しい料理を食べているシーンを、ありありと空想してしまう。
☆外国の人と楽しく話した後に、外国に旅行して、楽しんでいる自分の姿を、空想してしまう。
☆テレビで活躍している、芸能人の姿を見て、芸能人として活躍している自分を、空想してしまう。
☆システムエンジニアになりたいので、理工系の大学に合格して、専門的な勉強をしている自分を、空想してしまう。

このように好きなことを、思い切って空想して、楽しみましょう。
できれば映画を、見ているような物語がある空想が、楽しいでしょう。

そして、福沢諭吉の言葉のように、自由気ままな空想が、現実化する可能性も、十分あるのです。

2021年01月27日

解決できない悩みは考えない 919


働き過ぎて、疲れがたまったので、どうしようと、悩んだりします。
その時は、早めに睡眠を取ったり、元気が出るドリンク剤を、飲んだりします。
すると疲れが、回復し、元気になります。

仕事でミスをして、職場の人に、迷惑をかけたと、悩んだりします。
その時は、すぐに謝罪し、対策を立てて、実行します。
すると、同じミスを防げて、迷惑をかけることが、なくなります。

この2つは、考えて知恵を生かすことで、解消することが、できるタイプの悩みです。
しかし、どうしても解決できない、タイプ悩みがあります。

☆「彼が浮気をしたらどうしよう」と、起こるかどうかわからない未来についての悩み
☆「あの仕事を断らなければ、今頃は、部長になっていたのに」と、変わることのない、過去についての悩み

未来や過去の悩みは、いくら考えたとしても、どうすることも、できません。
考えれば考えるほど、不安や後悔の感情が高まり、気持ちが、落ち込んできます。
それでは、いつまでも幸せを、感じることは、できません。

古代ローマの哲学者・エピクテトスは、次の言葉を、残しています。

幸福への道はただひとつしかない。
それは、意志の力ではどうにもならないものごとは、悩んだりしないことである。

ですから、「これは解決できる、悩みだろうか?」と、問いかけて、悩みの種類を、きちんと見極めましょう。
そして、「解決できない悩み」には、関わらないように、しましょう。

それだけでも、マイナス感情を和らげ、心を明るくすることが、できるのです。

2021年01月26日

思うようにならない現実を受け入れよう 918


人生において、自分の思うように、ならないことが、多くあります。
おそらくいつも、思うようになるという人は、あまりいないでしょう。

○「いい恋人を見つけたい。できれば、すぐに結婚したい」という思いがあっても、なかなかそう上手く、いきません。
○「いい仕事をして、高く評価され、とんとん拍子で、出世したい」と思いながら、いつまでたっても、現状維持のままです。
○「有名大学に入学して、将来は有名企業に、入社したい」と願っていても、有名大学に合格できるような点数を、確保するのは、難しい状況です。

このように、思うようにならない現実が、大きく立ちはだかります。
思うようにいかないことに、腹を立てれば、心が乱れ、生きていくことに、気持ちが後ろ向きに、なっていきます。

人が暮らす一般の世の中のことを、仏教では「堪忍土(かんにんど)」と、呼ぶことがあります。
つまり、「堪え忍んでいくことが、多いのが、この世である」と、いうことです。

ただし、「堪え忍ぶ」というのは、一般に考えられているような、「苦しい思いをして、必死にがまんする」と、いう意味ではありません。
仏教でいう「堪え忍ぶ」とは、むしろ「そのまま受け入れる」と、いう意味に近いのです。

ですから、思うようにならない現実を、そのまま受け入れましょう。
このように、しなやかに、考えてみるのです。

受け入れると、心の乱れもなく、気持ちが前向きに、なってきます。
「もっと出会いの場に、参加しよう」「より質の高い、仕事をしよう」「勉強に、より真剣に取り組もう」と、前向きに生きるヒントが、湧いてくるかもしれません。

思うように、ならない現実があるから、人は、成長できるのです。
素直に、受け入れることができる、しなやかさが、大切なのです。

2021年01月25日

人と適切な距離を保とう 917


知らない人が、自分に近づき過ぎて、違和感を感じたことが、ありませんか。
どうしてなのかと、不安に思ったり、嫌だったりします。

同じように、満員電車の人混みの中で、体が接触するぐらいに、近すぎると、誰でも不快に、感じます。
動物と同様に、人間も無意識のうちに、他人に立ち入ってもらいたくない、「なわばり」を、持っているのです。

アメリカの文化人類学者、エドワード・ホールは、人が無意識のうちに、持っている「なわばり」を、次の8つのゾーンに、分類しました。

①密接距離ー近接相(0~15センチ)
相手のにおいや体温が、感じられる距離で、家族や恋人の距離です。

②密接距離ー遠方相(15~45センチ)
手を使って、相手の体を、触れることが、できる距離。
恋人や家族以外が、これより内側に入ると、ストレスを感じます。

③個体距離ー近接相(45~75センチ)
相手を抱いたり、体に触れることが、できる距離。
恋人と友人の微妙な関係。

④個体距離ー遠方相(75~120センチ)
お互い手を伸ばせば、指先に触れることが、できる距離。
友人ならここまで、立ち入れます。

⑤社会距離ー近接相(120~210センチ)
身体的な接触が、できない距離で、この距離から人を、見下ろしたとき、最も威圧感を、感じます。

⑥社会距離ー遠方相(210~360センチ)
仕事上の話をするときに、使われる距離。
これ以上離れていると、同じ部屋にいても、別々なことができます。

⑦公衆距離ー近接相(360~750センチ)
1対1でコミュニケーションが、可能な限界距離。

⑧公衆距離ー遠方相(750センチ以上)
1対1のコミュニケーションは、もはや不可能で、講演や演説に、使われます。

なお、男性よりも女性の方が、短い距離を、設定する傾向が、あります。
あなたは、このように人と、適切な距離を、保っているでしょうか。

「距離が近すぎる」「もう少し離れて」「ベタベタしないで」と、言われる人は、もう少し距離を、遠くにしましょう。
「もう少し近くに」「そんなに離れてなくていいよ」などと、言われる人は、もう少し距離を、近くにしましょう。

人には、「なわばり」があることを、意識して、対応しましょう。
人との適切な距離感がある人が、人間関係も、良好なのです。

2021年01月24日

上司の真似をすると出世する 916


出世の早道は、上司の真似を、することです。
上司のことを詳しく知り、真似をすることで、多くのことを、学ぶことができます。

アメリカのビジネス界で、語られている言葉を、紹介します。

「出世をしたければ、ボスの猿真似をしろ」

ヘアスタイル、ファッション、コーヒーカップ、車、趣味、そしてしゃべり方まで、とにかく何でもかんでも、ボスの真似をします。
気持ち悪いと、嫌われそうな気もしますが、実際は効果絶大です。
実践する人は、しない人よりも明らかに、出世が早いそうです。

人は、自分と価値観や性格、趣味などが似ている人に、好意を持つ傾向にあります。
ボスの真似をしているだけで、いつの間にかボスに好かれ、あなたを望ましい人と、思い込むのです。
ボスに好かれることで、早く出世するのです。

ヘアースタイルやファッションを真似るのが、難しい人は、身振りや話し方、考え方や行動の仕方を、真似してみては、いかがでしょうか。
猿真似とバカにしないで、上司から学べることは、大いに学んでみましょう。

真似の原則は、相手の行動に、自分を合わせることです。
上司の真似をして、自分を大きく成長させ、さらに出世も、手に入れましょう。

真似こそ、強く逞しく生きる、大きな力となるのです。

2021年01月23日

男性のモテないクセをなくそう 915


男性が女性に、モテたいと思うなら、モテないクセを、なくしましょう。
男性に、どんなクセがあると、モテないでしょうか。

女性に、ベタベタとくっつきたがる男性、美男子だろうと売り込む男性、デートでも「割り勘」を、言い出す男性などは、女性に、モテません。

その他、次のようなモテないクセを、持っています。

☆清潔感がなくて、いつも同じ服を、着ている
☆髪が、ボサボサで、口臭が、キツイ
☆優柔不断で、デリカシーのない発言が、多い
☆マザコンで、母親に、べったりしている
☆馴れ馴れしい、態度を取り、お金に関して、ケチ
☆自慢話が多く、女性ウケする話が、できない
☆酒癖が、悪い
☆部屋が、散らかっていて、臭いがする

男性のモテないクセを、紹介しました。
女性からモテない、自覚のある男性は、今回紹介したモテない男性のクセに、該当しませんでしたか。

女性は、様々な場面で、男性を見極めています。
あてはまる項目が、なかったとしても、無意識のうちに、モテない男性のクセを、行ってしまっているかも、しれません。

なかなか彼女ができずに、悩んでいる方は、まずはモテない男性のクセを、控えるようにし、モテる男性を見習って、自分自身を、改革していきましょう。

参考までに、美人画の挿絵家・岩田専太郎さんは、モテる男性の秘訣を、こう話しています。
「女性の容姿を、批評しないこと」「体に、ふれたがらないこと」「自慢話を、しないこと」「大声で、しゃべらないこと」「金を、惜しまないこと」。
そして、何より大切なことは、「モテようと、思わないこと」と、結んでいます。

確かにモテようとする態度が、ミエミエでは、上手くいくわけは、ありません。
男性のモテないクセをなくし、自然の自分らしさを出せば、きっとモテるように、なることでしょう。

2021年01月22日

女性はロマンチックな言葉が好き 914


彼女が、デートでキレイな洋服を着てきて、「この洋服どう?」と、聞いた時に、何と返事しますか。

「いいと思うよ」「上等な洋服だね」「どこで買ったの」「高かっただろう」と、返事をする人も、多いと思います。
しかし、この言葉には、あまり女性は、喜ばないかもしれません。

「いいね。ちょっと回って、後ろを見せて。その色、キミにピッタリだよ」
「デザインも、身体の線に合っているし、キミの美しさが出て、ステキだよ」
「わざわざボクのために、キレイな洋服を、着ているんだね。ありがとう。とても嬉しいよ」

このような言葉だと、彼女の心が、揺さぶられ、大いに喜んで、くれることでしょう。
そして、きっとデートは、とても楽しい1日に、なることでしょう。

女性の心を、くすぐる第1は、ロマンチックな言葉を、惜しみなく使うことです。
女性は、ロマンチックな生きものだ、ということを、ゆめゆめ忘れては、ならないのです。

プロポーズの言葉においても、ロマンチックな言葉が、大切です。

☆たとえキミの中で、1番ではなくとも、ボクの中でキミは、1番なんだ。

この言葉は、謙虚さを残しつつ、芯のある想いを、伝えています。
女性の心は、「ボクの中で、キミは1番」に、ロマンを感じ、グッと引き込まれます。

肝心なのは、遠慮しすぎるわけではなく、心から気持ちを込めて、ロマンチックに、自分の意志を、きちんと伝えることです。
ほかにも、次のような言葉が、ロマンチックな言葉です。

☆一目会ったときから今日まで、キミのことを忘れた日なんて1日もない。
☆どれだけ時間が経ったとしても、キミを愛し尽くすことなんてないよ。
☆夢の中だけじゃなく、現実の世界でも、キミと付き合いたい。
☆来年の誕生日も、再来年もずっと一緒に、誕生日を祝っていけたらいいな。
☆人をこんなに、愛おしいと思えたのは、キミが初めてだよ。
☆もう友達なんて、飽き飽きだわ。今日から、彼女になってよ。

このようなロマンチックな言葉で、女性の心は、大いに男性の魅力に、傾きます。

ロマンチックな言葉は、職場の女性関係、女性の友だち関係、夫婦関係などにおいても、同様の効果があります。
「女性は、ロマンチックな言葉が好き」を、意識した言葉を、積極的に使って、女性の心を大いに、喜ばせたいものです。

2021年01月21日

運命はあなた自身の性格しだい 913


あなたは、明るい性格ですか、それとも暗い性格ですか。
あなたは、積極的な性格ですか、それとも消極的な性格ですか。

この性格の質問に対して、いろいろな回答が、あると思います。
しかし、将来チャンスがあったり、成功したり、幸せだったりする人の性格は、明るくて積極的な性格の人の可能性が、高いと思います。
逆に暗くて、消極的な人は、幸運がなかなか巡ってこないでしょう。

アメリカの28代大統領は、次の言葉を、残しています。

運命のなかには、偶然はない。
人間は、ある運命に出会う以前に、自分が、それを作っているのだ。

この言葉の通り、運命は、自分しだいなのです。
弱気な性格の人は、なにか困ったことが起こると、悪いほう、悪いほうに考えて、それを運命のせいにして、自分の不運を、嘆きます。

勝ち気な性格の人は、『なにくそ、こんなことに、負けていられるか』と、「百難不屈」の精神で、いいほう、いいほうへと運んで、成功へと導きます。
この性格の差は、明らかです。

人の性格は、遺伝子の影響もありますが、生まれた環境、教育などによって、変わるのです。
学生時代、暗かった性格の子が、事業に成功してから、すっかり明るい人柄に、変わった。
明るい子どもだったのが、病気で何回も手術して、すっかり暗くなってしまった人も、います。

性格は、本人の意志で、どのようにも変えることが、できるのです。
本人が、明るく、積極的で、何事もプラスに考える、性格になりたいと、強い意志を持つと、しだいにその性格に、近づいて来るのです。

性格も自分の意志、しだいなのです。
そのいい性格が、いい運命を、引き寄せるのです。

運命は、あなた自身の性格、しだいなのです。

2021年01月20日

決めた志を強く貫こう 912


医者になって、人を病気から、守れる人になりたいと、志を持ったとします。
しかし、それが達成できるまでには、多くの困難があります。

医学を学べる大学合格、医学を深く学ぶ学業、国家試験合格、医療現場実習、多くの患者への医療行為など、ハードルが、高いものばかりです。
そのため自分で決めた志を、途中で挫折して、投げ出してしまうことも、よくあるのです。
夢を語るのは、やさしいですが、実行は難しいのです。

成功する人、しない人の違いは、決めた志を、貫けるかどうかです。
「井戸を掘るなら、水の湧くまで掘れ」

この言葉のとおり、水が湧くまで、掘り続ける志を、貫くことが必要です。

ドイツの考古学者のシュリーマンは、次の言葉を、残しています。

夢を見るだけなら誰でもできる。
志を貫くためには、強さが必要だ。

この言葉通りに、シュリーマンは、強さがある人でした。

シュリーマンは、ドイツのメクレンブルグの貧しい牧師の子として、生まれた。
父から古代ギリシャの物語の本を、買ってもらい、古代遺跡に興味を持ち、いつの日か、「トロイの木馬」の伝説の地を発見、発掘してやろうと志した。

実業中学を卒業した後、商店の事務などをしながら、語学独習に熱中し、10数ヶ国語に通じたという。
貿易会社に勤め、その後独立して、事業に成功し、巨利をつかんだ。
その間も、彼は古代ギリシャの歴史を学び、地中海沿岸各地を調査した。

41歳のとき事業をやめ、本格的に調査・発掘に乗り出し、遂に1873年、トロイの遺跡を発見した。
ついでミケーネ、ティリンスなどを発掘して、エーゲ文明研究に、不朽の功績を残した。
途中さまざまな困難もあったが、彼は初志を、貫いたのです。

1度や2度の失敗で、たじろいだり、諦めていたのでは、志など達成できません。
決めた志を、最期まで貫き、通しましょう。

必死になって、最後の最後まで、やり抜きましょう。
意志を貫く強さが、必ず運やチャンスを、味方にしてくれるのです。
多くの人が、あなたに協力することでしょう。

2021年01月19日

人の優劣を決めつけない 911


人の優劣を、決めつけるのが、好きな人がいます。

○自分の方が、あの人より、仕事ができる。
○友だちより、私の方が、洋服のセンスがいい。
○大学を卒業した、隣の家の人より、高校卒業の私の方が、学識で劣っている。
○彼氏は、誰に対しても優しいが、自分はあまり、優しくない。

このように、人の優劣を、決めつけて、しまいます。
しかし、はたしてその優劣を、決めることに、意義は、あるのでしょうか。

ここで、スリランカのことわざを、紹介します。

「水は火を消し、火は水を蒸発させる」

このことわざは、次の話が、由来になっています。

昔、水の神様と火の神様が、「どちらのほうが偉いか」、ということで、言い合いになり、多数の分身(家来)を率いて、戦争を始めたことが、ありました。
しかし、戦局は一進一退で、なかなか勝負が、つきません。

水の分身が、火の分身を、冷たさで消し去って、しまうこともあれば、火の分身が、水の分身を、熱で蒸発させて、しまうことも、あったからです。
そのため、この戦いは両者、痛み分けの形で、終局を迎えたのです。

これらのことは、わかりやすく言うと、「優劣をつけることの愚かさ」を、教えています。
私たち人間は、本来、その人ならではの素晴らしい資質、才能といったものが、備わっています。
それは、人によって、まちまちなのです。

にもかかわらず、自分と相手の「どちらのほうが、すごいか」「偉いか」と、見比べるのは、意味がない、というものです。
そんなことで、一喜一憂することは、止めましょう。

人の優劣を、決めつけないように、しましょう。
そして、自分ならではの資質、能力に、さらに磨きをかけ、それを生かすように、しましょう。

2021年01月18日

悪口を聞く人も悪い 910


悪口好きな人が、あなたに、人の悪口を、話そうとします。
そんな時に、どのような態度を、取るでしょうか。

「聞かせて、聞かせて」と、あおったり、「それで?」「それからどうなったの」と、悪口に、拍車をかけるような相づちを、打ったり、していませんか。
すると、悪口を言う人は、調子に乗り、もっともっと悪口を、口にしようとします。
ついつい自分も、一緒になって、悪口を、言ってしまいます。

「聞きたくない」と、言えば、その人だって、悪口を口にすることは、できません。
悪口を、聞かなくていいし、自分も悪口を、言わなくて、いいのです。

ここで、フランスのことわざを、紹介します。

「聞き手が悪口屋を作る」

このことわざは、「悪口は、言う側も、聞く側も、同罪」、ということを、表しています。
悪口を、喜んで聞く人がいるので、ますます悪口を、言うようになるのです。
言う側も、悪いのですが、同じように、聞く側も、悪いのです。

