苦しいことがあると、どうして自分は、こんな目に遭わなくてはならないのか。
なんと自分は、不幸なことか、さらに落ち込んでしまう人がいます。
苦しいことがあると、この経験がきっと、自分に役立つのではないか。
この苦しさを乗り越えると、きっといいことがあると、元気になる人がいます。
どちらも同じような苦しいことであっても、本人のとらえ方が大きく違います。
ものは、考えようなのです。
ここで、将棋の升田幸三さんの言葉を、紹介します。
「私は、貧しい五反百姓の十一人兄弟の一人として、生まれました。オヤジは酒は飲む、バクチはする、働かないでオフクロを泣かせてばかりいる、ダメオヤジでした。貧乏で小学校は、三年しかいけませんでした。しかし、私はいいオヤジだと思っています。オヤジの反対の生き方をすればいいのだな、と小さいときから思ったからです」
升田さんは、盤上の勝負でも、すべて善意に前向きに、考えてきました。
お母さんの言葉にも、感謝しているのです。
「お前には、何にもしてやることはできなかった。だが、どん底になっても耐える力、貧乏に負けない力だけは、持たせてやれたね」
お母さんの言葉は、真実なのです。
素晴らしい力を升田さんに、与えることができたのです。
ものは考えようで、強い力や希望を与えてくれるのです。
どんなことがあろうが、よりよい方向を向いて、前向きに考えましょう。
