道にはずれたことをしなければ、心にやましいことがないので、毎日楽しく安らかに暮らすことができる。
逆に、道にはずれたことをしていれば、それを隠したりとり繕(つくろ)ったりして、毎日気苦労が絶えず、仕事もうまくいかなくなる。
「徳」をなすか、「偽」をなすかで、心のありようがまったく変わってくる。
この違いは、とても大きいのです。
多分、これは誰でも覚えがあるに、違いない。
何か1つでも、いいことをした日は、一日中、気持ちが軽やかになる。
ところが、意にそまないことをしたような時は、一日中、気分が重くなる。
これでは、日常の生活や仕事にも、よい影響などあろうはずはない。
わずか1日でもそうなのだから、もっと長い期間をとると、その違いは、さらに大きくなるだろう。
「偽を作(な)す」のは、短期的には成功するかもしれないが、長期的に見ると、帳尻が合わない。
どんな時も、自分を偽(いつわ)らないで、地道に生きましょう。
その方が、結局は、得なのです。