悪口を、言う人がいたら、どのような態度を、示せばいいのでしょう。

「ところで」「そういえば」、と言って、話題を、変えてみましょう。
話題を、違った話にすると、悪口が、話せなくなります。

悪口を、言われた人のことを、むしろほめ讃えて、みましょう。
悪口を、言うのに、拍子抜けて、しまいます。

このようにすれば、悪口を、シャットアウトすることが、できます。
その場の雰囲気を、明るく保つことが、できるのです。

悪口を、聞く人も、悪いのです。
人格を、高めたいのなら、ぜひ悪口を、シャットアウトしましょう。

悪口に、できるだけ関わらない人生を、歩みたいものです。

2021年01月17日

機会を待ってパワーを充電しよう 909


カンボジアのことわざを、紹介します。

「川に入ればワニ、陸に上がれば、トラが待ち伏せ。家の中が、1番安心」

川に入って、泳ごうとしたら、ワニが、待ち伏せていた。
陸にあがろうとしたら、今度はトラが、待ち伏せていた。

どちらに行っても、危険であることには、変わりない。
こういうときは、家の中にいるのが、1番安全である。

このことから、「八方ふさがりで、何をやっても、上手くいかないときは、じっとしているのが、1番好ましい」、ということを、このことわざは、表しています。

人間には、バイオリズム、すなわち運勢の波が、あります。
何をやっても、上手くいくときが、あります。
逆に、何をやっても、上手くいかないときが、あります。

人生不思議なもので、いつも上手くいくことばかり続く、いつも上手くいかないことばかり続く、ということは、ありません。
上手くいくことが、続いたと思えば、次に上手くいかないことが、続いたりします。
これの繰り返しなのです。

問題なのは、上手くいかないときです。
そんなときに、躍起になって、動いても、ろくな結果は、出せません。
かえって、トラブルやアクシデントを、起こしてしまいます。

上手くいかないことに、どう対応するかが、とても重要なのです。
上手くいかないことが、続くと思ったら、しばらくの間、状況の推移を、見守りましょう。
そして、事態が好転してくる機会を、じっと待ちましょう。

近い将来、きっと良くなることを、信じましょう。
来たるべき機会に備えて、ゆっくりとパワーを、充電しながら、待つことが、大切です。

2021年01月16日

困難から逃げるより立ち向かおう 908


困難なことがあれば、そこから逃げ出したいと、思います。
弱音を吐いたり、逃げ出して、困難でないことを、しようとします。
しかし、困難でないと、思ったことでも、やってみれば結局は、困難だったりします。

西洋のことわざを、紹介します。

「他の道は、この道よりも、もっと危険」

このことわざは、次の話から、生まれました。

昔、ある男が旅をしている最中、石につまずいて転倒し、膝をケガしたことが、ありました。
「この道は危険だ」と、思った男は、別の道を通ることにしたのですが、そこはぬかるみが多かったため、今度はツルリと滑ってしまい、腰を打って、しまいました。
「この道も危険だ」と、思った男は、さらに別の道を通ったところ、そこには山賊が、待ち構えており、身ぐるみをはがされて、しまいました。

ことわざの意味は、「困難に直面したら、自分がつまずいた場所に、踏みとどまって、再起を図ることが肝要で、他の場所に逃げても、またいつか同じような困難に、見舞われる」ということを、表しています。

困難、失敗、逆境というものは、質(たち)が、悪いのです。
逃げれば逃げるほど、後を追いかけてくるのです。

それならば、逃げることを、考えないようにしましょう。
まずは、腹をすえて、その場に、踏みとどまりましょう。

そして、逆に襲ってくる困難、失敗、逆境に、立ち向かっていきましょう。
そうすれば、案外、困難のほうが、早々と退散していくかもしれません。

強い意志を持って、困難から逃げずに、立ち向かえば、明るい光が、見えてくるのです。

2021年01月15日

いつも唇に歌を 907


悲しい時など、気がついたら、自分が好きな歌を、口ずさんでいたことがあると思います。
歌うことで、何故かしら元気が、出てくるのです。

イギリスの豪華客船タイタニック号が、ニューヨークに向かう処女航海の途中、流れてきた氷山に激突し、あっという間に沈没した、有名な海難事故がありました。
その時、海中に放り出されて、波間に漂っていた、たくさんの乗客のなかで、1人の少女が、大きな声で歌を、歌い出しました。

みんなが、少女の周りに集まり、やがて寒さも忘れて、全員の大合唱と、なりました。
やがて明け方になるとともに、救助の船が駆けつけて、みんなを助け出した、というエピソードがあります。

関東大震災のときも、焼け出されて、上野公園に集まってきた被災者が、焼け跡を一望して、途方にくれていたとき、1人の少年の吹くハーモニカに、ハッと気を取り直し、勇気を出して、焼け跡復興に、立ち上がった話もあります。

ここで、西ドイツの詩人・ツェーザル・フライシュレンの詩の1節(山本有三訳)を、紹介します。

唇に歌を持て
ほがらかな調子で
日々の苦労に
たとえ心配が絶えなくても

唇に歌を持て
そうすりゃ何が来ようと平気じゃないか
どんな寂しい日だって
それが元気にしてくれる

歌は人々の感情を揺すぶり、勇気を奮い起こす力を、持っています。
歌うことは、誰でもどんな時でも、できます。

『いつも唇に歌を』の言葉を、大切にしましょう。
歌うことで、元気が湧き、希望の光が、輝き出すのです。

2021年01月14日

いつも心に太陽を 906


長い人生航路には、雨あり、風あり、嵐ありで、いろいろな障害に、ぶつかります。
そんな時こそ、『いつも心に太陽を』持って、元気に乗り切ることが、大切です。

「朝の来ない夜はない」「冬来たりなば春遠からじ」の言葉が、あります。
この言葉のように、どんなことがあろうが、必ず朝と春が、訪れるのです。

人間の幸福だとか、不幸だとかいうものは、あざなえる縄のごとしで、何か困難が起こっても、じっと我慢していれば、再び太陽が、あたたかな日差しを、恵んでくれるのです。

ここで、西ドイツの詩人・ツェーザル・フライシュレンの詩の1節(山本有三訳)を、紹介します。

心に太陽を持て
嵐が吹こうが、雪が降ろうが、
天には雲
地には争ひが絶えなくても

心に太陽を持て
そうすりゃ何が来ようと平気じゃないか
どんな暗い日だって
それが明るくしてくれる

『いつも心に太陽を』持っていると、どんな困難なことがあろうと、心の中の太陽が、明るく明るくしてくれるのです。
誰でも、いつも心に太陽を、持つことはできるのです。

心の中の太陽を、明るく燃やし、続けましょう。
体の内側から、体全体にエネルギーが、漲ってくるのです。

『いつも心に太陽を』持っていることを、自覚して、逞しく生きていきましょう。

2021年01月13日

人間関係は「と」から「の」に 905


最近の日本人は、人間関係で上手くいかないことが、多いように思います。
人間関係に冷たい風が、吹いているように、感じます。

人間関係は、生きていく上での、生活の基盤でもあります。
温かい人間関係こそ、大切なことなのです。

ここで、裏千家の家元、千宗室(そうしつ)さんの言葉を、紹介します。

昔は人の関係は、すべて『いろはにほへと』の50音でいう、『の』の字の関係でした。
『私の親』『私の先生』『私の会社の社長さん』・・・。
こんな具合に、お互いの間に温かな血が、流れていました。

それが、戦後の間違った民主主義のせいですか、『の』の代わりに『と』が、入ってしまいました。
『私の親』でなく、『私と親』、『私の先生』でなく、『私と先生』、『私の会社』でなく、『私と会社』・・・。
なんとなく対等といいますか、対立的感じが、強くなってきました。

『の』という言葉は、万葉の時代でいえば、『やわらぎ』であり、日本人の1番大切な心です。

『の』の関係ですと、たとえののしりあっても、やがて打ち解けて、仲良くなれますが、『と』の関係ですと、ののしりあったら、すぐに断絶です。
ですから、人間関係は、『と』でなく、『の』の関係に、もどしたいですね。

言われるように、言葉というものは、たった1字の違いで、大きくニュアンスが、違ってきます。
これからは、『私の子ども』『私の彼氏』『私の妻』『私の友だち』『私の兄』『私の親戚』『私の知り合い』などの人間関係が、大切なのです。

人間関係は、『と』から『の』に、もどしましょう。
いつまでも、温かい人間関係で、いたいものです。

2021年01月12日

結婚の名言から学ぼう 904


人間の歴史において、多くの男と女が、めぐり逢い、結婚し、子どもをもうけました。
その子どもや孫が、また結婚し、子どもをもうけることを繰り返し、今日に至っています。

いまだに、結婚してこうすれば、理想の家庭ができる、円満な夫婦ができるという、特効薬、羅針盤は、ありません。
「人形の家」で知られるイプセンは、「結婚生活という、この激しい大海原を乗り切る、羅針盤は、まだ発見されていない」と、言っています。

結婚とは、面白みと同時に、難しさがあります。
そこで、結婚に関する5つの言葉を、紹介します。

1番目は、フランスの女流作家、スタール夫人の言葉です。
「結婚は、男にとっては、1つのエピソードにすぎないが、女の生涯にとっては、それは歴史である」
男性の責任は、重大なのです。

2番目は、イギリスのことわざです。
「結婚は、楽しみを半分に、喜びは2倍にしてくれる。だたし、生活費は、4倍に跳ね上がる」
いかにも、イギリスらしいユーモアです。
いつまでも新婚気分で、ウハウハしていると、家計に響いてくることを、教えています。

3番目は、イギリスの作家、サマーセット・モームの言葉です。
「男は結婚することにより、女性の賢さを知り、女は結婚することにより、男性の愚かさを知る」
男はいつの間にか、女房に頭が上がらなくなります。
気をつけないと、恐妻家になっていくことを、教えています。

4番目は、武者小路実篤(さねあつ)さんの言葉です。
「人間はバカなもので、独身のときは、結婚したときの喜びを空想し、結婚すると、独身時代の喜びを空想する」
多くの人は、このような心境を、持つのでしょう。

5番目は、森繁久弥さんが、金婚式の挨拶で、言われた言葉です。
「私たち2人は、愛していたから結婚したのではありません。結婚したから、真剣に愛し合ったのです」
結婚50年の歴史と愛を感じる、深い言葉です。

人生の達人などの結婚に関する、深い言葉ばかりです。
結婚に関する価値観は、人それぞれなのです。

結婚していない人、結婚生活を過ごしている人も、この名言から、生きるヒントを、学びましょう。
思い当たること、反省することが、きっとあることでしょう。

2021年01月11日

「三感四恩」を忘れずに 903


気象用語に、「三寒四温」が、あります。
これは、「三日ほど寒い日が続き、その後の四日間は、暖かい日が続くこと」を、意味します。
暖かくなったかと思えば、寒くなったり、寒くなったかと思えば、暖かいといったことが、繰り返されることを、表します。

人生用語にも、「三感四恩(サンカンシオン)」というのが、あります。
気象用語とは、字が違います。

サンカンのカンは、感じるのカンです。
シオンのオンは、親の恩のオンです。

☆「三感」の三つのカンは、人生には「感激、感謝、寛容の気持ち」が必要だ、ということです。

・人生は、感激があるから、ワクワクドキドキで、楽しいのです。
・いろんな人やいろんなことに、感謝して、感謝の気持ちで、生きましょう。
・寛容の心で、どんな人やどんなことでも、広く優しく、受け入れましょう。

☆「四恩」は、「親の恩、師の恩、友人の恩、社会の恩」を、忘れずにということです。

・親から大切に、育ててもらった恩を、忘れない。
・先生から優しく、教え育んでもらった恩を、忘れない。
・友だちから一緒に遊んだり、優しくしてもらった恩を、忘れない。
・社会から仕事をいただいたり、支援してもらった恩を、忘れない。

いつもこの「三感四恩」を忘れず、大切に心に、秘めておきましょう。
きっとあなたの心が、温かくなることでしょう。

2021年01月10日

80%の実力発揮で十分だ 902


なかなか本番で、実力が出せない、と悲しむ人がいます。
本番が上手くいった、と言える場合は、少ないかもしれません。

○プレゼンの発表で、準備したことを、十分に相手に伝えることが、できなかった。
○昇格試験で、自分の実力を、100%出し切れなかった。
○重要な書類作成の機会を得たのに、完璧な書類が、できなかった。
○結婚式のスピーチで、気持ちが高揚して、上手く話せなかった。

このように、自分自身のことを責めたり、卑下したりします。
何故終わった後に、このように思うのでしょうか。

それは、いつも100%の実力を、発揮することを、目標にするからではないでしょうか。
しかし、本番で100%の実力を、発揮することは、多くの場合に、難しいと思います。

ここで、1998年に開催された、冬季オリンピックで、スピードスケート男子500メートルで、金メダルを獲得した、清水宏保(ひろやす)選手の話を、紹介します。

清水選手は、もともと優勝候補の1番手ではあったのだが、それでも、オリンピックで優勝するというのは、並大抵のことでは、ありません。
それは過去の舞台で、「プレッシャーに弱い」、と言われ続けてきた、日本人選手の例を見ても、明らかなことです。

清水選手は、大会前のインタビューで、次のことを、言っていました。

「大会本番に向けて、調子をピークに持っていくとか、ベストにしていく、ということを考えていない。80%を維持することで、十分であると思う」

結果は話の通り、清水選手は、リラックスして、80%以上の実力を、発揮することができ、金メダルを獲得したのです。
このように清水選手は、プレッシャーとの折り合いが、実に見事だったのです。

本番で緊張したり、間違えたり、焦ったり、不安がったりなど、誰でもします。
100%の実力発揮は、なかなかできないのです。

80%の実力発揮で、十分なのです。
リラックスして、本番を迎えましょう。

そして、本番が終わった後には、頑張った自分を、ほめましょう。
いつも80%の実力発揮の心構えが、大切なのです。

2021年01月09日

自分のために生きよう 901


世の中には、人のために、頑張りすぎる人がいます。
子どものため、親のため、夫のため、妻のため、仕事のため、学校のため、会社のためなどです。

そのように自分を捨てて、何かのために、一生懸命になることは、貴重なことです。
しかし、それもやり過ぎると、自分が潰れてしまうことに、なります。

親が、子どものために必死になって、子育てしていたのに、子どもが独立をしてしまい、生きる気力を、失ってしまった。
社員が、社長のために身を捧げてきたのに、社長からリストラをされ、病気になってしまった。

このように、自分のために、生きることを忘れて、人のために、頑張りすぎたのです。
どこかで、知らず知らずのうちに、無理しすぎたのです。

うつ病タイプの人には、特にこの傾向が、目立ちます。
もっと自分のことを、大切にすることが、必要です。

たとえば、宗教家は、人を救うためにある、と言います。
けれども、お釈迦(しゃか)様が、悟りをひらいたとき、彼は自分の思想で、世の中や苦しむ人を、救済しようなどとは、まったく思っていなかったのです。
それどころか、この悟りは、たいへんに高尚であるから、とても凡人には、わからないだろうと、思っていたのです。

そこに梵天(ぼんてん)神があらわれ、「おまえの悟ったことは、とてもいいことだから、ぜひ世の中に、広めるべきだ」と、釈迦を口説きはじめた。
気が進まなかった、釈迦でしたが、さすがに相手は、梵天神。
押し問答の結果、「それではしかたない」と、折れることになった。
そして、しばらくしてから、説法の旅に、出ることになったのです。

ところが、ここで釈迦は、梵天神にこう条件を、つけたのです。
せめて旅に出かけるまでの間だけでも、この悟りを、自分一人のものに、しておくことを、許して下さいと。
梵天神も、「まあ、それくらいは、しかたないだろう」と、これを了承した。
そうして、旅に出るまでの間、毎日釈迦は、悟りを開いた木の下で、ひとりでニヤニヤしながら、座っていたのだった。

お釈迦様だって、自分のことを、大切にしていたのです。
自分のことを大切にするから、人々の気持ちが、よくわかったのでしょう。

もっと気持ちを、楽にして、生きましょう。
自分がしたいこと、楽しいことを、気持ち良くしましょう。

自分のために、生きましょう。
そのことが、自分自身を、大切にすることなのです。

2021年01月08日

機が熟すのを待つ心のゆとり 900


今の社会は、スピードの時代です。
そのためには、先手先手で判断し、行動しなければいけません。

しかし、素速く行動すれば、いい結果が得られるとは、限りません。

○彼女とつきあい始めて、すぐに結婚を申し込んだが、急ぎすぎて失敗した。
○大きな契約が取れそうだったのに、積極的になりすぎて、相手を怒らせてしまった。
○友だちに「頼んだことが、まだできていないの」と言ったら、反発して「もう協力しない」と言われた。
○お客様が、商品を購入したそうだったので、「この商品になさいますか」と聞いたら、「驚いて、購入しません」と言われた。

このように、よかれと思っても、上手くいかないことが、多くあります。

「機が熟す(きがじゅくす)」という言葉が、あります。
これは、「物事を始めるのに、ちょうどよい時期になる」という意味です。
必要に応じて、機が熟すのを待つのも、大切なのです。

ここで、アジアの民話を、紹介します。

いつも道ばたに、座っている老人がいた。
来る日も来る日も、村はずれの大きな木の下に、座っているのである。
「いったい何を、しているのだろう?」
この奇妙な老人の行動は、いつしか村人たちの噂と、なっていった。

ある日、好奇心の強い村人が、老人の様子を、1日中観察してみた。
すると、老人はただ黙して、座っているわけではないようだ。
1日に何回か、思い出したように、両の掌を打ち鳴らすのである。
老人は、それを毎日毎日、飽かず繰り返しているようだった。

「あなたは、毎日ここに座って、手を打っているようですが、いったい何を、しているのですか?」
次の日、思いあまった村人が、尋ねた。
老人は、答えた。
「この木になっている実が、落ちるのを、待っているんじゃよ」
「はあ? それならば、木に登るなり、棒で取るなりすれば、いいんじゃないですか?」

「いやいや」と老人は、さらに答えた。
「『機が熟する』という言葉があるようにな、あの実もやがて熟すれば、落ちるときがくる。それが自然の習わしじゃから、こうして手を打って、それで落ちる実だけを、いただこうと、おもっとるんじゃ」

