おごらず威張らず感謝の心 468

人は、年を重ねたり、地位が高くなったりするにつれて、おごったり威張ったりする傾向にあるように思います。
残念なことに、本人自身がそのことに気がつかない場合が、多いように思います。
他の人より自分が優位な立場や地位にいることで、知らない間に、おごりや威張りが身についてしまうのでしょう。
そんな人は、みんなから好かれることはなく、いつの間にか傲慢になり、大きな失敗を起こすことがあります。
どんな時も、謙虚さを忘れずに、感謝の気持ちを持ち続けたいものです。
「AIG全英女子オープンゴルフ」で42年ぶり日本人メジャー優勝を遂げた渋野日向子は、天真爛漫な性格で、“スマイルシンデレラ”と人気者になりました。
日本や世界のゴルフファンに笑顔と感動を届けた20歳の彼女は、偉業を成し遂げたのに、おごったり、威張ることがまったくありません。
優勝後の彼女の言葉を紹介します。
「しぶの、全英女子オープン勝ってしまいました。なんということでしょう。まだ実感がありません!笑 42年ぶりの日本人優勝が私でよかったのかはわかりませんが、ちょっとでも皆さんに感動を与えられたかなって思います。」
「日本から遠く離れたイギリスまで応援しにきてくれた日本のみなさん、夜中なのに寝ずに見てくれてたみなさん、おめでとうと言ってくれたみなさん、本当に本当にありがとうございました」
「そして1週間キャディーしてくれたコーチの青木さん! 青木さんに習ってよかったってちょこっと思いました!笑 ありがとうございました。みなさん応援本当にありがとうございました。早く日本に帰りたーい」
彼女は、応援してくれた人やキャディーを務めた青木コーチへの感謝の言葉を伝えています。
彼女は、いつも笑顔で、周りのみんなを大切にしています。
☆今の自分は、多くの人に支えてもらっている。
☆今の自分は、周りの人によって生かされている。
☆今の自分は、多くの人から優しくしてもらっている。
☆今の自分は、みんなから元気のエネルギーをもらっている。
試合の時も、このように思い、プレイをしています。
それは、優勝後も同じです。
私たちも、おごらず威張らずどんな時も、感謝の気持ちを持ち続けていきましょう。
