アイデアをひらめこう 1143


アメリカの心理学者のギルフォードさんが考案した、簡単な「創造力テスト」が、あります。
それは、「レンガの1個の使い道を、できるだけたくさん考える」というものです。

やってみるとわかりますが、すぐに10も20も使い道が浮かぶ人もいれば、3つくらいで、ギブアップしてしまう人もいるのです。
さて、ではあなたも「頭の体操」として、30秒だけやってみてください。

・・・。
・・・。
・・・。

はい! お疲れ様でした!
どうですか、10個くらい浮かびましたか?
もし2つがやっと・・・なんていう結果なら、だいぶ頭がカタくなっていますよ!

これ、マジメな人は「ちゃんと使える」という前提に立つので、「ドアおさえ」「小物を乗せる台」・・・えーとそれから・・・と悩んでしまいます。

かたや、ポンポン使い道が浮かぶ人は、「ちゃんと使えるか」なんてカタい話は抜きにして、次々と使い道を考え出します。
「トンカチ代わり」「武器」「おもり」「鉄アレイ代わり」「ブックエンド」など実用的なアイデア以外に、「表札」「インパクトのある名刺」「ペットのお墓」「腕が鍛えられるキャッチボール用のボール代わり」「バットで叩き割るストレス解消の的」など、本当にいくらでも出てくる・・・。
こういう人は「レンガなんか名刺にしたら重いだろう!」なんてことは考えません。

そうやって常識にとらわれないで、自由に発想していくと、ふと、「誰も考えなかったアイデア」が、ひらめくことがあります。
素晴らしいアイデアが、ひらめくと、あっというまに億万長者も夢ではなくなります。

さあ、今日も頭を柔らかくしましょう。
臨機応変に、アイデアをたくさんひらめきましょう。

2024年05月25日