
「夫が、いつも暗い顔をしている、楽しそうじゃない。夫を明るく楽しい人にしたい。どうしたらいいか、ずっと悩んでいる」という、主婦がいました。
その主婦は、問題を抱えているものの、本人自身が、ほとんど笑顔にならないのです。
もちろんジョークを、飛ばしたりもしないのです。
いつも暗い顔を、しているのです。
おそらく、いつも夫のことを考えると、明るい気分や顔に、ならないのでしょう。
ところが、主婦はある時に、その夫が、明るい主婦たちに囲まれて、とても楽しそうにしている姿を、目にしました。
そして、主婦たちから「明るくて楽しい人。笑顔がステキよね」と、人気だったのです。
主婦は、ハッとあることが、わかりました。
結局は夫を、不機嫌にしたり、イライラさせたりしているのが、夫を明るく楽しくさせたいと、思っている自分自身のせいなのだ。
自分が、夫を暗い顔にし、イライラさせていたのだ。
つまり、自分がどのように生きるか、ということに徹すれば、いいのです。
夫が、どういう機嫌で、生きているか、ということについては、考えなくていいのです。
結局、自分が楽しそうじゃないから、夫も楽しそうでないのです。
自分に笑顔がないから、夫にも笑顔がないのです。
その後主婦は、自分自身が明るく笑顔で、夫といっしょに過ごすように、努めました。
しだいに夫にも、笑顔と明るさが、戻ってきたのです。
明るさを、相手に求めるのを、止めましょう。
自分が、明るくなりさえすれば、周りも、明るくなるのです。
