
何か失敗をすると、失敗の原因を考え、反省します。
反省をして、失敗しない工夫をする人は、とても素晴らしいと思います。
しかし、次のような人もいます。
失敗した原因は、自分にあると決めつけ、自分を厳しく責めるのです。
これでは、自分自身が暗くなり、落ち込むばかりです。
反省することのメリットは、ほとんどありません。
自分なりに努力したのであれば、自分を責める必要はありません。
ドイツの物理学者、アルベルト・アインシュタインは、次の言葉を残しています。
「どうして自分を責めるんですか? ちゃんと他人が、責めてくれるんだから、いいじゃないですか」
アインシュタインは、何も、「好き勝手にしていい」と言っているわけではないでしょう。
そもそも、好き勝手にやって、他人に迷惑をかけるようなことをすれば、自動的に周りから注意されます。
そうではなく、「自分は、ダメだ」とか「どうして自分は、いつもこうなんだろう」なんて、他人の迷惑にもなっていないことを、ウジウジ考えて、悩むのは無意味だと、教えているのです。
そんなに自分を責めるのは、止めましょう。
どんなときも、自分を守れるのは、あなただけなのです。
