二人の青年が、仕事を頑張っていました。
二人とも努力が実り、与えられた仕事が、上手くいきました。
そんな時に、二人の青年が言う言葉が、大きく違いました。
一人の青年は、「私の仕事が上手くいったのは、上司が見えないところで、フォローしてくれたり、同僚や後輩が、見えないところで、協力してくれたからです。」と、言いました。
もう一人の青年は、「私の仕事が上手くいったのは、日々自分が必死になって、努力をしたからです。」と、言いました。
どちらがこれから、伸びていく青年でしょうか。
それは、誰の目にも分かると思いますが、「みなさんのおかげです」と、感謝の気持ちの言葉を言う青年でしょう。
社会には、「天狗になれば、人は離れていき、謙虚な姿勢でいれば、人は寄ってくる」という法則が、歴然と存在しています。
「人の役に立てれば嬉しい」「人の世話になれば、肩身が狭くて居心地が悪い」と、思うのが人間の心理です。
ですから、相手を立てれば、相手はあなたに必要とされていると感じて、さらに協力するでしょう。
あなたのそばにいることが、気持ちがよく、寄ってくるのです。
天狗になった青年を、反面教師として、いつも謙虚でいたいものです。
プライベートも仕事も、「みなさんのおかげです」を、口ぐせにしましょう。
あなたの言葉に、周りのみんなは、大変喜んでくれるのです。
