命の使い方 1115


スキーで担当して、首の骨を折る重傷を負い、一命はとりとめたものの全身麻痺になってしまった、中学校のある先生のことを紹介します。

1度は絶望し、自殺まで考えた先生。
しかし、家族、友人、そして、生徒たちの支えによって、生き続けることを選びます。

そして、リハビリを続ける中で、自分は「生きている」のではなく、「生かされているんだ」と気がついた先生は、奇跡的に回復して、社会復帰をするにあたって、「これからの命の使い方」として「5つの誓い」を立てたのです。
それは、こんな誓いでした。

「5つの誓い」

☆口は、人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう・・・
☆耳は、人の言葉を最後まで、聴いてあげるために使おう・・・
☆目は、人のよいところを見るために使おう・・・
☆手足は、人を助けるために使おう・・・
☆心は、人の痛みが、わかるために使おう・・・

先生は、命の大切さを伝える「命の授業」という、講演活動を続けています。
生きていることは、「当たり前」ではありません。

どうか、命を大切にして下さい。
そして、命の時間を、自分のためだけでなく、誰かのために使ってみてください。
その時に、あなたの幸せは、無限大になります。

2023年11月04日