なんてのんきな老人だろう。
もしかしたら、ただのアホかもしれない。
村人は呆れて、その場を立ち去った。

村人が言うように、「木に登る、棒で取る」ことは、いいでしょう。
しかし、老人のように、機が熟すのを待つ心のゆとりも、とても大切なことなのです。

どんな時も、一度立ち止まって、機が熟すのを待つ心のゆとりを、持ちたいものです。
焦らず、ゆっくりゆっくりです。

2021年01月07日

幸福な死を迎えよう 899


どんな人も、避けて通れないことがあります。
それは、必ず死を、迎えることです。

若い人は、あまり死について、考えることはないでしょう。
しかし、高齢になり、残りの時間が短くなると、しだいに死が、間近に感じるようになります。

みなさんは、どのような死を、願っているのでしょうか。
ここで、映画評論家の故淀川長治(ながはる)さんのことを、紹介します。

淀川さんは、日本映画の歴史上にしても、その人となりにしても、実にすごい人でした。
「サイナラ、サイナラ」のおじさんということで、名前が知れ渡っていました。
あらゆる映画関係者から、尊敬畏怖される人であり、神様のような存在だったのです。

その淀川さんは、お亡くなりになる前日まで、仕事をしていたということで、最期の言葉は「もっと映画を見なさい」、だったといいます。
最期の最期まで、映画のことしか、考えていなかったのです。

そんな淀川さんは、かってこんなことを、言っていました。
「映画の上映が終わって、館内に明かりがついて、客がみんな帰ってしまうんですね。その中で、1人だけまだ客席に、座っている老人がいて、警備員さんが、もう終わりですよ、と肩を叩くんですが、その老人は、死んでいるんですよ。その老人が私だったら、どんなに幸せなことでしょう」

淀川さんにとって、死ぬことが、自分の生き方の延長にしか、過ぎなかったのかもしれません。
映画に出会い、映画を愛し、映画とともに生き、映画とともに、死んでいかれたのです。

死ぬときも、特別なことでなく、いつものようで、ありたかったのでしょう。
まさに幸福な死を、迎えられたのです。

みなさんは、どのような幸福な死を、迎えることが、できるでしょうか。
少し先のことですが、イメージしてみては、いかがでしょうか。

2021年01月06日

3割できれば素晴らしい 898


完璧な人は、何事も10割(100%)成功することを、願います。
しかし、実際10割成功することは、難しいのです。

とても簡単な事であれば、ひょっとすれば10割成功する場合も、あるかもしれません。
多くの場合、どんなに頑張っても、そんなに成功率が、高くなることはありません。
それよりも、かなり低いのでは、ないでしょうか。

ある音楽好きな若者が、言いました。
「このCDですけど、よいアルバムだって、聞いてたんですが、2曲くらいしか、いい曲はなかったですね。評判倒れじゃ、ないですか?」

それに対して、あるミュージシャンが、こう答えました。

「あのねえ。2、3曲いい曲が、入っていれば、それはいいアルバムなんだよ」

これは、実に深い言葉なのです。
もちろん、中にはほとんどの曲が、水準以上であるような、素晴らしい出来のアルバムも、あるでしょう。
しかし、そのミュージシャンは、そういったことは、奇跡のようなものであることを、よく知っているのです。

完璧なアルバムでないと、気が済まない人は、いつも不幸な気持ちを、持つことになります。
何かに対して、10割を求め続ける人は、イライラが、増すばかりなのです。

歴史のあるプロ野球で、過去も現在も、3割打てれば、一流の選手と呼ばれます。
天才打者イチローにしても、10回のうち6回以上は、アウトなのです。

10のうち2か3できれば、かなりいい線をいっていると、考えましょう。
同じように、2か3の悪いことがあることも、当たり前なのです。
悲しむ必要は、ありません。

高望みする必要は、何もありません。
何事も3割できれば、素晴らしいのです。
3割できれば、幸せな人生を、歩いているのです。

2021年01月05日

「つもり違い」に注意しよう 897


人の気持ちが、わかってはいるつもりなのに、本当はわかっていなかったりします。
知識が豊富であるつもりなのに、本当は知らないことが、多かったりします。

このように世の中には、「~のつもり」の人が、実に多いのです。
自分が1番賢い、1番偉い、1番立派などと、自惚(うぬぼ)れているのです。

ここで、「つもり違い10ヶ条」を、参考までに紹介します。

高いつもりで低いのは、教養  低いつもりで高いのは、気位(きぐらい)
深いつもりで浅いのは、知識  浅いつもりで深いのは、欲の皮
厚いつもりで薄いのは、人情  薄いつもりで厚いのは、面(つら)の皮
強いつもりで弱いのは、根性  弱いつもりで強いのは、我
多いつもりで少ないのは、分別 少ないつもりで多いのは、無駄(むだ)

つもり違いで、反省することもあるか、と思います。
わかったつもりで、わからないのが、人の注意です。

「つもり違い」に、注意しましょう。
いつも初心を忘れず、謙虚な態度でいることが、大切なことなのです。

2021年01月04日

どこまでもいける道 896


あなたは、今どんな道を、歩いているのでしょうか。
そして、これからどんな道を、歩いていくのでしょうか。

自分の思った道を、自分の思い通りに、歩いているのでしょうか

ここで、詩人・谷川俊太郎の『みち』を、紹介します。
           
ひとばんのうちに
すべてのみちがきえてしまった!
おおきなみちもちいさなみちも
まっしろなゆきのしたに

みぎもないひだりもない
まえもなくうしろもない
どんなみちしるべもちずもない
どこまでもひろがるしろいせかい

どこへでもゆけるそのまぶしさに
こころはかえってたちすくむ
おおぞらへつづくひとすじのあしあとを
めをつむりゆめみながら

雪の積もった日には、妙に人の歩いたところではなく、誰も歩いたことのない雪面を、歩いてみたくなるものです。
未踏の一歩を、自分の足で踏みしめることで、自分の道を自分の手で、切り開いているのです。

人生という雪原に立った時、道をつくる主体が、自分であるということに、気付いた時には、大きな戸惑いを感じ、「たちすくんだ」ものです。
自由にどこへでも、自分の意志で その一歩を刻むことが、できるのです。

今もその雪原に立ち、昔と変わることなく「おおぞらへつづくひとすじのあしあとを」ゆめみながら、どこまでもいける道を、歩いていきたいものです。

2021年01月03日

罪を憎んで人を憎まず 895


テレビドラマに出てくる犯罪者が、「積年の恨みをはらすために、復讐した」と、よく言います。
悲しいことですが、人に対する恨みのために、人は犯罪を起こすのです。
「積年の恨み」という言葉のとおり、恨みは積もるほど大きくなり、ついにそこから逃れることが、できなくなります。

「罪を憎んで人を憎まず」と、いう言葉があります。
これは、「犯した罪は、憎むべきだが、その人が罪を犯すまでには、事情もあったのだろうから、罪を犯した人そのものまで、憎んではいけない」と、いう意味です。

ここで、江戸時代の終わりから明治・大正と活躍した、渋沢栄一という実業家のエピソードを、紹介します。

ある日、彼のもとに、新しい会社を作るための相談に来た、経営者がいました。
しかし、彼には、無謀に思えたので、「やめたほうがいいよ」と、伝えました。
ところが、相手は、会社を作ることを妨害されたと、誤解をしました。
数日後、彼は、その経営者が雇った、男性2人組に襲われて、ケガをしました。
その後、彼らは、逮捕されました。

そして数年後、彼は知人から、出所後の男たちが、貧しい生活を送っていることを、聞きました。
「罪を憎んで人を憎まず」と、考えていた渋沢さんは、その男たちに同情して、人を通していくらかの資金を、渡しました。
男たちは、過去に彼を襲ったことを、申し訳なく思い、彼のもとを訪ねました。

すると、彼は、「あのときのことは、今さら聞いても、不快になるだけです。ですから、今後も事件については、一切口にしないようにしましょう」と、言ったのです。
彼は、自分にケガを負わせた相手を、怒ることもなく、むしろ、気の毒に思い、優しく接したというのです。

渋沢さんは、罪を犯すことは、いけないことでも、犯した人を、いつまでも憎むことはしなかったのです。
それよりも、快く許しているのです。

誰でも状況しだいでは、恨みのために犯罪などを、犯す可能性はあります。
罪を犯した人、恨みを持っている人に対して、許したほうが、結局、自分も相手も、幸せになれるのです。

2021年01月02日

上機嫌という贈り物 894


フランスの哲学者、アランの「幸福論」のなかに、「新年の贈り物に、一番相応(ふさわ)しいのは、『上機嫌』という、贈り物だ」と、書いてあります。

フランスでは、日本のように「お歳暮」を、届ける風習はありませんが、その代わり、新年を祝う家族パーティーが、何回か開かれます。
親しい人が招かれますが、そのとき招かれた人が、ちょっとした贈り物を、持ってきます。

お酒であったり、食べ物であったり、品物であったりします。
それだけでなく、形にはありませんが、『上機嫌』という、その場を明るく、楽しくさせてくれる贈り物を、贈ります。

いただいた方は、なによりもはるかに、嬉しいのです。
年の初めだというのに、ブスッとして、笑いもしない、声も立てないで、じっとしていられると、こっちの方まで、暗くなってしまいます。

それよりは、アハハ、オホホと、愉快に笑って、楽しい雰囲気が、かもしだされると、なんとなく、今年はいい年に、なりそうだ。
『こいつは春から、縁起がいいわ』、そんな思いが、込み上げてきます。

『上機嫌』、という贈り物を、多くの人にしましょう。
きっと今年も、最高に幸せな年に、なることでしょう。

2021年01月01日

不愉快さを探さない 893


人の言動に、敏感な人がいます。
そんな人は、良く言うと、気がつく人です。
悪く言うと、神経過敏な人です。

気がつくだけならいいのですが、気がついたことに対して、不愉快になったりします。
さらに、「許せない」、という感情を持ち、相手を憎く、思ったりします。

不愉快さを、探してしまうのです。
不愉快さを、無意識に、感じてしまうのです。

☆何度注意しても、同じミスを繰り返す後輩に、ムカつく
☆割り込み禁止の道路で、平気で前に入ってきた、外車の運転手に、腹が立つ
☆道を知らない、タクシーの運転手には、いつもイライラさせられる
☆やるべきことをやらない、日本の政治家が、許せない
☆中学校の時、私をいじめた、同級生が、許せない
☆レストランで、うるさい子どもに、注意をしない母親が、どうしても理解できない
☆メールをしても、すぐに返信をくれない、ズボラな友人に、ストレスを感じる
☆ミスを、部下のせいにする、卑怯な上司が、イヤ
☆夜中に騒音を出す、上の階の住人に、腹が立つ
☆買い物の時、私に失礼な態度をとった、ショップの店員が、許せない
☆無理な要求ばかりしてくる、取引先の営業マンが、憎らしい

こんなふうに、人に対して、不愉快さを、探してしまいます。
探せば探すだけ、いくらでも不愉快さが、出てきます。

不愉快さを探しても、気持ちが、良くなることは、ありません。
探せば探すほど、怒りの感情が、高まってきます。

不愉快さは、キリがなく、出てくるのです。
不愉快さを、探さないように、しましょう。

不愉快さのアンテナを、下ろしましょう。
そして、楽しさ嬉しさのアンテナを、高くしましょう。

2020年12月31日

勝ち負けに執着しない 892


勝ち負けに、とても執着する人がいます。
いつでも勝てばいいのですが、そんなに勝ち続けることは、不可能です。

勝ち負けに執着する人は、負けると、次のような態度を、示します。

○負けると、相手に腹を立てる。
○一緒に戦った相手を責める。
○勝敗の判断をした人を恨む。
○自分自身を責める。

このように怒りの感情を、ため込みやすいのです。
いつも結果だけにこだわり、怒りの感情を、持ちやすくなります。

システムエンジニアのある男性は、社内で自分が1番仕事ができると、自負していました。
しかし、あるとき優秀な新入社員が、ひとり入ってきて、職場の人たちは、その新人を重宝するように、なったのです。

その男性は、負けず嫌いだったので、自分をチヤホヤしなくなった、社内の人間や、ライバルの新人に、イラだちを覚えました。
「俺がいなくなったら、困ることを、わからせてやりたい」という理由で、会社を辞めることさえ考えて、周りの人に、それを言い触らしたりもしました。

しかし、あるとき、ライバルである新入社員から、「先輩と一緒に、仕事ができて光栄です。2人で力を合わせれば、何か新しい素晴らしいことが、できそうですね」と言われ、自分の幼さを、恥ずかしく思いました。
相手を敵視していたのは、自分だけで、新入社員のほうは、自分を敵視して、いなかったのです。

嫉妬からくる勝負は、マイナスになりやすいのです。
勝ち負けに、こだわりやすい人は、勝ち負け以外の目標を、立てるといいでしょう。

☆この勝負を通して、自分を成長させよう。
☆このチャレンジを通して、今までにない、新しい工夫をしよう。
☆この挑戦を通して、仲間の団結を、高めていこう。
☆早く新商品を完成させて、多くの人に、喜んでもらおう。

このような目標にすると、勝つことだけが、目標でなくなります。
頑張った分だけ、成果はあるのです。

勝ち負けに、執着しないように、しましょう。
そうすれば、心にプラスのエネルギーが、増えるのです。

2020年12月30日

自分に暗示をかけよう 891


車の酔いやすい子どもに、「この薬を飲めば、車酔いをしない」と、あめ玉をあげます。
子どもは、あめ玉が薬と、信じ込むのです。
すると、本当に車酔いを、しなくなることがあります。

まったく薬の効果のない、デンプンのような偽薬(プラシーボ)を、よく効く薬だと言って患者に与えると、実際に症状が、改善されることがあります。

不思議なことですが、暗示効果によって、効果があったり、自然治癒力が、発揮されたりするのです。
これを心理学的には、「プラシーボ効果」と、呼んでいます。

似たようなことは、様々な分野に、応用できます。
例えば、「あなたは、とても頭がいい」と、言われて育った子どもは、本当に頭がいい子に成長するでしょう。
逆に、有能な人間でも、「君は、ダメなヤツだ」と、言われ続ければ、本当にダメになってしまうでしょう。

あるモデルは、ファッションショーの舞台裏で、緊張から逃れるために、「私が、1番キレイ」「私が、1番輝いている」と、鏡に向かってつぶやいてから、舞台に上がると、言います。
彼女は、自分に暗示をかけることで、自信を湧き上がらせているのです。

自分に暗示をかけることで、自分をなりたい自分に、近づけることができるのです。
日常の生活の中で、積極的に暗示を、生かしていきましょう。

☆今日も、いい仕事ができる
☆今やっている仕事は、必ず上手くいく
☆笑顔で楽しく、毎日を過ごす
☆辛いことがあっても、イライラしないで、気持ちを落ち着かせる
☆今日することを、精一杯する
☆誰とでも仲良く、話をする

このように、自分自身に、暗示をかけましょう。
暗示の効果が出て、本当にそういう自分に、近づくのです。

プラスの暗示で、心にはプラスのエネルギーが、どんどん増えるのです。

2020年12月29日

貧乏神に好かれるな 890


昔話や、ふとした普段の話題の中に登場する、「貧乏神(びんぼうがみ)」は、誰もが一度は、聞いたことがあるでしょう。
貧乏神は、取りついた人間やその家族を、貧乏にする神なのです。

ここで、江戸時代の奇談集、『兎園小説』を、紹介します。

江戸番町に、年中災い続きの家があり、その武家に仕える男があるときに、用事で草加へ出かけ、1人の僧と知り合った。
男が僧に、どこから来たのかと尋ねると、今まで男の仕えていた屋敷にいた、とのことだった。
男はその僧を、屋敷で見たことがない、と告げると、僧は笑いながら、「あの家には、病人が続出しているが、すべて貧乏神である、私の仕業だ。あの家は、貧窮極まった状態なので、ほかの家へ行く。今後、あなたの主人の運は、上を向く」と言って、姿を消した。
その言葉通り、その後、男の仕える家は、次第に運が向いてきた。

このように、貧乏神に好かれると、不運な状態になるのです。
そこで、貧乏神が、とりつきやすいタイプを、紹介します。

①ギャンブルで失敗
②株に手を出して失敗
③浮気の後始末
④病気にとりつかれて
⑤麻薬中毒
⑥アル中
⑦怠惰
⑧見栄
⑨夫婦の不仲
⑩サラ金

このような状況の人には、貧乏神が、とりつきやすいのです。
とりつかれると、ますます状況が厳しくなり、災難が続き、どん底の生活を強いられます。

福の神に、好かれるのはいいのですが、貧乏神なら、困ったものです。
貧乏神に、とりつかれるのは、自分の心に、油断があるからです。

貧乏神に、好かれないように、しましょう。
悪いことでなく、善いことをするように、しましょう。

2020年12月28日

「ブス25ヶ条」で心を磨く 889


宝塚歌劇団の舞台裏には、「ブス25ヶ条」の張り紙が、貼られていたそうです。
ここで、書いてあった言葉を、紹介します。

①笑顔がない
②お礼を言わない
③おいしいと言わない
④目が輝いていない
⑤精気がない
⑥いつも口が、への字の形をしている
⑦自信がない
⑧希望や信念がない
⑨自分がブスであることを知らない
⑩声が小さくて、イジケている
⑪自分が正しいと、信じ込んでいる
⑫グチをこぼす
⑬他人をうらやむ
⑭責任転換がうまい
⑮いつも周囲が、悪いと思っている
⑯他人にシットする
⑰他人につくさない
⑱他人を信じない
⑲謙虚さがなく、ゴウマンである
⑳人のアドバイスや忠告を受け入れない
㉑なんでもないことにキズつく
㉒悲観的に物事を考える
㉓問題意識を持っていない
㉔存在自体が、周囲を暗くする
㉕人生においても仕事においても、意欲がない

これを読んで、何か気づくことは、ありませんか。
それは、「ブスは『顔』じゃない」ということです。

顔のことは、1つも書いてありません。
心のことが、書いてあります。
ブスは、みんな心の問題なのです。

宝塚歌劇団では、ブスにならないように、心を磨いているのです。
特にこの中でも、1番に書いているように、いつも心を明るくして、笑顔で接するようにしているのです。

この「ブス25ヶ条」から、自分の反省点を学び、心を磨きましょう。
するとあなたは、美人に変わってくるのです。
心が美しい人が、本当の美人なのです。

2020年12月27日

0.1秒の奇跡の命 888


私たちの人生が、80年としたら、この80年とは、宇宙の歴史の中で、どれくらいの時間に、なるのでしょうか。
最新の研究では、この宇宙が誕生したのは、137億年前であることが、わかっています。

カール・セーガン博士は、宇宙の全歴史を1年に縮めた、宇宙カレンダーを、作りました。
ビッグバンが起きたのが、1月1日として、今日が12月31日、宇宙の全歴史を1年だと、設定するのです。

