幸福・不幸な人の7つの行動パターン 964


幸福な人と、不幸な人には、大きな違いがあります。
それは、基本的な人生に対する考え方や行動パターンに、違いがあるのです。

その違いのポイントとなる、7つの法則があります。
この7つの法則について、イメージを、紹介します。

1 有責の法則
(幸福な人)
自分の人生に、自分の責任で取り組み、リスクをとらないと、リターンがないと、理解した上で、失敗も自分の責任と、考えている。
その結果、周囲はつき合っていても、いやな思いをする回数が少ないし、たとえ一緒に失敗しても、気にならない。
(不幸な人)
とにかくリスクを、さけることばかり考え、人にリスクを、押しつけていく。
その結果、最終的にほとんどの周りの人から、つきあいを、断られていく。

2 双曲の法則
(幸福な人)
大きく見えがちな、目先の短期的な快楽や欲に、まどわされずに、長期的な目で、人生の時間や資金を、投資している。
その結果、余裕ができるため、ますます短期的な利益に、とらわれなくなる。
(不幸な人)
とりあえず、目の前の苦しみから逃れたり、欲望を満たすために、行動してしまう。
その結果、長期的には借金・肥満・友人関係の破壊のような不幸が、起きてしまう。

3 分散の法則
(幸福な人)
幸せの根源を、単一のものに求めず、「稼ぐ」「使う」「愛する」「愛される」の循環が、構築できるように、時間を分散投資する。
その結果、特定の仕事や家庭に、しがみつくことなく、何か悪くなっても、対応ができる。
(不幸な人)
幸せの源泉を、何か特定の1番身近なもの、たとえば、仕事とか、子どもとか、恋人などに一極集中してしまう。
その結果、環境変化が起きたり、状況が悪くなると、一気に不幸になってしまう。

4 応報の法則
(幸福な人)
他人の悪口、非難などが、めぐりめぐって、自分への足かせになることを、理解している。
その結果、ネガティブなことや批判的なことは、口にしない。
不満があるときには、問題解決につながる、建設的な批判をするよう、心がけている。
(不幸な人)
何か不満があると、まずは相手の欠点を見つけて、批判と非難を繰り返すことで、一時的な精神の安らぎを得る。
その結果、自分は何も変わっていないのに、自分がよくできるという自己欺瞞(ぎまん)に陥って、ますます自分を安心させるため、他人を批判するようになる。

5 稼働の法則
(幸福な人)
とにかく、行動コストが小さく、マメに動いている。
その結果、さまざまな人との出会いが生まれ、成長の機会を、増やしている。
(不幸な人)
失敗を恐れて、行動しない、動かない。
人が何かをしてくれることを、期待してしまう。
その結果、自分が動くことに対するコストが、ますます高くなり、より怠惰になる。

6 内容の法則
(幸福な人)
幸せの基準は、自分にあり、自分のなかで、喜びを感じること、自分の持ち味・特性を生かせることを、自覚的に選択し、集中してそこを、伸ばしている。
その結果、周りの人もその人を、応援したくなる。
(不幸な人)
幸せの基準を、外から見える自分に、求めていて、年収や社会的立場などのランクに、とらわれてしまう。
その結果、ランク主義者しか、周りに集まらなくなる。

7 利他の法則
(幸福な人)
自分の能力で、無理せずに力を発揮できる範囲を、わきまえたうえで、積極的に周りや社会への貢献をしている。
その結果、感謝も集まるし、自分の得意技も磨かれる。
(不幸な人)
どうやったら、自分の得になるかを常に考え、自分で何もかも成果を、上げられるような全能感に、とらわれている。
その結果、他の人がその人に「何かをしてあげたい」と、長期的には思わなくなる。

このように幸福な人と、不幸な人では、考え方や行動パターンに、違いがあります。

そこで、まず不幸になることを、徹底的に避けるようにしましょう。
そして、少しずつ幸福になることを、実践していきましょう。

するとしだいに、幸福があなたに、近づいて来るのです。
7つの行動パターンを、やるかやらないかは、あなたしだいなのです。

2021年03月12日