勇気あるノーを言おう 1134


理不尽な要求に対して、「できないものはできない」とハッキリ言うのが、「勇気あるノー」です。
そのことは、わかっていても、なかなか「勇気あるノー」を言うのは、難しいことが多いように思います。

ここで、「勇気あるノー」のジョーク話を紹介します。

あるとき、陸軍と空軍と海軍の3人の将校が「一番勇気があるのは、誰の部下か?」で言い争った。
3人ともガンコでお互いゆずらず、「試してみよう」ということに。

最初に、陸軍の将校が、部下の1人を呼んで命令した。
「走ってくる戦車に向かって、ほふく前進しろ!」
部下は、言われたとおりにして、戦車にひかれて死んでしまった。

次に、空軍の将校が、部下の1人を呼んで命令した。
「あの戦闘機に乗って、パラシュートなしで飛び降りろ!」
部下は、言われたとおりにして、地面に叩きつけられて死んだ。

最後に、海軍の将校が、部下の1人を呼んで命令した。
「あの空母の一番高いところまで上がって、そこから飛び降りろ!」

すると、命令された部下は、将校に向かって言った。
「ふざけるな、バカ野郎! 殺す気か!」

部下のその言葉を聞いた海軍の将校は、ニンマリして、陸軍の将校と空軍の将校に向かってこう言った。
「どうだ、一番勇気があるのは、私の部下だということが、わかったか!」

この話は、「勇気あるノー」を言わないと、ときには命を落としかねない、という教訓を含む、ブラックジョークです。

「勇気あるノー」を、ぜひ言えるようになりましょう。
「勇気あるノー」が、あなたを守ることになるのです。

2024年03月22日