外国では、「墓碑銘(ぼひめい)」を刻みますが、日本ではまだ少ないです。
墓碑銘とは、死者を埋葬したあと、そこに埋葬されている人を示すために、言葉を残したものです。
ここで、三つの墓碑銘を紹介します。
人を上手く使って、成功者となったカーネギーの墓碑銘は、有名です。
「己れより賢明なる人物を 身辺に集むる法を 心得し者ここに眠る」
泣かせるのは、夫婦愛を刻んだ、詩人西條八十の墓碑銘。
われらたのしくここにねむる 離ればなれに生まれめぐりあい
短き時を愛に生きしふたり 悲しく別れたれど
ここにまた心となりて とこしえに寄りそいねむる
異色なのは、住宅公団の総裁をされた加納久朗さんのものです。
ワタクシハ ミナサマノオカゲデ 実ニ 幸福ニ 愉快ニ
コノ世ヲ送リマシタ デハ ヒトアシオサキニ
墓碑銘の言葉から、幸せな人生を過ごされたことが、よく分かります。
きっと心となっても、幸せが続くことでしょう。
