自分は運がいいと思おう 868


誰でも不幸なことが、起こったのに、運がいいと思ったことがあると思います。
そんな時は、「不幸中の幸い」と、言えるかもしれません。

ここで、運がいい二つの例を紹介します。

車を運転していた時に、見通しの悪い交差点に、さしかかりました。
私は、一旦停止の標識に気づかず、徐行しながら交差点を、進もうとしていました。
その時、右の方から車が交差点の中に、突っ込んできました。
交差点の中央で、私の車と突っ込んできた車と、接触したのです。
私や私の車は、大したことがありませんでしたが、大変なことに、相手の車が横転し、大事故になってしまったのです。

普通なら、横転した車の運転手が、大ケガか死亡するような大事故でした。
しかし、幸いなことに、相手はケガ一つなく、元気でした。
また、私が悪かったのに、事故に関する処分等も、ありませんでした。
私は、運がいいんだなと、つくづく思いました。

大型台風が、通過したことが、ありました。
強風すぎて、他の家の亙が飛び、私の家の窓を破り、家の中まで飛んできました。
そして、その亙が、私の足や手に、当たったのです。
足や手から血が流れ、大ケガをしました。

停電のため家の中は、真っ暗です。
外は強風で、亙が飛んでいて、救急車が呼べる状態では、ありませんでした。
時間が経ち台風が過ぎて、病院に行ったところ、すぐ手術になり、入院とリハビリを行いました。
医者の話では、命がなくなるかもしれない状態だった、とのことでした。
私は、あたらめて運がいいんだなと、つくづく思いました。

人によっては、ちょっと辛いことが起きると、すぐに「自分には運がない」と、落ち込む人がいます。
そう思い込んでしまうことが、ますますその人の運命を、衰退されてしまうのです。

私のように、「こんな災難に遭っても、元気に生きている。だから、自分は強運なんだ」と考えることができる人は、いっそう人生をいい方向へと、もっていくことができるのです。

世界的に有名な教育者・牧師のジョゼフ・マフィーは、次のように、言っています。

いいことを思えば、いいことが起こる。
悪いことを思えば、悪いことが起こる。

「自分は運がいい」と、思いましょう。
必ず運がいいことが、起こるのです。

2020年12月06日