大根のように甘くなろう 1033


日本人が、もっとも多く食べている、野菜はなんだか、知っていますか。
2015年、厚生労働省が発表したランキングでは、1位が大根、2位がタマネギ、3位がキャベツだそうです。

ちょっと意外な気もしますが、大根おろしや漬物、煮物、サラダなどにも大活躍ですから、大根がたくさん消費されているとしても、不思議ではありません。

さて、そんな大根ですが、寒さが厳しいほど、甘みを増します。
大根は、水分を多く含んでいるので、寒いと凍って細胞が、壊れてしまうため、自衛手段として体内のでんぷんを、糖質に変えるのです。

糖質を含んだ水は、零度でも凍りません。
だから、寒ければ寒いほど、大根は甘くて、おいしくなるのです。

「人間も同じだなぁ」と思います。
苦境に立つことが、多かった人は、そこで切り抜ける知恵を身につけたり、じっと耐える忍耐力を培っていて、人間として、また働く人として、大変魅力的になるからです。

もし、現状がとてもつらいという人は、今は多くの知恵を身につけたり、じっと耐える忍耐力を培っていると、考えましょう。
苦境を抜け出せば、大根が甘くなるように、必ず魅力的な自分に、成長できるのです。

人間も大根のように、厳しさに耐え、甘くなりたいものです。

2022年04月02日