悩みは時間が経てば変化する 999


人生は、悩みの連続です。
悩みがない人は、いないのです。

大なり小なり悩みを、持っているのです。
何か悩みごとが発生して、解決策がないとき、こう思うといいでしょう。
「大丈夫。なんとかなる」

問題が発生して、「ああーっ、いったい明日どうなるんだーっ」って思っても、実際に明日になると、必ずどうにかなります。
地球の自転が止まらない限り、なんとかなるものなのです。

今、どんなに真剣に悩んでいることでも、10年経てばその悩みは6文字か、4文字か、2文字のものに変化します。

6文字とは、すなわち「わらいばなし」
4文字とは、すなわち「おもいで」
2文字とは、すなわち「ネタ」

「悩み」なんて、10年後には、「笑い話」として笑い飛ばすか、「思い出」として懐かしむか、「ネタ」として人に話すかのどれかになります。

あるカウンセラーが、こんなことを言っていました。
「イジメにあったりして、死にたいという子どもには、ヘタに『死んではいけない』と言うよりも、『1年後にまだ死にたければ、そのときは死んでもいい』と伝えるんです」

10年どころか1年です。
そんなことを言って、大丈夫なのか心配になりますが、子どもの世界の1年は、大人の世界の10年くらいにあたり、環境が激変するので、1年後には問題が解決していることが、ほとんどなのだそうです。

チャップリンは、映画『ライムライト』の中で、「時は偉大な作家だ。常に完璧な結末を書く」と言っています。

永遠に続くように思えるあなたの悩みも、時間が経てば状況が変わって、解決するのです。
時間が悩みの薬と思って、気楽に時間が過ぎるのを待ちましょう。

2021年08月06日