反省して「ごめんなさい」と言おう 617


誰でもカットなって怒ることがあります。
友だちが、自分のことの悪口を言った時に、カットなります。

カットなって友だちに対して、さらに激しく相手の悪口を言ったり、批判したりします。
お互いが感情的になり、収拾がつかなくなります。

こんな経験を誰もがしたことがあると思います。
ここで男女関係の話をします。

A君とB子さんは恋人同士です。
B子さんは友だちから「A君がほかの女性とデートしているらしい」という情報を耳にしました。
カットきたB子さんはA君に電話で抗議しましたが、A君は「そんな覚えはない。他人のうわさを信じるなんておかしい」と言って、お互いに気まずい雰囲気となってしまいました。

その後二人はまったく口をきかなくなってしまい、どちらからもアプローチしようとしなくなったのです。
こういう場合、どちらかが譲歩して「僕が悪かった」「私が悪かった」と言わない限り、別れることになるでしょう。
しかし、どちらかが心を広くして連絡を入れれば、すぐに元に戻ることも可能なのです。

許さない心というのは、かたくなで、否定的な心です。
このマイナスの想念が心の中に充満すると、よいことが起きなくなってしまうのです。

こんな場合は、つまらない意地は捨てて「この前はごめんなさい。つい感情的になって」と自分から率先して謝るといいでしょう。
「雨降って地固まる」、「災い転じて福となす」ということわざがあるように、ケンカしたのが幸いして、かえって二人の仲がよりよくなることだってあるのです。

カットなって誰かとトラブった時は、自分の行動を見直し、反省しましょう。
反省して相手に「ごめんなさい」と素直に言いましょう。

誰でも過ちはあるものです。
自分から反省して、すぐに謝れる態度が、大人として立派なのです。

2020年03月30日