幸せな墓碑銘 1257


外国では、「墓碑銘(ぼひめい)」を刻みますが、日本ではまだ少ないです。
墓碑銘とは、死者を埋葬したあと、そこに埋葬されている人を示すために、言葉を残したものです。

ここで、三つの墓碑銘を紹介します。

人を上手く使って、成功者となったカーネギーの墓碑銘は、有名です。

「己れより賢明なる人物を 身辺に集むる法を 心得し者ここに眠る」

泣かせるのは、夫婦愛を刻んだ、詩人西條八十の墓碑銘。

われらたのしくここにねむる 離ればなれに生まれめぐりあい
短き時を愛に生きしふたり 悲しく別れたれど
ここにまた心となりて とこしえに寄りそいねむる

異色なのは、住宅公団の総裁をされた加納久朗さんのものです。

ワタクシハ ミナサマノオカゲデ 実ニ 幸福ニ 愉快ニ
コノ世ヲ送リマシタ デハ ヒトアシオサキニ

墓碑銘の言葉から、幸せな人生を過ごされたことが、よく分かります。
きっと心となっても、幸せが続くことでしょう。

2026年08月06日