宇宙のはじまり ➡ 1月1日
銀河の誕生   ➡ 1月11日
地球の誕生   ➡ 8月31日
人類の誕生   ➡ 12月31日20時48分
キリストの誕生 ➡ 12月31日23時59分56秒

私たち人類が、誕生したのは、ついさっきだ、ということです。
80年の人生は、0.1秒なのです。

宇宙の人生の中で、私たちの人生は、0.1秒にすぎないのです。
まさに、一瞬なのです。

私たちは、今そんな貴重な一瞬に、立ち会っているのです。
そして、その0.1秒の中で、生活しているのです。

まさに奇跡の命を、いただいているのです。
大切にしたい、0.1秒の、奇跡の命なのです。

2020年12月26日

健康な睡眠をしよう 887


睡眠時間は、生きている時間の3分の1を、占めています。
よく眠ることは、健康維持に、欠かせません。

睡眠不足から、イライラしたり、不安になったりなどします。
昼間に眠くなり、身体が思うように、動かせなくなり、昼間の活動に支障をきたす場合が、あります。

大人の3分の1は、時々不眠になり、10~15%は、慢性的な不眠になっています。
高齢者の4~5人に1人は、不眠と言われ、睡眠薬を利用している人も、多くいます。

ここで、渡辺範雄・京都大学准教授による「健康な睡眠のための10ヶ条」を、紹介します。

1 睡眠時間は、人それぞれ
2 定期的に、運動しよう
3 寝室を快適にし、光や音を遮断
4 寝室を、快適な温度に保つ
5 規則正しい、食生活をする
6 カフェイン入りの物は、午後3時まで
7 就寝前の2時間や夜中は、飲酒しない
8 就寝前の2時間や夜中は、喫煙しない
9 昼間の悩みを寝床に、持ち込まない
10 眠ろうと、頑張らない。夜中に、時計を見ない

私も、なかなか眠れない時が、ありました。
そこで、この10ヶ条を参考にして、「定期的に運動する、夕方コーヒーは飲まない、飲酒をしない、眠ろうと頑張らない」に、取り組んでみました。
すると、夜にしっかりと眠ることができ、十分な睡眠時間を、確保することが、できました。

ちょっとした日常生活の見直しで、健康な睡眠が、保てるようになります。
この頃なかなか眠れないな、と感じる方は、ぜひ実践してみて下さい。

2020年12月25日

まず自分が動こう 886


社員が、一生懸命仕事をしない職場が、ありました。
様子を見ていたら、社長がのんびりしていて、あまり働いていませんでした。

社長は、社員にやる気を出すような言葉を、話します。
しかし、言葉だけでは、社員は働こうとしないのです。

社員が、働かない理由は、簡単です。
社長が、あまり動かないから、社員も動かないでいいのだと、思っているのです。

ここで、連合艦隊司令長官・山本五十六の名言を、紹介します。

やってみせ
言って聞かせて
させてみせ
ほめてやらねば
人は動かじ

この名言は、第1に「やってみせ」を、述べています。
自分が手本となって、まずやってみることが、人を動かす大切なことなのです。

赤字会社の再建を頼まれて、見事に再建を果たした、社長がいました。
その社長が、再建の秘密を、次のように、話していました。

「二宮尊徳の教えに、従ったままです。尊徳はある人に、人使いのコツを聞かれたとき、桶に水をいっぱいみなぎらせ、棒きれで水をグルグルと回しました。やがて水がひとりで、回りはじめますと、棒きれを水の上に、のせました。すると水は棒きれをのせて、一緒に回ったのです。水は社員です。棒きれは、社長です。社長が最初自ら回れば、やがて社員が、社長をのせて、回りはじめます。いうならば率先垂範を、しただけです」

この社長は、率先垂範(人の先頭に立って、物事を行い、模範を示すこと)が、大切であることを、教えています。
まず社長自ら動けば、自然と社員も、動くようになるのです。

このことは、社員であっても、同じことです。
まず自分が、積極的に動きましょう。
進んで自ら動くことで、周りの人も、動き始めるのです。

もし今、周りの人が、動いていないなら、あなたが、動いていないのかもしれません。
自ら動くことでしか、道は開けてこないのです。

2020年12月24日

理想の男女はどんな人 885


21世紀を生きる、理想の人は、どんな人でしょう。
いろいろなことが、想像できると思います。

ここで、男性なら「3V」、女性なら「3S」と、ある雑誌に書いてありました。
そこで、参考までに、紹介します。

(男性)

第1のVは、「ビジョン」です。
しっかりとした夢、理想、目標を、持つことです。

第2のVは、「バイタリティ」です。
旺盛な活力、たくましい実行力が、なければいけません。

第3のVは、「ボイス」です。
「声」と、思われるかもしれませんが、「説得力」を、意味します。

(女性)

第1のSは、「スマイル」です。
いつも笑顔で、生き生きとしています。

第2のSは、「サポート」です。
進んで支えたり、協力したりします。

第3のSは、「サービス」です。
家庭だけでなく、社会に対しても、奉仕の精神で、行動できる人です。

男女の多様化の時代に、すべては当てはまらないかも、しれません。
しかし、生きる上で、大切なことでは、ないでしょうか。

簡単なようですが、本当に身につくまで、時間がかかります。
少しでも、「3V」「3S」に、近づけたらと、思います。

2020年12月23日

さわやかな「ノーサイド精神」 884


今の社会は、競争社会です。
会社と会社が、争ったり、人と人が、争ったりします。

同じような新商品の開発と商品化に向けて、会社と会社が、激しく競い合います。
会社で仲が良かった二人が、出世の競争に巻き込まれ、お互い争ったり、批判したりすることが、起こります。
スポーツでも、同じ高校の野球部仲間であった二人が、大学では、敵味方の関係になって、対立したりします。

人は不思議なもので、いったん対立関係ができると、いつまでも心のわだかまりが消えず、お互いを許すことができない関係が、継続してしまいます。

ここで、ラグビーの話を、紹介します。

野球などのスポーツは、試合終了を、「ゲーム・セット」といいますが、ラグビーはなぜか試合終了を、「ノーサイド」と呼びます。
レフリーが、試合終了を告げるため、笛を吹き、両手を高々と挙げる、その瞬間が、「ノーサイド」なのです。

ラグビーの仲間たちによれば、どんな宿敵、どんなライバルであろうと、その瞬間から、友だちになる。
これが、「ノーサイド」の精神だと、誇らしげにいいます。

事実彼らは、ゲームが終わると、左右に分かれずに、一緒に風呂に入り、汗と涙を流しあい、みんなで酒をくみ交わして、友情を深めるのだそうです。

会社と会社、人と人との争いは、ほんの一時なのです。
いつまでも過去のことに、とらわれているのは、止めましょう。

人生には、このさわやかな「ノーサイド精神」を、生かしていきましょう。

2020年12月22日

新入社員への7つのシン 883


毎年会社に、新入社員が、入ってきます。
新入社員は、希望に胸を弾ませ、楽しみに会社生活を、過ごすことになります。

そんな新入社員に、贈りたい言葉、「7つシン」を、紹介します。

第1は、この「新」です。
新鮮な感覚を、いつも持ち続ける「新」です。

第2は、この「真」です。
ウソやゴマカシのない、真実一路の「真」です。

第3は、この「伸」です。
自分を伸ばすために、努力する「伸」です。

第4は、この「親」です。
親しみを持たれる人、親切な人、そして親の恩に感謝する人間。
その「親」です。

第5は、この「信」です。
人間で、いちばん大事な「信用」の「信」です。

第6は、この「進」です。
世の中は、日進月歩です。
常に前進する「進」です。

第7はこの「心」です。
真心がこもる人、それを願う「心」です。

このように、いろいろなシンが、あります。
どれもとても大切な、シンなのです。
新入社員は、この「7つのシン」を意識して、それぞれの職場で、頑張ってほしいものです。

新入社員だけでなく、今いる社員も、もう一度7つのシンの意味を、振り返りましょう。
この言葉は、人の心に、希望と情熱を、もたらすのです。

2020年12月21日

悪いことをしたら叱ろう 882


人に対して、優しくすること、許すことは、大切なことです。
しかし、このことは、人に対して、甘やかすことになります。

時には人に対して、厳しく接することも、本当の意味での、優しさや思いやりなのです。
人が悪いことをした時には、しっかりと叱ることも、大切なことなのです。

ここで、イソップ物語の「盗みをした子どもと母親」を、紹介します。

あるとき、1人の子どもが、オモチャを盗んで、家に帰ってきました。
母親は、子どもを叱るどころか、ほめたので、子どもはそれをいいことに、いろいろな盗みを働き、やがて札つきの大泥棒に、なりました。

だがついに捕まり、裁判の結果人民広場で、死刑が宣告されました。
駆けつけた母親が、「なんでこんな子どもに」と、嘆いた声を聞いて、息子は母を呼び、いきなり母親の耳たぶをかじり、かみ切りました。

息子は、いいました。
「私が初めて、オモチャを盗んだとき、なぜ、あなたは、叱ってくれなかったんだ。あのとき、叱ってくれたら、私はこんな人間に、ならなかった」と、ハラハラと涙を流した、といいます。

この話は、悪いことをしたことに対して、甘やかすのではなく、しっかりと叱ることの大切さを、教えています。
母親が、しっかりと叱り、盗みはいけないことを、教えていたら、こんなことは、起こらなかったのです。

人は、誰でも時々善悪の判断が、つかないときがあります。

☆人の物を、許可なく借りた。
☆お金が欲しいので、人から欺し取った。
☆与えられた仕事を、してないのに、終わったと、ウソをついた。
☆弱い人を、いじめた。
☆勝手に人のメールを、見た。

このようなことなど、悪いことをしたら、叱りましょう。
人は、叱られることで、悪いことだと、認識できるのです。
悪いことをしたことに、反省し、心を入れかえることも、できるのです。

叱ることは、人を育てることなのです。
人に対する、優しさなのです。

2020年12月20日

7つの絆で夫婦仲良く 881


芸能人で結婚した時は、あんなに仲が、良かった夫婦だったのに、急な離婚会見で、驚くことがあります。
しかし、芸能人の中でも、若い頃は、仲が悪そうに見えた夫婦だったのに、歳を取ってから、大変仲がよく、幸せそうに見える、夫婦がいます。

夫婦関係は、外から見ただけでは、わからない、不思議なものです。
ここで、『夫婦の7つの絆』を、紹介します。

20代の夫婦の絆は「愛情」・・・愛があれば、それで十分。
30代の夫婦の絆は「希望」・・・まだ相手に、希望を託しています。
40代の夫婦の絆は「忍耐」・・・いろいろあっても、我慢です。
50代の夫婦の絆は「諦め」・・・こんなはずでは、なかったが・・・。
60代の夫婦の絆は「感謝」・・・ようやくこの気持ちが、出てきます。
70代の夫婦の絆は「労(いたわ)り」・・・お互い老化が、始まります。
80代の夫婦の絆は「墓参り」・・・どちらかが、欠けてくる頃です。

年代ごとに、違った夫婦の絆が、あります。
このような絆を経て、夫婦の関係が、深まるのです。

私の場合は、今60代の夫婦関係であり、毎日「感謝」「感謝」「感謝」の絆で、お互い仲良く、過ごしています。
皆さんも、『夫婦の7つの絆』で、いつまでも夫婦仲良く、お過ごし下さい。

2020年12月19日

一生幸せのために心を磨こう 880


誰もが、一生幸せで生きたいと、願っています。
一生幸せのためには、どんなことが、大切でしょうか。

○身体を磨くこと
○頭を磨くこと
○心を磨くこと

この3つを磨くことは、大切なことです。
健康な身体作りをすること、生き抜くための知恵をつけること、強くて逞しい心を持つことが、一生幸せに生きるために、欠かせません。

しかし、この3つの中でも、特に重要であるにも関わらず、なかなか磨こうと、努力しないことがあります。
それは、心を磨くことです。

ここで、イギリスのことわざを、紹介します。

1日だけ、幸福でいたいと思うなら、床屋に行くがいい。
1週間だけ、幸福でいたいと思うなら、結婚するがいい。
1ヶ月だけ、幸福でいたいと思うなら、新しい馬を、買うがいい。
1年だけ、幸福でいたいと思うなら、新しい家を、建てるがいい。
1生涯、幸福でいたいと思うなら、正直な人間に、なることだ。

このことわざは、人間にとって、正直というのが、一番大切だということを、教えています。
行動や物ではなく、正直であれば、1生涯幸福で、いられるのです。

正直とは、心のあり方なのです。
正直を手に入れるためには、心を磨かなければいけません。

一生幸せのためには、心を磨くことが、必要なのです。
心を磨くことで、一生幸せ感を、維持できるのです。

毎日「心を磨く」を、意識した生活を、過ごすようにしましょう。
人生は、心しだいなのです。

2020年12月18日

人に求めすぎない 879


自分ことは、さておいて、人に対して、求める人がいます。
そんな人は、無意識に求める言葉を、言っているのです。
無意識に、口から出てしまった言葉が、実はホンネだったりするのです。

次のような言葉を、言う人がいます。

☆「もっとしっかりして」

積極的に決断・行動するリーダーシップを、求めています。

☆「頭がどうかしたんじゃないの?」

頭のよさ、頭の回転のよさを、求めています。

☆「気がきかないね」

気配りができる、気持ちを察してくれる、気づかってくれることを、求めています。

☆「もっと格好に気を使ったら?」

清潔感やセンスのよさを、求めています。

☆「冷たいね」

優しさや包容力を、求めています。

☆「細かい人ね」

細かいことにこだわらず、大らかさを、求めています。

☆「ケチ!」

気前のよさなど、経済力を、求めています。

このような言葉で、人に対して、求めているのです。
知らず知らずのうちに、相手に対して、こうあるべきと、求めているのです

しかし、このような言葉は、言われた人が、バカにされているように、感じます。
言って欲しくない、言葉なのです。

人に求めたい時は、「気がきかないね」と、言うより、「もう少し気を、きかせるといいよ」と、励ましたら、いいでしょう。
「冷たいね」と、言うより、「優しくしてね」と、甘えたら、いいでしょう。

人をバカにしたような言葉で、人に求めすぎないように、しましょう。
本当の心は、自分を偉く見せたいのかも、しれません。
相手の心に、届かない言葉は、相手を変えることは、できないのです。

2020年12月17日

今の現状でできることを努力しよう 878


自分が置かれている現状を、嘆き悲しむ人がいます。

○こんなくだらない仕事なんて、やってられない。もっと自分の才能を、生かせる会社へ転職したい。
○こんなに給料が安いのなら、あまり仕事を、頑張る必要はない。
○あの人と一緒にいたのでは、私は幸せになれない。もっと自分の思い通りにできる、別のパートナーのもとへ、行きたい。

このように、不平・不満を、言う人がいます。
不平・不満を、言い続けても、何一ついいことは、ありません。

不平・不満を、言うような人は、別の仕事を見つけたり、別のパートナーとの出会いが、あったとしても、またそこで同じように、不平・不満を、言い始めるのです。
思い切って、今の現状を変えても、結局は同じような結果に、なるのです。

今自分が、置かれている現状を、選んだのは、自分の責任なのです。
自分で考え、自分で決めて、今の現状に、自分がいるのです。

ここで、道元禅師の言葉を、紹介します。

魚は、水から離れず、
鳥は、空から離れることは、ありません

この言葉は、「魚は水の中で、生活に満足し、空を飛びたいとは、思いません。鳥は一生懸命に、空を飛ぶことに集中し、水の中を泳ぎたいと、考えません。そのように人間も、自分が現在いる環境の中で、やるべきことに集中して、全力を傾けなさい。そうすることでしか、自分の人生を、切り開いていくことはできない」と、教えています。

今の現状から、逃げようとするのは、止めましょう。
不平・不満を言っても、ますます気持ちが、落ち込むだけです。

今の現状の中で、できることを、努力しましょう。
今できることに、集中しましょう。

今の現状が、あなたが活躍できる、場所なのです。
あなたが輝き、明るい未来が、開ける場所なのです。

2020年12月16日

正直すぎて相手を怒らせない 877


正直に生きることは、正しいことです。
しかし、どんなことでも、どんな時にも、正直すぎてしまう人がいます。

自分が、言わないでいいことでも、相手に正直に話します。
相手が、聞きたくないことでも、相手に正直に話します。
正直すぎて、時には相手を、怒らせる場合があります。

ここで、ある夫婦の話を、紹介します。

最近太りぎみであることを、気にしていた妻が、ダイエットを始めたのです。
そして、一月経ちました。
しかし、夫には、妻はちっとも痩せたようには、見えませんでした。
そこで、正直に「本当にダイエットしているの。太ったままじゃない」と、言ってしまったそうです。

すると妻は、カンカンに怒ってしまい、その後何日か、口もきいてくれなかったそうです。
夫は、「正直に本当のことを言ったのに、なぜ怒るんだろう。自分が悪いんじゃない。怒った妻のほうが、悪いのだ」と、怒っていました。

これは、夫の言うように、悪いのは妻のほうでしょうか。
むしろ夫のほうが、ずっと悪いことをした、とも考えられます。
妻が太っていることを気にして、ダイエットを頑張っているのに、「正直に本当のことを、言う」のが、いつも正しいとは、限らないのです。

次のように、平気で正直に、言う人がいます。

☆妻が工夫して料理を作ったのに、「今日の料理はまずい」と正直に言う。
☆友だちが、仕事が終わって急いで、待ち合わせの場所に来たのに、「すごく遅かった」と正直に言う。
☆部下が、必死になって、頼まれた報告書を作成したのに、「内容がひどすぎる」と正直に言う。
☆新しく会社に入った女性を見て、「今度の女性は、可愛くないね」と正直に言う。

このように、相手のことや相手の気持ちを考えずに、正直に自分が思ったことを、言ってしまう人が、いるのです。
このようなことは、心の中に思ったとしても、相手に言わないほうが、いいのです。
もちろんできれば、心の中に思わないことが、いいでしょう。

