相手に合わせて仲良く 1081


人と仲良くなるには、どうしたらいいのでしょう。
ここでは、人と仲良くなれる、秘訣を紹介します。

「デキる男は、『接待の時に、飲むお酒の種類』に、共通点があります。

ビール、ウイスキー、ワイン、日本酒など、何でも選ぶ事が、できる銀座のクラブ。
もちろん、銀座御用達のドンペリ(高級シャンパン)もあります。
さて、あなたには、「デキる男」が、接待の時に飲む、お酒の種類が、わかりますか?

えっ?
「お客には、ドンペリや高級ワインを、振る舞って、自分は定番のビール」ですって?
いやいや、違います。
接待の時に、「デキる男」が飲む、お酒の種類。
それは・・・。

接待している相手と、同じ種類のお酒。

接待相手が、ビールを飲めば、ビール。
ワインを飲めば、ワインを飲む。
相手が、ビールを頼んでいるのに、「ボクは、バーボンを」なんてやっている、ビジネスマンは、「デキない男」なのですね。
相手より、高いお酒はもちろん、相手より、明らかに安いお酒を、頼むのもNG。

ドンペリを飲んでいる目の前で、ビールを飲まれたら、接待される側も、居心地が悪いでしょう。
たとえ下戸で、相手と同じものが、飲めなくても、ノンアルコールビールを、頼むなどして、一緒に飲んでいる雰囲気を、出す方がいいのです。

そもそも、人は、自分と共通点がある相手に、親近感を覚えるものです。
ほら、同郷や出身校が同じ人とは、すぐに打ち解けるでは、ありませんか(=「類似性の法則」)。

また、人は、自分と似たものを、好ましく思います。
ペットが、飼い主そっくりな事が多いのは、このためです。
「似ている」どころが、人は、自分と同じ仕草をしている人にさえ、好感を覚えます。
だから、初デートでは、相手が取るポーズの真似をするのが、効果的なのですね。(=「ミラーリング効果」)

接待で、相手と同じ種類のお酒を飲む事は、この「類似性の法則」「ミラーリング効果」からも、正しい選択と言えます。

人と仲良くなるためには、相手に合わせることが、早道なのです。
相手に合わせることが、できる人は、柔軟性があり、包容力がある人でもあるのです。

積極的に相手に合わせて、もっともっと、仲良くなりましょう。

2023年03月02日