怒りのタネをつみとろう 1218


怒りのタネは、放っておくと、いくらでも集まってきます。
たくさん集まると、立ち上がれないほどの絶望感を、味わいます。

ここで、結婚式が、破談になった例を、紹介します。

日にちも決まり、式場も決まり、ほぼ参加者も決まった。
それなのに、「この結婚式は、なかったことにしてください」と、相手から、断りの電話がきた。

その時・・・。
「ああ、それならそれでいいよ。こんな間際になって、平気でこんな大事なことを、断る女性なんかと、結婚しなくてよかった。もっと、いい人と出会う前兆だ」と、安らかでいられるか。
結婚の期待と夢をふくらませていた時にだ・・・。

「なかなかとれない、ムードのある式場を、やっと契約できたんだぞーっ」
「デートのたびに、オレが、いくら払ったと思ってるんだっ」
「キミには、お金もかしているだろうっ」
「祝ってくれる友だちに、どうやって、謝るんだっ」

普通なら、こんな怒りのタネが、じゃんじゃん増える。
キリがなく増え続け、怒りが爆発してしまいます。

このように、怒りのタネは、ほうっておくと、いくらでも集まるのです。
できるだけ早めに、怒りのタネをつみとりましょう。

早めに、つみとることができれば、怒りがおさまり、穏やかな心に戻るのです。
ウカウカして、怒りのタネをつみとるのが、遅くならないようにしましょう。

2025年10月31日