正直なことでも、相手を傷つけてしまう言葉なのです。
言う前に、もっと相手の心や気持ちを、想像してみましょう。

正直すぎて、相手を怒らせないように、しましょう。
相手の喜ぶ顔が、見られるような言葉が、いいのです。

2020年12月15日

心の健康を維持しよう 876


人は、不思議な生き物です。
心の感情で、大きく左右される、動物なのです。
同じことをやるにしても、心の感情しだいで、結果は全く違ってくるのです。

Aさんは、いつも明るく、元気がいい人でした。
仕事も前向きで、どんな仕事でも、熱心に取り組む人です。

ところが、急にAさんの元気が、なくなったのです。
仕事も消極的で、なかなか仕事が、手につかなくなったのです。
周りの人は、Aさんの変化に、気づいたのですが、Aさん自身は、気づいていませんでした。

Aさんは、身体はいたって、健康なのですが、心の不安がありました。
遠くにいる自分の親が、病気になり、病院に入院したのです。

そのことが、毎日気になり、心が憂うつに、なっていたのです。
それで、仕事が手につかなくなって、しまったのです。

このように、心の感情の状態しだいで、人は大きな行動の変化が、起こるのです。
幸いなことに、その後Aさんの親が、退院したので、Aさんの元気も、戻ってきました。

イギリスの劇作家・詩人のシェークスピアは、次の名言を、残しています。

心が愉快であれば、終日歩いても、疲れないが、
心に憂いがあれば、わずか数キロでも、疲れる

心の健康は、身体の健康以上に、重大な問題です。
肉体の病気は、病院で治療することができますが、心の病は、そうはいきません。

このところ、疲れやすくなったとか、通学・通勤するのに、苦痛を感じるようになったという症状が、表れてきたら、危険信号です。

心の不安を探しだし、不安解消の手立てを、講じてみましょう。
不安がなくなれば、また元気になれるのです。

自分の心の状態を、たえずチェックしましょう。
そして、心の健康を、維持しましょう。
心が毎日ウキウキして、楽しければ、身体も元気で、実り多い毎日が、過ごせるのです。

2020年12月14日

若くても価値ある人間です 875


自分より若い人に対して、次のような言葉を、言う人がいます。

○若い人は、考えが浅すぎる
○若い人は、経験がなく、大事な仕事は、任せられない
○若い人は、仕事への情熱が、なさすぎる
○若い人は、口だけ達者で、困る

このように若いというだけで、相手をバカにしたり、ダメだと決めつける人がいます。
これは、明らかに年齢を理由に、人を差別しているのです。

ここで、道元禅師の言葉を、紹介します。

「三歳の子どもには、仏法など、理解できない」と、見なし、
「三歳の子どもの言うことなど、幼稚な内容だ」と、考えるのは、
愚かなことです。

仏教の目的は「人間の真実」を、見極めることです。
しっかりと「人間の真実」を、背負って生きているのですから、
決して無視できません。

相手の年齢や、経験年数を理由に、相手の意見に、真剣に耳を傾けない人が、多くいます。
しかし、どんなに若くても、素晴らしく価値がある人間なのです。
年齢に関係なく、相手の意見に、真摯に耳を傾けたり、相手の価値を、認め尊重することを、道元禅師の言葉は、教えています。

実際に、ヒットしている商品に、若い人のアイデアが活かされるものが、多くあります。
若い人が、企業を立ち上げ、大成功している企業が、たくさんあります。
若い人は経験がない分、常識にとらわれない、新鮮でユニークな発想が、できるのです。

若い人は、価値がない人間だと、決めるつける人は、強く反省しましょう。
若くても、素晴らしく価値ある人間なのです。

2020年12月13日

7つの健康生活習慣を実践しよう 874


健康生活のためには、毎日の健康生活習慣が、とても大切です。

肥満症や高血圧、また糖尿病などの生活習慣病は、食習慣(エネルギーや食塩のとりすぎ、飲酒など)・運動習慣・睡眠・ストレス・休養のとり方などの生活習慣にも、大きく関わっていることが、知られています。

生活習慣について、40年以上前に行われた研究結果から、「ブレスローの7つの健康生活習慣」として、広く世界に、知られているものがあります。

ここで、「ブレスローの7つの健康生活習慣」を、紹介します。

①朝食は、毎日食べる
②間食は、しない
③適正体重を保つ
④タバコは、吸わない
⑤飲酒は、適度、もしくはしない
⑥定期的に、運動する
⑦毎日、7~8時間の睡眠をとる

これは米国・カリフォルニア大学のブレスロー教授が、生活習慣と身体的健康度(障害・疾病・症状など)との関係を、調査した結果に基づいて、提唱されています。
そして上記の7つの健康習慣の実践の有無によって、その後の寿命に、影響することが、わかっているのです。
例えば45歳の男性において、7つの健康習慣のうち6-7つを、実施している人の場合は、あと約33年生きられるが、実施していない、もしくは3つ以下を実施している人の場合には、あと約22年しか生きられない、といった具合です。

注意しなければいけなことは、毎日健康生活習慣の実践をしていた人でも、ある時期から仕事が、忙しくなってしまい、徐々に生活が、変化してしまう場合があります。

○仕事が忙しく、残業続きで、睡眠不足と運動する時間が、なくなる
○寝不足の上に、時間がないので、朝食を食べずに、仕事に行く
○朝食を食べていないので、お腹が空き、間食が多くなる
○運動せず、間食が多く、太ってしまう
○仕事の忙しさが、ストレスになり、喫煙・飲酒の回数・量が増える

このように仕事が、忙しくなるという1つの変化が、生活の様々な部分に、影響を及ぼし、悪循環が起こるのです。
そして、一度止めてしまった良い習慣を、再び生活に定着させるのは、難しくなるのです。

健康で、長生きしましょう。
そのためにも、「7つの健康生活習慣」を、実践しましょう。

そんなに難しいことでは、ありません。
仕事などの状況の変化にも、十分気をつけながら、習慣を継続させていきましょう。

2020年12月12日

よくない口ぐせに気をつけよう 873


人と話をしている時に、この言葉をよく言われると、嫌だなと思ったりします。
その人は、よくない言葉を使うのが、口ぐせになっているのです。

「なくて七くせ」と言いますが、口ぐせもまた、本人は気づかずに、言っていることが、多いものです。
その何気ない口ぐせにも、その人の性格や意図が、隠されているのです。

ここで、よくない口ぐせを、紹介します。

①「でも」「しかし」

反論する時に使われますが、これを多用する人は、疑い深い人や、物事を否定的・批判的に考える人が、多いです。
物事に否定的で、理屈っぽい人という印象を、与えます。

②「一応」「とりあえず」

「やります!」ではなく、「一応、やってみます」「とりあえず、やってみます」という言い方は、若い世代によくみられます。
失敗した時の予防線を、張っておく言葉でもありますが、この言葉をよく使う人は、責任感のない人に、多いようです。

③「絶対にそうだ」「100パーセント~だ!」

黒か白かだけで判断する、極端な考え方の人や、完璧主義者が、よく使う言い方です。
ふつうの人は、かなり確信を持っていることでも、100パーセントとは、なかなかいい切れないものです。
自分の意見は、絶対に正しいという思い込みの強い人で、頑固者だといえます。

④「どうせ~」「しょせん~」

「どうせ俺の意見など、聞いてくれやしない」「しょせん、俺には、たいした才能はない」などの言葉を、よく使う人は、物事を悲観的に、考えるタイプです。
物事を悪い方、悪い方へと考え、失敗することを恐れて、結局は何の行動も起こしません。
チャンスや運が、舞い込んできても、自分に烙印を押して、行動することを、放棄しているのです。

⑤「あの時、こうしておけば・・・」

過ぎたことを、振り返っては、「ああ、あの時、こうしておけばよかった・・・」と、クヨクヨ悩む人がいます。
「自分にとって、大きなチャンスだったのに、断ってしまった」「自分の方から、謝っていれば、彼女と別れることもなかった」というように、自分が別の行動を取っていれば、結果は違っていたと、言いたいのかもしれませんが、もともと消極的で受け身的ゆえ、どんなチャンスが舞い込んできても、それを逃してしまうことが、多いようです。

⑥「やっぱり・・・」

「やっぱりね」「やっぱり、そうだったでしょ?」というように、後になって、この言葉を使いたがる人は、自己主張が強く、負けず嫌いです。
会話でも主導権を握りたがる、仕切り屋タイプです。
他人の情報も、把握していないと不安になり、初めて聞いたことでも、「知ったかぶり」をしたがる傾向があります。
世話好きですが、一歩間違えれば、押しつけがましい印象を与えるため、周囲の人たちからは、うっとうしがられることも、多いでしょう。

不思議なもので、このような口ぐせで、その人の性格が、わかるのです。
もちろん自分の性格も、同じです。

よくない口ぐせに、気をつけましょう。
よくない口ぐせを、いい口ぐせにできれば、よりよい性格に、変われるのです。

2020年12月11日

人生の幸福感はどのくらい 872


目を閉じて、思い浮かべて下さい。
目の前に、リンゴの木があります。
さて、この木には、今どれくらいのリンゴの実が、ついていますか。

次の中から、選んでください。
また、そのリンゴの実は、熟しているでしょうか。
それとも実が、なったばかりですか。

①リンゴが、1つもない

②リンゴの数は、2、3個

③リンゴの数は、4個から10個ぐらい

④リンゴは、たくさんなっている

どれを選んで、いただいたでしょうか。
この心理テストの解答には、「現在の生活に、どれだけ満足しているか」が表れています。
リンゴの実の数は、自分の生活、または人生に対する幸福感、充実感です。
また、熟しているリンゴの数は、目標の数、目標への道のりを表します。

①リンゴが、1つもない

現在の生活に、満足していない状態です。
理想が高かったり、欲求が高い人は、それに見合う生活を求めてしまうために、なかなか満足を、得られません。
リンゴが1つもなくて、木が枯れているようであれば、孤独感を強く感じている状態だと、考えられます。

②リンゴの数は、2、3個

満足はしていないけれど、とりたてて不満もない、可もなく不可もなくという状態です。
小さな喜びを、たまに感じることがあれば、それで満足できる人です。

③リンゴの数は、4個から10個ぐらい

この答えを選んだ人が、もっとも多いのではないかと思います。
現在の生活に、不満はあるけれど、まあまあ満足しているという人です。

④リンゴは、たくさんなっている

リンゴが多ければ多いほど、楽しみや満足度も多いでしょう。
現在の生活に満足し、よい人たちに、囲まれています。
リンゴの数は、満たされている欲求の数であり、受けている愛情の量でもあります。
大きく生え茂った木に、リンゴの実をいっぱい想像した人は、愛情豊かな家庭で、育っている人です。

また、リンゴの数、その熟し方は、目標の段階を表します。
リンゴの実全部が熟しているのは、目標はほぼ達成していて、現在は十分満足している状態です。
リンゴの実の一部だけが、熟しているのは、目標のいくつかは、達成しているということです。
熟している実の方が少なくても、今後目標が、次々と叶う可能性があります。

私は、④を選び、リンゴはすべて熟していて、食べ頃のリンゴを、想像しました。
楽しみや満足度、目標の達成度が高く、人生が幸福感で、いっぱいなのでしょう。
ありがたいことで、「しあわせ塾・ブログ」のおかげだと、感謝しています。

みなさんは、心理テストの結果、人生の幸福感は、どのくらいでしたか。
③や④が、多かったのでは、ないでしょうか。
①や②の人も、心配はいりません。

意識を少しプラスに変えるだけで、人の人生は、大きく変わるのです。
「しあわせ塾・ブログ」で、さらに学んでいただければ、ありがたいです。

2020年12月10日

先出しジャンケンで人間関係良好 871


ジャンケンでは、後出しの人が、勝ちます。
何故なら、勝つために先出しの手の形を、観察します。
そして、後出しの人は、それに勝つための手の形を、出すのです。
先に出す人が負けて、後に出す人が、必ず勝つのです。

これを人間関係に、当てはめてみましょう。
後出しの人は、次のような対応をします。

○相手が、優しくしてくれるのだったら、こっちも優しくしよう
○相手が、謝ってくれら、こっちも謝ろう
○相手が、仲良くしてくれるなら、こっちも仲良くしよう

このように相手の対応を見て、自分の対応を、決めるのです。
後出しジャンケンのような態度では、人間関係が、悪くなるばかりです。

先出しの人は、次のような対応をします。

☆相手より、自分から先に、優しくしよう
☆相手より、自分から先に、謝ろう
☆相手より、自分から先に、仲良くしよう
☆相手より、自分から先に、好きになろう

このように自分から先に、行動を起こすのです。
先出しジャンケンのような態度は、人間関係が、良くなるばかりです。
相手も大変喜んでくれることは、間違いないでしょう。

いつも後出しジャンケンの人は、ぜひ先出しジャンケンに、変えましょう。
先出しジャンケンで、人間関係は、良好なのです。

2020年12月09日

相手の望みを見抜こう 870


相手が、今何を望んでいるのか、何をしたら喜んでくれるのかについて、見抜くことができる人がいます。
見抜くことができると、相手が喜ぶような行動を、することができ、感謝されます。

逆に、見抜くことが、できない人がいます。
見抜くことができないと、よかれと思った行動が、相手から嫌われることになります。

俳優の故・石原裕次郎さんにまつわるエピソードを、紹介します。

あるとき、石原さんは、スタッフといっしよに、銀座の寿司屋で、食事をしたことがありました。
そのとき、石原さんは、お抱えの運転手を外で、一時間ほど待たせたのですが、寿司屋から出てくるやいなや、真っ先に運転手に、こう言いながら、特上の握り寿司を渡しました。
「一時間も待たせてしまって、悪いことしたね。お詫びに、このお寿司を家族といっしよに食べなさい。そうそう、キミのところは、小さな子どももいると聞いていたから、半分はワサビを、抜いておいたよ」

この言葉を聞いた運転手は、「私や私の家族のことまで、気にかけてくれるなんて、裕次郎さんは、なんと器の大きい人だろう」と、大いに感激したといいます。
「お抱え運転手といえども、誰だってお寿司を食べたいはすだ。でも、それがかなわない。
だったら、自分が味わった愉しみを、彼には家に帰ってから、家族といっしょに、昧わってもらおう」
そういう気配りを石原さんは、行動で表したのです。

ある社長の話を、紹介します。

会社の社長が、元気のない従業員に、やる気を出してもらうために、月に何度か食事会を開いて、従業員にごちそうすることにしました。
しかし、従業員はやる気を出すどころか、どんどん会社を辞めていきました。
従業員の多くを失ったその会社は、仕事を満足にこなすこともできなくなって、経営が傾き、いつ倒産してもおかしくない状態にまで、なってしまったのです。
完全にツキに、見放されてしまったのです。

「せっかく、うまい飯を食わせてやったのに、どうして恩をアダで、返すようなことをするんだ」
これが、社長の言い分でした。
しかし、その社長は、従業員たちの気持ちを、まったくつかんでいなかったのです。
「食事をご馳走してくれる、お金があるんだったら、給料を上げて欲しい。こんな低い給料じゃ、やっていけないよ」
これが、従業員たちの本音だったのです。
社長の親切心は、相手にとっては、ただの迷惑だったのです。

石原さんも社長も、よかれと思ってやっています。
石原さんは、相手の望みが、見抜ける人なのです。
社長は、相手の望みが、見抜けない人なのです。
相手の望みを見抜くことができれば、本当に相手が欲していることを、提供することができるのです。

相手の望みを、見抜きましょう。
相手の望みがわかる人は、ツキを得るチャンスも、広がるのです。

2020年12月08日

誰でも火事場のバカ力はある 869


自分の能力は、高いと思っていますか、それとも低いと思っていますか。
高いと思っている人は、それでいいと思います。

低いと思っている人は、自分には、今まで以上の能力はある、と思って下さい。
誰でも、今自分が持っている能力以上の力が、あるのです。

ことわざに、「火事場のバカ力」があります。
これは、「火事のときに、自分にはあると思えない、大きな力を出して、重い物を持ち出したりすることから、切迫した状況に置かれると、普段には想像できないような力を、無意識に出すこと」のたとえです。

自分には、絶対できないようなことが、いざという時には、それができるように、なるのです。
人は、想像できないような、もっともっと大きな力を、持っているのです。

ある女性の話です。
彼女には、5歳になる子どもが、いました。

その子どもと一緒に、街を歩いている時、ビルの建設現場を、通りかかりました。
子どもは、彼女よりも、ずっと前を歩いていた、その時です。
ゴーンという大きな音が、頭の上の方から聞こえ、見上げると前を歩いている子どもの上に、落ちてきそうだった。

彼女は、「危ない!」と叫んで、次の瞬間には、走り出していた。
そして、子どもに追いつくと、子どもを抱きかかえて、安全な場所に逃げた。
幸い二人にケガは、ありませんでした。

女性は、この事件のことを、次のように語っています。
「今になって、不思議でしょうがないことが、あるんです。それは、あの時、私はどうしてあのように速く走れたのか、ということです。私は、もともと足が遅いのに、あの時は、信じられないようなスピードで、走ることができ、そのおかげで、子どもを助けることが、できたのです」と。

このことは、なにも不思議なことでは、ありません。
「あの子を助けなければ」、という強い意志が、思いもかけない能力を、発揮させたのです。

誰にでも、不可能を可能にする、奇跡の力が、あるのです。
自分には、火事場のバカ力がある、と強く信じて、自分の無限の能力を、引き出しましょう。

2020年12月07日

自分は運がいいと思おう 868


誰でも不幸なことが、起こったのに、運がいいと思ったことがあると思います。
そんな時は、「不幸中の幸い」と、言えるかもしれません。

ここで、運がいい二つの例を紹介します。

車を運転していた時に、見通しの悪い交差点に、さしかかりました。
私は、一旦停止の標識に気づかず、徐行しながら交差点を、進もうとしていました。
その時、右の方から車が交差点の中に、突っ込んできました。
交差点の中央で、私の車と突っ込んできた車と、接触したのです。
私や私の車は、大したことがありませんでしたが、大変なことに、相手の車が横転し、大事故になってしまったのです。

普通なら、横転した車の運転手が、大ケガか死亡するような大事故でした。
しかし、幸いなことに、相手はケガ一つなく、元気でした。
また、私が悪かったのに、事故に関する処分等も、ありませんでした。
私は、運がいいんだなと、つくづく思いました。

大型台風が、通過したことが、ありました。
強風すぎて、他の家の亙が飛び、私の家の窓を破り、家の中まで飛んできました。
そして、その亙が、私の足や手に、当たったのです。
足や手から血が流れ、大ケガをしました。

