7つの健康生活習慣を実践しよう 874


健康生活のためには、毎日の健康生活習慣が、とても大切です。

肥満症や高血圧、また糖尿病などの生活習慣病は、食習慣(エネルギーや食塩のとりすぎ、飲酒など)・運動習慣・睡眠・ストレス・休養のとり方などの生活習慣にも、大きく関わっていることが、知られています。

生活習慣について、40年以上前に行われた研究結果から、「ブレスローの7つの健康生活習慣」として、広く世界に、知られているものがあります。

ここで、「ブレスローの7つの健康生活習慣」を、紹介します。

①朝食は、毎日食べる
②間食は、しない
③適正体重を保つ
④タバコは、吸わない
⑤飲酒は、適度、もしくはしない
⑥定期的に、運動する
⑦毎日、7~8時間の睡眠をとる

これは米国・カリフォルニア大学のブレスロー教授が、生活習慣と身体的健康度(障害・疾病・症状など)との関係を、調査した結果に基づいて、提唱されています。
そして上記の7つの健康習慣の実践の有無によって、その後の寿命に、影響することが、わかっているのです。
例えば45歳の男性において、7つの健康習慣のうち6-7つを、実施している人の場合は、あと約33年生きられるが、実施していない、もしくは3つ以下を実施している人の場合には、あと約22年しか生きられない、といった具合です。

注意しなければいけなことは、毎日健康生活習慣の実践をしていた人でも、ある時期から仕事が、忙しくなってしまい、徐々に生活が、変化してしまう場合があります。

○仕事が忙しく、残業続きで、睡眠不足と運動する時間が、なくなる
○寝不足の上に、時間がないので、朝食を食べずに、仕事に行く
○朝食を食べていないので、お腹が空き、間食が多くなる
○運動せず、間食が多く、太ってしまう
○仕事の忙しさが、ストレスになり、喫煙・飲酒の回数・量が増える

このように仕事が、忙しくなるという1つの変化が、生活の様々な部分に、影響を及ぼし、悪循環が起こるのです。
そして、一度止めてしまった良い習慣を、再び生活に定着させるのは、難しくなるのです。

健康で、長生きしましょう。
そのためにも、「7つの健康生活習慣」を、実践しましょう。

そんなに難しいことでは、ありません。
仕事などの状況の変化にも、十分気をつけながら、習慣を継続させていきましょう。

2020年12月12日