がんを防ごう 615


毎年多くの人が、がんの病気で亡くなられています。
私は、悲しいことに、がんで亡くなった多くの人を知っています。

厚労省から発表された「平成29年(2017)人口動態統計(確定数)」を基に、日本人の死亡原因を紹介します。
現在の日本人が、どのような原因で死亡しているかというデータは、自分の人生の行末を考える際にも参考となります。

男女合わせた総数で見てみましょう。

1位「悪性新生物(がん)」
2位「心疾患(心臓)」
3位「脳血管疾患」
4位「老衰」
5位「肺炎」

このデータにあるように、1位は「悪性新生物(がん)」です。
がんにならないように、日頃からの健康管理をすることが大切です。

そこで、国立がん研究センターがん予防・検診研究センターがまとめた「がんを防ぐための新・12か条」を紹介します。
この新・12か条は、日本人を対象とした疫学調査や、妥当な研究方法で明らかとされている証拠をもとにまとめられています。

1、たばこを吸わない
2、他人のたばこの煙をできるだけ避ける
3、お酒はほどほどに
4、バランスのとれた食生活を
5、塩辛い食品は控えめに
6、野菜やくだものは不足にならないように
7、適度に運動
8、適切な体重維持
9、ウイルスや細菌の感染予防と治療
10、定期的ながん検診を
11、身体の異常に気がついたら、すぐに受診を
12、正しいがん情報でがんを知ることから

このようなことに十分注意をして、自分の健康管理をしていきたいものです。
幸せに生きるためにも、健康であることが最重要です。

日頃からのちょっとした心がけで、長生きすることができるのです。
新・12か条を意識して、健康で楽しく日常生活を過ごしましょう。

2020年03月28日