
豊臣秀吉が農民から、ついには天下人にまで立身出世した成功法則のひとつに、「手柄を立てられる場所には、必ず身を置いておく」というものがあります。
「今度の戦(いくさ)に参加して、活躍すれば、信長様に認めてもらえる」「あの場所に、顔を出しておけば、有力者と知り合いになることができる」というポイントには、必ず身を置いていたといいます。
獲物をたくさん捕っている狩人は、狩れる場所を知っています。
大物をたくさん釣りあげる名人は、釣れる場所を知っています。
それと同じように、事業や仕事、あるいは恋愛などでチャンスをつかむことが、上手な人は、しょっちゅう「チャンスのある場所」に、顔を出している人だといえます。
パーティー、交流会、食事会、勉強会など、人と知り合い、人脈が広がり、勉強になりそうなポイントがあります。
チャンスをつかむ人は、そういうポイントがどこにあるのか、常にアンテナを張っています。
そして、できるだけその場に、参加しようと心がけているのです。
別の場所には、別の何かがあるのです。
チャンスがある場所を見逃さず、積極的に出かけていきましょう。
そのような努力が、いつかは大きなチャンス獲得につながるのです。
