
「幸せ恐怖症」という言葉があります。
幸せになることが、怖いのです。
心の中では、「幸せになりたい」と願っているのに、実際チャンスが訪れると「幸せになると悪いことが起こるかも」などと、恐怖に陥ってしまいます。
○この幸せが、いつまで続くか心配
○この安心が、壊れるのではないか心配
○幸せを感じると、次に何か悪いことが起きるのではないかと、不安になる
○自分だけ幸せで、申し訳ないように感じる
○幸福を感じると、なぜかソワソワ落ち着かなることがある
○自分だけ幸せで、母がかわいそうだと思う時がある
例えば、理想的な相手に巡り会ったからこそ、「いつか自分は、捨てられるのではないか」という思いを拭えず、どうせ捨てられるのならと、自らその恋を捨ててしまったりします。
せっかくのデート中に、不安から悪態をついたり、機嫌の悪い態度をとったりします。
無意識に自ら幸せを、遠ざけてしまいます。
大変不幸なことだと思います。
女性の6割が、幸せ恐怖症とも言われています。
女性が多いのですが、男性も多くいます。
この原因は、小さい頃厳しい環境で、育ったことによるものが多くあります。
◎虐待やいじめを受け育った
◎幸せの後に、不幸があると、教えられた
◎すぐ調子にのる子だと、よく叱られた
◎幸せにはきっとなれないと、言われ続けた
◎不幸だ感じることを、多く経験した
いつのまにか幸せになることを、拒んでいるのです。
幸せ恐怖症を持っている人は、いつも自分が満たされないことに疑問を感じていますが、「幸せをわざと破壊する」のは、自分が原因だとは、気付いていません。
自分の心が「自分は、幸せになっていけない人間だ」と、勝手に思い込んでいるのです。
☆幸せになって、いいんだよ
☆幸せになるために、生まれてきた
☆幸せから逃げずに、幸せをつかもう
☆幸せになると、みんなも喜んでくれる
☆幸せになって、毎日を楽しく生きよう
このように考えると、恐怖がなくなり、少しずつ幸せが近づいて来ます。
心が「自分は、幸せになるべき人間だ」と、思うようになります。
心が変わるだけで、幸せいっぱいの人になれるのです。
ぜひ恐怖から解放され、進んで多くの幸せを、手に入れましょう。
あなたは、必ず幸せを、手に入れられるのです。
