
自分ことは、さておいて、人に対して、求める人がいます。
そんな人は、無意識に求める言葉を、言っているのです。
無意識に、口から出てしまった言葉が、実はホンネだったりするのです。
次のような言葉を、言う人がいます。
☆「もっとしっかりして」
積極的に決断・行動するリーダーシップを、求めています。
☆「頭がどうかしたんじゃないの?」
頭のよさ、頭の回転のよさを、求めています。
☆「気がきかないね」
気配りができる、気持ちを察してくれる、気づかってくれることを、求めています。
☆「もっと格好に気を使ったら?」
清潔感やセンスのよさを、求めています。
☆「冷たいね」
優しさや包容力を、求めています。
☆「細かい人ね」
細かいことにこだわらず、大らかさを、求めています。
☆「ケチ!」
気前のよさなど、経済力を、求めています。
このような言葉で、人に対して、求めているのです。
知らず知らずのうちに、相手に対して、こうあるべきと、求めているのです
しかし、このような言葉は、言われた人が、バカにされているように、感じます。
言って欲しくない、言葉なのです。
人に求めたい時は、「気がきかないね」と、言うより、「もう少し気を、きかせるといいよ」と、励ましたら、いいでしょう。
「冷たいね」と、言うより、「優しくしてね」と、甘えたら、いいでしょう。
人をバカにしたような言葉で、人に求めすぎないように、しましょう。
本当の心は、自分を偉く見せたいのかも、しれません。
相手の心に、届かない言葉は、相手を変えることは、できないのです。
