空想して楽しもう 920


子どもの頃に、母親から「シンデレラ」の絵本を、読んでもらって、自分もお姫様になって、ステキな王子様と、結ばれることを、思い描いた。

憧れの男性グループの歌手を、テレビで見て、自分もステージの上で、あんなふうに歌ったり、踊ったりする姿を、想像した。

美しい女性のモデルを見て、もっと美しくなりたいと、整った顔やきれいな服を着た、自分の姿を、心に思い浮かべた。

このように、誰でも空想して、楽しんだことがあると、思います。
空想は、誰でも、いつでも、どんなことでも、自由にできます。

「こんなことは、思ってはいけない」「こんなことを考えても、どうせ私には、無理だ」と制限する必要は、全くありません。
とにかく自由気ままに、空想しましょう。

「空想は、すなわち実行の原案である」

これは、「学問のすすめ」の著書で知られる、福沢諭吉の言葉です。

人は、好きなことに関しては、空想をふくらませやすい傾向が、あります。

☆グルメ番組を見ると、美味しい料理を食べているシーンを、ありありと空想してしまう。
☆外国の人と楽しく話した後に、外国に旅行して、楽しんでいる自分の姿を、空想してしまう。
☆テレビで活躍している、芸能人の姿を見て、芸能人として活躍している自分を、空想してしまう。
☆システムエンジニアになりたいので、理工系の大学に合格して、専門的な勉強をしている自分を、空想してしまう。

このように好きなことを、思い切って空想して、楽しみましょう。
できれば映画を、見ているような物語がある空想が、楽しいでしょう。

そして、福沢諭吉の言葉のように、自由気ままな空想が、現実化する可能性も、十分あるのです。

2021年01月27日