この命にありがとう 953


歌手の竹内まりやさんが、「いのちの歌」のインタビューで、次のように、答えています。

「いのちの歌」の意味とは、【生かされていること、育ててくれた両親に、感謝するということ】に尽きます。
この曲は、日々感じている素朴な思いを、そのまま言葉にしたものです。
生きているということは、生かされていることだと、思うのです。

生きたくても、生きられない人がいる、ということを考えると、生かされていることにまず感謝しなければ、いけないということと、両親にも育ててもらえたことを、感謝することです。

なかなか普段は、言葉にできないのですが、歌だったら「ありがとう」と、言えるようなところもあります。
照れくさいですしね。

ここで、竹内まりやさんの想いが、つまっている「いのちの歌」の歌詞を、紹介します。

生きてゆくことの意味 問いかけるそのたびに
胸をよぎる 愛しい人々のあたたかさ
この星の片隅で めぐり会えた奇跡は
どんな宝石よりも  たいせつな宝物

泣きたい日もある 絶望に嘆く日も
そんな時そばにいて  寄り添うあなたの影
二人で歌えば  懐かしくよみがえる
ふるさとの夕焼けの 優しいあのぬくもり

本当にだいじなものは  隠れて見えない
ささやかすぎる日々の中に かけがえない喜びがある

いつかは誰でも この星にさよならを
する時が来るけれど 命は継がれてゆく
生まれてきたこと 育ててもらえたこと
出会ったこと 笑ったこと

そのすべてにありがとう
この命にありがとう

両親から授けられた、この命にありがとう。
命があるから、人との出会いや喜びが、あるのです。

どんな時も、感謝の気持ちで、生かされている命を、大切にしましょう。

2021年03月01日