停電のため家の中は、真っ暗です。
外は強風で、亙が飛んでいて、救急車が呼べる状態では、ありませんでした。
時間が経ち台風が過ぎて、病院に行ったところ、すぐ手術になり、入院とリハビリを行いました。
医者の話では、命がなくなるかもしれない状態だった、とのことでした。
私は、あたらめて運がいいんだなと、つくづく思いました。

人によっては、ちょっと辛いことが起きると、すぐに「自分には運がない」と、落ち込む人がいます。
そう思い込んでしまうことが、ますますその人の運命を、衰退されてしまうのです。

私のように、「こんな災難に遭っても、元気に生きている。だから、自分は強運なんだ」と考えることができる人は、いっそう人生をいい方向へと、もっていくことができるのです。

世界的に有名な教育者・牧師のジョゼフ・マフィーは、次のように、言っています。

いいことを思えば、いいことが起こる。
悪いことを思えば、悪いことが起こる。

「自分は運がいい」と、思いましょう。
必ず運がいいことが、起こるのです。

2020年12月06日

成功の有無はよく練られた計画しだい 867


新しいことに取り組む場合に、思いつきで、行動する人がいます。
そのこと自体は、決して悪いことでは、ありません。

自分の直感を信じて、行動するのです。
スピードがあり、行動力があるのです。

これは、新しく取り組むことが、今までの経験を活かせる事、簡単な事であれば、成功する場合が、多いでしょう。
しかし、経験が活かせなかったり、難しい事であれば、思いつきの行動では、失敗する場合が、多いと思います。

つまり、思いつきでの行動であれば、計画が立てられていないのです。
計画が立てられていても、簡単な計画だったり、十分検討されていない、計画だったりするのです。

これでは、大切な家を建てるのに、きめ細かな設計図がないのと、同じです。
そうであれば、頑丈で工夫があり、住みやすい家を建てることは、不可能です。

映画監督の故黒澤明は、つねづね「映画は脚本だ」と、言っていたそうです。
「脚本がうまくいけば、その映画は、なかば成功したのも同然だ。しかし、脚本が悪ければ、どんな名優をもってこようと、いいカメラマンをそろえようと、その映画は、失敗する」と、言うのです。

そんなわけで、黒澤監督は、脚本づくりに、十分な手間暇をかけた。
温泉旅館の1部屋を借り切って、黒澤監督を含めた、3~4人のシナリオライターが、ひとつの机を囲んで、集まる。
集まった人たちは、同時に同じ映画の同じ場面を、書きはじめる。

全員が書き終えたところで、自分の書いた原稿を、それぞれ隣に座っている人に回す。
そして、回されてきた原稿に、手直しをして、また隣の人へ回す。
それをくり返して、原稿が一巡してから、全員で話し合って、決定原稿を完成させたという。

お金と時間をかけ、脚本作りに、監督まで参加して、脚本を練りに練り上げたのです。
よく練られた優れた脚本(計画)だからこそ、映画の黄金時代を、築くことができたのです。

手間暇をかけ、納得するまで、計画を練り上げましょう。
成功の有無は、よく練られた、計画しだいなのです。

よく練られた計画には、あなたの願い・思い・意欲・思考が、すべて詰まっているのです。

2020年12月05日

いい仕事はいい眠りから 866


よく眠れた時は、朝から気持ちがいいです。
昨日までの疲れがとれ、清々しい気持ちになります。

精神状態が、落ち着いていて、やる気が出てきます。
気持ちがいい日は、仕事をするにも、エネルギーに溢れ、いい仕事が、できるのです。

逆によく眠れなかった時は、朝から気持ちが、よくありません。
昨日までの疲れが残り、心が晴れません。

精神状態が不安定で、やる気が湧いてきません。
気持ちがよくない日は、仕事をするにも元気がなく、いい仕事が、できないのです。

OECD加盟国の中でも、日本は、7時間22分で、最も睡眠時間が、少ないのです。
日々の睡眠不足が、借金のように積み重なり、心身ともに悪影響のある「睡眠負債」を、抱えている人が、多くいるのです。
睡眠不足を原因とした、日本での経済損失額は、全体で年間約15兆円にのぼると、言われています。

ここで、働くひとの眠り方改革、『BizSleep PROJECT』の「健康づくりのための睡眠12箇条」を、紹介します。

第1条 良い睡眠で、からだもこころも健康に。
第2条 適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。
第3条 良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。
第4条 睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。
第5条 年齢や季節に応じて、昼間の眠気で、困らない程度の睡眠を。
第6条 良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。
第7条 若年世代は、夜更かしを避けて、体内時計のリズムを保つ。
第8条 勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。
第9条 熟年世代は、朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。
第10条 眠くなってから、寝床に入り、起きる時刻は、遅らせない。
第11条 いつもと違う睡眠には、要注意。
第12条 眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。

12箇条を意識して、いい眠りを、とるようにしましょう。
いい眠りは、脳も神経も身体も眠って、休息するという状態に、なれるのです。

毎日仕事ができるため、心も体も健康でいられるためにも、いい眠りを、確保しましょう。
いい仕事は、いい眠りからなのです。

2020年12月04日

肩書きをもっと輝かせよう 865


日本人社会は、肩書きが、好きな社会です。
いたるところに、肩書きが、あります。

例えば、一般的な会社では、次の様な肩書きが、あります。
一般社員、主任、係長、課長、次長、部長、本部長(事業部長)、常務取締役、専務取締役、代表取締役社長など、役職は多岐にわたります。

もちろんこれらは、あくまで呼称に他なりません。
極論を言えば、存在しなくても、組織は成立するのです。

しかし、なぜ役職が、あるのでしょう。
役職や序列を、明確にすることに、大きな意義があるからです。

まず一つに、その人物がどのような人か、分かりやすいという点が、挙げられます。
その人物が、何の業務における上司なのかが、明確になるのです。
これは、肩書きの名称で呼ぶ周囲・本人ともに、メリットとなります。

役割を自覚することで、やるべき仕事や責任感が、はっきりとするでしょう。
また役職には、序列があります。
自分の現在地が分かれば、次はどの肩書きを目指せばよいのか、自覚できるでしょう。
目標意識を持たせる上でも、効果的となるのです。

肩書きの意義はあるのですが、肩書きがあれば、それに甘んじていいわけでは、ありません。
成績が悪ければ、課長から係長に、降格される場合もあるのです。

イタリアの政治学者マキャベリーは、次の名言を、残しています。

「肩書きが、人間を持ち上げるのでなく、人間が、肩書きを輝かせる」

この言葉は、肩書きにしがみつくのは止めて、肩書きに恥じない仕事・それ以上の仕事をすれば、肩書きが輝き、それに見合った力を持つようになることを、教えているのです。
肩書きを、輝かせることが、できるかどうかは、人間しだいなのです。

「ボクは係長ですから、係長以上のことは、遠慮します」と言って、係長という肩書きのカラに閉じこもって、首だけ出している人がいます。
かと思うと、係長なのに、「課長、私がやっておきますよ。課長はもっと上の立場で、見ていて下さい」と、どんどん課長の仕事を、やってのける人もいます。
そんな人は、「彼は、係長では惜しいね。次の人事異動では、課長だね」と、上司から認められるのです。

せっかくいただいた肩書きです。
その肩書きをフルに活用して、部下や上司を巻き込み、積極的にどんどん仕事をしましょう。

肩書きのカラを破り、それ以上の仕事をしましょう。
そうすれば、マキャベリーの言葉のように、もっと肩書きが、輝いてくるのです。
肩書きがあなたに、大きな力を、与えてくれることにもなるのです。

2020年12月03日

少し視点を変えてみよう 864


何かに必死になって、取り組んでいる時に、途中で行き詰まってしまいます。
何とか解決しようと、必死にもがきますが、良い解決策が、浮かびません。

必死になって考えることは、今までやってきた視点から、考えているだけかもしれません。
今までと、同じ方向からの視点だけでは、解決の糸口は、見つからないのです。

バックミンスター・フラーは、1895年アメリカ生まれの思想家・デザイナー・建築家・詩人です。
「宇宙船地球号」という、ことばの生みの親です。
このことばに、込められていますように、フラーは生涯、人類の生存を、持続可能なものとするための方法を、模索し続けました。

よく知られていますものには、建築デザインのジオデシック・ドーム(フラードーム)が、あります。
東京ドームなどの、いわゆるドーム建築の先駆けで、現在も彼の考案した工法に基づいて、世界中のドームスタジアムやジオデシック・ドームホーム建設が、なされています

ここで、フラーの名言を、紹介します。

「賢明な人は、人が見ようとしない、ゴミの山から幸運を、掘り出す」

この言葉は、「かしこくて、物事の判断が適切である人は、誰も見ようとしない、ゴミの山から、幸運をつかむことができる」ことを、教えています。
つまり、人はいろいろな視点から、物事を見るようにすると、予想もしなかったところから、光が見えてくることを、教えています。

ある研究者が、珍しい糊(のり)を作り出したのですが、周囲の人は誰も彼を、相手にしようとはしませんでした。
なぜならその糊は、接着性のきわめて弱いもの、だったからです。

しかし、その糊は、接着剤としては使えなくても、しおりとして使えるかもしれない、と考えた人が、いたのです。
そして今、その商品は、店頭に並べられて、多くの人に愛用されています。

つまり、ある視点から見て、まったく利用価値がなくても、少し視点を変えてみるだけで、高い利用価値が、生じることもあるのです。

一方からだけの視点で、判断せずに、少し視点を、変えてみましょう。
いろいろな視点から、物事を見ると、自分の足下の宝が、見える場合もあります。
常に少し視点を、変えてみることができれば、思考の幅が大きな人間に、なれるのです。

2020年12月02日

1日1回自分を見つめ直そう 863


今必死にやっていることが、自分の心の中にある思いと、同じ場合と違う場合では、体の変化が、大きく違ってきます。
同じ場合は、気持ち良く生き生きと行動でき、やっていることが、楽しく感じられます。
違う場合は、やる気がなく、ストレスが大きくなり、病気になったりします。

人は、目の前のことに、一生懸命に取り組んでいると、自分自身のことが、見えなくなってしまうのです。
多くの人は、自分自身を見つめることが、できなくなっているのです。

座禅とは、「自分自身と向き合う」ことだと、言われます。
道元禅師は、次の言葉を、残しています。

仏道の修行に、励むことは、
自分自身を、よく観察することなのです。

この言葉は、「自分とは、どのような人間なのか、日頃から観察しなさい」ということを、教えています。

☆どのような精神状態にあるのか
☆何に悩んでいるのか
☆どんなことをしたいのか
☆これから、どうすればいいのか

このようなことについて、自分自身に、問いかけるのです。
自分自身のことを、深く見つめましょう。

いつまでも自分らしく、充実した生活を、送っていくためには、1日1回は、自分自身を見つけ直す時間を、持ちましょう。
1日の中で、5分でも10分でも、いいのです。

静かに自分を見つめ直すことで、心と体のバランスが、保てるようになり、前向きな生き方と健康を、手に入れることができるのです。

2020年12月01日

使った物はきちんと片付けよう 862


いろいろな職場を見て回ると、すぐにその職場の状態が、わかることがあります。
それは、社員の机の上の整理・整頓が、できているかです。

机の上がきれいであれば、日頃から小さい事まで、気配りがなされ、美しい環境作りに、取り組んでいることが、わかります。
そのような職場の状況は、会社が上手くいっていて、人間関係も良好なのです。

学校においても、子どもたちの靴箱の様子を見てみると、落ち着いている学校は、靴がきれいに整理・整頓されています。
荒れている学校は、靴がバラバラな状態で、置かれているのです。

曹洞宗の開祖である道元禅師が、次の言葉を、残しています。

高い場所に、片付けておくべきものは、
高いところに、きちんと安置しておきなさい。
低いところに、置くべきものは、
低いところに、ていねいに片付けておきなさい。

この言葉は、「食事の用意に使った道具は、使い終わった後、所定の場所に、きちんと片付けておきなさい。高い場所にあった道具は、きちんと高いところへ安置し、低いところにあった道具は、低いところに、ていねいに片付けておきなさい」と、伝えています。

どうしてそんな小さなことを、言っているのかと、思うかも知れません。
しかし、そこには道元の深い教えが、あるのです。

この言葉の本当の教えは、「ものを所定の位置に、きちんと片付けることで、自分自身の感情の整理ができ、心が平安になる。逆の言い方をすれば、身の回りのものが、散らかっていることは、心の乱れにつながるから、注意しなさい」と、いうことです。

感情が落ち着いて、何事も集中して取り組める人は、周りの環境にも、気を配ることができるのです。
逆に、感情がイライラして、集中力に欠ける人は、周りに対する注意も、散漫なのです。

そんな人は、仕事で使っているデスク、作業用の道具箱、食器棚、靴箱、本棚、衣類ケースなど、自分の周りにあるもの・使ったものを、所定の場所に、きちんと片付けましょう。

片付ける行為を通して、感情が整理され、落ち着きを、取り戻せるのです。
片付けは、落ちついた心を、取り戻す大切な機会なのです。

2020年11月30日

自分で必ず判断しよう 861


世の中で、活躍している人の特徴が、あります。
それは、自分で考え、自分で判断している人です。

日常的に考え、判断することが、習慣化しているのです。
しっかり熟慮し、的確に判断できるのです。

自分の判断を、人が否定する可能性があっても、自分の判断を、主張することが、できるのです。
それだけ責任が、伴います。

世の中で、活躍できない人の特徴が、あります。
それは、自分で考え、判断しようとしない人です。

日常的に人の考えに、同調するだけなのです。
責任を負うのが、怖いのです。

ここで、トヨタ自動車元社長、石田退三さんの言葉を、紹介します。

トヨタでは、「獅子(しし)の子教育」という手を使って、社員を鍛える。
(獅子の子教育とは、「獅子は、わが子を千尋(せんじん)の谷に、落として鍛える」という、故事からの言葉です)
自然、自分の信念を、持つ社員が多くなる。
それが昇格して、再び後輩をしごく。

いわゆる「付和雷同(ふわらいどう)」型は、まず評価されない。
一番嫌われるのが、「盲従型」社員。
自分の意見というものがない。
命令すれば、一応そつなくこなす。
他社はいざ知らず、トヨタでは絶対に、出世できない。

部下が、問題解決の四つの方法をあげて、「課長、決裁」も、まだダメである。
「いちいちオレに聞かずとも、自分でこうやりたいと、なぜ言わんのか」
万事が、この調子である。
いきおい骨っぽい社員が、揃う。

この言葉は、自分の信念を持ち、考え判断することの重要性を、教えてくれます。
判断の善し悪しを、気にする必要は、ありません。

とにかく、物事を自分で、しっかり考えましょう。
そして、最終的に自分で、必ず判断しましょう。
このことが、自分の信念を高めることでも、あるのです。

2020年11月29日

先人の生活の知恵を学ぼう 860


昔の人は、いろいろな経験から、生活に役立つ工夫を、しています。
誰でも知らず知らずのうちに、先人の生活の知恵を、学んでいるのです。

ここで、具体的な先人の生活の知恵を、5つ紹介します。

1つ目は、お茶の出がらしで、掃除をすることです。
普通ならゴミになってしまう、出がらしですが、実はたたみの掃除に、最適なのです。
乾いた出がらしを、たたみに振りかけた後に、箒などではけば、すっきり汚れが落ちます。
なかなか掃除がしにくい、和室の掃除の時に、役立ててみてください。

2つ目は、米のとぎ汁は、様々な用途で、使えることです。
米をといだ時に出る、濁ったとぎ汁を、そのまま捨ててしまっていませんか?
実は米のとぎ汁には、様々な使い方があるのです。
肌に塗れば、美白効果が期待できますし、植物の水やりや洗髪などにも、使用できます。

米のとぎ汁を、床にスプレーしたあとに、拭き掃除をすれば、汚れが綺麗に落ちますし、煮物などの材料の下茹でにも、適しています。
また、土鍋などにこびりついた、アク抜きにも、使用できるのです。
米のとぎ汁は、捨てずに取っておいて、再利用してみてください。

3つ目は、風邪は梅干しで、治ることです。
昔の人は、風邪を引いた時に、病院に行ったり、薬を飲むことは、あまりしませんでした。
そのかわり、梅干しを食べることで、風邪を治していたのです。
病院などが閉まっている時に、風邪を引いてしまった、というときなどは、梅干しを食べてみては、いかがでしょうか。

4つ目は、風呂の水は、再利用することです。
使い終わった後のお風呂のお湯は、捨てずに再利用しましょう。
洗濯のすすぎ洗いに使用したり、外の水まきや、育てている植物の水やりなどに、利用してください。

5つ目は、ハインリッヒの法則です。
小さなトラブルや不具合を、そのままにしておくと、いつか大きな事故に繋がってしまう、という教訓です。
まだ大事になっていないから、大丈夫と思って放置せず、トラブルごとに、素早く対処していくことを、心がけてください。

知っている知恵が、いくつかあったかもしれません。
これ以外にも、先人の生活の知恵は、たくさんあります。

昔の話で、今ではそんなことしないと、バカにしないで下さい。
本当は、今の便利で豊かな暮らしは、先人の生活の知恵の上に、成り立っているのです。

先人の生活の知恵は、先人の努力と苦労により、得られたものなのです。
次々に新しいものが、生まれてくる時代ですが、今でも先人の生活の知恵から、多くのことを、学ぶことができるのです。

2020年11月28日

肯定的な言葉で明るくなる 859


人に言われた言葉を、耳から聞きます。
自分にとって、その言葉が嫌な言葉であれば、感情的にムカッときます。

感情的にムカッとくると、その人に対して、嫌な言葉を言い返したり、怒ったりするような行動を起こします。
これは、嫌な言葉が、そのようにさせているのです。

嫌な言葉の多くが、否定的な言葉なのです。

○あなたのことは、嫌いです。
○あなたの話は、役に立ちません。
○そんなことは、絶対ムリです。
○不可能なことを、させないで下さい。
○このままでは、自分の人生は、お先真っ暗です。

否定的な言葉を、毎日平気で使っていると、自分の運命を、衰退させてしまいます。
ツキを失ったり、人から嫌われたりします。
不定的な言葉は、自分の人生を、暗くしてしまうのです。

