変人でも大丈夫だよ 646

いろいろな組織の中には、様々な考えを持ち、多様な行動をする人がいます。
その中に次のような人がいます。
○ちょっと変わった発想をしている人
○ちょっと変わったことを言う人
○ちょっと変わった行動をする人
○ちょっと変わった興味を持っている人
このような人を、「変わり者」とか「変人」とかと言って、みんなでその人の悪口を言ったりします。
これはなぜかというと、1人の変わった人を批判することによって、自分たちの自己有用感や優越感が高められ、それによって組織内での安定的な地位を確保しようとする心理が働くからです。
特に日本の社会ではこの傾向が強く、みんなと同じことをやっていないと阻害されてしまいます。
しかし、変人と言われる人は、みんなと同じになろうと考える必要はありません。
それがその人の個性であり、その人の良さなのです。
みんなと違うことが、本当は大きな価値があるのです。
悪口を言う人の方が、よくないのです。
フランスの作家アンドレ・ジイドは、「他人と同じようなことをするな。他人と同じようなことを言うな。自分以外の他のどこにも存在しないものに忠実であれ。そうすることで、この世に必要欠くべからざる存在とせよ」と名言を残しています。
成功者の多くの人は、変人なのです。
他人の悪口や陰口に対しても案外無関心なのです。
「変人」でも大丈夫です。
「変人」だから、輝いているのです。
