「死ぬわけではない」を口ぐせに 1126


人生でトラブルやアクシデントに見舞われ、落ち込んでいる人にとって、大いに参考となる話を紹介します。

興味深いデータがあります。
アメリカが大規模介入したベトナム戦争から、命からがら生還した米国軍兵士たちの大半は、その後、小さなことでクヨクヨしたり、取り越し苦労をしなくなったというのです。

戦場では、いつ、どこで銃弾が当たって、命を落としてもおかしくありません。
死と隣り合わせで、いつ死んでもいいくらいの覚悟が固まります。

そこから奇跡的に生還した兵士たちは、「こんなにありがたいことはない」と心底から感じ、ちょっとした困難があっても、「あのときの大変さに比べたら、別に死ぬわけではないのだから」と、困難を困難に思わないようになったのです。
それゆえ、クヨクヨしたり、取り越し苦労をしなくなったというのです。

たとえば、会社をクビになったとしても、別に死ぬわけではないのです。
そのおかげで、才能を存分に生かせる天職に就けたり、転職先の会社が躍進して、給与が大幅アップすることだってあるのです。
先のことを思い煩い、悩むだけ損ということになります。

大変困難なことが起こったら、「死ぬわけではない」を口ぐせにしましょう。
気持ちが強くなり、明るく希望に満ちたことだけに、考えが集中することでしょう。
どんなに大変なことでも、大変なことではなくなるのです。

2024年01月27日