いい感情で群れていますか 782


イヌの群れの中に、ネコが一匹います。
これでは、イヌもネコも、気持ちがいいとは言えません。

ネコがイヌの群れに、いないほうがいいでしょう。
ネコはネコの群れにいたほうが、いい感情で過ごせます。

この場合は、イヌとネコの例ですが、人の場合も群れる場合が、多々あります。
人の場合では、会社や家庭など違う場所・時間などで、いろいろな群れに属しています。

いろいろな群れの中で、いつも自分がいい感情でいることが、できることが大切です。
悪い群れの中にいれば、悪い感情が生まれ、自分を苦しめることになりかねません。

ある精神科の先生の話です。
クリニックにやって来るうつ病の人や、極度のストレスを抱えている人や、ややこしい問題をたくさん抱えている人、不眠症になっている人に、診察時に話を聞いてみると、その人たちのほどんどが、『自分と合わない人間関係の中に、身を置いている』ことが、わかったというのです。

どんな人たちとつき合うかは、自分で判断し、選べるのです。
自分の人生に誰を迎え入れるのか、どんな人たちと群れるのかは、ある程度自分の意志で、決められるのです。

仕事関係で決められた群れの中にいても、必要があれば別の場所に、異動することも可能なのです。
どんな人たちと群れるのかは、自分の人生にとって、大きな意味があります。

群れる人たちを、間違わないようにしましょう。
本当にその人と一緒にいたいのか、いい感情が持てる関係なのか、心地よいのかなどを考え、適切に判断しましょう。

いい感情で群れていると、正しいこと、上手くいくこと、心安らかなことなど、いいことが起こるのです。
いつもプラスの感情で満たされ、集団の大きなエネルギーとなることでしょう。
どんな群れに属するかで、人生が大きく変わるのです。

2020年09月11日