たくさんの許可を持っています 941


アメリカ人は、「人の目を、気にしない傾向」が、強いといわれます。
日本人を含む東アジア人は、「人の目を、気にする傾向」が、強いといわれます。

アジアは、調和を重んじる社会です。
目立たず、皆とおなじように、ふるまうことが、秩序のために、大事にされてきました。
だから、人と自分をよく比較し、人と同じように、行動することが、重視されてきました。

しかし、調和を重んじすぎることで、失ってしまうことが、あるのです。
それは、人の目を気にしすぎて、正直に『自分らしさ』が、出せなくなっているのです。

ここで、アメリカの小学校美術教師が、子どもたちに、プリント配布した「許可証」を、紹介します。

何でも知らないことに、挑戦しても、OKです。
間違っても、OKです。
じっくり時間をかけても、OKです。
あなた自身のペースでやっても、OKです。
あなた自身のやり方でやっても、OKです。

失敗しても、OKです。
次の失敗を恐れず、成功するために。
ばかげているように見える、リスクを冒しても、OKです。
独自のこと、人と違ったことをしても、OKです。
心の準備が、できるまで待っていても、OKです。
安全に気をつければ、実験しても、OKです。

「どうしてこんなことを、すべきなのか?」と、疑問を持っても、OKです。
あなたであること自体が、特別なのです。
あとできれいにするなら、まわりを散らかしても、かまいません。
創造的な事を、するときには、まわりが散らかるものです!

人は、このように、たくさんの許可を、持っています。
たいていのことを、自由にやっても、OKなのです。

人の目を、気にしすぎないで、もっと正直に『自分らしさ』を、表現しましょう。
人には、自由に生きられる権利と、知恵があるのです。

2021年02月17日