耳学問を実践しよう 983


同じような仕事や生活を、続けていると、創造力がなくなってきます。
毎日がマンネリ化して、刺激がなくなってくるのです。

日常の業務に追われ、読むと言えば、週刊誌ぐらいの毎日。
アウトプットだけで、インプットが絶対的に、不足してきます。

これを防ぐには、もちろん専門の書物をひもといたり、自分なりの情報収集を工夫したりするのが、1番よいでしょうが、忙しい仕事を抱えている身として、毎日この努力を続けるのは、並大抵のことではありません。

そこで、耳学問という方法を、おすすめします。
字を眺めたりして知識、教養を身につけるのではなく、自分の周囲にいる人物から、話を聞くことによって、自分のものとするわけです。

☆上司から、仕事上の貴重な経験を聞く
☆同僚から、新鮮なアイデアの情報を聞く
☆友だちから、現在流行している言葉を聞く
☆妻から、今読んでいる本の内容で、役に立ちそうなことを聞く
☆テレビの討論会を見て、知らなかった、たくさんの解決方法を聞く
☆飲み会に参加して、いろんな違った職種の人の苦労話を聞く

話を聞くだけでは、受け売りだと思うかも知れませんが、これも立派な勉強の一つなのです。
いつでもどこでもどんな時でも、気軽に耳学問が、実践できるのです。

一国の運命を預かる首相、日本株式会社の領袖である財界首脳たち、その他諸々の成功者たちは、皆一律に耳学問を、実践しています。
一個人では、とても収集しきれない知識の量も、耳学問ですと、すんなりおさまってしまうのです。

要は、他人に学ぶ心が、大切なのです。
勉強するヒマもないとぼやく人たちは、学ぶ心のなさを、方法論的な戸惑いに、転嫁しているだけなのです。

情報化社会という言葉が、当たり前になってしまった今日、他人を自分の環の中に入れた上で、知識等の収集を図ることが、大事なのです。

2021年04月18日