時には思いっきり泣こう 929


1番最近であなたが、涙を流して、泣いたのは、いつですか。
嬉し涙、悔し涙、感動の涙、悲しみの涙など、いろいろあるでしょう。

いつ涙を流したかを、思い当たりましたか。
ほとんど思い出せない人も、いることでしょう。

大人になると、あまり泣くことが、ありません。
特に男性は、その傾向が、強いです。

これは、悲しいことでは、ないでしょうか。
笑ったり、怒ったりすることは、多いのです。
しかし、明らかに泣く、という感情表現が、不足しています。

小さい頃から、「メソメソするな」「決して泣くな」「泣くことは、恥ずかしい」と育てられた人は、なかなか思いっきり、泣くことが、できません。
泣くという感情を、押し殺しているのかも、しれません。

「アレキサイミア(失感情症)」という、精神疾患が、あります。
これは、自分の喜怒哀楽の感情を、表現できなくなって、しまうのです。
怒ることも、悲しむことも、感情というものを、失ってしまった状態です。
日常生活が単調で、悲しい状況なのです。

泣けない人は、喜怒哀楽のひとつが、欠けた状態で、バランスが、不安定な精神生活かもしれません。

☆試合に負けて、悔しかったら、思いっきり、泣きましょう
☆子どもの卒業式に参加して、子どもの成長に、感動したら、思いっきり、泣きましょう
☆大切な人の葬式に、参列して、悲しみで、思いっきり、泣きましょう
☆こらえきれない嬉しさで、心が満たされたら、思いっきり、泣きましょう
☆映画を見て、心が感動で、いっぱいになったら、思いっきり、泣きましょう
☆必死になって、頑張った仕事が、上手くいかなかったら、思いっきり、泣きましょう
☆1人でいることが、辛く寂しく感じたら、思いっきり、泣きましょう。

このように、時には思いっきり、泣きましょう。
恥ずかしいことはないので、遠慮はしないように、しましょう。

泣くことで、気持ちが、スッキリします。
自然と涙を流せることは、とてもいいことなのです。

2021年02月05日