いい仕事はいい眠りから 866


よく眠れた時は、朝から気持ちがいいです。
昨日までの疲れがとれ、清々しい気持ちになります。

精神状態が、落ち着いていて、やる気が出てきます。
気持ちがいい日は、仕事をするにも、エネルギーに溢れ、いい仕事が、できるのです。

逆によく眠れなかった時は、朝から気持ちが、よくありません。
昨日までの疲れが残り、心が晴れません。

精神状態が不安定で、やる気が湧いてきません。
気持ちがよくない日は、仕事をするにも元気がなく、いい仕事が、できないのです。

OECD加盟国の中でも、日本は、7時間22分で、最も睡眠時間が、少ないのです。
日々の睡眠不足が、借金のように積み重なり、心身ともに悪影響のある「睡眠負債」を、抱えている人が、多くいるのです。
睡眠不足を原因とした、日本での経済損失額は、全体で年間約15兆円にのぼると、言われています。

ここで、働くひとの眠り方改革、『BizSleep PROJECT』の「健康づくりのための睡眠12箇条」を、紹介します。

第1条 良い睡眠で、からだもこころも健康に。
第2条 適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。
第3条 良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。
第4条 睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。
第5条 年齢や季節に応じて、昼間の眠気で、困らない程度の睡眠を。
第6条 良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。
第7条 若年世代は、夜更かしを避けて、体内時計のリズムを保つ。
第8条 勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。
第9条 熟年世代は、朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。
第10条 眠くなってから、寝床に入り、起きる時刻は、遅らせない。
第11条 いつもと違う睡眠には、要注意。
第12条 眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。

12箇条を意識して、いい眠りを、とるようにしましょう。
いい眠りは、脳も神経も身体も眠って、休息するという状態に、なれるのです。

毎日仕事ができるため、心も体も健康でいられるためにも、いい眠りを、確保しましょう。
いい仕事は、いい眠りからなのです。

2020年12月04日