どんな相手にも誠意を持って教えよう 948


人の上に立って、指導的な役割を持つ人は、人を教えるのが、上手です。
逆に人を教えるのが、下手な人は、なかなか指導的な役割を、持つ人にはなれません。

教え方が、上手な人と下手な人では、どのような違いが、あるのでしょう。
教え方が、下手な人は、相手の能力や人間性を疑って、教え方の力を、抜いてしまうのです。
教え方が、上手な人は、誰に対しても、誠意を持って、全力で教えるのです。

教え方が、上手な人は、次のように誠意を持って、教えます。

☆相手が物覚えの悪い、不器用な人であっても、手を抜かず、有能な人を相手に、教えるのと同じように、力を入れて教えます。
☆相手が経験の浅い、新入社員であっても、いいかげんな教え方をするのではなく、自分の上司に教えると思って、敬意を持って、詳しく教えるのです。
☆相手が考えの浅い人であっても、バカにするような教え方を、するのではなく、深い考えを持つ人に、教えるのと同じように、真剣に相手と向き合って、教えるのです。

相手は、「この人は、真剣に教えようとしているのか、それとも、こちらをバカにして、いいかげんに教えようとしているのか」は、ハッキリわかるのです。
当然、真剣な態度で、誠意を持って、教えてもらえば、相手はそれに応えようと、真剣に学び取るのです。
教えることで、大きな効果・成果が、見られるのです。

いいかげんな教え方をされれば、相手はいいかげんにしか、学びません。
これは教える側、教えられる側、双方によくないことです。

どんな相手にも、誠意を持って、教えましょう。
すると、自然とお互い同士の信頼関係も、高まるのです。

2021年02月24日