
一生懸命に仕事をしても、要領が悪く、仕事の結果も「イマイチの人」がいます。
それに比べ、仕事が速くて的確で、結果を確実に出せる「頭のいい人」がいます。
この違いは、生まれつきでも、才能でもありません。
「毎日のちょっとした積み重ね」に、よるものなのです。
頭のいい人は、仕事の思考・行動習慣ができていて、常に考えながら、仕事をするので、頭の回転がよく、行動的なのです。
イマイチの人は、仕事の思考・行動習慣ができていなく、考えずに仕事をするので、頭の回転が悪く、行動が消極的なのです。
具体的には、イマイチの人と頭のいい人では、次のような違いがあります。
さて、あなたは、どっちでしょうか?
☆イマイチの人は、仕事とプライベートを、きっちり分けたがるが、頭のいい人は、その境が曖昧(あいまい)で、『公私混同』を楽しむ。
☆イマイチの人は、上司にいわれた仕事を、きっちりこなして満足するが、頭のいい人は、自分の力で仕事を見つけ、苦労しながらも完成させて、高い評価を得る。
☆イマイチの人は、これ見よがしに、ガシガシ仕事をするので、人から疎(うと)まれるが、頭のいい人は、飄々(ひょうひょう)といい仕事をするから、他人から一目置かれる。
☆イマイチの人は、目標が曖昧(あいまい)だが、頭のいい人は、自分の目標を強く持ち、目標を何かに書き記し、その達成のために、具体的で綿密な計画を練る。
☆イマイチの人は、行き当たりばったりで行動するが、頭のいい人は、小さなことでも優先順位をつけて、段取りよく行動する。
☆イマイチの人は、マニュアルをバカにする、あるいは崇拝(すうはい)するが、頭のいい人は、マニュアルを重視はしても、鵜呑(うの)みにはせず、足りない部分は、自分で補う。
☆イマイチの人は、常に仕事で100点を目指すが、頭のいい人は、80点を目指し、それができたら、さっさと次の行動に移る。
☆イマイチの人は、仕事を一気に仕上げたがるが、頭のいい人は、仕事が完成間近のところで、しばらく寝かせておく。
☆イマイチの人は、嫌な仕事を後回しにするため、いつも嫌な思いに支配されるが、頭のいい人は、仕事に楽しみをもたせ、さっさと済ませるから、いつも充実している。
☆イマイチの人は、やる気が起きるのを、待って行動するが、頭のいい人は、どんなにやる気が起きなくても、とりあえず始めてみる。
あなたは、イマイチの人、頭のいい人、どちらの傾向が、強かったでしょうか。
イマイチの人でも、心配はいりません。
ぜひ頭のいい人の仕事の思考・行動習慣を、おススメします。
毎日のちょっとした心がけで、あなたは、頭のいい人に、なることができるのです。
