キレイ好きはツキを呼ぶ 1151


テレビレポーターの東海林(しょうじ)のり子さんは、犯罪があったマンションに足を運ぶと、どの場所で犯罪が起こったかということが、すぐにわかるそうです。

現場は必ず1番汚れた、ベランダの部屋。
つまり、汚れは、トラブルを招くそうです。

実は、このことは、皆さんもよくご存じなのです。
例えば、何か作業をしていて、手が汚れたら、手を洗います。
食事の前なんかは、汚れが目立たなくても、手を洗う人も多い。
衛生面の配慮というだけでなく、そもそも私たちの潜在意識は、きれいにした方がいいと、知っているからです。

汚れた状態をそのままにしていると、気分が落ち込んできます。
着るものだってそうです。
着るものに気を使わなくなるのは、うつの第一歩なんだそうです。
よれよれの洋服を着続けるのもよくありません。
作業服の人がスーツを着ると、「身が引き締まる思いがする」なんてこともあります。

部屋も同じです。
だから、何か気持ちが沈んでいるときは、気持ちを盛り上げるのではなく、部屋をきれいにしてみる。
余計なものを捨ててみるのです。
部屋がキレイになる頃には、気持ちも自然に上がってきます。

とある税理士事務所は、不思議なことに、仕事がどんどん舞い込んできます。
そこの先生方は皆、無類の掃除好きで、オフィスにはチリ一つ落ちていない状態なのです。

キレイ好きは、ツキを呼び込むのです。
「あなたの部屋は、あなた自身」なのです。

2024年07月19日