
酒を飲むと、その人物が、よくわかると、言われます。
酒を飲むと、気持ちが大きくなり、解放された気分になります。
多くの人は、少し顔が赤みを帯び、楽しく明るい会話が、できるようになります。
しかし、なかには、困ったことに、酒に飲まれ、酒ぐせが悪い人もいます。
偉そうになった気分になり、店員さんに「遅いぞ」「なにぐずぐすしているんだ」と、命令口調になる人もいます。
急に酒の席で、ケンカになったり、酔いつぶれて、しまう人もいます。
酒での大きな問題として、翌朝まで酒が残り、飲酒運転をしてしまう、ケースもあります。
こうなってしまうと、酒を飲むことは、大変恐いことにも、なってしまいます。
残念なことに、酒で自分の人生の挫折を、味わう人が、多くいるのも事実です。
そこで、酒を楽しく飲むための郡山日本酒道会の「酒道5則」を紹介します。
第1条
酒は楽しく飲むべきなり。
『ほろ酔い』をもって最上とす。
酒は酒量にあらず、酒品なり。
第2条
酒に飲まるるなかれ。
酒席にて、まわりの人を不快にするは、下道なり。
ユーモアを、肴(さかな)に心得よ。
第3条
ただ酒は遠慮すべし。
自分の酒代は、自分で支払う気概(きがい)を、持つべし。
ただ酒は、汚職(おしょく)収賄(しゅうわい)の温床なり。
第4条
酒を飲むときはおおいに食すべし。
食せずして、酒を飲むことを誇るは、決して健康な酒飲みとは言えず。
第5条
適度な酒は百薬の長のみか、家庭円満、事業繁栄、長寿至福に通ず。
自信を持って、酒道に精励(せいれい)せよ。
酒席の心得として、この「酒道5則」を、守りましょう。
酒に溺れず、適度な酒を、楽しむようにすれば、いいこともあるのです。
酒をよき友として、長く上手に、つき合っていきましょう。
