
「そんなことするのキライだ」「自分には、できません」「どうしても、したくありません」などと、言う人がいます。
正直な気持ちでしょうが、それを受け入れてしまっては、先に進みません。
そう言う人は、なかなか命令では、動きません。
先に進むためには、何とかして、そう言う人を、その気にさせる必要があります。
皆さんは子どもの頃、キライでキライで、食べられない物ってありましたか?
多くの人が、キライな物が、あったのではないでしょうか。
さて、これは、子どもに「キライな食べ物」を、食べさせるにはどうしたらよいか、というお話です。
あるテレビ番組で、「ブロッコリーが、どうしても食べられない、3歳の男子に、ブロッコリーを食べさせる」という実験をしていました。
その子、お母さんがいくら「栄養があるから、食べなさい」と言っても、まったく食べなかったのですね。
ところが、お母さんがいないところで、第三者であるタレントが、ある言葉を言ったら、あっという間にブロッコリーを、食べてしまったのです。
さあ、タレントはその男の子に、何と言ったと思います?
「ブロッコリーを食べる男の子って、カッコイイな」
なんと、この言葉を聞いただけで、躊躇することなく、ブロッコリーに手を伸ばし、ひと口でパクリ!
苦悩の表情を浮かべながらも、吐き出すことなく、モグモグと食べてしまったのです。
買ってきた洋服を着ない子には、お母さんが『我慢して着なさい』というより、近所の人から『その服、カッコイイわね』と、言ってもらったほうがいいでしょう。
このことは、大人でも通用すると思います。
☆難しい仕事ができると、カッコイイな
☆進んで引き受けてもらえると、カッコイイよ
☆やる気がある姿が、カッコイイ
☆あなたなら素早く、カッコイイ仕事ができると思う
このようにカッコイイことを、アピールしましょう。
おそらくやる気が起こり、その気になることでしょう。
キライなことでも、進んでやれる人は、すごくカッコイイのです。
