
なぞなぞに「切っても切っても、きれないものはなあに」という、問題があります。
答えは何だと、思いますか。
それは、水とか空気などです。
これらは、人間が生きるためには、なくてはならない、決して切れない関係に、あるのです。
そこで、今回は水に関することを取り上げ、このことを、考えてみましょう。
さて、人間の生活にとって、水はどんな役割を、果たしているのでしょう。
ちょっと考えただけでも、ご飯の準備や後片付け、洗濯、お風呂、水洗便所などが、あります。
学校では、プールの水や給食を作るのに、たくさんの水を、使います。
田や畑の作物を、育てるためにも、水がいります。
工場で鉄を作ったり、他の品物を作るためにも、たくさんの水を、使います。
さらに、水の役割として、とても重要なことは、人が飲むための「飲み水」が、あります。
人間は、水を飲まないと、生きていけないのです。
もしずっと雨が降らず、飲む水がなくなってしまったら、多くの人が、死んでしまうのです。
世界の中には、いまだに水不足で、苦しい思いをしている人々が、多くいます。
日頃から、水を大切に使うことは、生きていくために、大切なことなのです。
日本においても、雨が降らないで、ダムに水がたまらず、水量がどんどん減り続ける場合が、あります。
そんな時は、みんなが水を、節約するようにしないと、人間が飲む水も、なくなってしまいます。
例えば、顔を洗ったり、歯を磨いたりするとき、水道の水を、出しっぱなしにしたまま使うと、30秒で約6リットルもの水を、使うことになります。
しかし、歯磨きをするとき、コップに水を汲んで、使うようにすると0.6リットルで、流しっぱなしにして、使うときの10分の1の量で、すみます。
このように、私たち1人1人のちょっとした心づかいで、かなりの水を、節約することが、できるのです。
人間になくてはならない水を、日頃から大切に、しましょう。
蛇口をひねると、水が出ますが、この水が出なくなったら、私たちの生活は、どうなるか考えて、水を大切に使うように、したいものです。
