平凡な生活が幸せ 644

多くの人が、毎日なんとなく生活をして過ごしています。
変化がない毎日を過ごしているのかもしれません。
誰にでもある平凡な生活です。
毎日が何事もなかったように過ぎ去っていきます。
平凡な生活ですが、一人一人一日一日を大切にしながら生きているのです。
ここで、熊本日日新聞掲載、小学生の(「平凡な生活」それが「平和」)を紹介します。
「戦争は、とても恐ろしい」。
語り部さんの話を聞いて、そう思いました。
語り部さんは、原子爆弾が落ちた時、語り部さんのおじさんに見つけてもらったから命を取り留めたそうです。
語り部さんは、「生きていてよかった」とおっしゃいました。
語り部さんは、そのあと体にかさぶたなどができたので、いじめにあったそうです。
語り部さんは、何も悪くないのにいじめられたと聞いて、私はとても悲しくなりました。
また、語り部さん以外にも、いじめにあった人がたくさんいるかもしれないなあと思いました。
語り部さんは、原子爆弾が長崎に落ちて、たくさんの人が亡くなってとても悲しいと思うけど、つらかった想いをたくさんの人に話をしていらっしゃいます。
語り部さんは、「平和とは、何でもない当たり前な平凡な生活です」と言われました。
私は、この言葉が一番心に残りました。
何でもない当たり前な平凡な生活がとても幸せなのです。
今まで、そんなことを考えたこともありませんでした。
語り部さんは、最後に私たちに、「ごめんなさい」と「ありがとう」を言ってください、とも言われました。
悪いことをした時は、はっきりと「ごめんなさい」を、うれしいことをしてもらったら「ありがとう」を、たくさん言いたいです。
そして、私は、これから戦争や原子爆弾の恐ろしさをみんなに伝えたいと思います。
語り部さんから、原子爆弾のこと、いじめられたこと、平和のことなど多くのことを学ぶことができ、これから平和について、みんなに伝えたいという熱意を強く感じました。
特に「何でもない当たり前な平凡な生活が、とても幸せなのです」の言葉の意味を深く理解していること感心しました。
今ある平凡な生活は、日本の平和の礎の上に成り立っているのです。
平凡な生活のなかに、幸せの花がたくさん咲いているのです。
