太陽みたいに


 人は、歳を重ねるにつれて、だんだんと元気がなくなる。これは、死に近づいてくると老化現象にともなって、体や体力が衰えてくる。
 しかし、よく考えてみると確かに高齢になると体や体力は衰えてくるが、元気までなくなるものであろうか。必ずしもそうなるとはかぎらないようである。
 高齢者の中にも若者以上に元気な人もいるし、若者の中にも元気があまりない人もいる。心の持ち方しだいで、元気度が変わるようである。
 だれでも歳を重ねると心もそれにともなって、歳をとると考えている人が多いように思う。しかし、心が本当に年をとるのであろうか。心はいつまでの歳をとらないのではないでしょうか。心も歳を取ると思い違いをしているのではないでしょうか。
 60歳の自分であるが、歳を聞かれて、「心の歳は二十歳と答えている。」自分としては、いつまでも心は若々しいと思っている。心が若いと体まで元気で若々しい気持ちになる。
 よく「子どもや若い人から、エネルギーをもらう」と言う人がいるが、自分は「みんなにいつもエネルギーをまき散らしている」と言うようにしている。これからも太陽みたいに元気と情熱をみんなにまき散らして、楽しく生きれる人でありたい。

2018年12月14日