否定的な言葉を止めて、積極的に肯定的な言葉を、使いましょう。

☆「できない」という言葉は避けて、「できる」と言う。
☆「嫌い」という言葉は使わない。「好き」と言う。
☆「つまらない」と言わない。「楽しい」と言う。
☆「不幸」という言葉は使わない。「幸せです」と言う。
☆「困った」とは言わずに、「こんなの簡単だ」と言う。
☆「ムリ」ではなく、「どうにかなる」と言う。
☆「不可能」ではなく、「大丈夫です」と言う。
☆「役に立たない」と言わずに、「役立つ」と言う。
☆「お先真っ暗」という言葉は使わない。「将来は明るい」と言う。

肯定的な言葉を、日常的に使っていると、自分の運命を、好転させていきます。
ツキが良くなったり、人から好かれたりします。
肯定的な言葉は、自分の人生を、明るくするのです。

言葉とは、その使われ方によって、人の人生を左右する、言葉の力があるのです。
ぜひ不定的な言葉を使わず、意識的に肯定的な言葉を、使いましょう。

2020年11月27日

「時間は十分ある」と言おう 858


毎日の生活や仕事に追われて、慌ただしい毎日を過ごしている人が、多いと思います。
そんな人は、つい「時間がない」、という言葉を、連発してしまいます。

時間がない、時間が不足している、という心理状況で、行動しても上手くいきません。
毎日が、時間に追われているようで、イライラが増してきます。
慢性的な時間不足感思考の渦に、巻き込まれているのです。

アメリカの鉄鋼会社の社長で、大成功した人の話を、紹介します。

若い社長の頃に、一人の経営コンサルタントから、「忙しくならない、とっておきの方法を教えます」と、次のアドバイスを受けました。

「時間は十分ある」と、自分に言い聞かせて下さい。
そして、次の三つのことを、実行して下さい。

①まず、明日やることを、6つ書き出して下さい。
②次に、それらに、優先順位の番号を、ふって下さい。
③あとは、明日、その番号の順番に、実行して下さい。

若い社長は、このアドバイスに従って、毎日時間は十分あると思い、計画を立て一つずつ仕事を丁寧に、進めていきました。
その後鉄鋼会社は、世界最大規模の鉄鋼会社になり、アドバイスを実践した社長は、鉄鋼王と呼ばれるように、なりました。
社長は、お世話になった経営コンサルタントに対して、感謝の気持ちを伝えるとともに、大金をプレゼントしました。

「段取り」に、しっかり時間をかけることによって、「自分にも十分時間はある」と、気づくことができるのです。

「時間は十分ある」と、言いましょう。
「時間は十分ある」と、自分に言い聞かせましょう。

気持ちが穏やかになり、余裕が生まれてきます。
焦る必要や理由は、何もないのです。

2020年11月26日

身近にいる人をもっと大切に 857


あなたは、身近にいる人を、大切にしていますか。

○同じ職場の同僚
○いっしょに生活している家族
○家の近くに住んでいる人
○近くに住んでいる友だち

このように、あなたの身近に、たくさんの人がいます。
多くの人は、身近にいる人を、大切にしていると思います。

しかし、なかには身近な人を、あまり大切にしないで、遠くにいる親戚・幼なじみ・知り合いを、大切にしている人も、いるかもしれません。
そんな人は、ぜひ身近にいる人を、もっと大切にして欲しいと思います。

ことわざに、「遠い親戚より近くの他人」があります。
このことわざは、「困ったときや誰かの助けが欲しいとき、遠いところで暮らしている親類や友人よりも、身近にいる人のほうが、何かと頼りになる」ということを、教えています。

☆引越をするときに、すぐ手伝ってくれるのは、身近にいる人です。
☆失恋して落ち込んでいるときに、なぐさめてくれるのは、身近にいる人です。
☆仕事で助けが必要なときに、助け船を出してくれるのは、身近にいる人です。
☆趣味のことで分からないときに、詳しく教えてくれるのは、身近にいる人です。

このように、身近な人に助けられたり、お世話になった体験は、誰でもしているはずです。
残念ながら、遠くにいる人は、すぐにこのようなことは、できないのです。

家で火事が起きた場合も、遠くの人は、物理的に火は消せないのです。
身近にいる人は、自分にとって、とても大事な人なのです。

身近にいる人を、今まで以上にもっと、大切にしましょう。
そうすれば、困ったことなど、必ずすぐに助けてくれることでしょう。

2020年11月25日

指差し呼称で安全を確認しよう 856


駅で運転手さんや車掌さんの様子を見ていると、安全を確かめるために、いつもしていることがあります。
電車が駅のホームに入って、電車を停車させると、運転手さんは、運転席の機械などを指しながら、「よし」「よし」と言って、ホームを出ます。
そして、電車の行き先や番号などを指さして、「よし」と言って確認します。
運転手さんは、ホームを通って、屋根のパンタグラフなどの様子を確かめながら、前の運転席に行きます。
車掌さんは、車両の中の忘れ物などを、確かめながら後ろまで来て、さっき運転手さんが、確かめたことを、もう一度繰り返します。

このような確認のことを、「指差し呼称(ゆびさしこしょう)」といいます。
この言葉は、「指で指して、言葉で言いなさい」という意味です。

確かめるものを指でさすことで、指先に全部の注意が集まり、声に出して言うことで、確かめが確実にできるのです。

①確認する対象を見る     ※対象に視点を定める(例えば、降り口を見る)
②確認する対象を指で指す   ※指で指し、対象のみに視覚を集中する
               (指先の降り口に、意識を集中する)
③指さしたものを声に出す   ※対象の名称を声に出す(「降り口」と声に出す)
④安全の有無を声に出す    ※安全の有無を確認し声に出す(「よし」と声に出す)
⑤言った言葉を耳で聞く    ※言った言葉を耳で確認する(耳で安全を再確認する)

このようにして、毎日の安全に、気を配っているのです。

指差し呼称を行うことは、確認の精度を向上させ、作業への意識を高めて、ミスを減らす有効な手段なのです。
誤りの確率が6分の1になり、効果を上げていることも確認されています。
指差し呼称をすると、見て指を動かす動作や自分の声を耳で聞くことで、脳の覚醒がされ、注意力が高まります。
惰性に陥らず、意識的に確認するには、有効な方法なのです。

この指差し呼称は、医療現場や危険物取扱工場・会社などでも利用できます。
また、日常的に自分の家や自分自身のことにも、利用できます。

私も「水道 よし」「電気 よし」「ストーブ よし」「戸締まり よし」と外出の際に、指差し呼称を実践しています。
すると安心して、出かけることができるのです。

油断から、大きな火災・災害や事故などが、起こります。
指差し呼称で、常に安全を確認して、心配のない生活が、できるようにしましょう。

2020年11月24日

嫌いな食べ物は「薬」と思おう 855


食事に行く時に、「嫌いな食べ物はないから、何でもいいよ」と、言ってくれる人というのは、なんだか大人のような感じがします。
しかし、残念ながら大人になっても多くの人が、嫌いな食べ物を、持っているものです。
そして、その嫌いの度合いも、「我慢すればイケる」から、「絶対無理!」まで、様々なのです。

ここで、嫌いな食べ物ランキングを、1位~5位まで、紹介します。

第1位:苦みが原因、ゴーヤ

第2位:苦みや食感が嫌、ナス

第3位:味やにおいが強い、レバー

第4位:においと食感が独特、セロリ

第5位:給食でも避けられがち、グリーンピース

このような嫌いな食べ物でも、「好き嫌いせずに、何でも食べなさい!」と家で、学校で怒られ続けた、子ども時代でした。
学校の給食の献立黒板には、分かりやすいように、食べ物を色分けして、書かれています。

「赤色」は、「血や肉になる食べ物」で、肉、魚、豆腐、チーズ、ソーセージ、卵、牛乳などです。
「黄色」は、「力や熱となる食べ物」で、パン、ご飯、イモ、バター、砂糖などです。
「緑色」は、「調子を整える食べ物」で、果物、野菜などです。

子ども時代は、嫌いな食べ物でも、無理をして食べていたものです。
しかし、大人になり、誰からも指導や批判をされないので、嫌いな食べ物を避ける人が、多くいます。
飽食の時代だから、わざわざ好き嫌いを克服する気も、起こらないかもしれません。

食生活で大切なことは、偏らないでいろいろな食べ物を、少しずつ食べることです。
好きだからといって、同じような食べ物ばかり、たくさん食べていると、肥ったり、栄養のバランスを崩して、体調を壊したりします。

若い時は元気でも、その悪影響は、ある程度歳を取ってから、体に出てきます。
病気になりやすかったり、病気になってしまう場合もあります。

すべての食べ物は、健康な体をつくり、健康な体を維持するために、必要不可欠なのです。
好き嫌いをそのままにしていると、必ず悪いことが、起こるのです。

毎日を健康で生き生きと、生活できるように、嫌いな食べ物でも、食べるようにしましょう。
食べ物は、人に栄養を与える、「薬」なのです。

嫌いな食べ物でも、「薬」と思って、少し苦くても、我慢して食べましょう。
食べ物を、バランスよく食べることが、健康と幸せを、手に入れることになるのです。

2020年11月23日

命を救う「明美ちゃん基金」 854


皆さんは、「明美ちゃん基金」という言葉を、聞いたことがありますか。
この基金で、多くの難病の子どもたちの命が、救われているのです。

この基金は、多くの人の善意による、命を救うための基金なのです。

今から、50年ほど前のことです。
明美ちゃんは、5歳の時まで、心臓に穴があいていて、生まれつきの心臓病に、苦しんでいました。

そして、「手術をしなければ、後2、3年の命」と、お医者さんに言われました。
そのころは、このような病気に対して、公費で治療費を負担する制度が、ありませんでしたし、また、当時50万円という大金もないために、死を待つばかりだったのです。

そんな時、新聞に「親戚に心臓病の子どもがいます。手術を受けさせてやって下さい」という投書が、載りました。
それを読んだ人々が、明美ちゃんを救おうと、次々にお金を新聞社に、送ってきました。
そのお金のおかげで、明美ちゃんは、心臓の手術を受けることができ、すっかり元気になりました。
そして、明美ちゃんの手術が、終わった後も募金が続いたので、「明美ちゃん基金」という名前が、誕生したのです。

このようにしてできた「明美ちゃん基金」は、今でも続いています。
多くの人の善意の寄付で、これまでの50年間に、200人を越える幼い命を、救ってきました。
重い肝臓障害のためアメリカで、肝臓移植を受け、命をとりとめた子どももいました。

その後、明美さんが中学生になった時、「お世話になった、恩返しがしたい」ということで、一生懸命勉強して、看護師さんになりました。
難病の子どもたちのよきお姉さん看護師さんとして、活躍されています。
明美さんは、結婚され、二人の子どもがいて、幸せに暮らしています。

「明美ちゃん基金」の活動は、国外にも広がりネパール、韓国、カンボジア、マレーシアなどの子どもたちが、手術を受け、命を救うことができました。

命を救う「明美ちゃん基金」は、これまで50年以上にわたり、“愛といのちのバトンタッチ”という、大きな善意の橋渡し役として、成長してきました。
多くの人の支援により、この灯をいつまでも、ともし続けられるようにと、願っています。

2020年11月22日

火の恵みに感謝しよう 853


キャンプファイヤーのセレモニーの言葉(一部)を紹介します。

みなさん、目を閉じましょう。
遠い昔、人間の祖先が草原に立ったとき、私たちはただの弱いサルに、すぎませんでした。
しかし、人間は、やがて火を発見し、その火で身を守り、やがて弱いサルは、強い人間になることができたのです。

私たちは、火を人間のために使ったとき、それは喜びになりました。
しかし、争いのために使ったとき、それは人間の苦しみや悲しみと、なりました。
火を使うのは、私たち人間です。
私たちは、そんな火に感謝しながら、すべての火を喜びの火にしたいと、願っています。

セレモニーの言葉は、火を大切にするとともに、火は、感謝と喜びの火でもあることを、教えています。

ここで、人類と人の歴史を紹介します。

人類が最初に手にした火は、自然火災によってもたらされたものだと、考えられています。
火災によって、こうむる火傷の痛みや燃えさかる炎への本能的な畏怖(いふ)=恐怖心を想像すると、持ち帰るのが、たとえ小さな種火であっても、大変勇気の要る大仕事であったと、想像できます。

このようにして、手に入れた火は、夜の闇を照らす「明るさ(光)」と「暖かさ(熱)」を与えてくれました。
まだ自分たちで、火を起こすことのできなかった人類は、夜行性の獣から、身を守ってくれ身体を温めてくれる火を大切にし、これを絶やさぬように、番をして守りつづけました。
 
やがて、偶然からか、風でこすれあう木の枝から、発火するのを見た者が、自然から学び取ったものか、人類は発火の術を手に入れます。
渇いた木を横に寝かせ、その木に垂直に別の木を、当ててこすり続け、摩擦によって熱を蓄えて発火させる方法は、世界各地で行われたようです。

火を使用することが、できるようになった結果、人類はそれを用いて、食物を料理することが、できるようになりました。
食物を料理するということは、二つの大きな効果をもたらします。
食物を柔らかくすることと、食物の中により多くのエネルギーを、与えることです。
食物が柔らかくなると噛みやすいので、そんなに大きな歯を、必要としなくなります。
食物を通じて、より多くのエネルギーが、得られることによって、大きな脳や大きな体を持つことができ、長距離の移動ができ、より頻繁に子どもを産むことができるなど、人類特有のさまざまなことが、可能になります。

また、火を使用することで、人類は夜間木に登ることなく、地上でも安全にいられるようになりました。
私たち人類は、 日常的に夜間地上で寝る、唯一の霊長類です。
火があれば、 危険な動物が近づいてくるのがわかるので、地上で寝ることもできるのです。地上に寝るということは,まさにこの 200万年前に起こった、重要な変化のひとつだったのです。  

「私たちは、火の使用と料理によって、ヒトになった」の意味は、「私たちが長い脚、完全な直立歩行、そして木登りに向かない足という、現代あるいは比較的最近の身体的特徴を、持つことになったのは、火の使用と料理によるものだ」ということなのです。

火は、火事や森林火災など、人を不幸にすることがあります。
しかし、人類の歴史は、火とともに生まれ、火とともに成長発展してきたのです。

このような火の歴史を学ぶと、あらためて火の恵みのありがたさを、強く感じます。
これからは、さらに火の恵みに感謝して、生きたいものです。

2020年11月21日

危険防止のABC 852


道を歩く人が、道路を渡るとき、右、左を見たつもりになって、車は来ないだろうと思ったり、車は止まるはずだと思って、自分勝手に渡ると、どうなるでしょう。
これは、大変危険です。

自転車に乗る人も、曲がり角で見ないで、待たないで、止まらないで、通り過ぎたらどうなるでしょう。
考えただけで、背筋が寒くなります。

ここで、二つの標語を紹介します。

(歩行者向け)

危険です
見たはず
来ぬはず
止まるはず

(自転車向け)

曲がり角
見ます
待ちます
止まります

標語から、思い込みで行動しないこと、安全確認をすることを、学ぶことができます。
ここで、安全のための「危険防止のABC」を紹介します。

安全は
A あたりまえのことを
B ぼんやりしないで
C ちゃんとやる

A、B、Cは、それぞれの言葉のローマ字の頭文字です。
安全のためには、あたりまえのことを、ぼんやりしないで、ちゃんとやることが、危険防止になるのです。

「立ち止まる」「右・左をしっかり見る」「気をつけながら、さっさと渡る」など、あたり前のことを、一つ一つ確実にちゃんとやれば、歩行者・自転車の交通事故は、防げるのです。

この危険防止ABCは、自動車を運転する場合にも、有効です。
工場などの危険な作業場などでも、効果があるでしょう。

常に危険防止のABC「あたりまえのことを ぼんやりしないで ちゃんとやる」を意識して、安全な生活をすると、大きな事故に出会う可能性は、小さくなるのです。

2020年11月20日

言葉の傷は治らない 851


滑って倒れて、腕をすりむいたなら、数日で治ります。
大ケガした場合でも、数週間から数ヶ月もすれば、治ってしまいます。

しかし、人から言われた言葉の傷が、いつまでも消えない人がいます。

○何をするにも、一番遅くて、困った人だ。
○あなたの顔が不細工で、いっしょにいるのが、恥ずかしい。
○そんな人なら、死ねばいい。
○今まであった人に中で、一番能力がない人だ。

このような言葉で、受けた精神的な傷は、ずっと心の中に残ります。
なかには、そのことを思い出しては、怒りを新たにし、相手に対して憎悪の念を、膨らませる人もいます。

スペインのことわざに、「言葉による傷は、一番治りにくい」があります。
このことわざは、「相手に向かって発した、マイナスの言葉は、相手の心に、深い禍根を残すことがある」ということを、教えています。

一度受けた言葉の傷は、なかなか治らないのです。
ところが言った人は、言ったことを忘れている場合が、ほとんどなのです。

困ったことに、「あなたは、感性がないね」「言ったことを、すぐ覚えられない」「迷惑ばかり、かけている」など、人を傷つけることを、無意識に何気なく、口にする人がいます。
そんな人は、傷つけられた多くの人から、嫌われ恨まれているのです。

自分が発する一言一句に、注意を払いましょう。
マイナスの言葉を決して、言わないようにしましょう。

人を傷つけない、あなたなりの表現方法を、工夫しましょう。
優しい言葉を、上手に使う人は、誰からも好かれるのです。

2020年11月19日

困った時はお互い様 850


近くの方が亡くなられたので、近所のみんなで、葬式の手伝いをしました。
すると、自分の家族の一人が、亡くなった時に、近所の方が葬式の手伝いをしてくれた。

お金がなく、食べる米がなくなった時に、隣の人から米を分けていただいた。
それで、隣の人が、冬にストーブの灯油がなく困っていたので、家の灯油を一缶分けてあげた。

同僚が忙しそうだったので、お昼の弁当を、買ってきてあげた。
すると、自分が文書作成で忙しい時に、同僚が手伝ってくれた。

友だちが、受験で不合格になり、落ち込んでいた時に、相談に乗ってあげた。
すると、自分が失恋して、落ち込んでいた時に、友だちが励ましてくれた。

このような経験が、ある人もいると思います。

「困った時はお互い様」という言葉があります。
これは、「困った時は、相手も自分と同じ関係・立場にある」ことを意味しています。

意識しようとしまいと、知らないうちに助けられて、生きているものなんです。
そして、目の前に困った人がいたら、 普段知らないうちにお世話になっているお勘定を、払う機会が来たと、思ったほうがいいのです。
なんらかのことで、助けを必要としている人がいたら、「困った時はお互い様」と、喜んで力を貸してあげるのです。

