「ならぬものは、なりませぬ」。
この言葉は、会津藩『日新館童子訓』の精神である。
これは、「やってはいけないと決められているものは、必ず守ります」という精神である。
現代は、金儲けのために、「道義」を守る勇気を放棄してしまっている傾向にある。
そのせいで、日々至るところで、不祥事が発生している。
「会津藩校日新館」は、現在昔のまま復元され、会津観光の目玉になっている。
中心に孔子廟を祀り、儒学、武芸はもとより、医学、天文学、水練水馬を教えるプールまでついている。
今でいう、総合大学だ。
特に注目されたのが、10歳で入学する前の6歳から9歳までの幼児教育を始めている。
ここで、この幼児組の心得、「童子訓」を紹介します。
一、年長者の言うことに、背(そむ)いては、なりませぬ
二、年長者には、お辞儀をしなければ、なりませぬ
三、嘘(うそ)をついては、なりませぬ
四、卑怯(ひきょう)な振る舞いをしては、なりませぬ
五、弱いものを、いじめては、なりませぬ
これが「ならぬものは、なりません」の精神だ。
忍耐も勇気の1つである。
倫理・道徳などを守る勇気、これを日本人は、失ってしまった。
「ダメなものは、ダメ」、これを守る勇気を持ちましょう。
