「すなお言葉」で人の話をほめよう 613

相手が話をする時に、しっかり話をうなずきながら聞くことで、相手から大変喜ばれます。
うなずくこと以外に、もう一つもっと喜ばれることがあります。
それは、人の話をほめることです。
話す人は、自分の話を一生懸命に話します。
そんな時に、話を聞いた人が、その話をほめてくれると嬉しくてたまらなくなるのです。
ほめてもらったことで、ますます話を積極的にしてくれます。
話をたくさんすることで、話をする人の気分がよくなり、満足感が高まります。
話を聞く相手が、ほめてくれたことで、自分の話を十分理解したことがわかり、お互いの信頼度が高まるのです。
無理してほめる必要はありませんが、できるだけほめる所を見つけて、ほめるようにしましょう。
ほめることを見つけ出して、口に出してほめることは、自分を人間的に大きく成長させることでもあるのです。
そのためには、「すなお言葉」でほめることをおすすめします。
す・・・すばらしい
な・・・なるほど
お・・・おもしろい
例えば海外旅行に行った人から、旅行で経験したことの話を聞いた時は、次の様にほめるといいと思います。
☆「私たちには経験できないような、すばらしい経験をされましたね。」
☆「なるほど話がリアルで、よく分かりました。」
☆「たくさんの貴重な体験で、大変おもしろいと思いました。」
このように、話を聞きながら、「すばらしい」「なるほど」「おもしろい」と適宜ほめるといいでしょう。
話をほめることは、相手を敬い愛することなのです。
どんな話にも、しっかりと耳を傾け、「すなお言葉」で、心から素直にほめることができる人になりたいものです。