もちろん、自分の限界を超えてまで助けるとか、 相手が拒否しているのに、力づくで好意を押し売りすることを、奨めているわけではありません。

どんな関係も、そこに関係がある以上、「お互い様」なんです。
知っていようがいまいが、普段からのありがたみに、報いることに、力を惜しむ理由はありません。

人は誰でも、助け合いながら、支え合いながら、生きているのです。
多くの人が、「困った時はお互い様」と思えれば、謙虚な態度で、人に親切に出来るようになれるでしょう。
「困った時はお互い様」を、心に刻み、多くの人が喜ぶことを、していきましょう。

2020年11月18日

祈りで愛をもたらす人になろう 849


教会では、多くの人が、祈りを捧げます。
祈ることで、心が豊かになります。

マザー・テレサは、「祈りは信仰を生み、信仰は愛を生み、愛は貧しい人々のためへの奉仕を生みます。」と、言っています。

マザー・テレサは、毎日人々のために、祈りを捧げていました。
そして、多くの人に、愛をもたらしたのです。

人々は、物の豊かさを追い求めて、いつしか心貧しく、なっていったのです。
時間に追われ続けて、じっくりと祈ることさえ、しなくなったのです。

ここで、マザー・テレサが大好きな、アッシジの聖フランシスコがつくった、祈りを紹介します。

主よ、私をあなたの平和の道具にしてください。

憎しみのあるところに愛をもたらす人に、
争いあるところに許しを、
疑いあるところに信仰を、
絶望あるところに希望を、
闇あるところに光を、
悲しみあるところに喜びをもたらす人にしてください。

主よ、慰められるよりも慰めることを、
理解されることよりも理解することを、
求めることができますように。

私たちは、人に与えることによって多くを受け、
許す時に許されるのですから。

この祈りのように、祈りを通して、愛をもたらす人に、なりたいものです。
心からの祈りは、きっと現実のものと、なることでしょう。

愛をもたらす人に、なれるように、ひたすら祈りましょう。

2020年11月17日

待つ力を手に入れよう 848


日本人は、少し我慢力が、弱い傾向にあるように思います。
特に、我慢力の中でも待つ力が、あまりない人が、多いように思います。

例えば、約束時間の10分前に、相手が来ないと、少しイライラが始まります。
5分前にまだ来ないと、イライラが強くなります。
時間になっても来ないと、怒りが込み上げてきます。
10分過ぎても来ないと、もう相手を許すことができません。

こんな人は、意外と多いかも知れません。
待つ力がない人は、自分でイライラやストレスを、作り出してしまいます。
そのため正常な判断や行動が、できなくなります。
多くの人から、嫌われてしまうことにもなるのです。

ここで、熊本日々新聞掲載、60歳男性の「せっかち克服 待つチカラを」を、紹介します。

「待つ」という力に、極めて乏しい。
約束した時間・決められた時間を過ぎると、途端にイライラが始まる。
なぜ5分、10分が待てないのか。
年のせいか、単なる性格か、はたまた病的なのか。
あらかじめ「これ以上の待ち時間は、絶対にない」と、分かっていれば、1時間でもイライラせずに待てるのだが・・・。

ある心理カウンセラーの分析によると、これは「支配的」なタイプに多いらしく、さらに「待つ」ことは、「信頼」すること。
そして「信頼=自信」であるという。
となると・・・相手を信頼していない、自分に自信がない、ということなのか。

さらにネット検索すると、待てない人は損をする、自己中心的、偉くなれない、子育て等失格等々、否定的なものがほとんどだ。

戦国3武将の信長・秀吉・家康を例える「鳴かぬなら・・・」で始まるホトトギス3句。
詠んだのは、松浦静山と言われているが・・・。

家康は、じっと「待つ」ことができたからこそ、約260年間続いた江戸時代の礎を、築き上げることができたのかと・・・あれこれ思いを巡らす。

齢(よわい)60、いい加減この性格を克服し「待つチカラ」を、早く身に付けなければ、孫たちに「せっかちじぃじ」の烙印を押され、ついには遊んでもらえなくなる日が・・・。
それだけは、何としても阻止せねば!

おっしゃるように、待てない人は損をするなど、いいことはないようです。
家康のように、じっと「待つチカラ」を、手に入れたいものです。
孫を可愛がる、優しいおじいさんですね。

どんな人も信頼して、気持ちを落ち着かせて、じっくりと待ちましょう。
待つ力を手に入れることは、自分を信頼し、自信を持つことでもあるのです。

2020年11月16日

幸運力を高めよう 847


幸運は、待っているだけでは、やって来ません。
幸運は、自分の日々の生き方しだいで、手に入れることができるのです。

ここで、私の大好きな城(じょう)たいがさんの詩「幸運力(こううんりき)」を紹介します。

幸運は偶然に 出会うものではない
幸運はどこからか 飛んでくるものでもない
幸運はその人が持つ 幸運力が招き寄せるものである

人間として 今ここで暮らせることを感謝し
全ての周囲を祝福し 喜び笑顔で暮らす時
幸運力は最大化し 幸福が訪れる

今居る環境を悲しみ
不平不満が 心に満ちる時
幸運力は低下し 不運不幸が訪れる

全ての人は 自分の幸運力を最大化し
喜び笑顔で幸福に 暮らすことが出来る

この詩にあるように、誰でも幸運力を、最大化することができるのです。

☆今ある暮らしに、感謝しましょう
☆全ての周りの人や物などに対して、祝福しましょう
☆喜び笑顔で、暮らしましょう
☆今の環境を悲しんだり、不平不満の気持ちを、持ったりするのをやめましょう

こうすれば、幸運力が最大になり、幸福が訪れるのです。
自分の力で、幸運力を高め、幸福を手に入れることが、できるのです。

2020年11月15日

災難の時こそ慌てない 846


日常生活や仕事などで、災難に遭うことがあります。
予想もしてなかった災難、今までに経験のない災難、大きな痛手をこうむる災難など、いろいろあります。
そんな災難の時に、どう判断・行動するかが、とても重要になります。

ここで、古代中国の思想家・孟子にまつわるエピソードを紹介します。

ある時、孟子が町中で雨宿りをしていると、一人の町民が、こんな相談を持ちかけました。
「災難に見舞われたときは、どう対処すれば、いいのでしょうか」
すると孟子は、一人の男を指さしながら、次のように言いました。

「あそこにいる男を見てごらん。衣服が泥だらけだ。大雨が降ってきたとき、雨宿りをしようとせず、走って家に帰ろうとした。そうしたら、途中、足を滑らせて転んでしまい、ああなってしまったのだ。大雨というのは、一時的なものだ。どこかで雨宿りをして、雨がやむのを待てば、よかったものを・・・・・。災難も同じで、それに見舞われたら、いっときのものと考え、あわてふためかないように、することだ」

災難といっても、それは真夏のゲリラ雷雨同様、どれも一時的なものです。
その状況が、ずっと長く続くことは、ありません。
状況は、一刻一刻変化していくのです。

ですから、災難の時こそ、まずは慌てないように、しましょう。
「じきに、事態は、収束の方向に向かう」と、前向きに考えましょう。

冷静に落ち着き、もう少し待ってみましょう。
心を明るく、保つように努めましょう。
そうすれば、状況が的確に把握でき、よりよい解決方法が、思いうかびます。

災難の時こそ慌てないで、落ち着いて的確な判断・行動ができる人が、重要な役目を果たし、幸運を手に入れることが、できるのです。

2020年11月14日

一回の人生笑って暮らそう 845


みなさんは、人生をどのように暮らそうと、思っていますか?
すぐに答えられる人は、素晴らしいと思います。
意外にも、すぐに答えられない人が、多いかも知れません。

ドイツのことわざに、『笑って暮らすも一生、泣いて暮らすも一生。』があります。
泣いても笑っても、いずれ終わるのが、この人生なのです。

だとしたらどう生きるべきか、そんな『生きる覚悟』を、煽られる言葉です。
このことわざは、「悲しんで暮らしても、愉快に暮らしても、一生は一生だから、愉快に暮らさなければ、つまらない」ということを、教えています。

ここで三菱財閥の創業者・岩崎弥太郎と、幕末の志士・坂本龍馬のエピソードを、紹介します。

岩崎与太郎と坂本龍馬は、ともに土佐出身の幼なじみでしたが、子どもの頃から、ソリが合わず、弥太郎は龍馬のことを、嫌っていました。
そんな弥太郎に対して、あるとき龍馬が、こう言いました。

「笑って暮らすのも一生。泣いて暮らすのも一生。同じ一生なら、笑って暮らしたほうがいい」

この言葉を聞いて、弥太郎はハッと悟りました。
「自分はどちらかというと、今までクヨクヨしながら生きてきた。しかし、人生は一度きりしかない。それなら、龍馬の言うように、笑って暮らしたほうが、得策というものだ。よし、これからは龍馬のように、クヨクヨしないで、前向きに歩いていこう」
こうして弥太郎は、財閥創業者への道を、歩み始めたのです。

弥太郎は、「一回の人生を、どう生きるか」の龍馬の問いに対して、自分なりの考えがハッキリとしたのです。
そのことが、生きる希望や勇気を与え、前進のエネルギーとなったのです。

一回限りの貴重な人生です。
笑って愉快に、前向きに、暮らしていきましょう。

2020年11月13日

プレッシャーを味方にしよう 844


毎日同じ生活や仕事を、単調にしていては、あまり感じることがありません。
しかし、仕事や試験・試合など勝負どころで、必ず感じるものがあります。
それは、メンタルへのプレッシャーです。

たとえば大切な会議や商談、資格試験の前に、胃が浮き上がるようなプレッシャーを感じ、不安や焦りから集中できなくなり、緊張して固くなってしまい、持てる力を出し切れないで終わってしまった。
このような経験を、誰もが持っていると思います。

どうして人は、プレッシャーを、感じるのでしょうか。
それは、「結果」が、求められるからです。
「結果」を求められた途端、「うまくできるだろうか…?」「失敗しないだろうか…?」という不安が、頭の中を駆け巡り出します。
この時、人間は「結果」という未来を、見据えているようで、実は、その水面下では、過去の体験を、想起し始めます。
「またあの時と同じように、失敗してしまわないだろうか…?」と、特に過去の失敗体験が鮮明に蘇ってきます。

これは、過去と同じ過ちを、繰り返さないようにするためのリスク回避、防衛本能が強く働くからだと、推測されています。
プレッシャーを意識して、それに打ち勝とうと、もがけばもがくほど、集中が乱れてしまい、上手くいかなくなってしまうのです。

ラリードライバーとして、世界を舞台に活躍した桜井幸彦さんは、スタート前にはいつも大きなプレッシャーと、戦っていたそうです。
ラリーは、舗装されていない細い山道を、高速で走り抜けますから、事故を起こさないためにも、高い集中力が求められます。
桜井さんは、集中力を高めるトレーニングをしたり、プレッシャーを取り除くために、深呼吸をしたりと、いくつかの方法を試しましたが、成績はいまいち振るわなかったそうです。

ところがある時、やぶれかぶれに開き直り、プレッシャーをそのままにして、スタートしました。
すると不思議と、プレッシャーから解放され、レースで優勝してしまったのです。
それ以後は、「このレースで優勝しなければ」と、レース前にあえて自分に、プレッシャーをかけて臨み、何年も日本チャンピオンに輝きました。

このように、プレッシャーは、敵ではなく味方なのです。
プレッシャーを受け入れて、「プレッシャーは、あって当たり前」「この状況を、楽しもう」と、思いましょう。

どんな場面でも、プレッシャーを、うまくモチベーションに、変えることができるのです。
不安感が、緊張感を高め、大きな集中力を、生み出してくれるのです。

プレッシャーを、多く経験できることは、ありがたいことなのです。
プレッシャーを敵とはせず、味方と信じて、今に全力で集中しましょう。
きっとプレッシャーを、楽しむことが、できるようになるでしょう。

2020年11月12日

感謝の気持ちを言葉で伝えよう 843


何かしてもらった時などに、感謝の気持ちを、言葉で伝えます。
どんな言葉が、いいのでしょう。

基本的な感謝の言葉は、「ありがとうございます」です。
この言葉は、万能でどんな時でも、使えます。

しかし、この言葉以外にも、状況等に応じた、感謝の言葉があります。
ここで、いくつか紹介します。

【より強い感謝の気持ち】

☆「心から御礼申し上げます」
☆「感謝の言葉もございません」
☆「あらためて、お礼にうかがいます」

【いただきものをしたとき】

☆「ご丁寧に、恐れ入ります」
☆「先日は、けっこうなものをちょうだいいたしまして、ありがとうございました」

【何かしてもらったとき】

☆「お世話になりまして、ありがとうございます」
☆「お手数(ご面倒)をおかけしました」
☆「恐れいります」

【来てもらったとき】

☆「わざわざお運び(お越し)くださいまして、ありがとうございました」

【招待されたとき】

☆「本日は、お招きにあずかりまして、ありがとうございます」

【ごちそうになったとき】

☆「ごちそうさまでした。散財(さんざい)をおかけしました」

このように、感謝の気持ちの度合いや状況、どんな相手なのかなどで、適切な感謝の言葉を、使うようにしましょう。
感謝の言葉の上手な使い方で、自分の心が相手に、気持ち良く伝わるのです。

2020年11月11日

存在価値はいなくなってよくわかる 842


風呂のお湯を沸かすボイラーが、壊れてしまいました。
家族みんなで、「今日風呂には入れないので、どうしよう」と、大変心配しました。
誰に修理を頼めばいいのか、頼んでもすぐに修理してもらえるのかなど、不安でいっぱいになりました。

いつもは風呂のボイラーのことなど、気にもかけずにいるのです。
毎日大変役に立っていて、なくてはならない価値あるモノなのに、存在自体を意識していないのです。

何とか修理をお願いして、次の日に風呂に入ることが、できました。
ボイラーが壊れて、初めてその存在価値の大切さに、気づくことができたのです。

イギリスのことわざに、「モノの価値はそれがないときに、一番わかる」があります。
普段私たちが、何気なく使っているモノであっても、それがないと不便になり、生活に支障をきたすようになります。
そのときになって初めて、そのありがたさを痛感することを、このことわざは、教えています。

本当にその通りで、真夏の熱帯夜の時に、エアコンが故障すれば、寝られないうえ、熱中症になったりします。
今やエアコンは、家庭になくてはならない、価値あるモノなのです。

このことは、モノだけではなく、人の場合も同じです。
妻が、出産のため長期間実家や病院で過ごし、家にいなかった時がありました。
そんな時に、私が子どもの世話をしたり、食事の準備をしたり、洗濯をしたりなど、家事をしながら、仕事もしました。
妻がいなくなって、妻の存在価値と優しさ・ありがたさを、強く実感しました。

☆夫が仕事の関係で、遠くの地で、単身赴任生活をするようになった。
☆母が、急な病気で亡くなった。
☆妻が、一ヶ月間の海外出張で、いなくなった。
☆子どもが、大学に合格し、別居生活をするようになった。
☆職場の優しい上司が、他の部署に転属した。
☆つき合っている人と、別れることになった。

このように、人が急にいなくなる場合があります。
人の存在価値も、いなくなって、その大切さが、はじめてわかるのです。

当たり前のように、いっしょに暮らしている今を、もっと意識して、人を大切にしましょう。
常に感謝の念を強く抱きながら、周りの人と、仲良く過ごしていきましょう。

2020年11月10日

本番より準備こそ真剣勝負で 841


本番で最高の自分の実力が出せ、成功を手に入れることができる、秘訣があります。
それは、それまでの準備にこそ、勝敗のカギがあるのです。
しかし、このことを知らない人が、多くいます。

○これぐらいの準備でも本番では、なんとかなるだろう。
○本番の時に、最高のものが、出せさえすればいい。
○だいたい準備ができたので、本番では、おそらく上手くいくだろう。

このような甘い考えで、準備をして、本番に臨むのです。
結果は、良い結果が出なかったり、失敗に終わる場合が、多いのです。

元プロ野球選手の松井秀喜さんは、現役の時に、「いかにいつも一番いい準備を、していくか、そればかり考えていますね」と、語っています。

同じ元プロ野球選手のイチローさんは、現役の時に、「日米通算8年連続の首位打者記録が、止まることは残念ではありますが、人に勝つためという価値観で、野球をやっているわけではありません。やれることはすべてやりましたし、手を抜いたこともありません。やろうとしていた自分、準備した自分がいたことを、誇りに思います」と、語っています。

元テニスプレイヤー、マルチナ・ナブラチロワさんは、「集中力は、練習中にコートの中で生まれるもの」と、語っています。

この三人は、本番自体にあまり興味を、示さないのです。
本番の舞台に上がるまでの準備に、集中して、全力をつくしているからです。
本番は、自分がそれまで行ってきた、準備の確認作業なのです。

準備こそ、真剣勝負なのです。
準備に全力を尽くして、本番では心地よく、今までの成果を思い切って、発揮しましょう。

2020年11月09日

集中力アップで実力を出そう 840


家庭で料理している時に、テレビの音がするので、料理に気が集中しない。
会社で仕事をしている時に、周りの人の声がするので、仕事に気が集中しない。
このように気が散って、やりたいことが思うように、できないことがあります。

ことわざに、『精神一到何事か成らざらん(せいしんいっとうなにごとかならざらん)』があります。

これは、「精神を集中して、努力すれば、どんなことでも、成し遂げられないことはない」という意味です。
勉強や仕事などでは、精神を集中させて、いかに集中力アップを図って、取り組むかが重要なのです。

ここで、テニスコーチ、ティモシー・ギャルウェイの集中力の4段階を紹介します。

集中の入り口の状態は、「単純な注意集中」

これは視覚情報を単純に認識する、低い集中レベルであり、たとえば人とすれ違う時に、ぶつからないように、避けるといった程度です。

次のレベルは、「興味をともなった注意集中」

例えば昼休みに、雑誌を読んでいる時は、このレベルの集中力といえます。
周囲の情報を全く遮断しているわけでなく、上司に呼ばれたらすぐに立ち上がって、駆けつけることが、できるような状態であります。

第3のレベルは、「心を奪われる注意集中」

大好きなマンガやテレビゲームなどに、没頭している時が、この状態で、周囲の状況や雑音が、ほとんど気にならず、集中している状態です。

そして、最高レベルの集中力は、「無我夢中」

これがまさに、ゾーンの状態といえます。
レベル3の没頭状態にありつつも、適度な落ち着きと冷静さも備わっ