
会社でイベントを、開催することになりました。
そこで、上司と部下で、次のような会話がありました。
部下「任されたイベントですが、二千人どうしても集めたいのです」
上司「あなたなら、どうしますか?」
部下「新聞・テレビなどマスメディアに、仕掛けたいと思います」
上司「いいね。それで?」
部下「ホームページ、メルマガ、ブログでも知らせます」
上司「なるほど、他にもありますか?」
部下「タウン誌や地元商店街、商工会、青年会議所、ライオンズクラブの協力も得たいです」
上司「それ、いいね。じゃ、あなたの考えで、どんどん進めて下さい」
部下「はい! 頑張ります」
ここでは、上司は「あなたなら、どうしますか?」と部下に考えを、聞こうとしています。
そして、上司は、部下の考えを、上手に引き出しています。
部下は、上司の問いかけに、自分の考えをハッキリと主張しています。
部下は、上司が自分の考えを聞き、理解・賛同していることに喜ぶとともに、やる気が高まっています。
☆「あなたなら、どの道に進みますか?」
☆「あなたが、私の立場であれば、どうしますか?」
☆「あなたが、課長なら、どう判断しますか?」
☆「あなたが社長なら、どの商品を選びますか?」
☆「あなたなら、予算をどのように確保しますか?」
このように多様な聞き方で、相手の考えを、引き出すこともできるのです。
聞くだけでも、「あっ、そうか」「良いやり方があったな」「こんなことを、考えていたのか、素晴らしいね」と、気づくことができるでしょう。
「あなたなら、どうしますか?」と、謙虚に人に、聞きましょう。
聞かれる相手は、聞いてくれる人を、きっと好きになることでしょう。
