「感じない」のが得策 1082


「あの人から、嫌なことを言われた」「友だちが、この頃冷たい態度を取る」「上司から文句を言われた」など、心配したり、不安になったり、傷ついたりします。

さらに、こんなことが続くと、何ごとに対しても敏感になり、ほんの些細なことに対しても、ビクビクしてしまいます。
感受性が強すぎて、多くのマイナスな感情が、湧き起こってきます。
「感じすぎる」のも、困ったものです。

魚には、「痛点(つうてん)」が、ないのだそうです。

釣り針をくわえてしまい、釣り上げられるときも、ぜんぜん痛くない。
それどころか、生け作りの刺身になるときだって、包丁で身体を、切られても痛くない。

身体が軽くなって、「んっ? なんか変だな?」と、思うだけらしい。
ついでにいうと、魚の記憶力は、2秒なのだそうで、イヤなことがあっても、2秒後には、ケロッとしているのです。

他人の言葉や態度に、「傷つきやすい」「腹が立つ」というあなた。
痛点のない魚に、学びましょう!
カチンとくる言葉や話を聞いたら、「感じない、感じない」と、「鈍感力」を、発動するのです。

そもそも、無神経な人って、あなたが、自分の言葉や態度に、カチンときていることに、まったく気が、ついていません。
だったら、こっちも「感じない」のが、得策です。

「感じない」強い心を、持ちましょう。
世の中には、「感じない」方が、幸せであることも、多いのです。

2023年03月11日