
あるエリートが、30歳になって、はじめて女性を愛した。
初めのうちは、ルンルン2人で、愛し合っていた。
しばらくして、どうしたことか、ふいに、女性の方から別れ話が出た。
女性は、北海道の実家に、帰った。
男は、「どうして、オレが、嫌いになったのか。オレのどこが悪い」と、北海道へ飛んだ。
女性の父母にも、談判した。
女性は、ますますその男を嫌いになった。
しかし、男は、ぐんぐん、女性に惹かれる。
どうしても、彼女と一緒になりたいと、暴れ出した。
あわや、エリート人生まで、捨てようとしている。
男は、女を愛して、命をすり減らし、愛する力を失った。
いくら人を、深く愛しても、いいのです。
でも、相手が強く嫌だと言うなら、「ああ、そうですか」と、諦め、決して執着しない。
そして、次に愛する人を、探しましょう。
これこそ、思いやりの愛なのです。
拒絶されたら、あっさり諦めましょう。
しがみつくほど、あなたの心を、すり減らしてしまうのです。
