結婚の名言から学ぼう 904


人間の歴史において、多くの男と女が、めぐり逢い、結婚し、子どもをもうけました。
その子どもや孫が、また結婚し、子どもをもうけることを繰り返し、今日に至っています。

いまだに、結婚してこうすれば、理想の家庭ができる、円満な夫婦ができるという、特効薬、羅針盤は、ありません。
「人形の家」で知られるイプセンは、「結婚生活という、この激しい大海原を乗り切る、羅針盤は、まだ発見されていない」と、言っています。

結婚とは、面白みと同時に、難しさがあります。
そこで、結婚に関する5つの言葉を、紹介します。

1番目は、フランスの女流作家、スタール夫人の言葉です。
「結婚は、男にとっては、1つのエピソードにすぎないが、女の生涯にとっては、それは歴史である」
男性の責任は、重大なのです。

2番目は、イギリスのことわざです。
「結婚は、楽しみを半分に、喜びは2倍にしてくれる。だたし、生活費は、4倍に跳ね上がる」
いかにも、イギリスらしいユーモアです。
いつまでも新婚気分で、ウハウハしていると、家計に響いてくることを、教えています。

3番目は、イギリスの作家、サマーセット・モームの言葉です。
「男は結婚することにより、女性の賢さを知り、女は結婚することにより、男性の愚かさを知る」
男はいつの間にか、女房に頭が上がらなくなります。
気をつけないと、恐妻家になっていくことを、教えています。

4番目は、武者小路実篤(さねあつ)さんの言葉です。
「人間はバカなもので、独身のときは、結婚したときの喜びを空想し、結婚すると、独身時代の喜びを空想する」
多くの人は、このような心境を、持つのでしょう。

5番目は、森繁久弥さんが、金婚式の挨拶で、言われた言葉です。
「私たち2人は、愛していたから結婚したのではありません。結婚したから、真剣に愛し合ったのです」
結婚50年の歴史と愛を感じる、深い言葉です。

人生の達人などの結婚に関する、深い言葉ばかりです。
結婚に関する価値観は、人それぞれなのです。

結婚していない人、結婚生活を過ごしている人も、この名言から、生きるヒントを、学びましょう。
思い当たること、反省することが、きっとあることでしょう。

2021年01月11日