あいづちで聞き上手になろう 788


あの人の前では、自分から進んでいろいろな話ができる。
そんな人が、近くにいるのではないでしょうか。

その人は、おそらく相手の話を、聞くのが上手なのでしょう。
特にコミュニケーションの中でも、「あいづち」が、決め手になっているかもしれません。
あいづちは、会話の潤滑油なのです。

あいづちは、「はい、はい」「そうですか」「へぇ」と気を入れずに答えてはいけません。
表情豊かに、変化に気をつけて、俊敏に反応するのがコツです。

詳しく説明すると「あいづち」とは、会話中にしばしば挿入される間投詞のことです。
語源は、鍛冶で主導的な鍛冶職と金敷をはさんで向かい側に位置し、ハンマー (槌) を振るう助手 (向かい槌とも) を指す言葉からです。

聞き手が話者に関心を持ち、理解していることを示しています。
あいづちは、聞き手が会話に積極的に参加していることを示すことで、話者を安心させるものとされます。

クラブのママやホステスの中には、あいづちという武器で、生き抜いている人がいます。
お客の話を聞くのが上手く、お客を楽しく話させてくれるのです。
ナンバーワン・ホステスのあいづちは、1分間に20回、平均すると3秒に1回の頻度で、あいづちを打つといわれています。

あいづちには、30種類以上のバリエーションがあります。

「はい」「えぇ」「うん」「うん、うん」「そう」「そぉお」「そうなの」「そだねー」「へぇ」「ホント?」「ホント!」「それで」「ねぇ、それでそれで」「その次は?」「ねぇ、早く教えてよ」「すごいわねぇ」「へぇ、そうなんだ」「やっぱり、すごいわねぇ」「さすがじゃない」「それ、おもしろーい」「勉強になるわ」「いい話ねぇ」「もう一度、話して下さる?」・・・。

たくさんあいづちがあることに、驚くと思いますが、言葉でなくても、身を乗り出して聞くだけでも効果があります。
あいづちが上手な人は、相手の話をしっかりと聞ける人なのです。

あいづちで、聞き上手になりましょう。
誰からも、好かれるようになります。
間違いなくツキやチャンスが、近づいて来ることでしょう。

2020年09月17日