感情を軽く受け流そう 1219


友だちの新しいアイフォンを見る。
これは、コンパクトだが、素晴らしい機能を持っている。
そう考えると、「なんとかして、手に入れよう。わあっ、ほしいなあ」という感情が、湧いてくる。

駅ビルの食堂街を歩く。
中華料理のウインドウをのぞく。
中華どんぶりが、うまそうではないか、と考える。
すると、「食べたいなあ」という感情が、起こる。

しかし、隣のフランス料理のウインドウを眺める。
スープがうまそうだな、と考える。
すると「スープが飲みたい」という感情に、引きずられる。

続いて、日本そばの名店のウインドウを見る。
なんといっても、やっぱり、天ざるだな、と考える。
すると、「天ざるが食べたい」という感情に、しめつけられる。

ものを目で見て、浮かぶ考えや感情は、絶対ではありません。
その時々で、クルクル変わるのです。

だから、あまり執着しては、ならないのです。
感情を軽く受け止め、軽く流しましょう。

もっと、いいアイフォンが出れば、すぐ欲しくなるのです。
人が生きていく上で、感情は大切ですが、受け流すことも、とても大事なのです。

2025年11月07日