積極的な活動が自分を成長させる 659


仕事・趣味・レジャー・好きなことなどの活動をしている人は、幸せなのです。
一生懸命夢中になって、活動することで、充実した毎日を過ごすことができます。

注意しなければいけないことは、その活動がマンネリ化してしまうことです。
それでは、消極的な活動になり、変化や刺激がありません。

そこで、何か新しい活動に、積極的に取り組んでみたらいかがでしょうか。
ここで、熊本日日新聞掲載、男子中学生の「生徒会活動のおかげで成長」を紹介します。

私は中学生になるまでは人前に出て何かをするという経験が、ほとんどありませんでした。
中学一年生になり、担任の先生から勧められて、学級委員をすることになりました。
そして、二年生の終わりに、また担任の先生から「やってみれば」と背中を押してもらって生徒会長に立候補し、選挙で選ばれました。

生徒会活動では他の中学校と交流する機会も多く、参考になることをたくさん学びました。
学んだことを生かして、ゼロの付く日のあいさつ運動や校外の美化ボランティア活動、SNS使用三原則の制定など、新しい取り組みも行うことができました。
活動の中では、受験勉強で寝るのが遅くなり、朝寝坊してあいさつ運動に遅れて自己嫌悪に陥ることもありましたが、生徒会執行部の仲間が励ましてくれて、やる気を取り戻したこともありました。
たくさんの同級生が「学校が楽しい」と言ってくれて、生徒会長をして良かったと感じています。

下級生にバトンを渡す時期が近づいてきましたが、困っている人を助けたり励ましたりすることやお互いの良さを認めて意見をまとめていくことなど、生徒会長のおかげで成長したことを今後もいろいろなところで生かしたいと思います。

男子中学生は、担任の先生からのアドバイスで学級委員・生徒会長に挑戦しました。
ゼロの付く日のあいさつ運動など新しいことに積極的に取り組みました。

生徒や学校が素晴らしくよくなったことは、努力の結果だと思います。
このような積極的な活動が、生徒会長・人間として、大きく成長させたのです。

何か新しいことに対して、積極的な活動を始めてみませんか。
大きなこと・難しいことだけでなく、ちょとしたこと・簡単なことでもいいのです。

積極的な活動に取り組むことで、多くのことが見えるようになり、学ぶことができます。
自分自身をさらに大きく成長させることが、できるのです。

2020年05月11日